10月14日配信の北海道新聞ポッドキャスト<きくBIZ北海道>では、減少が止まらない、秋サケ漁について取り上げます。
今年9月末までの全道の秋サケの漁獲量は前年の同じ時期に比べて47%の大幅な減少になっています。前年も通年では、その前の年よりも18%減で「過去2番目に少ない水準」になっていました。最近、水産物を巡っては、サンマやスルメイカなどの漁獲が戻ってきたといううれしいニュースが多くあったのに、秋サケは相当に厳しい水準になっています。
漁獲減を反映して、価格も高くなっています。とくに、筋子は高値になっており、20年前に比べると5倍近くまで値上がりしました。毎年自家製イクラを作っているという記者も今年はショーケースの前で尻込みしてしまったとか。急激な値上がりから、同じように感じる方も多いかも知れません。さらに、値上がりするリスクについても指摘しています。
一方で、北海道では意外な魚種が最近は多く上がるようになっています。北海道のイメージは薄いのですが、秋サケが激減しているオホーツクの海ではフグが多く漁獲されています。漁業者の方は魚種転換にも対応できるように動いています。
番組後半では、シーズンが大詰めになってきているプロ野球を、チームの経営の視線から取り上げます。北海道日本ハムファイターズは今シーズン大幅にホームゲームの入場者数を増やしていますが、さらにその実績を上回るパ・リーグではダントツの入場者数を誇るチームがあることに触れています。
北海道内の秋サケ漁獲、過去10年で最低 9月末時点で前年同期比47.7%減
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1221217/
「秋サケが来ない」網走漁協悲鳴 漁獲72%減で過去最低か
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1221643/
生筋子の卸売価格、20年間で5倍に高騰 自家製イクラは「高級品」に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1214351/
<大地と海から~挑む>北海道産マフグ、ふくらむ期待
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1220410/
<北の食☆トレンド>北海道で漁獲急増のフグ 消費拡大に「毒の壁」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/759224/
プロ野球シーズン大詰め、エスコン入場者数増も、立ちはだかる高い壁
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1222985/