リジョイス聖書日課

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リジョイス聖書日課 episodes

  • 神と共に歩む人の志(歴代誌上 22章)
    「わたしの子よ、わたしはわたしの神、主の御名のために神殿を築く志を抱いていた。」
    (歴代誌上22章7節)
    ダビデの最初の志は、自分が神殿を建築することでした。「わたしはわたしの神、主の御名のために神殿を築く志を抱いていた」。その志を実行に移すだけの力もあり、時も熟しているように見えました。しかし、神はお許しになりませんでした。「あなたがわたしの名のために神殿を築くことは許されない。見よ、あなたに子が生まれる。…この子がわたしの名のために神殿を築く」(8~10節)。
    ダビデはそれを知って、ソロモンのために祈ります。「今こそ主が共にいてくださり、あなたについて告げられたとおり、あなたの神、主の神殿の建築を成し遂げることができるように」(11節)。また、ソロモンのために、必要な資材も人材も抜かりなく準備しました。それは、自分が建設を主導する以上に苦労なことだったかもしれませんが、主の御心を自分の志としました。
    神の明瞭なご意志を知って、ダビデは最初の志を捨て、自分の志にこだわらず、神の御心に従って、自分の志を修正しつつ進みました。これが神と心を一つにして歩む人の志の持ち方です。
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  • 神の支えこそ国の柱(歴代誌上 21章)
    ダビデは神に言った。「民を数えることを命じたのはわたしではありませんか。罪を犯し、悪を行ったのはこのわたしです。この羊の群れが何をしたのでしょうか。わたしの神、主よ、どうか御手がわたしとわたしの父の家に下りますように。あなたの民を災難に遭わせないでください。」
    (歴代誌上21章17節)
    ダビデの人口調査は、汚点とされています。民数記1章では神がモーセに人口調査を命じられました。サムエル記下24章によれば、主が怒りの中からダビデに人口を数えよと誘われた、と書かれています。歴代誌では、サタンがダビデを誘ったとあります(1節)。
    この背景には、順調に王国が建設されたことによる王と民の高慢さがありました。それを戒めるためだったのかもしれません。あるいは人口調査の際、20歳以上の男子は、銀半シェケルを命の贖いとしてささげるという規定(出30章15節)があったのをおろそかにし神の怒りを招いたという説もあります。
    神は人口調査をしたことの償いとして三つの事を提案され、ダビデは3日間の疫病を選び、そのおかげで7万人が犠牲となりました。
    本来、人間の側で正しいと思った事でも、神の目から見れば、間違った決定をしてしまうのが人間の罪であります。神のみ心から離れては、他の人々に犠牲を払わせることとなりますので、信仰者は己の思いに固執せず、よく祈り求めて、神のみ心を聞かなければなりません。
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  • 勝利を得させる神(歴代誌上 20章)
    ダビデはその王の冠を王の頭から奪い取った。それは1キカルの金で作られ、宝石で飾られていた。これはダビデの頭を飾ることになった。
    (歴代誌上20章2節)
    年が改まり、春になると戦の好機が訪れ、司令官ヨアブは軍隊を率いてアンモンを攻撃し、ラバを包囲しました。ヨアブはダビデに使者を送り、「直ちに残りの兵士を集結させ、この町に対して陣を敷き、陥れてください。わたしがこの町を陥れると、この町はわたしの名で呼ばれてしまいます」と言って、ダビデに勝利の名誉をささげました(サム下12章28節参照)。
    ダビデは、ラバを攻略し破壊し、金や宝石で飾られていたラバの王冠を奪い、これがダビデの頭を飾ることになりました。しかし、王冠は1キカル(約34キロ)あったので、常時被っていたのではありません。そしておびただしい戦利品と捕虜を手に入れ、労働に従事させました。
    さて、ラバは軍事的・商業的に要衝の地でもありましたが、ダビデはこの時、自ら出陣せずヨアブに全権を託し、その間、姦淫の罪を犯してしまったのです(サム下11章参照)。彼はこの出陣の好機に、自ら先頭に立ち神のご意志を果たすべきなのに成さず、さらに罪を重ねました。私たちもなすべき時には誘惑に負けず、果敢に行動したいものです。
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  • 主の慈しみを待ち望む人の幸い(詩編 147編)
    獣や、烏のたぐいが求めて鳴けば
    食べ物をお与えになる。
    主は馬の勇ましさを喜ばれるのでもなく
    人の足の速さを望まれるのでもない。
    主が望まれるのは主を畏れる人
    主の慈しみを待ち望む人。
    (詩編147編9節~11節)
    詩人はこの詩編を通して主を賛美し主に信頼するよう私たちを促します。
    主は天地万物を創造され、御言葉によってそれらを支えておられる力ある神です。獣や、烏のたぐいが求めて鳴けば、食べ物をお与えになられます。主はご自分が造られた小さく無力な生き物の求めに応じて必要を満たされる慈しみ深い神です。それらの生き物は無意識に主の慈しみを待ち望み、その期待は裏切られません。
    主はご自身の民が主に信頼して主の慈しみを待ち望むことを喜ばれます。しかし、人はしばしば主よりも見えるものに信頼します。「馬の勇ましさ」や「人の足の速さ」は戦いのための有利な条件を象徴している、と思われます。しかし王が戦いに勝利するのは、目に見える強力な備えではなく、ただ主によるのです(詩33編16~18節)。
    私たちはしばしば主に依り頼まないで、見えるものや自らの力に依り頼むという失敗をします。生涯をかけて、この聖書の原則によって生きることを学ぶ者でありたい、と願います。
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  • 要塞も破壊する力(コリントの信徒への手紙二 10章)
    わたしたちは肉において歩んでいますが、肉に従って戦うのではありません。わたしたちの戦いの武器は肉のものではなく、神に由来する力であって要塞も破壊するに足ります。
    (コリントの信徒への手紙二10章3節~4節)
    昔も今も、これからも、世界の根本的な問題は罪です。目に見えない悪魔の力です。科学技術の力、経済力で武器をどんなに増強しても、罪の問題の解決にはなりません。この点での科学文明の無力を深く覚える必要があります。そして、この罪に対して、地上の教会が戦闘の教会であることを決して忘れてはいけません。主の御許に凱旋をゆるされるまで戦いに生きるのです。
    キリストにある私たちは肉体を持つ人間として弱さや欠けを身にまとっています。けれども肉に従って生きるのではありません。神に由来する武器を取るのです。それは要塞をも破壊する力を持ちます。自分の罪、他の人たちの罪との戦いです。悪魔との戦いです。血肉を相手にする戦いではありませんから、神の武具を身につけるのです。
    御言葉と礼典と祈りという恵みの手段(ウ小教理問答88)の大切さを再確認しましょう。「世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です」(1ヨハ5章4節)。勝利が約束されている戦いです。「神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます」(ヤコ4章8節)。
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  • 奮い立たせる熱意(コリントの信徒への手紙二 9章)
    わたしはあなたがたの熱意を知っているので、アカイア州では去年から準備ができていると言って、マケドニア州の人々にあなたがたのことを誇りました。あなたがたの熱意は多くの人々を奮い立たせたのです。
    (コリントの信徒への手紙二9章2節)
    1世紀の地中海世界の各地にたてられた教会は小さな群れでした。一つひとつの群れの距離も離れていました。いまの日本の教会も似ていると思います。
    コリント教会は、エルサレム教会の困難を覚えて祈り、献金をしていましたが、暫くそれを中断していました。なぜなら、自分たちのような小さな存在はお役に立てないと思う人がいたからです。消極的な評価によって悪魔は私たちの目を曇らせようとします。けれども使徒パウロは「あなたがたのことを誇りました」、「あなたがたの熱意は多くの人々を奮い立たせた」と語ります。
    ところで、キリスト者人口8割と言われている南アフリカの教会との出会いの中で、キリスト者人口 1パーセントと言われている小さな私たちの存在が彼らの大きな励ましとなっていることを、私たちは知りました。
    「聖なる者たちへの奉仕」、主の名による奉仕・ディアコニアは、思いを遥かに超えて用いられます。多くの人々を奮い立たせたというのは、恵みが伝染したということです。アブラハムの子孫の私たちは祝福の源とされています。
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  • 主の貧しさによって豊かになるため(コリントの信徒への手紙二 8章)
    あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。
    (コリントの信徒への手紙二8章9節)
    弱さや欠けがいっぱいありますが、キリストのゆえにすでに豊かにされています。私たちは「受けるよりは与えるほうが幸いである」と主が言われたことを覚えましょう(使20章35節)。
    主は、ご自身を与え尽くす道を歩み通されました。天の栄光に輝いておられた神の御子が、一切の栄光を捨てて、僕の身分となり、人間と同じようになってくださいました。本当に豊かなお方が、貧しくなられたのは、私たちのためでした。本来、仕えられるべきお方が、仕えるためにお出でくださいました。命のすべてを差し出してくださいました。この救い主のお蔭で私たちは豊かなものとされました。その恵みを受けている私たちに「慈善の業においても豊かな者となりなさい」と勧められています(7節)。
    私たちの小さな賜物を主のために用いてくださいと差し出すなら、主は祝福して用いてくださいます。しかし、分かち合うことなく、「教理的な正しさだけなら、愛の欠如と自尊心を増すだけです」と、或る神学者は語ります。キリストに倣って生きられるよう祈りましょう。
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  • 良きことを行ってくださる主(歴代誌上 19章)
    「我らの民のため、我らの神の町々のため、雄々しく戦おう。主が良いと思われることを行ってくださるように。」
    (歴代誌上19章13節)
    ダビデがサウルに追われ、さ迷っていた時、サウルの敵であったアンモン人の王ナハシュは彼をかくまってくれました。その王が亡くなったのでダビデは恩義と弔意を表すため家臣を送りました。ところが、アンモンの高官は疑心暗鬼になり、息子ハヌン王をたきつけ、使者を捕らえ、ひげをそりおとし、衣服も腰から下を切り落として辱めました。
    ダビデの怒りを知ったハヌン王は、銀貨を近隣のアラム軍に贈り、彼等を買収して、戦いに備えました。ダビデの軍司令官ヨアブは、アンモン人の戦線が前方と後方にあることを知り、戦列を二つに分けて待機しました。ヨアブの軍隊が迫るとアラム軍は逃走しました。ところが、ヨルダン川の向こう側にいたアラム軍が出動したので、ダビデは全軍に攻撃命令を出し、ヨルダン川を渡り勝利を収めました。
    こうして全軍一体となって、勝利をおさめた姿は今日の教会においても罪との戦いに打ち勝つ信仰者の姿を彷彿させるものであります。「雄々しく戦おう、主は助けてくださる。」
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  • 勝利を与えられた主(歴代誌上 18章)
    ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。
    (歴代誌上18章14節)
    ダビデの真摯な祈りに神は、戦争の勝利をもって応えられました。「神は敵をこの手で、水が堤防を破るように打ち破ってくださった」(14章11節)。ダビデは先ずペリシテ人を打ち破り、次にモアブを破りました。彼らはダビデに隷属し、貢を納めるようになりました。また、当時は銅の産出国としてアラム最強の国であったツォバの王ハダドエゼルがユーフラテス地方に覇権を確立しようと行動を起こしたとき、ダビデはこれを攻めて滅ぼし、援軍として駆け付けたダマスコのアラム人も同時に滅ぼしました。
    これを見たアラム全土はダビデに降伏しました。ヘルモン山の北側にあるハマト王トウは交戦中のハダドエゼルをダビデが滅ぼしたことを知り、王子をダビデのもとに送り、勝利を祝って金・銀・青銅の品々を贈りました。こうして、ダビデはエドム、モアブ、アンモン、ペリシテ、アマレクからの戦利品を神に献げました。ダビデは重臣たちと共に、全イスラエルを支配し、裁きと恵みの業をもって民を治めました。ダビデは息子達を側近として、神に仕える者としてとりたてました。これは将来到来される主イエスの働きを予表させるものであります。
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  • 選びの民と共に歩む主(歴代誌上 17章)
    「わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。わたしはあなたに先立つ者から取り去ったように、彼から慈しみを取り去りはしない。わたしは彼をとこしえにわたしの家とわたしの王国の中に立てる。彼の王座はとこしえに堅く据えられる。」
    (歴代誌上17章13節~14節)
    ダビデは王宮に住むようになり、預言者ナタンは彼に言いました。「心にあることは何でも実行なさるとよいでしょう。神はあなたと共におられます」(2節)。こうして、ナタンはダビデと神の間に立って、ダビデが王として民のために尽くすことができるように、そして神が彼の子孫からその王国を揺るぎないものに成す者を立ててくださるとの約束を伝えました。
    また、神のために神殿を建てる者はダビデではなく、その子孫であると教えました。人が神の住まいである神殿を建てるように見えても、結局神ご自身がそれに相応しい者を選んで建てさせるということです。これは、ダビデが決して己を誇ることがないように、との神のご配慮でした。
    ダビデは素直に祈りをもって神にその思いをさらけ出しました。「主よ、あなたは神です。あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください」(26、27節)。私たちも主の体である教会が、神の祝福をいただき、ますます繁栄できるように、祈りましょう。
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リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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