リジョイス聖書日課

リジョイス聖書日課

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リジョイス聖書日課 episodes

  • 聞き従って知恵を得よ(箴言 23章)
    わが子よ、聞き従って知恵を得よ。
    あなたの心が道をまっすぐに進むようにせよ。
    (箴言23章19節)
    詩編111編には、「主を畏れることは知恵の初め。これを行う人はすぐれた思慮を得る。主の賛美は永遠に続く」と言われ(10節)、箴言1章には、「主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る」と言われています(7節)。いずれの場合も、知恵の初めは「主を畏れること」だと言われています。
    この世の中には、さまざまな分野で指導的な立場に置かれている人たちがおり、それぞれに知識人と考えられていますが、多くの知識を持っている人であっても知恵のある人であるとは限りません。「知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる」(1コリ8章1節)と、使徒パウロは語っています。
    今日の御言葉は、「知恵」を得るようにと私たちに語りかけています。しかし、ここでの「知恵」とは知識を増やすこと、頭でっかちになることではありません。御言葉をとおして、「主を畏れる」知恵を得るように私たちを招いています。神を畏れるところから来る知恵を与えられた人びとは、人や社会を、愛をもって造り上げるように導かれていきます。
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  • 初めの教育の大切さ(箴言 22章)
    若者を歩むべき道の初めに教育せよ。
    年老いてもそこからそれることがないであろう。
    (箴言22章6節)
    わたしに子どもが生まれたころ、ソニーの創業者である井深大氏が書かれた『幼稚園では遅すぎる』という本を読んだことがあります。「乳幼児期の子育ての大切さ」や「母親の影響力」などについて述べているものですが、孫が生まれて、改めて0歳から幼児期の子育ての重要さを考えさせられています。国や社会は両親が愛情をもって子育てができる環境を整えなければなりません。
    しかし、制度を整える以上に重要なことがあります。それは「愛」です。「愛がなければ、無に等しい」ということを、身をもって伝えていくことが重要です(1コリ13章1~3節参照)。そのためには、親自身が、神との豊かな交わりの中で、神が与え育んでくださる愛のうちに子どもと共に生きることが求められています。
    神の愛によって、愛されて育った子どもの魂は、一生涯神の愛に包まれて、心の核の部分には、感謝と喜びと希望をもって歩み続けることができます。さらに親だけではなく、親と共に教会もまた子どもたちの教育に召されています。主の愛をもって、愛し、共に生きてゆきます。
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  • まことの平和をもたらしてくださる神(箴言 21章)
    戦いの日のために馬が備えられるが
    救いは主による。
    (箴言21章31節)
    人類はこれまで幾度となく戦いを繰り返してきました。その度に新しい兵器が開発され、今日では、核兵器などの大量破壊兵器が作られ続けて止まるところを知りません。軍備を増強し、その抑止力によって平和を生み出していくと主張する人びともいます。しかし、単純に軍備を拡大することによって世界に平和がもたらされるとはやはり思えません。むしろ、かえって多くの生物や人びとの命が危険にさらされるようになります。
    「戦いのために馬を備える」人間の愚かさに対して、神は確かで真実な平和を用意していてくださいます。それは神の御子イエス・キリストの生涯と十字架の死と復活によってもたらされる平和です。キリストの再臨によって、すべての悪は滅ぼされ、「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」時がもたらされるのです(イザヤ2章4節、ミカ4章3節参照)。
    このことを知る私たちは、たとえ小さな者であっても平和を祈り求め、平和の実現のために努めていきます。
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  • 主に望みをおけ(箴言 20章)
    悪に報いたい、と言ってはならない。
    主に望みをおけ、主があなたを救ってくださる。
    (箴言20章22節)
    誰かから悪口を言われたり、危害を加えられたとき、私たちの心は、ムカムカしたり、その相手にも何らかの仕返しをしないと気持ちが収まらないというような思いになります。それ自体が、私たちの心が罪に染まっているという印だと言うことができるのではないでしょうか。しかし、誰かを恨み続け、つぶやいている生活には平安がありません。それは、自分自身で恨みと呪いを選択しているということでもあるのです。
    ローマの信徒への手紙12章には、「できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。『「復讐はわたしのすること、わたしが報復する」と主は言われる』と書いてあります」と言われています(18、19節)。
    あなたの心が平安に包まれる秘訣は、神に自分の思いのすべてを打ち明けて、神に近づき、すべてを神にお委ねすることにあります。赦せない思い、腹が立つ思いをそのまま神さまに打ち明けるのです。私たちは自分で自分の思いをどうすることもできません。きょうの御言葉は私たちへの主の招きの言葉です。
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  • 主イエス、洗礼を受ける(マタイによる福音書 3章13-17節)
    イエスは洗礼を受けると、すぐ水の中から上がられた。そのとき、天がイエスに向かって開いた。イエスは、神の霊が鳩のように御自分の上に降って来るのを御覧になった。そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。
    (マタイによる福音書3章16節-17節)
    あなたは洗礼を受けた時のことを覚えているでしょうか。水の滴りとともに、罪の赦された喜びのこみ上げてきたあの日のことです。
    主イエスも洗礼をお受けになりました。主イエスは固辞する洗礼者ヨハネを、「今は、止めないでほしい」と説き伏せて、ヨルダン川に身を沈められました。このようにして、神の御子である主イエスが、罪がないのにもかかわらず、罪の清めを必要とする私たちと同じ位置に立ってくださったのです。
    主イエスが水から上がられると天が開き、霊が鳩のように降ってきました。そして、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が響きました。
    主イエスが踏み出していかれるのは十字架への道です。主イエスが十字架で流された血が、私たちの罪を償います。洗礼は主イエスの血にもとづく私たちの罪の清めです。それは、私たちが水で身体の汚れを流すのと同じ確かさで、私たちの罪を清めます。
    ですから、神は洗礼を受けた私たちにも、「あなたはわたしの愛する子」と言ってくださるのです。神の子とされた恵みに感謝します。
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  • 主の御心が実現する(箴言 19章)
    人の心には多くの計らいがある。
    主の御旨のみが実現する。
    (箴言19章21節)
    私たちは、日々の生活の中で自分の願いを実現しようとします。来週には映画を見に行きたいというようなことです。しかし、そういうようなことだけでなく、もっと大きな人生設計のようなものもあります。それらのことは、その通りに実現することもあれば、そうならないこともあります。どんなことでも、その通りにならないとき、憂鬱な思いになったり、ひどく落ち込んだりします。
    しかし、神が意思なさったことは、すべてその通りに実現するということを、きょうの御言葉は教えています。主イエスは、「はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない」と言われました。(マタ5章18節)
    聖書には、繰り返して何度も罪に堕ちた人類を救うという意思をこの歴史の中に実現なさる神の御力と愛とが示されています。「主の御旨のみが実現する」とは、なんと力強く、慰め深いことでしょうか。たとえ思い通りにならなくても、信仰によってこの御言葉に聞くときに慰められて、しっかり立つことができるようにされます。
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  • 小さな群れよ、恐れるな(ルカによる福音書 12章22-32節)
    「だから、言っておく。命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと思い悩むな。…ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。
    (ルカによる福音書12章22節、31章32節)
    教会には、福音を伝えるという使命が与えられています。しかし、私たちの信仰の歩みは決して容易なものではありません。とりわけ小さな群れは、御国の前進の兆しが見えないときに、大きな不安を抱えることがあります。初代教会もまた小さな交わりでした。教会の小ささに思い悩むことがあったかもしれません。
    しかし、きょうの主イエスの御言葉に耳を傾けますと、主はすでに教会が直面する試みをご存じでした。日々の信仰の歩みにおいて、さまざまなことで思い悩む、小さな群れである私たちですが、私たちの信仰の薄さを主イエスはご存じでした。父なる神は、私たちに必要なものをご存じです。私たちの信仰の弱さも小ささも全てご存じの上で、「思い悩むな」と励ましてくださっています。
    長い歴史の中で、教会に集う兄弟姉妹は、この主イエスの言葉に繰り返し励まされてきました。私たちが神の国を求めて祈るとき、父なる神は、喜んで祝福してくださいます。キリストを通して与えられたこの希望を胸に、新しい一年を力強く歩みたいと祈り願います。
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  • 主の恵みを数える(詩編 103編2-4節)
    わたしの魂よ、主をたたえよ。
    主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。
    主はおまえの罪をことごとく赦し
    病をすべて癒し
    命を墓から贖いだしてくださる。
    (詩編103編2-4節)
    詩人は、魂の奥底から、主なる神への賛美を献げています。罪の赦しに始まり、病の癒し、そして命の贖いという、人の歩みを覆う暗闇を照らす、神の恵みへの感謝を歌います。詩人は、与えられた恵みの一つひとつを思いめぐらしながら、賛美の歌を主なる神に献げます。
    新しい年を始めるにあたり、昨年の歩みを振り返ると、心残りや失敗を思い出すことがあるかもしれません。けれども、十二弟子の一人であるペトロのことを思い起こしましょう。ペトロは、弟子としての歩みを失敗しました。そのペトロが再び使徒として遣わされたのは、復活の主イエスと出会ったからです。
    キリストと出会った私たちには常に新しいスタートが与えられています。使徒パウロは、「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです」と、兄弟姉妹を励まします(2コリ5章17節)。痛みをもって過去を振り返るとき、そこには同時に主イエスの慰めがあります。
    罪の赦しに始まり、私たちに寄り添ってくださる主の恵みを数えて、キリストに結ばれて生きる新しい歩みを始めたいと祈ります。
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  • 主の招きから始まる(マタイによる福音書 11章28-30節)
    疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
    (マタイによる福音書11章28節)
    新しい一年の歩みが始まりました。新年への思いはさまざまです。計画を立てながら、期待に胸をふくらませている方もおられるでしょう。一方で、仕事やさまざまな課題を抱えて悩んでおられる方もいらっしゃるでしょう。むしろ思い悩みを覚える人の方が多いかもしれません。
    マタイの伝える主イエスの招きは、世に生きる私たちすべてに向けられています。主イエスのもとには、十二人の弟子だけでなく、多くの人びとが集まりました。病に苦しむ人たち、心に苦しみを覚える人たち、社会の片隅に置かれた人たち、当時の宗教的で煩雑な掟や、世の中のしがらみに疲れた人たち。重荷を負う、多くの人びとが集まっていました。
    主イエスの招きにあるのは、本当の安らぎです。群衆にとって、自分たちの目の前の現実が変わったわけではありません。しかし、彼らは主イエスの御言葉に聴き、神と共にある交わりに慰められ、憩い、魂の癒しを受けました。
    主イエスは、私たちを神と共に生きる歩みへと招かれます。神と共にある者の新しい歩みは、キリストにある安らぎから始まります。
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  • キリストと結ばれる(コリントの信徒への手紙二 5章)
    だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。
    (コリントの信徒への手紙二5章17節)
    キリスト者は、キリストに結びついています。しかし、キリストと結びつく人は、三つの段階を通ります。
    第一は、キリストと結ばれていない段階、これは、生まれ、育てられたすべての人の普通の状態です。その人は、福音を聞くかもしれません。自分の家には聖書がおいてあるかもしれません。しかし、その人は、再び生まれるまでは、キリストと結ばれていないのです。
    第二は、キリストと結びつくことです。このことがなければ、私たちは決して、キリストと共にいる段階に至ることができません。すべての働きと労苦が終わり、すでに休息の中にいる兄弟姉妹と共にいることへと導くのは、キリストと結び付くことによってです。
    第三に、その人に与えられた栄光の中でキリストと共にいることです。その時、終わることのない命が与えられるのです。キリストと共にいることは、天使たちと喜びを共にすることです。
    年の終わりのこの日、私たちは、キリストが再び来られる日を待ち望み、新しい年も栄光の内にキリストと結ばれることを祈り求めましょう。
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リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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