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少年カクテルマシンの三浦と申します。このポッドキャストは私、三浦が高校時代からの友人である山田氏との50代野郎同士で、アニメやマンガ、サブカルを中心とした駄話を対談形式でお送りする番組です。※不定期更新尚、万が一関係者各位の心証を損ねた場合、我々は路頭に迷ったあげくいつでも泣いて謝る準備があり、菩薩の如き寛容且つ慈悲深き御心での対処を激しく所望するものであります。https://twi... more
FAQs about 少年カクテルマシンPodcast:How many episodes does 少年カクテルマシンPodcast have?The podcast currently has 74 episodes available.
February 23, 2022#34_アニメ史回顧録:21世紀の少年カクテルマシン(5/6)引き続きアニメ史回顧録シリーズ21世紀篇、第5回は2015〜2018。『ルパン三世 PART4』の不全感、『おそ松さん』の先鋭と普遍、岩井マジック健在の『花とアリス殺人事件』、受容と覚悟の『バケモノの子』、そして『君の名は。』による奇跡のつるべ打ちで国民総アニヲタ化は飛躍的に進行し、歴史的名作『この世界の片隅に』で好事家達は成す術もなく脱帽、『聲の形』の援護射撃も加わり、『けものフレンズ』によって溶けた脳すら現状認識が甘いと判断した『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は棚上げしても、リテラシーを試されるラディカルな問題作『ポプテピピック』がトドメを刺し、『SSSS.GRIDMAN』『ペンギン・ハイウェイ』『若おかみは小学生!』『リズと青い鳥』等、珠玉の作品群がそれに猛追、『ドラゴンボール超 ブロリー』が動体視力の向上まで促進させた。かくてアニメは現代人の嗜みとして制圧を完了、他ジャンルの衰退と引き換えにこの国の文化的中心へと躍り出た。それはかつて切望した未来に他ならないが、快楽に沈殿し、推し松やツツジ台のWヒロインを選択する我々の自意識が召喚する末路に歴史は微笑むだろうか。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1496280937876930563?s=21)...more1h 21minPlay
February 23, 2022#33_アニメ史回顧録:21世紀の少年カクテルマシン(4/6)引き続きアニメ史回顧録シリーズ21世紀篇、第4回は2012〜2014。『ガールズ&パンツァー』のストレスレス、『じょしらく』と“笑い”、『TARI TARI』の親戚女子感覚、リアル作画の終焉『ももへの手紙』、『おおかみこどもの雨と雪』の減点法、タガの外れた『ラブライブ! 』、ガンプラ好きは正義『ガンダムビルドファイターズ』、『キルラキル』への降伏、『スペース☆ダンディ』とタケシムケン、幻滅の『残響のテロル』、『ピンポン THE ANIMATION』とFree Your Soul、『ガンダム Gのレコンギスタ』の行動原理、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のCGとフェチズム、数十年振りの昂揚『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、『STAND BY ME ドラえもん』の品性。ここに来てオタク文化のバックラッシュは躊躇なく露呈、ジャニーズが萌えキャラ愛を語る地獄絵図が常態化するに至り、事態を重く見た我々は「説教厨」や「ドラ泣き」的風潮に惜しみない警鐘を鳴らす傍ら、廃校撤回を賭けた部活動に励む少女の成長を敏腕コーチの如き崇高な眼差しで包み込んだ。その隣のお兄さん的親近感も兼ね備えた穢れなき挙動には目を見張るものがあったと伝えられる。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1496278852527882241?s=21)...more1h 24minPlay
February 18, 2022#32_アニメ史回顧録:21世紀の少年カクテルマシン(3/6)引き続きアニメ史回顧録シリーズ21世紀篇、第3回は2009〜2011。『けいおん!』の日常に於ける浄化と逃避、『化物語 (〈物語〉シリーズ)』の神前暁と阿良々木暦の主人公像、男の戰い再び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『サマーウォーズ』の体制描写とフード理論、名作への道程『マイマイ新子と千年の魔法』、ファンサービスの功罪『機動戦士ガンダムUC』、メガネ的台詞廻しの傑作『四畳半神話大系』、『魔法少女まどか☆マギカ』は異文化隔壁に風穴を、『TIGER & BUNNY』のバディは乙女センサーを刺激し、同一人気脚本家の『花咲くいろは』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は評価を別ち、野心作『輪るピングドラム』の過剰なメタファーに戸惑い、サンリオ悪ノリアニメ『ジュエルペット サンシャイン』に笑い、『STEINS;GATE (シュタインズ・ゲート)』では厨二病の虚勢に泣く。ここからくどい迄に頻出する快楽原則論では、洗脳装置としてのパチンコ隆盛という新説まで包括する始末だが、オタク的感性に社会的趨勢が傾き始めたこの前代未聞のパラダイムシフトに屁理屈を付加してやまないのは、永年侮蔑対象だった人種の悲しき特権と言って良く、併せて不憫な幽霊少女の成仏に思考停止してる場合ではないという決意の表れだったかも知れない。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1494515616929042435?s=21)...more1h 31minPlay
February 18, 2022#31_アニメ史回顧録:21世紀の少年カクテルマシン(2/6)引き続きアニメ史回顧録シリーズ21世紀篇、第2回は2004〜2008。『サムライチャンプルー』とローファイ・ヒップホップ、『スチームボーイ』と適正問題、湯浅政明衝撃のデビュー作『マインド・ゲーム』、『ハウルの動く城』の賛否、『イノセンス』の客観、『トップをねらえ2!』のシナジー、『おねがいマイメロディ』の毒素、『交響詩篇エウレカセブン』への敵意、『涼宮ハルヒの憂鬱』の光明、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の好感、『ドラえもん のび太の恐竜2006』の超絶作画、『時をかける少女』のブレイク、遺作『パプリカ』と喪失感、『天元突破グレンラガン』の経年問題、先見の明が過ぎた『電脳コイル』、『らき☆すた』と神前暁、『秒速5センチメートル』の円環構造、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のヤシマ作戦雪辱戦、命の選択『河童のクゥと夏休み』、『崖の上のポニョ』の映画的崩壊、『マクロスF』と星間飛行の翼。既に恒常化していたスキームを冷ややかに眺めつつ、いつの時代も主役だった筈のヤンキーやギャル達が、何かを諦め強引な卒業を促す如く一斉にさくらを歌い出す惨状となったこの時期、我々は確実に大きな転換点に立っていたわけだが、後にマイメロママの毒舌が炎上することなど知る由もなかったという。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1494510611174080517?s=21)...more1h 21minPlay
February 18, 2022#30_アニメ史回顧録:21世紀の少年カクテルマシン(1/6)2000年代以降は思い入れ薄いから一気に20年分いっちゃう?なんて軽い発想を激しく後悔するも時既に遅しの大長尺となったアニメ史回顧録シリーズ21世紀篇、第1回は2000〜2003。『人狼』『フリクリ』で作画は飽和点を超え、細田守との出会い『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、神話崩壊の序章『メトロポリス』、『千と千尋の神隠し』のアンチクライマックス、『機動戦士ガンダムSEED』の世代間闘争、『OVERMAN キングゲイナー』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の払拭し難い違和感、新海誠の登場『ほしのこえ』、今敏の躍進『千年女優』、堅強なプロット『カレイドスター』、傑作『東京ゴッドファーザーズ』とムーンライダーズ。驚くべきことに世紀末を越えても日常は平然と続き、アニメへの関心は経年により順当に薄れ、我が目を疑う草薙素子のいで立ちに暗澹たる気分は追い討ちが掛かり、カレイドステージに於ける「幻の大技」習得が辛うじて興味を繋ぎ止めていたこの時代、地中に眠る蝉の如く養成されたオタク層の覚醒にはまだ少し時を重ねる必要があったという。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1494506756285730818?s=21)...more1h 20minPlay
December 05, 2021#29_アニメ史回顧録:90年代の少年カクテルマシン(4/4)引き続きアニメ史回顧録シリーズ90’s篇、最後を飾る第4回は1998〜1999。完成度と違和感の混在『カウボーイビバップ』、『ブレンパワード』はエヴァへのアンサー?、ギャグアニメの金字塔『クレヨンしんちゃん 電撃! ブタのヒヅメ大作戦』、ガンダム史の特異点『∀ガンダム』を経て、エロゲー・泣きゲー原作『ToHeart』『Kanon』のイノセンスとミソジニーを介し、90年代最後の問題作へ…。とうに風化していた心象としての世紀末、通俗に背を向け「青春」なる概念へと置換可能なディケイドを生き抜いた二匹の狼は結局萌え豚に過ぎなかったかも知れないが、辿り着いた五里霧中の新世紀を4つの瞳に映し、猥雑と混迷の90年代篇、ひとまずここに完結。やがて緩やかに怨嗟の夜は明ける…。※途中、録音状況の問題により音質が著しく変化します。ご了承ください。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1467334862386257921?s=21)...more1h 20minPlay
December 05, 2021#28_アニメ史回顧録:90年代の少年カクテルマシン(3/4)引き続きアニメ史回顧録シリーズ90’s篇、第3回は1994〜1997。菅野よう子とメカ描写の刷新『マクロスプラス』、『マクロス7』とそのロック観、『平成狸合戦ぽんぽこ』と第四の壁、『機動戦士Vガンダム』『機動武闘伝Gガンダム』が見せた絶望と希望の一発逆転、世界の中心でアイを叫んだ高二病『新世紀エヴァンゲリオン』、押井守の完成形『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、ハイセンス見本市『MEMORIES』、『こどものおもちゃ』の学級問題とマシンガントーク、声高には語れない『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』、『スレイヤーズ』『魔法使いTai!』のギャグセンスとダウンタウン、寺山×宝塚で描かれるセーラームーンの落とし前『少女革命ウテナ』、師弟対決『もののけ姫』はメガヒットへ…。90年代の中核を成すエヴァという作品がある以上どうしても年数が滞る筈だったこのセクションは、他作品の印象が薄くなることで奇妙な均衡を保ち、結果最も経年を加速させる予想外の事態に及んだ。とは言え何を話してもエヴァの重力に引き戻されるかつてない狂騒に、我を失った珍獣として奇異の目に晒され、夏エヴァという絶望の映像化に生きる希望を刈り取られたこの時代。それでも不仕合わせだったかと問われれば、断じて否だ。※途中、録音状況の問題により音質が著しく変化します。ご了承ください。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1467326893653258241?s=21)...more1h 13minPlay
December 04, 2021#27_アニメ史回顧録:90年代の少年カクテルマシン(2/4)引き続きアニメ史回顧録シリーズ90’s篇、第2回は1992〜1993。富野OP『ママは小学4年生』、美少女嗜好と自虐ナルシズム『紅の豚』、ケレン味とハッタリギャグ大作『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』、伊東岳彦時代と棒人間問題『KO世紀ビースト三獣士』、佐藤順一・幾原邦彦の『美少女戦士セーラームーン』は王子様願望とコギャルとフェミニズムの混沌を促し、多層的主人公『無責任艦長タイラー』、菅野よう子との邂逅『ぼくの地球を守って』を経て、『ルパン三世 ルパン暗殺指令』の恥辱的記憶と『アイドル防衛隊ハミングバード』の粗悪的所業へと至る…。バブルは崩壊、迫り来る社会不安に乗じ、オタクなる蔑称が更に深く重い烙印へと変質する理不尽な逆境に屈辱を覚えつつ、美少女戦士の戦闘服を愛でる行為は責められて然るべきと自省するのに多くの時間は要さなかったわけだが、このペース配分で90年代篇を完走できるのか一抹の不安を覚えたのは揺るがざる事実であった。※参照動画&画像(https://twitter.com/sc_machine/status/1466948792926683136?s=21)...more1h 8minPlay
December 04, 2021#26_アニメ史回顧録:90年代の少年カクテルマシン(1/4)アニメ史回顧録シリーズ90’s篇、第1回は1990〜1991。世間を震撼させたあの事件を前提に、ガイナックス初のTVシリーズ『ふしぎの海のナディア』、あかほりさとる時代の幕開け『NG騎士ラムネ&40』、『ちびまる子ちゃん』の大ブーム、『魔物ハンター妖子』のマウント合戦、『超音戦士ボーグマン LOVERS RAIN』の虚無感、ソフトエロと『レモンエンジェル』、ジブリがいっぱい『バルテュス ティアの輝き』、『機動戦士ガンダムF91』の混乱、『機動戦士ガンダム0083』の長短、ガイナスタッフ×りんたろう『帝都物語』の耽美アクション、『おもひでぽろぽろ』でリアリティは飽和点を越え、『老人Z』で大友神話は継続、未見の大作『ライトニングトラップ レイナ&ライカ』に想いを馳せる…。最早息をする如く頻出する下ネタを省みることもなく、オタクへの風当たりが最大風速を記録したこの時代、変態どころか犯罪者の汚名すら被りかねない蛮勇行為を挺身の構えで反復する僕たちはその時、90年代という四面楚歌の荒野を駆け抜けた、萌え豚とは似ても似つかぬ二匹の狼であった…※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1466944130680983552?s=21)...more1h 7minPlay
October 10, 2021#25_アニメ史回顧録:80年代の少年カクテルマシン(4/4)引き続きアニメ史回顧録シリーズ80’s篇、第4回は1988続き〜1989まで。『マドンナ 炎のティーチャー』『サーキットの狼II モデナの剣』などの需要不明なOVA流通の謎、『超音戦士ボーグマン』と欲望としてのアニス・ファーム論序章、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『AKIRA』に纏わる理不尽、作画アニメ『ピーターパンの冒険』、『らんま1/2』の萌え、『機動警察パトレイバー』『御先祖様万々歳!』に於ける押井守の復活、『ヴイナス戦記』vs『ファイブスター物語』、大ヒットする『魔女の宅急便』、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の当時と現在の評価、ヒーロー物の集大成『強殖装甲ガイバー 』etc…。個人史から垣間見るアニメ史の光と闇、高級化問題から謀らずもえぐられる少年期の傷、偏執的快楽嗜癖への戸惑いと悦びを臆面もなく顕在化した饗宴の果てに、混沌の80’s篇、ひとまずここに完結。次回よりソロ活動を経て二人が本格的に邂逅する90’sへと堕ちていく光景を青春と言い換えることが可能なら、オタクが蔑称として定着していたあの時代、永い茨の道であったと予告も兼ねて申し添えておきましょう。※参照動画(https://twitter.com/sc_machine/status/1447015399422259204?s=20)...more49minPlay
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