Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
人類学者による企業「合同会社メッシュワーク」のPodcastです感想は、#メッシュワークラジオ #人類学者の目をインストールする で投稿してください。お待ちしています。https://meshwork.jp/お問合せ:https://forms.gle/7iyvVoSbov3NM1X9A... more
FAQs about 人類学者の目:How many episodes does 人類学者の目 have?The podcast currently has 77 episodes available.
December 13, 2022#7 生徒と一緒に、フィールドに飛びこむ(前編)【ゲスト:山手浩輝】【ゲスト】山手浩輝(やまてひろき)教員として富山県立入善高等学校に勤務しながら、同校の観光ビジネスコース立ち上げの中心を担ってきた。このコースは参与観察型のフィールドワークを重視している。学部時代には人類学を専攻し、教員として働き始めてから入った金沢大学大学院では「障害が作られているとき―モノが作るつながりについて」と題した修士論文を執筆した。【出演】比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)【今回の内容】周辺高校との合併を機につくられた観光ビジネスコースの主任になった山手さん/人類学専攻だった学部時代、レイヴ・ウェンガーの学習論に触れた/教員になって初めて勤務した特別支援学校で現場に巻き込まれながら、ぼんやりここをフィールドにすればいいのか、と考えるように/普通高校で教え始めてから、金沢大学大学院の修士課程へ/人とモノのひしめく特別支援の現場を、アクターネットワーク理論に寄せて分析した修論/博士課程でのフィールドワークがコロナ渦で難しくなり悩んでいたところで、観光ビジネスコース立ち上げの声が掛かった/仕事と学問を分離していたが、コース立ち上げを人類学の実践と繋げられるかもしれない、と思うように/新しいコースではフィールドワークをさせたい、という予感/コンビニが「ない」銀行が「ない」、「ない」ことに注目する生徒たち/「ない」を「ある」に変えるという物語の響きの良さと、そういった課題解決への疑問/地域の人たちをただの「ネタ」にはできないという意識が生徒たちにはある/教育者的な大人ではなく、全然関係がない話を延々と聞かせてくる地域の大人との出会いで、生徒がフィールドで「ぼろぼろ」になるほうが、嬉しい/まとめるな、全部吐き出せ/言語化された知識を与えるより、その話面白いじゃん、もう一度行ってきなよ、と生徒の背中を押すのが山手さんの役割/一生進む道を決めるより、何かに応答し自身を変化させる姿勢を獲得してほしい...more55minPlay
November 26, 2022#6 役割としての「共感」を、見つめなおす【ゲスト:大石瑶子】【今回の内容】比嘉が過去に企業と協働したなかでも濃い時間を過ごした、UCI Labの共感リサーチャー、大石さん/初めての企業との本格的な協働となった、ジャカルタでのUCI Labのリサーチ/毎晩、他の人とフィールドノートを共有するという経験、複数人でリサーチを進めることの意義/共感という役割が人類学者にとって代わられる!?と転職まで考えた/人類学者が現場を「観る」その仕方を「観る」ことに、意味はあるか/分刻みのスケジュールのもとで行った、上海でのクライアントワーク/訓練を全く受けていない大石さんは、インタビュースキルをいかに獲得したのか/本好きの大石さんは、あらゆる人間の言葉を物語として認識する/人間を小説として捉えるという、ある意味で冷たくもある距離感を取ることで、できること、見えること/人類学者、宇田川彩さんと協働することで得た気づき/多くの人にとって比嘉が「人生で初めて出会った人類学者」だからこそ、比嘉=人類学者になってしまうことへの危惧/比嘉との協働以降、大石さんに生じた変化。それは、リサーチプロジェクトをアジャイル的に進めるようになったこと/リサーチで用いてきた既存の枠組みを揺さぶられる、その苦しさに耐えられるか【ゲスト】大石瑶子(おおいしようこ)UCI Lab.で共感リサーチャーとして、定性調査(デプスインタビューや家庭訪問調査など)の設計やインタビューを行ってきた。2018年にはジャカルタでの食と健康に関する自主調査で比嘉と協働。大石さんの目線から綴られたその記録「ジャカルタdiary」はこちらから。UCI Lab.合同会社 とは?企業の企画開発・研究開発を、生活者起点と対話的協働でサポートする「イノベーション・エージェント」。もっと知りたい方は、所長の渡辺隆史さんのほかメッシュワークの比嘉と制度経済学者の北川亘太さんが『地道に取り組むイノベーション』(ナカニシヤ出版)にて、それぞれの視点からUCI Lab.を掘り下げています。【出演】比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)...more59minPlay
November 20, 2022#5 人類学者とデザイナーが出会うとき(後編)【ゲスト:川北奈津】【今回の内容】川北さんから比嘉への問い掛け「現在の関心領域は?」/どんな領域でも避け難い、技術がもたらす未来の話/既に過ぎた事象を扱う人類学にとって「未来」とは何か/未来をフィールドワークすることはできない/フィールドワークすることが不可能な未来を前に、時間そのものを見直す/たとえばジャーニーマップで前提とされるような時間より、遥かにスケールの大きな時間がしばしば抜け落ちる/VRに人類学者としての比嘉が入り込んだら、何を見るのか気になる川北さん/創られるリアリティと、既にある私たちの生活の繋がりを考える役割でありたい比嘉/身体から離れていく領域が増えても、頭痛がしたらやっぱり一日不機嫌/私たちは身体に根差し続ける/デジタルツイン、VR…対象は違えど見つめ続けるのは、身体的であらざるを得ない人間と、それらとの関係性/一般的な「人が好き」とは温度感が違う、かといって感情移入しないわけでもない/対象に思いっきり入り込んでから、ふと戻る、を繰り返しているのかもしれない/川北さんの最近の興味はAR、そこから派生した身体性や五感にまつわるデザイン/川北さんは創りたいと同時に、創る人が集まる場を創りたい/自分が固まったら人を揺さぶることもできないという、コロナ渦で抱いた人類学者としての不安/議論だけを積み重ね、人類学者自身の身体性が失われることで、歩く頭脳になってしまうのではないか/いつも会わない人や全く違う生業を持つ人と出会いたい欲望ゆえ、引っ越し先で一生懸命、飲み友達をつくる/考えるためにホワイトボードが必要な人がいるように、比嘉や水上は考えるために動き続けることが必要【ゲスト】川北奈津(かわきたなつ)メディアアート作品制作や国内外での展示活動、広告制作会社勤務を経て、A.C.O.でアプリやサービスの情報設計を多く手掛ける。2017年にはUXデザインと情報設計を強化する専門チーム、UX/IA部を立ち上げた。A.C.O.(エーシーオー)とは?企業のグローバルブランディングやデジタルコミュニケーション戦略策定からUI/UXデザインに特化した、東京・恵比寿を拠点としたデザインコンサルティングファーム。(A.C.O.公式HPより)【出演】比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)...more39minPlay
October 31, 2022#4 人類学者とデザイナーが出会うとき(前編)【ゲスト:川北奈津】【今回の内容】比嘉と川北さんの出会い/会社でのUX/IA部の立ち上げと、比嘉の参画/アドバイザーから「一緒に考える」関係性へ/そこに行くと何かが得られる、図書館としての人類学者/UXデザインの専門性を持たない人類学者と協働した理由とは/仮説が揺さぶられることを楽しめる人も、そうでない人もいる/どうしても情報は編集され零れ落ちる、と認識することの重要性/言葉を基盤にする人類学者、カタチを創るデザイナー/人類学者の観るカオスな現実と、美しいモノを創りたいデザイナーの気持ちとの交渉/語られたままの言葉を大事にする傾向にあるのが、人類学者/フィールドでは、トイレでメモる!?/メッシュワークロゴ入りのフィールドノートを作りたいという野望【ゲスト】川北奈津(かわきたなつ)メディアアート作品制作や国内外での展示活動、広告制作会社勤務を経て、A.C.O.でアプリやサービスの情報設計を多く手掛ける。2017年にはUXデザインと情報設計を強化する専門チーム、UX/IA部を立ち上げた。A.C.O.(エーシーオー)は、企業のグローバルブランディングやデジタルコミュニケーション戦略策定からUI/UXデザインに特化した、東京・恵比寿を拠点としたデザインコンサルティングファーム。(A.C.O.公式HPより)【出演】比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)...more44minPlay
July 27, 2022#3 人類学的に生きる・働く―漁業の専門家と語りあう【ゲスト:鈴木允】【今回の内容】 「私の中にある文化人類学的な見方や考え方を意識化する手伝いをしてほしい」という依頼/職業人類学者と人類学的に生きている人の違い/環境問題への関心、文化人類学への関心/学園祭ではゲルを建て、「おしん」上映会主催/なぜ築地で「せり人」になったか/ひょんなことから、ナイジェリアをフィールドに/ナイジェリアの大学で日本のことを問われ、日本の漁業について知らないことに気がついた/体験乗船に行こうとしたが…/あらためて、自分が漁業について知らないことに気がついた/漁師さんへ弟子入り/流通のことを知りたいと思ったが、学生として市場を調査することはあまり現実的に思えなかった/築地の水産卸売会社に就職へ/知りたい欲求と働くこと/「知りたい」というモチベーションでは働けない/黒子として立ち回ること/アジのせり人はかっこいい/スズキのせり人として知られるように/1年目は自分を客観的に観る余裕はなかった/会社を辞め大学院に入り、整理し直した/地理的な距離がないなら、時間的な距離がなければ語ることができない/自分のやっていることを振り返るとポジティブに捉えられるようになるのではないか/最近の人類学が向かおうとしているベクトルは、鈴木さんの活動なのではないか/同じ現場を違う立場でみることの重要性【ゲスト】鈴木允(すずきまこと)おさかな小学校校長。漁師見習い、築地のセリ人、国際NGOを経て、2019年に独立。日本漁業認証サポート代表。日本サステナブルシーフード協会代表。【出演】比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)感想は #人類学者の目をインストールする #メッシュワークラジオまでポッドキャストのご感想、リクエスト、仕事のご相談は「お問い合わせフォーム」からのご連絡をお願いいたします。...more1h 23minPlay
June 22, 2022#2 私たちは、いつだってVUCAだった(後編) 【比嘉夏子/水上優/槌屋詩野】合同会社メッシュワーク共同創業者である、比嘉夏子、槌屋詩野、水上優の三人でメッシュワークを起業した経緯や、人類学的なもの見方について語りました。その後編です。 【今回の内容】 ちゃぶ台返し/大学の先生が陥りがちなコメンテーターポジション/新しいものを作ること、作り始めることを一緒にしたい/採用しなくてよかった社名案/変わることへの抵抗、躊躇する人々、何をしたらいいのかわからない人々、どう自分が変わるのかわからないから怖い人々、結構すぐに諦める人々/変化が起きないことも引き受けている比嘉/私たちは、いつだってVUCAだった/確実な時代があったという「神話」/確実だと思ったことがないから、不確実性をネガティブに感じない/物理的に見ていても、認識していないことがある/「よく見ましょう」と言ったところで解決しない/「回答がない」という状態を受け入れる/空間デザイナーがみる空間と、起業伴走者がみる空間/視点の違いを意識的に取り上げる/人類学者同士がフィールドが違っても議論できる理由「日常と出会いなおすためのレッスン ①観る」について/参加者の方が「楽しかった」「おもしろい」と言ってくださるのが嬉しい/人はおもしろい/正解を持ち帰るための講座ではない/会社や日常生活では話せないことを話す場になっている/評価から離れて、自分を解きほぐす場/メッシュワークは「研究」「教育」「社会実装」をし続ける/ついに、主体を持った比嘉、水上/バラバラな三人が会社を作ったことによる価値/槌屋の起業家育成経験の中で一番難しかった「メッシュワーク」/人類学者=大学教員ではない【出演】比嘉夏子(ひがなつこ)人類学者。2022年3月で大学の教員職を離れ、メッシュワークを起業槌屋詩野(つちやしの)株式会社Hub Tokyo代表取締役、過去に人類学者をプロジェクトにアサインしてHCD:人間中心デザインの案件を回した経験あり。水上優(みずかみゆう)人類学者。UXコンサルタントとして働きつつ、メッシュワーク立ち上げに参画。感想は、#メッシュワークラジオ #人類学者の目をインストールする まで仕事のご相談・ご依頼・カジュアルな面談をご希望の方は「お問い合わせフォーム」からのご連絡をお願いいたします。...more55minPlay
June 08, 2022#1 私たちは、いつだってVUCAだった(前編) 【比嘉夏子/水上優/槌屋詩野】合同会社メッシュワーク共同創業者である、比嘉夏子、槌屋詩野、水上優の三人でメッシュワークを起業した経緯や、人類学的なもの見方について語りあるエピソードの前編です。【今回の内容】三人が初めて出会った時/起業のきっかけは、水上の〇〇な一言から…?/槌屋と比嘉が過去に取り組んだリサーチプロジェクト、OISYS(Open Impact Systems)/現場で「感じた」ことが報告書にエビデンスとして載せられない/比嘉さんが来ると「リジットなファクト」になる/「キリのなさを引き受ける」人類学者、比嘉夏子/全く違う背景を持つ人たちと共に仕事をする難しさ/揉めた、比嘉と槌屋/問いが解決しない内に、次々と問いがうまれてくる/槌屋「民族誌的なアウトプットは違うのかもしれないと思った」/どんな教育が比嘉や水上を作ったのか?/フィールドがあることが羨ましかった/今求められている教育との関係性/未来に向かっていくための態度/人類学者はマゾなの!?/主体を持とうとしない、決めない比嘉水上の「座敷童子度」/doingよりもbeingの話が多い/メッシュワークに参加して気がついた、生きる意味を考える重要性/「人類学する」はプライベートともビジネスとも分かちがたい/プライベートとビジネスの分断/サンクチュアリ(出島組織)では達成できないこと/「ビジネスエスノグラフィー」とのフィロソフィー的な違い/人類学者の目をインストールする【出演】比嘉夏子(ひがなつこ)人類学者。2022年3月で大学の教員職を離れ、メッシュワークを起業槌屋詩野(つちやしの)株式会社Hub Tokyo代表取締役、過去に人類学者をプロジェクトにアサインしてHCD:人間中心デザインの案件を回した経験あり。水上優(みずかみゆう)人類学者。UXコンサルタントとして働きつつ、メッシュワーク立ち上げに参画。感想は、#メッシュワークラジオ #人類学者の目をインストールする まで仕事のご相談・ご依頼・カジュアルな面談をご希望の方は「お問い合わせフォーム」からのご連絡をお願いいたします。...more1h 14minPlay
FAQs about 人類学者の目:How many episodes does 人類学者の目 have?The podcast currently has 77 episodes available.