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今回のテーマは「自己価値基準」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。
番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。
▼概要
今回は、「自己価値基準を持つための方略」をテーマに、「なぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?」の続編として、前回の議論をさらに深めました。前回は「他者評価に左右されず、自分が本当に良いと思うものを大切にすること」の重要性を語りましたが、今回はその考えをより実践的に掘り下げています。
安斎は、現代の私たちはランキングやSNS上の評価といった「外的基準」に同一化しやすく、それに依存することで、自分自身の意思決定や楽しみ方の軸を失いがちだといいます。他者がつくったスコアに自分を委ねることで、いつの間にか「いいね」をもらうために生きてしまう――そのような状態から抜け出すためにこそ、自己価値基準を育むことが大切だと話しました。
そのための方略として三つのアプローチが提示されました。第一は「技の探究」――成果や評価を離れ、自分が没頭できる“技”そのものに向き合い、純粋に楽しむこと。第二は「穴場の発掘」――世間のスコアが低い映画や店をあえて選び、自分にとっての“良さ”を発見していくこと。そして第三が「オーダーメイドの実践」――他人の目を意識するのではなく、自分の理想に最も合う形で価値をつくることです。
この三つ目の「オーダーメイド」の例として、安斎は自身の趣味である“リモートワーク用パンツのオーダー製作”を紹介しました。見た目は普通でも、記事選びから細部のこだわりまでを自分で決める過程にこそ意味があると語ります。それは誰かに見せるためではなく、「自分のために、自分でつくる」行為そのものが価値であるということです。
ミナベもまた、経営の現場においても同じだと共感します。既成の成功モデルをなぞるのではなく、各メンバーが自分の価値基準に基づいて“オーダーメイド”でチームや仕組みをデザインしていくことが、組織の創造性や幸福度を高めると語りました。
最終的に二人は、ランキング社会の価値観から自由になり、自分だけの基準で人生や仕事をデザインしていくことこそが、現代における豊かさと創造性を取り戻す鍵であると結論づけました。
番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。
CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!
▼関連リンク
なぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?|CULTIBASE Radio #78https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/low-score-lunch
個の創造性を解き放つ鍵は、自己評価できるか否かである──コルク佐渡島庸平さん×安斎勇樹対談https://www.cultibase.jp/articles/4353
『知的複眼思考法』に学ぶ、良い探究の為の「問い」の立て方:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第2回https://www.cultibase.jp/articles/12080
◇ ◇ ◇
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https://www.cultibase.jp/
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▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト
https://mimiguri.co.jp/
By CULTIBASE(安斎勇樹、ミナベトモミ)5
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今回のテーマは「自己価値基準」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。
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今回は、「自己価値基準を持つための方略」をテーマに、「なぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?」の続編として、前回の議論をさらに深めました。前回は「他者評価に左右されず、自分が本当に良いと思うものを大切にすること」の重要性を語りましたが、今回はその考えをより実践的に掘り下げています。
安斎は、現代の私たちはランキングやSNS上の評価といった「外的基準」に同一化しやすく、それに依存することで、自分自身の意思決定や楽しみ方の軸を失いがちだといいます。他者がつくったスコアに自分を委ねることで、いつの間にか「いいね」をもらうために生きてしまう――そのような状態から抜け出すためにこそ、自己価値基準を育むことが大切だと話しました。
そのための方略として三つのアプローチが提示されました。第一は「技の探究」――成果や評価を離れ、自分が没頭できる“技”そのものに向き合い、純粋に楽しむこと。第二は「穴場の発掘」――世間のスコアが低い映画や店をあえて選び、自分にとっての“良さ”を発見していくこと。そして第三が「オーダーメイドの実践」――他人の目を意識するのではなく、自分の理想に最も合う形で価値をつくることです。
この三つ目の「オーダーメイド」の例として、安斎は自身の趣味である“リモートワーク用パンツのオーダー製作”を紹介しました。見た目は普通でも、記事選びから細部のこだわりまでを自分で決める過程にこそ意味があると語ります。それは誰かに見せるためではなく、「自分のために、自分でつくる」行為そのものが価値であるということです。
ミナベもまた、経営の現場においても同じだと共感します。既成の成功モデルをなぞるのではなく、各メンバーが自分の価値基準に基づいて“オーダーメイド”でチームや仕組みをデザインしていくことが、組織の創造性や幸福度を高めると語りました。
最終的に二人は、ランキング社会の価値観から自由になり、自分だけの基準で人生や仕事をデザインしていくことこそが、現代における豊かさと創造性を取り戻す鍵であると結論づけました。
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なぜ経営者は食べログ低スコアの店でランチすべきなのか?|CULTIBASE Radio #78https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/low-score-lunch
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『知的複眼思考法』に学ぶ、良い探究の為の「問い」の立て方:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第2回https://www.cultibase.jp/articles/12080
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