「ISSに長期保管されたフリーズドライ精子からマウス誕生 スペースコロニーへの一歩」 【▲ ISSに保管されていたフリーズドライ精子から作られた「宇宙マウスの仔」(Credit: Teruhiko Wakayama, University of Yamanashi)】近年、月だけでなく火星への有人探査計画も本格的になってきました。かつてはSFの領域だった月面基地やスペースコロニーなどの建設も現実のものとなりつつあります。そこでの何十年にも及ぶ長期滞在や永住を考えた場合、人類や家畜の生殖・繁殖も必要となることでしょう。しかし、宇宙環境では強力な宇宙放射線が降り注ぐため、本人だけでなく子や孫世代への影響が懸念されます。ところが、これまで哺乳類の宇宙生殖実験はほとんど行われたことがありませんでした。