「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。
本書は、マルジナリア書店(https://yorunoyohaku.com/)、また全国の書店でご購入いただけます。
※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。
また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
小山田浩子(著)『小さい午餐』(twililight)
2200円(2000円+税)|2024年9月18日発売
広島在住の芥川賞作家・小山田浩子の初めての食エッセイ集です。
小山田さんが2019年1月から2021年1月までの2年間、新潮社のWebサイト「考える人」に連載していた『小さい午餐』に、書き下ろし2本を加えて、書籍化しました。
“誰だってお昼を食べるし、その場所は自由に決めていい”
月に 1 回くらいどこかへ出かけてお昼ご飯を食べながら考えたこと。 見たこと感じたことを書いていくうちにどんどん虚実が混ざって、 エッセイでありながら私小説でもあり、でも、確かに体感したこと。
“誰もが、パレスチナの人々ももちろん、誰もがハッピーなアワーを過ごす権利がある、 それを忘れないようにする。 ちょっと酔っている、でもまだ普通に歩ける。”
“暗くなったり考えこんだり泣けたり、調子に乗って失敗したりもする 日々ですが、お昼ご飯がある程度おいしく楽しく食べられたらありがたい、 大丈夫だ、と感じます。どこで生まれても、暮らしていても、誰もが食べたい ようにお昼ご飯を食べられる世界であるよう、強く願っています。
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紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
07:14 「twililight」から出版、紙の本にまとめる良さ
25:20 食べ物を中心にその時にしか書けない思いを
1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川賞受賞。他の著書に『庭』『小島』『パイプの中のかえる』などがある。
1978年生まれ。マルジナリア書店店主・出版社よはく舎代表。https://yorunoyohaku.com/
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)