「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
(追記)動画内の師田さんの肩書きに間違いがございました。謹んでお詫びを申し上げます。
(誤)京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科助手 →(正)京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科助教
【取り扱い書店】
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本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
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キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
師田史子(著)『日々賭けをする人々』(慶應義塾大学出版会)
5,940円(5,400円+税)|2025年3月17日発売
人はなぜ賭博にハマるのか?!
フィリピン社会に深く根ざす賭博実践に注目し、人々が不確実性に身を委ねる姿を通して「賭ける」ことの意味を文化人類学的に考察する。
フィリピンにおいて賭博は、政治家から市井の人々に至るまで、社会のあらゆる階層に深く埋め込まれている。本書は、フィリピン社会の日常的な賭博実践、とりわけ闘鶏と数字くじに注目し、日々賭け続ける賭博者たちの姿を鮮やかに描き出していく。なぜ彼らは賭けるのか、賭けを通じた世界にはどのような意味が付与されているのか。「運」によって自らを世界と相関しようとする賭博者たちの思考と実践を通して、「賭ける」ことの意味を探究する。
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【出版社のみなさまへ】
紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『日々賭けをする人々』
05:19 賭博を通して見えてくるフィリピンのマクロとミクロ
08:11 日常の地続きにあるミンダナオの紛争と賭博
13:26 闘鶏に生活をかける並々ならぬ思い
15:34 金融市場さながらの賭けのシステム
20:04 誰でも自分なりの幸運のストーリーを作り出せる「数字くじ」
27:36 自分と世界のつながりを紐解く手立てとして
30:34 この世界の偶然に驚き、楽しみながら生きる
【本日のゲスト】
師田史子/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科助教
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科助手。京都大学東南アジア地域研究研究所連携研究員。国立民族学博物館共同研究員。 2022年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻修了。博士(地域研究)。
【本日のインタビュアー】
磯上竜也
大阪・本町にある本屋「toi books」店主。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
【クレジット】
配信日:2025年3月17日(月)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
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