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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
August 28, 2024JAXA、防衛省の衛星を搭載する「H3」ロケット4号機の打ち上げ予定日を発表「JAXA、防衛省の衛星を搭載する「H3」ロケット4号機の打ち上げ予定日を発表」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年8月27日付で、Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を搭載する「H3」ロケット4号機の打ち上げ予定日を発表しました。Xバンド防衛通信衛星は防衛省のXバンド衛星通信網を構成する3機の静止衛星で、作戦部隊の指揮統制や作戦情報支援といった部隊行動に関わる重要な通信に使用されます。従来はスカパーJSATの衛星が使用されてきましたが、衛星の設計寿命が近付いたことから防衛省は後継機の整備を進めており、2017年1月に「きらめき2号」が、2018年4月に「きらめき1号」が打ち上げられています。JAXAによると、H3ロケット4号機の打ち上げ予定日は日本時間2024年10月20日で、打ち上げ予定時間帯は15時42分~17時30分です。予備期間は2024年10月21日~2024年11月30日だということです。【最終更新:2024年8月28日11時台】...more2minPlay
August 27, 2024北九州市で「九州宇宙ビジネスキャラバン2024」開催 九州で高まる宇宙ビジネス参入への機運「北九州市で「九州宇宙ビジネスキャラバン2024」開催 九州で高まる宇宙ビジネス参入への機運」 2024年8月22日、福岡県北九州市の北九州国際会議場にてビジネスネットワーキング型の産学官イベント「九州宇宙ビジネスキャラバン2024」が開催されました。同イベントは九州・山口エリアの企業が宇宙産業に参入する機運を醸成し、宇宙関連企業と未参入企業が互いにビジネスマッチングする機会を創出するべく開かれたもので、2023年11月に福岡市で開催された1回目に続き今回が2回目です。当日は開催地である北九州市の武内和久市長をはじめ、インターステラテクノロジズ株式会社のファウンダーである堀江貴文さんや、宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後はAxiom Space(アクシオム・スペース)に所属する若田光一さんらが登壇(登壇順)。展示エリアでは株式会社QPS研究所をはじめ、スカパーJSAT株式会社、宇宙技術開発株式会社、SpaceBD株式会社、日本航空株式会社などが出展し、プレゼンテーションや交流を行いました。ネットワーキング、始まる!大盛況!#宇宙ビジネス #小倉 #北九州 pic.twitter.com/ZVrdaRB8n5...more2minPlay
August 26, 2024JAXA月探査機「SLIM」月面での運用を終了 日本初の月面軟着陸を達成「JAXA月探査機「SLIM」月面での運用を終了 日本初の月面軟着陸を達成」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年8月26日、小型月着陸実証機「SLIM」の月面での運用が終了したと発表しました。2023年9月7日にJAXAのX線分光撮像衛星「XRISM」とともに「H-IIA」ロケット47号機で打ち上げられたSLIMは、2024年1月20日0時20分頃に日本の探査機として初めて月面へ軟着陸することに成功しました。ただし、2基搭載されているメインエンジンの1基で着陸直前に生じたトラブルによって想定外の速度や姿勢で接地することになったため、SLIMは太陽電池を西に向けて逆立ちしたような姿勢で安定しています。着陸直後に電力を得られなかったSLIMは一旦休眠状態に置かれましたが、太陽光が西から当たって太陽電池から電力を得られるようになった2024年1月28日以降は「マルチバンド分光カメラ(MBC)」による岩の観測が行われました。MBCは月のマントルに由来するかんらん石(橄欖石)を含んだ岩の分光観測(※電磁波の波長ごとの強さであるスペクトルを得るための観測)を目的としてSLIMに搭載された観測装置です。MBCによる分光観測は当初の想定を上回る10個の岩石に対して行われ、実際にかんらん石を示すデータが得られていたことが明らかになっています。...more2minPlay
August 26, 2024スペースワン「カイロス」初号機飛行中断の原因公表 2号機は2024年12月にも打ち上げへ「スペースワン「カイロス」初号機飛行中断の原因公表 2号機は2024年12月にも打ち上げへ」 スペースワン株式会社は2024年8月25日、同社の「カイロス(KAIROS)」ロケット初号機の打ち上げ結果と2号機に関する記者会見を開催しました。カイロスはスペースワンが開発した全長約18mの3段式固体燃料ロケットで、ペイロード(搭載物)の軌道投入制度を高めるための液体推進系キックステージを備えています。内閣衛星情報センターの「短期打上型小型衛星」を搭載した初号機は2024年3月13日に和歌山県のスペースポート紀伊から打ち上げられましたが、発射約5秒後にロケットの自律飛行安全システムによる飛行中断措置が自律的に行われて射場直上で爆発し、衛星の軌道投入には至りませんでした。スペースワンによると、カイロスに使用される推進薬の燃焼速度を予測するプロセスに問題があり、実際の性能よりも高めの推力が出ると予測してしまったことが、初号機の飛行中断の原因だと判明しました。初号機の飛行計画はこの高めの予測値をもとに立てられたため、1段目が実際に発揮した推力との間に数パーセント台の差が生じてしまい、自律飛行安全システムが飛行正常範囲を逸脱したと判断するに至ったと結論付けられています。...more2minPlay
August 25, 2024ボーイング新型宇宙船「スターライナー」無人で帰還へ クルーは別の宇宙船で帰還予定「ボーイング新型宇宙船「スターライナー」無人で帰還へ クルーは別の宇宙船で帰還予定」 アメリカ航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間2024年8月24日13時に記者会見を開き、Boeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」による有人宇宙飛行ミッション「Crew Flight Test(CFT)」の一環として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているNASAの宇宙飛行士2名について、Starlinerでは地球に帰還させないことを決定したと発表しました。StarlinerはSpaceX(スペースX)の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにNASAのCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。これまでに2回の無人飛行試験が実施されており、今回のCFTミッションは開発の最終段階となる有人飛行試験の位置付けです。アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から日本時間2024年6月5日に打ち上げられたStarlinerは、日本時間同年6月7日にISSへドッキングすることに成功。Starlinerに搭乗していたNASAのBarry Wilmore宇宙飛行士とSunita Williams宇宙飛行士はISSに滞在している第71次長期滞在クルー7名との合流を果たしました。...more2minPlay
July 08, 2024欧州の新型ロケット「アリアン6」日本時間7月10日未明に初打ち上げへ「欧州の新型ロケット「アリアン6」日本時間7月10日未明に初打ち上げへ」 欧州宇宙機関(ESA)は日本時間2024年7月10日未明に新型ロケット「Ariane 6(アリアン6)」の打ち上げを予定しています。四半世紀以上にわたって117回飛行した「Ariane 5(アリアン5)」ロケット最後の打ち上げから1年、ヨーロッパの新たな主力ロケットの初飛行が迫っています。【最終更新:2024年7月8日14時台】Ariane 6は2023年7月まで運用されていたAriane 5の後継にあたるロケットです。機体構成は固体燃料ロケットブースター「P120」を1段目の側面に2基備えた「A62」と、4基備えた「A64」の2種類が用意されています。地球低軌道(LEO)への打ち上げ能力はA62が10.3トン、A64が21.6トン。静止トランスファ軌道(GTO)への打ち上げ能力はA62が4.5トン、A64が11.5トンとされています。ESAによると、Ariane 6の初号機はフランス領ギアナのギアナ宇宙センターから日本時間2024年7月10日3時0分~7時0分の時間帯に打ち上げられる予定です。上段(2段目)はまず高度700km×300kmの楕円軌道に投入された後に、エンジンを再点火して高度580kmの円軌道に遷移。ペイロードを放出した後に3回目のエンジン点火を行い、南太平洋へ制御落下されます。...more2minPlay
July 04, 2024宇宙環境での持続可能なものづくりに一歩前進? ESAが ISS初の金属3Dプリンタの実験に成功「宇宙環境での持続可能なものづくりに一歩前進? ESAが ISS初の金属3Dプリンタの実験に成功」 「持続可能性(sustainability)」という考え方が社会に浸透しつつある現代において、宇宙環境下でも持続可能性の追究が進んでいるようです。欧州宇宙機関(ESA)は、国際宇宙ステーション(ISS)で初めてとなる金属3Dプリンターの造形テストが欧州実験棟「コロンバス」において2024年5月30日に実施され、溶融したステンレス鋼でS字カーブを造形したと伝えています。実験に使用されたのはエアバスがイギリスのクランフィールド大学らと共同開発した金属3Dプリンターで、2024年1月31日に「シグナス」補給船運用20号機でISSに届けられました。関連記事・スペースX、ファルコン9でISSへのシグナス補給船運用20号機を打ち上げ(2024年2月2日)...more2minPlay
July 03, 2024月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給「月や火星で建物を“育てる”? NASAが菌糸体の利用を研究するプロジェクトに助成金を支給」 ベセスダ・ソフトワークスのRPGシリーズ「The Elder Scrolls(ジ・エルダー・スクロールズ)」には、テルヴァンニ家というダークエルフの大家が建物として利用している巨大に育てられたキノコが登場します。大きく広がった傘の下、くり抜いたキノコの柄の中に住むエルフと聞くといかにもファンタジーな世界観に思えますが、将来の有人宇宙探査では基地の建設などで菌類が活用されることになるかもしれません。アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月26日付で、将来役立つ可能性がある初期段階の研究に資金を提供する「NASA革新的先進概念(NASA Innovative Advanced Concepts: NIAC)」プログラムにて、NASAエイムズ研究センターのLynn Rothschildさんを筆頭とする研究チームが取り組んでいる「Mycotecture off Planet」をフェーズIIIのプロジェクトとして選定したことを発表しました。チームには将来の実証ミッションに向けて2年間で200万ドルの助成金が支給されます。【最終更新:2024年7月2日11時台】月や火星で有人探査を行うには、宇宙飛行士の生存に欠かせない酸素・水・食料をはじめ、探査活動に必要な機器類、一定期間の滞在に備えた居住施設や基地の建材といったさまざまな物資が必要になります。これらの物資をすべて地球から送り込むには相応のコストが掛かることから、現地に埋蔵されている氷を掘削して水や酸素を得たり、土壌を建材に利用したりすることで持ち込む物資の量を削減する「ISRU(In-Situ Resource Utilization、現地資源利用、その場資源利用)」技術の研究が進められています。...more2minPlay
July 03, 2024JAXAの先進レーダ衛星「だいち4号」アンテナ展開等を完了しクリティカル運用期間終了「JAXAの先進レーダ衛星「だいち4号」アンテナ展開等を完了しクリティカル運用期間終了」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年7月3日、「H3」ロケット3号機で打ち上げられた先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」の太陽電池パドルとアンテナの展開などが完了し、打ち上げ後の初期段階であるクリティカル運用期間(衛星を運用する上で必須の状態に移行するまでの期間)を終了すると発表しました。【最終更新:2024年7月3日10時台】「だいち4号」は2014年5月に打ち上げられた陸域観測技術衛星2号「だいち2号(ALOS-2)」の後継機として開発されたJAXAの地球観測衛星で、「だいち2号」から能力が向上したLバンド合成開口レーダー(SAR)「PALSAR-3」、船舶自動識別装置(AIS)の信号を受信して船舶情報を取得する船舶自動識別信号受信器「SPAISE3」、静止軌道上の衛星と光衛星間通信を行うための低軌道衛星用光ターミナル「OLLCT」が搭載されています。2024年7月1日12時6分(日本時間・以下同様)に種子島宇宙センターから「H3」ロケット3号機で打ち上げられた「だいち4号」は、軌道へ投入されて間もなくJAXA追跡ネットワークの海外拠点で信号の受信に成功し、同日12時59分には太陽電池パドルの展開と衛星の太陽捕捉制御が正常に行われたことが確認されていました。...more2minPlay
June 30, 2024日欧共同の地球観測衛星「EarthCARE」雲プロファイリングレーダーの初観測画像が公開「日欧共同の地球観測衛星「EarthCARE」雲プロファイリングレーダーの初観測画像が公開」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)は2024年6月27日付で、1か月ほど前に打ち上げられた雲エアロゾル放射ミッションの地球観測衛星「EarthCARE」に搭載されている「雲プロファイリングレーダー(CPR)」の初観測で取得した画像を公開しました。【最終更新:2024年6月28日10時台】日本時間2024年5月29日に打ち上げられたEarthCAREは、ESAとJAXAが共同で開発し、運用する地球観測衛星です。日本での愛称は「はくりゅう(白龍)」です(※外観が白く、展開された太陽電池パドルが長い尾を連想させることから)。ミッションの目的は、気候変動予測の精度向上に貢献するための雲とエアロゾルの全地球的な観測を行うこと。観測機器は4つ搭載されており、そのうちの1つであるCPRはJAXAと情報通信研究機構(NICT)が共同で開発し、日本電気(NEC)が設計・製造を担当しました。こちらが今回公開された画像の1つです。日本時間2024年6月13日13時36分頃に日本の東海上にあった梅雨前線上の雲をCPRで捉えたもので、左は雲粒の垂直方向の濃度を示すレーダーの反射強度、右は雲粒の上下の動きを示すドップラー速度をそれぞれ示しており、気象衛星「ひまわり9号」の観測データを利用して3次元的に表現されています。JAXAによると、宇宙から雲の上下の動きを梅雨前線上の雲域で測定したのは世界初とされています。...more2minPlay
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