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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
June 29, 2024中国の月探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取したサンプルは1935.3グラム「中国の月探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取したサンプルは1935.3グラム」 中国国家航天局(CNSA)は2024年6月28日付で、地球へ帰還した中国の月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が月の裏側で採取したサンプルの引き渡し式を開催したと発表しました。発表ではサンプルの重さは1935.3グラムとされています。【最終更新:2024年6月28日12時台】嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸して周辺の観測を行うと同時に、スコップとドリルを使用して約2kgのサンプルを採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としていました。2024年5月3日(日本時間・以下同様)に打ち上げられた嫦娥6号は5月8日に月周回軌道へ到達し、上昇機を載せた着陸機が6月2日に月の裏側にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)南部への着陸に成功。6月6日には月面を離陸した着陸機と待機していた周回機がドッキングし、サンプルを移し替えられた帰還機が6月25日に内モンゴル自治区へ着陸することに成功していました。...more2minPlay
June 28, 2024JAXA、H3ロケット3号機の打ち上げ日を7月1日に再設定 だいち4号を搭載【追記あり】「JAXA、H3ロケット3号機の打ち上げ日を7月1日に再設定 だいち4号を搭載【追記あり】」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年6月28日(日本時間・以下同様)、先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」を搭載した「H3」ロケット3号機の打ち上げ目標日を2024年7月1日に再設定したことを発表しました。【最終更新:2024年6月28日14時台】H3ロケットは従来の主力ロケット「H-IIA」の後継機としてJAXAと三菱重工業が開発した日本の新型ロケットです。先進光学衛星「だいち3号(ALOS-3)」を搭載した試験機1号機による初飛行は2023年3月7日に実施されたものの、2段目エンジンに点火できず打ち上げに失敗。対策を施した試験機2号機はロケット性能確認用ペイロードと小型副衛星2機を搭載して2024年2月17日に打ち上げられ、小型副衛星の軌道投入と主衛星分離機構の試験に成功しました。関連記事・JAXA、H3ロケット試験機2号機打ち上げ成功 小型副衛星2機を軌道投入(2024年2月17日)・JAXA、H3ロケット試験機1号機打ち上げ失敗の原因究明に結論 再発防止対策を実施へ(2023年8月25日)...more2minPlay
June 28, 2024JAXA月探査機「SLIM」前回に続き5回目の越夜後も通信に応答なし「JAXA月探査機「SLIM」前回に続き5回目の越夜後も通信に応答なし」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年6月27日(日本時間・以下同様)、X(旧Twitter)の小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクト公式アカウントにて、5回目の夜を越したとみられるSLIMとの通信を試みたものの、電波は確認できなかったことを明らかにしました。【最終更新:2024年6月27日17時台】SLIMは2024年1月20日0時20分頃に日本の探査機として初めて月面へ軟着陸することに成功しました。ただ、2基搭載されているメインエンジンの1基で着陸直前に生じたトラブルによって想定外の速度や姿勢で接地することになったため、機体は太陽電池を西に向けて逆立ちしたような姿勢で安定しています。着陸直後に電力を得られなかったSLIMは一旦休眠状態に置かれましたが、太陽光が西から当たって太陽電池から電力を得られるようになった2024年1月28日以降は「マルチバンド分光カメラ(MBC)」による岩の観測が行われ、着陸地点が夜を迎えることから1月31日に再び休眠状態に入りました。MBCは月のマントルに由来するかんらん石(橄欖石)を含んだ岩の分光観測(電磁波の波長ごとの強さであるスペクトルを得るための観測)を目的としてSLIMに搭載された観測装置で、実際にかんらん石を示すデータが得られていたことが明らかになっています。...more2minPlay
June 27, 2024NASAが2030年で運用を終えるISSの軌道離脱用宇宙機開発でスペースXと契約「NASAが2030年で運用を終えるISSの軌道離脱用宇宙機開発でスペースXと契約」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月26日付で、2030年に運用を終える国際宇宙ステーション(ISS)を大気圏へ再突入させるための宇宙機「U.S. Deorbit Vehicle(米国軌道離脱機)」の開発を担当する企業としてアメリカの民間企業SpaceX(スペースX)を選定したことを発表しました。【最終更新:2024年6月27日11時台】1998年11月に最初の構成要素が打ち上げられたISSは、2024年で建設開始から26年、宇宙飛行士の長期滞在開始から24年を迎えます。NASAをはじめ、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、ヨーロッパの欧州宇宙機関(ESA)、カナダのカナダ宇宙庁(CSA)、ロシアのロスコスモス(Roscosmos)が運用に関わるISSでは、地球・宇宙科学、生物学、人類生物学、物理科学、地上では行えない技術実証といったさまざまな実験が宇宙飛行士によって行われてきました。しかし、2011年に主な構成要素の組み立てが完了したISSでは、与圧モジュールからの空気漏れや太陽電池の発電能力低下といった経年劣化の影響がすでに現れています。2021年から2023年にかけて新型太陽電池アレイの増設が行われるなど対策は講じられているものの、ISSの運用は2030年に終了する予定です。...more2minPlay
June 25, 2024【速報】中国の月探査機「嫦娥6号」地球帰還 月の裏側からのサンプルリターンは世界初「【速報】中国の月探査機「嫦娥6号」地球帰還 月の裏側からのサンプルリターンは世界初」 中国国家航天局(CNSA)は2024年6月25日(日本時間・以下同様)、月の裏側で採取したサンプルを搭載した月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」の帰還機が地球へ帰還することに成功したと発表しました。月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。【最終更新:2024年6月25日15時台】嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸して周辺の観測を行うと同時に、スコップとドリルを使用して約2kgのサンプルを採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。嫦娥6号は2024年5月3日に打ち上げられて5月8日に月周回軌道へ到達し、6月2日には上昇機を載せた着陸機が着陸目標地点であるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)南部へ着陸することに成功。2日後の6月4日にはサンプルを収めた上昇機が月周回軌道へ戻り、さらに2日後の6月6日には待機していた周回機とドッキングして、上昇機から周回機に搭載されている帰還機へとサンプルを収めた保管容器を移し替えることに成功したと発表されていました。...more2minPlay
June 24, 2024NASAが火星サンプルリターンミッションの手法研究で7社の企業を選定「NASAが火星サンプルリターンミッションの手法研究で7社の企業を選定」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月7日付で、欧州宇宙機関(ESA)と共同で進めている火星サンプルリターンミッションについて、火星で採取したサンプルを地球へ持ち帰る低コストかつ迅速な手法の提案を2024年4月に募集した結果、回答した民間企業のなかから7社を選定したと発表しました。【最終更新:2024年6月21日11時台】今回選定された企業は以下のとおりです(丸括弧内はNASAプレスリリースから引用した企業名および所在地と提案タイトル)。NASAによると、7社には90日間の研究を行うために最大150万ドルが与えられます。また、NASAやジェット推進研究所(JPL)、ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所(APL)でも研究が行われています。...more2minPlay
June 22, 2024ボーイング新型宇宙船「スターライナー」地球帰還は6月26日以降の予定「ボーイング新型宇宙船「スターライナー」地球帰還は6月26日以降の予定」 アメリカ航空宇宙局(NASA)とBoeing(ボーイング)は2024年6月18日付で、Boeingの新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」による有人宇宙飛行ミッション「Crew Flight Test(CFT)」の一環として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているNASAの宇宙飛行士2名について、日本時間2024年6月26日以降にISSを離れて地球へ帰還する予定であると発表しました。【最終更新:2024年6月21日14時台】StarlinerはSpaceX(スペースX)の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにNASAのCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。これまでに2回の無人飛行試験が実施されており、今回のCFTミッションは開発の最終段階となる有人飛行試験の位置付けです。アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から日本時間2024年6月5日に打ち上げられたStarlinerは、日本時間同年6月7日にISSへドッキングすることに成功。Starlinerに搭乗していたNASAのBarry Wilmore(バリー・ウィルモア)宇宙飛行士とSunita Williams(スニータ・ウィリアムズ)宇宙飛行士はISSに滞在している第71次長期滞在クルー7名との合流を果たしました。...more2minPlay
June 20, 2024月の裏側に着陸した中国の月探査機「嫦娥6号」をアメリカの月周回衛星「LRO」が撮影「月の裏側に着陸した中国の月探査機「嫦娥6号」をアメリカの月周回衛星「LRO」が撮影」 こちらは月の裏側にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)南部を月周回軌道から撮影した画像です。アメリカ航空宇宙局(NASA)の月周回衛星「Lunar Reconnaissance Orbiter(LRO、ルナー・リコネサンス・オービター)」の光学観測装置「LROC」を使って2024年6月7日に撮影されました。画像の幅は650mに相当します。NASAによると、画像中央には中国の月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が明るい点として写っています。嫦娥6号は中国国家航天局(CNSA)による月探査ミッションの無人探査機で、地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸して周辺の観測を行うと同時に、スコップとドリルを使用して約2kgのサンプルを採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。成功すれば月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。嫦娥6号は日本時間2024年5月3日に打ち上げられて日本時間同年5月8日に月周回軌道へ到達し、日本時間同年6月2日には上昇機を載せた着陸機がアポロ・クレーターへ着陸することに成功。2日後の日本時間同年6月4日にはサンプルを収めた上昇機が月周回軌道へ戻り、さらに2日後の日本時間同年6月6日には待機していた周回機とドッキングして、上昇機から周回機に搭載されている帰還機へとサンプルを収めた保管容器を移し替えることに成功したと発表されています。...more2minPlay
June 18, 2024アストロスケールの実証衛星が15年前のロケットの一部を50m手前から定点観測 画像&動画公開「アストロスケールの実証衛星が15年前のロケットの一部を50m手前から定点観測 画像&動画公開」 株式会社アストロスケールは2024年6月14日、同社の商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェイ)」が観測対象のデブリから約50mの距離まで接近することに成功し、定点観測を実施したと発表しました。【最終更新:2024年6月18日15時台】ADRAS-Jはデブリ除去の新規宇宙事業化を目的とした宇宙航空研究開発機構(JAXA)の取り組みである「商業デブリ除去実証(CRD2)」の実証衛星です。CRD2は大型デブリへの接近・近傍制御と情報取得を実証するフェーズIと、大型デブリの除去を実証するフェーズIIの2段階に分かれています。ADRAS-Jは2022年3月にフェーズIの契約相手方として選定されたアストロスケールが開発と運用を担っています。日本時間2024年2月18日夜にRocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げられたADRAS-Jは、観測対象である「H-IIA」ロケット15号機の上段(2段目、全長約11m・直径約4m・重量約3トン)への接近を開始。4月17日には後方数百mまで接近することに成功していました。H-IIA15号機は2009年1月に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」の打ち上げに使用されたロケットで、同ロケットの上段は大型デブリとなって地球を周回し続けています。...more2minPlay
June 17, 2024宇宙の“化学”を明らかにする遠赤外領域望遠鏡「SALTUS」を欧米研究者合同チームが提案「宇宙の“化学”を明らかにする遠赤外領域望遠鏡「SALTUS」を欧米研究者合同チームが提案」 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)」に続く、新たな赤外線観測用の宇宙望遠鏡の実現が求められているようです。アメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターをはじめとする欧米の研究機関による合同研究チームは、遠赤外線を観測するプローブクラスの宇宙望遠鏡「SALTUS(Single Aperture Large Telescope for Universe Studies)」を提案しました。SALTUSは主鏡の口径が14mに及ぶ宇宙望遠鏡で、波長34μm~230μmの光に対応する赤外線分光装置「SAFARI-Lite」と、波長56μm~660μmの光に対応する高解像度受信装置「HiRX」という、いずれも遠赤外線で観測を行うための2つの装置を搭載します。これにより、近赤外線〜中赤外線に対応したウェッブ宇宙望遠鏡や、赤外線よりも波長の長い電波(サブミリ波・ミリ波)に対応した「アルマ望遠鏡(ALMA)」の観測を補完する役割を担うのだといいます。...more2minPlay
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