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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
June 15, 2024マクサーの地球観測衛星がISSを撮影 ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の姿も「マクサーの地球観測衛星がISSを撮影 ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の姿も」 こちらはアメリカの民間宇宙企業Maxar Technologies(マクサー・テクノロジーズ)が公開したISS(国際宇宙ステーション)の画像です。アメリカの現地時間2024年6月7日に同社の地球観測衛星「WorldView-3」を使ってISSから276km離れた位置から撮影されました。公開された画像を見ると、日本実験棟「きぼう」や増設された太陽電池アレイといったISS各部の構成要素だけでなく、NASA(アメリカ航空宇宙局)の有人宇宙飛行ミッション「Crew-8」で使用されているSpaceX(スペースX)の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」や、有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」でISSに来訪したBoeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」といった係留中の宇宙船や補給船の姿を確認することもできます。Maxarの衛星データ事業を担うMaxar Intelligenceは、地球の低軌道(高度200〜1000km)から静止軌道にわたって存在する宇宙物体の画像を撮影する非地球画像撮影(non-Earth imaging: NEI)をMaxarの衛星を使用して行っています。Maxarによると同社の衛星は6インチ(約15cm)未満の解像度で地球低軌道の宇宙物体を撮影することが可能であり、宇宙領域把握(Space Domain Awareness: SDA)、宇宙交通管理、衛星運用、それに国家安全保障に関わるミッションに対応できるということです。...more2minPlay
June 12, 2024ヴァージン・ギャラクティック、「スペースシップツー」7回目にして最後の商業宇宙飛行に成功「ヴァージン・ギャラクティック、「スペースシップツー」7回目にして最後の商業宇宙飛行に成功」 アメリカの民間企業Virgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)は日本時間2024年6月9日未明、宇宙船「SpaceShipTwo “VSS Unity”(スペースシップツー「VSSユニティ」)」による同社7回目の商業宇宙飛行ミッション「Galactic 07」を実施しました。6名のクルーを乗せたVSS Unityは高度80km以上の宇宙空間(※)へ到達した後に、無事地上へ帰還したことが同社から発表されています。【最終更新:2024年6月11日14時台】Virgin Galacticによると、空中発射母機「White Knight Two “VMS Eve”(ホワイトナイトツー「VMSイブ」)」に吊り下げられたVSS Unityは、日本時間2024年6月8日23時31分(アメリカ山岳部夏時間同日8時31分)にアメリカ・ニューメキシコ州のスペースポート・アメリカを離陸。高度4万4562フィート(約1万3580m)で母機から切り離されると自身のエンジンで最大速度マッハ2.96まで加速・上昇し、準軌道飛行(サブオービタル飛行)を行った後の日本時間6月9日0時41分にスペースポート・アメリカへ着陸しました。最高到達高度は54.4マイル(約87.5km)とされています。今回のGalactic 07はVirgin Galacticにとって2024年1月に実施された「Galactic 06」に続く12回目、商業宇宙飛行としては7回目の宇宙飛行ミッションでした。また、今回は2023年11月の「Galactic 05」以来3回目となる“準軌道科学実験室”としてのミッションでもあり、推進剤の挙動を研究するための装置(パデュー大学)と微小重力環境下における新しい3D印刷技術をテストするための装置(カリフォルニア大学バークレー校)が搭載されました。...more3minPlay
June 11, 2024スペースXが大型ロケット「スーパーヘビー」着水の瞬間を捉えた動画を公開「スペースXが大型ロケット「スーパーヘビー」着水の瞬間を捉えた動画を公開」 こちらはアメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)が公式Xアカウントを通じて公開した動画です。日本時間2024年6月6日夜に実施された同社の新型ロケット「Starship(スターシップ)」第4回飛行試験で使用された1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」が、計画通りメキシコ湾の海上へ軟着水する様子が24秒間にまとめられています。動画では、上空から降下してきたSuper Heavyがエンジンを点火して減速しながら海面へ迫っていく様子を捉えた映像(※着水予定区域に設置されたブイのカメラで撮影されたものと思われる)に続いて、Super Heavy側のカメラで捉えた着水の瞬間を見ることができます。ちなみに、Super Heavyの全長は71mで、大型旅客機であるBoeing(ボーイング)777-300ER型機の全長73.9mとほぼ同じです。Starshipは1段目のSuper Heavyと2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ばれています。SpaceXによれば、両段を再利用する構成では100~150トンのペイロード(搭載物)を打ち上げることが可能であり、2段目のStarship宇宙船は単体でも地球上の2地点間を1時間以内に結ぶ準軌道飛行(サブオービタル飛行)が可能だとされています。...more2minPlay
June 08, 2024中国、月探査機「嫦娥6号」の上昇機と周回機がドッキング成功と発表 月の裏側のサンプルを搭載「中国、月探査機「嫦娥6号」の上昇機と周回機がドッキング成功と発表 月の裏側のサンプルを搭載」 CNSA(中国国家航天局)は2024年6月6日、月の裏側で採取されたサンプルを搭載して月面を離れたCNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」の上昇機と、月周回軌道で待機していた嫦娥6号の周回機がドッキングすることに成功したと発表しました。【最終更新:2024年6月7日12時台】嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸して周辺の観測を行うと同時に、スコップとドリルを使用して約2kgのサンプルを採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。成功すれば月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。2024年5月3日(日本時間・以下同様)に海南省の文昌衛星発射センターから「長征5号」ロケットで打ち上げられた嫦娥6号は、5日後の5月8日に月周回軌道に到達。嫦娥6号を構成する周回機・着陸機・上昇機・帰還機のうち、上昇機を載せた着陸機は5月30日に周回機から分離し、6月2日7時23分に南極エイトケン盆地にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)南部の目標エリアへ着陸しました。2日間かけてサンプルを採取した後、6月4日8時38分にはサンプルを搭載した上昇機が着陸機から離陸し、月周回軌道へ戻ることに成功したと発表されています。...more2minPlay
June 07, 2024スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験実施 宇宙船の軟着水に成功「スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験実施 宇宙船の軟着水に成功」 アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は日本時間2024年6月6日、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による第4回飛行試験を実施しました。今回の飛行試験でStarship宇宙船は上昇飛行を完了して宇宙空間を慣性飛行した後に大気圏へ再突入し、海上へ軟着水することに初めて成功しました。【最終更新:2024年6月7日16時台】Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ばれています。SpaceXによれば、両段を再利用する構成では100~150トンのペイロード(搭載物)を打ち上げることが可能であり、2段目のStarship宇宙船は単体でも地球上の2地点間を1時間以内に結ぶ準軌道飛行(サブオービタル飛行)が可能だとされています。Starshipはアメリカ・テキサス州のボカチカにあるSpaceXの施設「Starbase(スターベース)」を拠点に開発が進められています。同社は2019年8月から2021年5月にかけてStarship宇宙船の大気圏内飛行試験をStarbaseで数回実施して帰還時の降下姿勢や着陸姿勢を実証した後、Super Heavyも含めたStarship打ち上げシステムの統合飛行試験を3回行いました。Super Heavyを分離したStarship宇宙船は高度100キロメートルを超えて宇宙空間に到達した後、第1回と第2回は発射1時間30分後にハワイ沖の太平洋へ、第3回は発射1時間5分後にインド洋へ着水する計画の下で行われました。...more3minPlay
June 07, 2024ボーイング新型宇宙船「スターライナー」クルーを乗せて初めてISSに到着「ボーイング新型宇宙船「スターライナー」クルーを乗せて初めてISSに到着」 日本時間2024年6月7日未明、2名のクルーを乗せたBoeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」がISS(国際宇宙ステーション)とドッキングすることに成功しました。今回はStarlinerの有人飛行試験ミッションであり、同船が宇宙飛行士を乗せてISSに到着するのは初めてです。【最終更新:2024年6月7日10時台】アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から日本時間2024年6月5日23時52分にUnited Launch Alliance(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス、ULA)の「Atlas V(アトラスV)」ロケットで打ち上げられたStarlinerは、地球を周回しつつISSと同じ高度約400kmまで1日ほどかけて上昇。日本時間2024年6月7日2時34分にISSの前方に位置する「Harmony(ハーモニー)」モジュールの前方へドッキングすることに成功しました。Starlinerに搭乗していたNASA(アメリカ航空宇宙局)のBarry Wilmore(バリー・ウィルモア)宇宙飛行士とSunita Williams(スニータ・ウィリアムズ)宇宙飛行士は、ハッチが開放された後の日本時間2024年6月7日4時45分にISSへ乗船。現在ISSに滞在している第71次長期滞在クルー7名との合流を果たしました。...more2minPlay
June 06, 2024【速報】スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験を実施 宇宙船はインド洋へ着水「【速報】スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験を実施 宇宙船はインド洋へ着水」 アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は日本時間2024年6月6日、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による第4回飛行試験を実施しました。Starship宇宙船は宇宙空間を飛行後に大気圏へ再突入し、予定されていたインド洋への着水を行って飛行を終えています。【最終更新:2024年6月6日23時台】Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ばれています。今回の飛行試験は2023年4月、2023年11月、2024年3月に続く4回目の無人飛行試験で、計画ではStarship宇宙船は最終的にインド洋へ発射約1時間5分後に着水することになっていました。関連記事・スペースX、新型ロケット「スターシップ」第3回飛行試験実施 宇宙船は大気圏再突入の段階まで飛行(2024年3月15日)・スペースX、新型ロケット「スターシップ」第2回飛行試験実施 宇宙船は宇宙空間到達後に喪失か(2023年11月20日)・スペースX、スターシップの無人飛行試験実施 高度39kmに到達も4分後に飛行中断(2023年4月21日)...more2minPlay
June 06, 2024ISSの高度を上昇させるシグナス補給船 リブースト中に撮影した画像をNASAが公開「ISSの高度を上昇させるシグナス補給船 リブースト中に撮影した画像をNASAが公開」 こちらは国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の「Cygnus(シグナス)」補給船運用20号機です。2024年5月24日に撮影されました。画像をよく見ると、シグナス補給船のエンジンから噴射された燃焼ガスが太陽電池パドルに半ば隠れるようにして写っているのがわかりますでしょうか。この日、ISSではシグナス補給船のエンジンを使ったリブースト(軌道上昇)が行われました。ISSは地球の高度約400kmを飛行していますが、この高度でも希薄な大気が存在します。ISSはわずかな大気の抵抗によって少しずつ減速し高度が下がってしまうため、有人宇宙船や無人補給船のエンジンを使って加速させて軌道を修正するリブーストが定期的に行われています。ISSのリブーストはアメリカの「Space Shuttle(スペースシャトル)」、ロシアの補給船「Progress(プログレス)」、欧州の補給船「ATV(欧州補給船)」を使って実施されてきました。スペースシャトルとATVの退役後はプログレス補給船がリブーストを担ってきましたが、シグナス補給船によるリブーストも2018年の運用9号機(この時は試験的に実施)と2022年の運用17号機で実施されています。...more2minPlay
June 05, 2024NASAがハッブル宇宙望遠鏡の運用を一部変更へ ジャイロスコープを1基だけ使用するモードに「NASAがハッブル宇宙望遠鏡の運用を一部変更へ ジャイロスコープを1基だけ使用するモードに」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月4日付で、先日打ち上げから34周年を迎えた「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の姿勢制御について、現在3基稼働しているジャイロスコープ(ジャイロセンサー、角速度センサー)のうち1基が度々誤った測定値を示している問題を受けて、1基のジャイロだけを稼働させるモードに移行するための作業を進めていると発表しました。【最終更新:2024年6月5日10時台】ジャイロスコープは姿勢制御に関する機器の一つで、高速で回転するホイールが組み込まれています(ハッブル宇宙望遠鏡の場合は毎分1万9200回転)。回転するホイールの回転軸は望遠鏡の向きが変わっても同じ方向を指し続けようとするため、基準の方向に対するホイールの回転軸の方向の変化を捉えることで、望遠鏡の回転方向や回転速度を検出することができます。ハッブル宇宙望遠鏡で現在使用されているジャイロスコープは、2009年5月に実施されたスペースシャトルによる5回目のサービスミッション(STS-125)で交換された6基のうちの3基です。残りの3基は配線に使用されている非常に細い金属ワイヤーが損傷してしまったため、すでに使われていません。稼働中の3基についても1基がすでに故障の兆候を見せ始めており、2023年11月にはこのジャイロスコープが誤った測定値を示したことでハッブル宇宙望遠鏡はセーフモードに切り替わり、科学観測が一時中断されるトラブルがありました。...more2minPlay
June 05, 2024ESAとJAXAの地球観測衛星「EarthCARE」打ち上げ成功 気候変動の予測精度向上へ「ESAとJAXAの地球観測衛星「EarthCARE」打ち上げ成功 気候変動の予測精度向上へ」 こちらはESA(欧州宇宙機関)とJAXA(宇宙航空研究開発機構)が共同開発・運用する地球観測衛星「EarthCARE」です。日本では「はくりゅう(白龍)」の愛称で呼ばれています。EarthCAREは2024年5月29日(日本時間・以下同様)、アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)のロケット「Falcon 9(ファルコン9)」に搭載されて打ち上げられました。衛星には4つの異なる観測装置が搭載されていて、雲やエアロゾル(大気中のほこりやちりなどの微粒子)の全地球的な観測を行います。EarthCAREのミッションを通じて、雲やエアロゾルが気候変動に影響する仕組みを解明し、気候変動の予測精度を向上することが期待されています。EarthCAREを搭載したFalcon 9は、2024年5月29日7時20分にアメリカ・カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられました。JAXAによると、衛星は発射約10分後にFalcon 9から分離され、同日8時14分に南アフリカの地上局にて地球周回軌道へ投入されたことを示す衛星からのテレメトリを受信したということです。また、5月30日10時14分には後述する観測装置のひとつ「雲プロファイリングレーダ(CPR)」の主反射鏡が正常に展開されたことを確認したということです。...more2minPlay
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