
Sign up to save your podcasts
Or


真のアクション
真アクションの定義:「真のアクション(True Action)とは、主体的な認知に基づく個人内運動量転移操作(イントラ・アクション・ダイナミクス/機能美)を不可欠の基盤とし、それを他者との相互作用である対人運動量転移および高度な空間的動作同期(インター・アクション・シナジー/形態美)へと展開・昇華させる、人間不可侵の自律的身体表現の全過程である。」
そんな話をしています。
アクション表現史
歴史的発展プロセスそのものが、「個人内制御(Intra)」から「対人相互作用(Inter)」への認知・力学的スケールの拡張という論理を実証している。
初期:基礎・単体表現期(セルフ・スタント/アクロバット期):
飛び、落ち、回転するといった、個人の身体能力に依存した単独完結型のアクション。これは自己の身体制御を主とする「シュッツ的/個人内運動量転移(イントラ・アクション・ダイナミクス)」の領域である。
後期:発展・重奏表現期(対人徒手格闘の確立期):
単なるアクロバットを超え、二者以上の演者が間合い・呼吸・インパクトのエネルギーを交換し合い、劇的な攻防を描く段階。これは他者との関係性の中で展開する「アレント的/対人運動量転移(インター・アクション・シナジー)」への到達を意味する。
そんな話をしています。
運動量転移
運動量転移の二重構造
=「運動量転移(Momentum Transfer)」および「動作同期(Movement Synchronization)」のメカニズム
イントラ・アクション・ダイナミクス(Intra-Action Dynamics:個人内運動量転移操作)=シュッツ的行為に対応
「機能美(Cognitive Coolness)」の体得段階。
=すべての表現の物理的・生理的基盤(OS)を構成する。
インター・アクション・シナジー(Inter-Action Synergy:対人運動量転移操作)=アレント的活動に対応
自己内で完結した運動量を接触(打撃・組み)や空間的間合い(威圧・誘導)を介して相手に及ぼし、相互にエネルギーを循環させる「対人運動量転移(Inter-Personal Momentum Transfer)」である。
そんな話をしています。
シュッツとアレント
アルフレッド・シュッツ(Alfred Schütz)とハンナ・アレント(Hannah Arendt)の概念は、いずれも「人間による自律的な働きかけ」を前提とする点で共通するが、その対象領域と関与のスケールにおいて明確な構造的相違を示す。
シュッツ的行為(Schützian Action):意識の意図に基づき、現に遂行されつつある進行形の内部プロセスそのものを指す。主体の内部において完結・意識される自律的運動・指向性がその中核をなす。
アレント的活動(Arendtian Action):自己の完結を超え、他者との関係性のネットワーク(Web of relationships)に参入し、相互作用を通じて展開・拡張していくプロセスを指す。他者の存在を必須とし、関係性の中で成立する。
そんな話をしています。
ディアクションとは
De-Action(脱アクション/偽装されたパフォーマンス)
演者側の状態・およびその作品表現
定義: 身体内部の運動量転移(Intra-Action Dynamics)や対人同調(Inter-Action Synergy)を伴わない、主体性と美学を剥奪された「形だけの動作」。どれほど映像上で激しく動いて見えても、本質的には自律的身体表現としてのActionではない状態。
De-Action Work(偽装構築業務)
対象: 指導者・殺陣師・アクション監督・吹き替え演出を行う「裏方側の業務・働きかけ」
定義: 演者の身体OS(Intra/Inter)を教育・書き換える能力を持たない裏方が、吹き替え、カメラアングル、細切れの編集、形だけの手付けによって「あたかもできているかのように映像上ででっち上げる」保身と誤魔化しの作業。
そんな話をしています。
ハイパー・クールネス
機能美と形態美を獲得し、それを駆使してカッコいい表現を生み出す、どこを切ってもカッコいい状態。それがハイパー・クールネス。
その必要性は、高度な身体操作が要求される=それを体現できる状態とは、高性能の身体であり、健康であり、ベストパフォーマンスを発揮できる状態でもある、という理想的な状態である。
これが本物のアクションを実体として体現する=身体表現としてのアクションの最大のメリット。
=訓練を積む価値である。
つまりスポーツや武道とは異なったアプローチで、高度な身体機能を獲得し、表現のみならず実生活にも生きるアクションということ。
そんな話をしています。
形態美
形態美とは、機能美獲得後の第二段階目のアプローチ。
正しい機能美を獲得=正しいアクションの運動構造=STRUCTION
=ストラクチャー+アクションの合成語として、再生させた名称。
STRUCTIONを獲得後に、その運動構造を用いて生み出す洗練された表現としての装飾的見世物形態。それが形態美。
=コグニティブ・エステティックス
そんな話をしています。
軸は運動構造
機能美の軸は立回り=コンバティブ・アクションの運動構造である。
コンバティブ・アクションにおける正しい運動構造から生まれる動きが、機能美である。
厳密には、正しい運動構造+正しい表現(形態)=アクション機能美
=コグニティブ・クールネス
そんな話をしています。
軸は立回り
機能美の軸は立回り
立回り=主役・シンの技術、殺陣=やられ役・カラミ技術
立回り=コンバティブ・アクション(仮)
なぜわざわざコンバティブ・アクションと呼ぶか?
=それは立回りの基本形として制定するため。
徒手格闘のみならず、刀剣術であっても、アクションからのアプローチとしての基本はコンバティブ・アクション
スポーツ格闘技的な格闘表現も結局は所作道である。
そんな話をしています。
軸は機能美
アクションの練習は、機能美の追求が第一段階。
機能美を軸にすることで、全てを説明できる。
機能美とは、「機能を極限まで追求した結果、装飾や無駄が自然と削ぎ落とされ、研ぎ澄まされたフォルムに自ずと宿る美しさ」
「アクションの機能美」について考える必要がある。
アクションの機能美を獲得していれば、異分野技術もアクション表現に活かせる。それ無くしては、単なる所作道である。
=時代考証と同じ写実的再現性に止まり、アクションには使えない。
そんな話をしています。
From the publisher's feed