リジョイス聖書日課

リジョイス聖書日課

By RCJメディアミニストリーReligion & SpiritualityChristianity
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リジョイス聖書日課 episodes

  • 心からの声を神に上げる(ヨブ記 29章)
    どうか、過ぎた年月を返してくれ
    神に守られていたあの日々を。
    (ヨブ記29章2節)
    どうか、過ぎた年月を返してくれ!ヨブが苦難の中で、心からの叫びの声を上げています。ヨブは、かつての自分の繁栄の日々を思い起こしています。彼は、これまで人びとから敬意を受けて歩んでいました。しかし、今は違います。ヨブは繁栄からは遠く、苦難の中にあります。
    ただ、ここでのヨブの嘆きは、あくまでも神との関係の中でのことです。「神に守られていたあの日々」をヨブは思い起こしています。また、神との親しい交わりや全能者が自分と共におられたときのことを思い起こしてもいます(4、5節)。
    私たちの生涯にも、ヨブのように、今自分には神の守りがないと思われる試練の時があるかもしれません。ヨブの嘆きは、私たちが人生で経験する悲しみと痛みを代弁していると言えます。
    ヨブはその中で、神からの答えを求めて心からの叫びと嘆きを神に訴え続けてきました。そして、その叫びは神に聞かれます。私たちも、きょう一日、心からの祈りの声を神に上げる者でありたいと思います。
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  • 聖霊による神の業の宣教(使徒言行録 2章)
    「彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」
    (使徒言行録2章11節)
    教会が伝道へと出ていく上で解決されなければならないのが、言葉の問題でした。それは外国語を修得するという外的な問題だけではありません。私たちは同じ言葉を話しながら心が通じ合わず、通い合わないという現実にも直面します。互いに話し合いながら、それで心が通い合うわけではなく、むしろ誤解したり、対立したり、ぶつかり合っていきます。そしてどんなに熱心に語り合っても、それによって問題が解決し、心が通い合うようになるよりは、むしろますます離反し、敵対してしまう、それがバベルの呪いです。
    これを解決できるのは、交わりの絆である聖霊だけです。聖霊が働かれるとき、そこに和解と交わりを生み出すような言葉が語られていくようになります。聖霊降臨の出来事とは、バベルの呪いが解かれて、言葉による交わりが回復されるようになったということでした。それぞれが理解し、通じ合う言葉によって「神の偉大な業を語る」ようになったのです。そしてそこから教会の宣教は、世界に向けて開始されていきました。
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  • 見えない希望を信じる(ヘブライ人への手紙 11章)
    信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。
    (ヘブライ人への手紙11章1節~2節)
    「信仰」とはどういうことかを考えるときに、なにより大事なのは、信仰に生きた「昔の人たち」の生きざまに学ぶことだと、この11章は教えてくれているように思います。
    大洪水が来る予兆など何もないのに、信じて箱舟を造ったノアのように(7節)。ただ神の導きを信じて「行き先も知らずに出発した」アブラハムのように(8節)。
    こちら側には何の手がかりもないのに、目には見えない希望の約束だけを信じて、飛び込んでいく。彼らのような信仰が、自分のうちにあるだろうかと、気後れを覚えさせられます。
    しかし、11章を読み進めているうちに、違う視点をも与えられました。人の「信仰」に先立つ「神の恵み」の視座です。つまり、23節以降を、「信仰によって」を「神の恵みによって」と置き換えて読むような視点です。
    「昔の人たち」が偉大なのではなく、彼らに「信仰」を与えてくださった神の恵みが偉大なのです。そして神は、彼らと共におられたように、私たちにも信仰を与え、共におられます。
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  • 忍耐が必要なのです(ヘブライ人への手紙 10章)
    あなたがたは、光に照らされた後、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してください。…自分がもっとすばらしい、いつまでも残るものを持っていると知っているので、財産を奪われても、喜んで耐え忍んだのです。…神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。
    (ヘブライ人への手紙10章32節~36節)
    「忍耐が必要」と、聖書は繰り返し教えています。忍耐とはどういうことでしょうか。不当な暴力を受けても、我慢だ辛抱だ、ただ黙って耐え忍ぶのだと単純に考えてはいけません。むしろ出エジプト以来、聖書の救いのメッセージが、差別や抑圧との戦いを支えてきたという歴史があります。戦いが必要な時はあります。
    「忍耐」とは、希望と常に結びついています。「いつまでも残るものを持っている」という希望です。神が約束してくださった、この永遠の宝の希望を励みに、濁流のような試練の中でも、流されず、踏みとどまることです。イエス・キリストを主とする信仰に、踏みとどまることです。それが忍耐です。
    この手紙の聴衆は「あざけられ、苦しめられて、見せ物にされ」、財産をも奪われました。サタンの狙い撃ちです。私たちもまた、クリスチャンと名乗る以上、必ず世で苦しみがあります(1ペト4章12節など)。大事なことは、それにひるむことなく、信仰によって命を確保することです(39節)。そのために、我慢ではなく、「喜んで耐え忍」びます。
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  • キリストの血の効力(ヘブライ人への手紙 9章)
    もし、雄山羊と雄牛の血…が、汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、まして、永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。
    (ヘブライ人への手紙9章13節~14節)
    「生き物の命は血の中にある」、「血はその中の命によって贖いをするのである」と記されています(レビ17章11節)。いけにえが屠られると、赤い鮮血がおびただしく流れ出ます。血を流し、がくがくと震えて、いけにえが絶命していきます。自分の身代わりに死んでいくのです。壮絶な光景です。そのような犠牲の姿を見ることは、信仰生活に緊張をもたらしたことでしょう。
    その神殿祭儀において流された血は、やがて与えられる、イエス・キリストの血による「永遠の贖い」を指し示すものでした(ヘブ9章12節)。「この杯は、罪の赦しを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの血で立てられた新しい契約である」とは、聖餐式の式文です。そこで思い起こされるのは、あの十字架の上で流された主の赤い鮮血です。主の壮絶な絶命です。
    この主イエスの血を真剣に思い起こすなら、私たちの中で必ず何かが変わり始めます。キリストの血は、私たちの良心を清めて、死んだ行いから離れさせ、生ける神に真剣に仕える者と変えるはずです。
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  • 主を畏れる(ヨブ記 28章)
    そして、人間に言われた。
    「主を畏れ敬うこと、それが知恵
    悪を遠ざけること、それが分別。」
    (ヨブ記28章28節)
    人間には銀や金などを採掘する知恵がありました。また、硬い岩を切り裂き、川の源をせき止めてまで、価値のありそうな物を得る知恵すら持つようになりました。
    では、本当に価値のあるもの、すなわち私たちを生かす真の知恵を、人間は探せるのでしょうか。どこにあるのでしょうか。「それは命あるものの地には見いだされない」(13節)と言われています。そして、「主を畏れ敬うこと、それが知恵、悪を遠ざけること、それが分別」と語られます。
    主を畏れることに知恵がある、という信仰は、詩編と箴言の中にも繰り返し見られるものです。主を畏れ敬うことは、主への信仰そのものです。ヨブもまた、神を畏れ、悪を避けていた人でした。
    私たち罪人が主への畏れを持つようになるのは、主が御業をなしてくださったからです。イスラエルの民は、大いなる力をもってエジプトから導き上った主だけを畏れ、ひれ伏し、崇めることが求められました(王下17章36節)。私たちを罪の奴隷から贖い出してくださったのは、主イエス・キリストです。私たちは、この主を畏れ、誇りとして、一日を歩みましょう。
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  • 頑迷な潔白の主張なのか?(ヨブ記 27章)
    断じて、あなたたちを正しいとはしない。
    死に至るまで、わたしは潔白を主張する。
    (ヨブ記27章5節)
    ヨブはこの最後の反論で友人たちの三度の議論と説得を全面的に拒否します。
    ヨブは語ります。「わたしの権利を取り上げる神にかけて、わたしの魂を苦しめる全能者にかけて、わたしは誓う」(2節)、「断じて、あなたたちを正しいとはしない。死に至るまで、わたしは潔白を主張する」。
    ヨブに罪ありとした友人たちに対しては「わたしに敵対する者こそ罪に定められ、わたしに逆らう者こそ不正とされるべきだ」と言い(7節)、彼らこそ「神を無視する者」であると責めます(8節)。
    最後は「神に逆らう者が神から受ける分、暴虐な者が全能者から与えられる嗣業は次のとおり」(13節)、「神は彼に襲いかかり、許さない」と友人たちに警告をしています(22節)。
    ヨブのこの潔白の主張には少しの迷いもなかったのでしょうか。むしろヨブは心の底では自分の罪を認めながら、その罪は神の裁きとして自分が受けている苦難の大きさほどには深くない、と必死に訴えているのではないでしょうか。
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  • 友を真理で切り捨ててよいのか?(ヨブ記 26章)
    だが、これらは神の道のほんの一端。
    神についてわたしたちの聞きえることは
    なんと僅かなことか。
    その雷鳴の力強さを誰が悟りえよう。
    (ヨブ記26章14節)
    ビルダドの「どうして、女から生まれた者が清くありえよう」(25章4節)との言葉は真理であり、無罪を確信するヨブの心を激しく打ちました。
    ヨブはたまらずビルダドの発言をさえぎって口を開きます。「あなた自身はどんな助けを(わたしのような)力のない者に与え、どんな救いを無力な腕にもたらしたというのか。どんな忠告を(わたしのような)知恵のない者に与え、どんな策を多くの人に授けたというのか」(2、3節、補足筆者)。
    ビルダドはヨブを無視して神の支配を語り続けます。「亡者たち、陰府の淵に住む者たちは、水の底でのたうち回る。陰府も神の前ではあらわであり、滅びの国も覆われてはいない。…神は御自分の雲を広げて、玉座を覆い隠される」(5~9節)。最後には「だが、これらは神の道のほんの一端。神についてわたしたちの聞きえることは、なんと僅かなことか」と語って議論を終えています。
    ビルダドは、あなたは分かっていないとヨブを切り捨ててしまいます。友を真理で切り捨ててしまってよいのでしょうか。
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  • 恵み深い主に感謝せよ(詩編 136編)
    恵み深い主に感謝せよ。
    慈しみはとこしえに。
    神の中の神に感謝せよ。
    慈しみはとこしえに。
    主の中の主に感謝せよ。
    慈しみはとこしえに。
    (詩編136章1節~3節)
    136編は神殿礼拝での交読文です。祭司の言葉に、会衆は「慈しみはとこしえに」と応答します。神への感謝が延々と続き、会衆は神の恵み深さを一つひとつ数えることができたことでしょう。
    私たちなら、どんな感謝が続くでしょうか。命を与えてくださった方に感謝せよ。わたしに目を留め、救いの道を示してくださった方に感謝せよ。病や苦しみの時に、共にいてくださる方に感謝せよ。永遠を見据えて生きることを教えてくださった方に感謝せよ。神に愛されて生きる恵みを与えてくださった方に感謝せよ。神と人を愛することを教えてくださった方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。
    この詩編は、私たちを神への感謝に新しく導き入れてくれます。ともすれば、神の愛と恵みをあたりまえのこととしてしまう私たちです。もう一度神の恵みに目を留め、神の愛の中で歩む幸いを思い、感謝しつつ歩んでまいりましょう。
    「すべて肉なるものに糧を与える方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。天にいます神に感謝せよ。慈しみはとこしえに」(25、26節)。
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  • このような大祭司が与えられている(ヘブライ人への手紙 8章)
    今述べていることの要点は、わたしたちにはこのような大祭司が与えられていて、天におられる大いなる方の玉座の右の座に着き、人間ではなく主がお建てになった聖所また真の幕屋で、仕えておられるということです。
    (ヘブライ人への手紙8章1節~2節)
    「永遠の大祭司」イエス・キリストは、ただ一度の決定的な犠牲のいけにえとして、十字架において御自身を献げてくださり、私たちに完全な罪の赦しをもたらしてくださいました。それゆえ私たちは、もはや恐れも負い目もなく大胆に神に近づき、その愛を疑わずに身を委ねることができます。
    しかもこの大祭司は、神の右の座に着いて、天にある真の幕屋で仕えておられる、と記されています。神の右の座は、神に等しい全権の象徴です(エフェ1章20、21節)。それは、神の御子に当然の栄誉です。そのような方が、完全に私たちの側に立って、神に執り成していてくださるのですから、もはや何を恐れることがありましょうか(ロマ8章34節)。
    ヘブライ人への手紙は、大祭司に焦点を当て、繰り返し語ります。私たちが何度でも覚えるためです。私たちのために十字架で死んでくださった主が、天で真の大祭司となり、今も、私たちのために執り成してくださいます。ですから、「このような大祭司が与えられて」いるとは、キリスト者の心を、救いの確信と喜びに満たす言葉です。
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リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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