今回は、ゲストのエノサワくんとイサヤマさんが昨年公開された映画でベストに上げた東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『さよならテレビ』について熱く語ります!「現代日本の会社組織の縮図が現れたテレビ業界」「昨今のコロナインフォデミックの原因はテレビにあったのか?」などなど、日本のテレビ業界から、現代日本を鋭くつく作品!是非、お聞きください!
さよならテレビ
ヤクザの現実を追った「ヤクザと憲法」の監督とプロデューサーによる、現在のテレビの現場で何が起こっているのかを探ったドキュメンタリー。さまざまな社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第12弾。潤沢な広告収入を背景に、情報や娯楽を提供し続けた民間放送。しかし、テレビがお茶の間の主役だった時代は過去のものとなり、テレビを持たない若者も珍しくなくなってしまった。マスメディアの頂点に君臨していたテレビが「マスゴミ」とまで揶揄されるようになったのは、市民社会が成熟したのか、それともテレビというメディア自体が凋落したのか。テレビの現場で何が起きているのかを探るため、自社の報道部にカメラを入れ、現場の生の姿を追っていく。2018年9月に東海テレビ開局60周年記念番組として東海地方限定で放送されたドキュメンタリー番組に40分以上のシーンを追加した。
「『人生フルーツ』の東海テレビ制作、『ヤクザと憲法』の圡方宏史監督作品」
「配信もされてなく、自主上映会とポツポツしか見る手段が少ない」
「メディア業界にいたエノサワくんにも、よくいる!と思えた登場人物たち」
「Zネタ(是非ネタ)=ニュース番組なのに、企業やお偉いさんからのおすすめのニュースを、報道番組で取り扱う様子」
「それに苦笑いのベテラン澤村慎太朗さん(実は熱いジャーナリスト魂の記者)」
「視聴率を挙げなければいけない圧と、働き方改革の刃境から、派遣されてきたい派遣社員の新人渡辺くん」
「『セシウムさん事件』のトラウマで病的な保守的になってしまった、福島智之アナウンサー」
「テレビ業界で「さよならテレビ」のDVDが裏ビデオのように流れまわる」
「派遣社員の渡辺くんも時代が違えば、教育された違う結果になっていたはず」
「社員向けの集会などでは『権力の監視』などの綺麗事を良い、社員には視聴率競争の圧をかけられる、本音の建前」
「テレビ業界の本音の建前をどうにかしないと、地獄の日本になるのでは?」
「セシウムさん事件から「東海テレビの日」として、社員教育をしているのにも関わらず、直後に覆面座談会でモザイクを顔出しをしてしまうミス」
「共謀罪のニュースを『テロ等準備罪』と言い換えさせられるニュースの現場」
「一度「共謀罪」の呼び名でOKが出るにも関わらず、言い換えさせられるのは何が原因だったのか?」
「コロナの間違ったテレビ情報は、このテレビ業界から作られたのでは」
「コロナ前に、「メディアの反省文」と銘打っているにも関わらず、反省出来てなさすぎるメディア人たち」
「事実を確かめもしていない。昨年までインフルエンザは1万人亡くなっている事も報道できないマスメディア」
「オワコンの意味での『さよならテレビ』が、さよなら出来ないテレビ業界」
「YouTuberが足元にも及ばない、視聴率1%が100万人のテレビの圧倒的影響力」
「全然オワコンでないテレビが、自覚のないテレビ業界人によって作られている怖さ」
「影響力持っているのに、凋落しているテレビ業界の、不景気によるシステムの限界点」
「あまりにも自分たちと変わらない「普通の人」が作るテレビ業界」
「アベノマスクの意思決定とか、現代の官僚組織もプアになりすぎてない?」
「プロフェッショナルとは?の質問に対する本音の建前」
「新人派遣社員の渡辺くんと、ベテラン嘱託職員の澤村さんが、夜の街に消えていく悲哀」
「鑑賞した劇場(ポレポレ東中野)は、かなしい大爆笑に包まれる!」
「韓国の格差社会の象徴『パラサイト半地下の家族』と、日本の格差社会の象徴『さよならテレビ』」
「『人生フルーツ』など素晴らしいドキュメンタリーを作った東海テレビ報道陣の普段の様子のギャップは、ドキュメンタリーで結果を求められる圧」
「アメリカのメディアデザート(地方メディアの衰退)による、産業廃棄物処理場の建設問題」
「テレビ業界にお金が無いことで、メディア倫理がうすれる」