スケート部のニュースです。 【全日本選手権】女子FS 永井、感謝の思いを込めた4分間 川畑は練習の成果を発揮 全日本選手権は前大会の反省を生かした演技で会場を湧かせ11位となった。 ついにこのときがやってきた。永井にとって最後の全日本での『エデンの東』を会場の観客のみならず画面越しに応援する多くのファンが心待ちにしていた。スケート人生で大きく飛躍した2014-15シーズンのSPに使っていた永井にとって大切な曲だ。大きな拍手に迎えられ、それを噛み締めるように観客を見上げながら登場するとゆっくりと息を吐き最初のポーズに立つ。美しい調べに合わせ両手をふわっと広げて滑り出す。冒頭、得意のルッツジャンプは連続ジャンプを予定していたがタイミングが合わずに単独の1回転に。2回転アクセル-2回転トーループは1本目でやや着氷が詰まったもののなんとかまとめた。前半残り2つのジャンプである3回転サルコー、3回転トーループは演技の流れの中で綺麗に決めた。特にトーループはジャッジ全員が出来栄えでプラスの評価を下すクリーンなジャンプだった。ポジションや軸のぶれることのないレイバックスピン、そして最高評価のレベル4との判定で出来栄えでも加点されたフライングチェンジコンビネーションスピンといった要素でも長年磨かれてきた永井の技術が発揮される。美しくも切ないメロディーに乗せて優雅に舞ったコレオシークエンスを終えると演技は後半へ。永井らしい高さのある3回転ルッツは軸が前に傾き着氷時に手をついたものの、きっちりと回りきって降りる思いの強さが感じられた。終盤、体力的にも限界に近づいていたのだろうか、1回転となってしまうジャンプのミスが続いた。しかし、ここでは終わらない。曲の盛り上がりが最高潮に達するラストのステップでは「今までありがとうございましたという気持ちを込めて」最後の力を振り絞り大きく柔らかな上半身の動きとともに一つ一つ丁寧にターンを踏んでいく。腕の動きにも工夫が見られたチェンジコンビネーションスピンを高速で回り、天を仰いでフィニッシュ。