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  • 『それで君の声はどこにあるんだ?:黒人神学から学んだこと』榎本空|音読ブラックスワン#96

    『それで君の声はどこにあるんだ?:黒人神学から学んだこと』


    榎本空|岩波書店|2022年5月10日

    朗読箇所:第2部-6「自分の声:説教できないものは書きたくない」(P.119〜127)


    「イエスは黒人なのだ! ブラックパワーは福音だ」 黒人神学の泰斗、ジェイムズ・H・コーンに学ぶため、二七歳の筆者はNYにあるユニオン神学校の門を叩いた。教室にさざめいたハレルヤ。ブラック・ライヴズ・マターという仲間たちの叫び。奴隷制以来、四〇〇年に及ぶ苦難の歴史に応答することはできるのか? 魂をゆさぶる言葉の旅。(ブックデザイン:有山達也)

    【目次】

    -プロローグ

    第I部 400Years

    1. 褪せた本「キリスト教神学とは解放の神学である」
    2. 秘密のトンネル「マルコムを忘れてしまえば、私たちはキングまでも誤って記憶してしまうぞ」
    3. 土曜日の霊性「スマートなのは、携帯電話だけでいい」
    4. タワーと闘え「でもペテロは誰なの。あなた?」

    第II部 Find Your Voice

    5. アリマタヤのヨセフ「黒人以外の人間が、黒人の背負ってきた苦しみや痛みを理解するのは難しい」
    6. 自分の声「説教できないものを書きたくはない」
    7. 最後の授業「もし何かを始めたなら、もう後戻りすることはできない」
    8. 誰にも言わないと言ったけれど「憎しみは担うに重すぎる荷物となる」
    9. コロナ禍の覚書「世界の救済は、不順応にかかっている」

    - エピローグ
    - 謝辞
    - 参考文献・解説

    https://www.iwanami.co.jp/book/b605125.html

    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    25 min
  • 『トーフビーツの難聴日記』tofubeats|音読ブラックスワン#95

    『トーフビーツの難聴日記』


    tofubeats|ぴあ|2022年5月20日

    朗読箇所:「2022年:2月〜3月」より(P.286〜296)


    音楽プロデューサー/DJのトーフビーツ初の著書!

    本業の音楽家としての活動のみならず、雑誌やウェブ媒体等での執筆も高い評価を得ているトーフビーツ。2018年に患った突発性難聴をきっかけに書き始めた日記は、これまでに30万字を超えるボリュームに。コロナ禍での活動制限、生まれ育った神戸をついに離れ上京、さらには結婚など、図らずもこの間に公私ともに起こった、さまざまな出来事を綴った約3年半の記録になります。同時に、彼の日々の悩みや暮らし、そして仕事や人生の考え方など、ファンならずとも興味深い内容となっています。

    約4年ぶりとなる待望のニューアルバム「REFLECTION」とあわせて、ぜひお楽しみください。

    https://book.pia.co.jp/book/b602114.html


    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    25 min
  • 『ファンダムエコノミー入門:BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』コクヨ野外学習センター・編|音読ブラックスワン#94

    『ファンダムエコノミー入門:BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』


    コクヨ野外学習センター・編|2022年6月20日|黒鳥社

    朗読箇所:第7章「ファンダムの文化経済」ジョン・フィスク、有里あきら・訳(P.188〜195)



    「ファンダムエコノミーは、伝統的な経済システムであると同時に、モラルエコノミー、ソーシャルエコノミーでもあるのです。 純粋なギフトエコノミー(贈与経済)のような状態も存在します。その背後にある欲望は単なる消費欲ではありません。欲望の対象は、対象へのアクセスなのです」──ヘンリー・ジェンキンズ

    「ファンは新しいテクストの生産にとどまらず、オリジナルのテクストの構築にも参加することで、商業的な物語やパフォーマンスをポピュラーカルチャーへと変えてしまう。ファン文化は実に参加型なのだ」──ジョン・フィスク

    「ファンが求める本質的な価値と効果を提供し、より的確にマネタイズを行うことができるようになることで、クリエイターはより少ないファンによって生計を立てることができるようになる。これは、クリエイターのためにユーザーがお金を払う従来の「寄付モデル」から、ユーザーが自分のためになるものに喜んでお金を払う「価値モデル」への移行を意味している」──リ・ジン


    ファンダムエコノミーは、もはや一部の「過剰な消費者」が生み出す周縁的な経済圏ではない。それは、生産者と消費者の関係性を根底から変え、これまでとはまったく異なるビジネスを生み出す巨大な潮流だ。伝統的な経済システムと接しながら、モラルエコノミー、ソーシャルエコノミー、贈与経済がハイブリッドされた、摩訶不思議な新しい経済は、来るべき政治、文化、社会さえをも変えてしまうかもしれない。ファンダム研究の第一人者からシリコンバレーのトップVC、認知科学者、中国エンタメビジネスやUXのエキスパートなどを迎え、トレッキー、デッドヘッズ、BTS Armyから、クリエイターエコノミー、Web3、NFT、メタバースまでを縦横無尽に読み解く全ビジネスパーソン必読の入門書。


    【目次】

    #0
    ファンダムは◯◯を超える
    巻頭対談:山下正太郎×若林恵

    #1
    ファンダムエコノミー入門
    ヘンリー・ジェンキンズとの対話

    #2
    Web3ルネッサンスとクリエイター/ファンダムの経済
    リ・ジン

    #3
    ファンダム経済は「ギブ」でまわる
    岡部大介

    #4
    中国の音楽アプリにみるクリエイターエコノミーのつくりかた
    陳暁夏代

    #bookguide ファンダムを読む

    #5
    贈与経済のためのUX
    藤井保文との対話

    #6
    メタバースのなかのリテール
    ダグ・スティーブンス

    #7
    ファンダムの文化経済
    ジョン・フィスク

    https://note.com/blkswn_tokyo/n/n4c690a5a2205


    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    32 min
  • 『江戸の宇宙論』池内了|音読ブラックスワン#93

    『江戸の宇宙論』


    池内了|2022年3月17日|集英社新書

    朗読箇所:「江戸の宇宙論の展開」、第1章「蘭学の時代」より(P.39〜48)


    19世紀初頭、実は日本の天文学は驚くべき水準に達していた──。知られざる「天才」たちの活躍を通して、江戸の科学史の側面を描いた画期的一冊!今日ではノーベル物理学賞を獲得する水準に至った日本の天文学研究。そのルーツを辿ると、江戸時代後期の「天才たち」の功績にまで遡る。

    「重力」「遠心力」「真空」など現在でも残る数多の用語を生み出した翻訳の達人・志筑忠雄。

    「無限の広がりを持つ宇宙」の姿を想像し、宇宙人の存在さえ予言した豪商の番頭・山片蟠桃。

    超一流の絵師でありながら天文学にも熱中し、人々に地動説などを紹介した司馬江漢。

    彼らはそれぞれ長崎通詞(オランダ語の通訳者)・豪商の番頭・画家という本業を持ちつつ、好奇心の赴くままに宇宙に思いを馳せたのであった。本書は現代日本を代表する宇宙物理学者が、江戸時代後期を生きた知られざる天才たちとその周辺人物らによる破天荒な活躍を負いつつ、日本の天文学のルーツに迫った驚きの科学史である。


    【目次】

    はじめに

    第1章 蘭学の時代

    第2章 長崎通詞の宇宙
     2-1 志筑忠雄という人
     2-2 『暦象新書』と無限宇宙論

    第3章 金貸し番頭の宇宙
     3-1 山片蟠桃という人
     3-2 大宇宙論の展開

    終章 「歴史の妙」

    補論 日本と世界の認識
    補論-1 志筑忠雄の『鎖国論』をめぐって
    補論-2 山片蟠桃の世界認識

    あとがき

    https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721206-8

    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターに

    21 min
  • 『帝国の計画とファシズム:革新官僚、満洲国と戦時下の日本国家』ジャニス・ミムラ|音読ブラックスワン#92

    『帝国の計画とファシズム:革新官僚、満洲国と戦時下の日本国家』


    ジャニス・ミムラ|安達まみ、高橋実紗子・訳|2021年12月2日|人文書院

    朗読箇所:「革新官僚と管理国家」、第1章「戦中日本のテクノクラート」より(P.47〜53)



    先進技術と国民精神を結びつける思想

    資本主義や共産主義にも勝る第三の道として構想されたテクノファシズム。軍事化する日本において、岸信介、星野直樹ら革新官僚による満州国の建設は日本に何をもたらしたのか。戦後にまで影響を及ぼした日本ファシズムの実態を多角的に分析する。


    【目次】

    第1章 戦中日本のテクノクラート

    テクノロジーおよびテクノクラートを定義する/管理将校と総力戦/新興財閥とテクノロジーを基盤とする産業/改革官僚と管理国家

    第2章 軍ファシズムと満洲国:一九三〇年から一九三六年

    軍ファシズムへの青写真/内地改革よりも外地改革を優先する/満洲国を正当化する/国家および経済についての満洲固有の構想/文民テクノクラートと軍ファシズム

    第3章 満洲国への官僚的な構想:一九三三年から一九三九年

    立案の礎を築く/官僚による統制戦略/岸信介と満洲工業化

    第4章 ファシズム信奉者:奥村喜和男と毛里英於菟
    技術と民族をむすびつける/奥村喜和男/毛里英於菟/毛里の国民経済

    第5章 新体制と革新政治:一九四〇年から一九四一年
    戦時統制への移行/全面戦争から全体主義の戦争へ/政治改革の限界/新体制を立案する/新体制を擁護する

    第6章 日本の好機:戦争と帝国のための技術主義戦略 一九四一年から一九四五年
    高度国防国家を完成させる/「富国強兵」の再定義

    エピローグ 戦中テクノファシズムから戦後管理主義へ

    http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b525002.html


    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収

    26 min
  • 『ホモ・エコノミクス:「利己的人間」の思想史』重田園江|音読ブラックスワン#91
    『ホモ・エコノミクス:「利己的人間」の思想史』
    重田園江|2022年3月10日|ちくま新書
    朗読箇所:第1部‒1「金儲けは近代以前にどう受け止められていたか」(P.20〜37)
    「ホモ・エコノミクスを前提とする学問は、「人間の自然」としての利己的な経済人を出発点とする客観科学であると主張してきた。それは、新しい科学理論をつくり上げるための単純化された人間像として取り入れられたにすぎない。ところがいまでは、私たちはホモ・エコノミクスであることをあちこちで強制されている」(本文より)                
    自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」──経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。多くの批判にさらされながらも、それが世界を動かす原動力でありつづけているのはなぜか。「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世そして非近代の社会から、近代経済学が確立する「限界革命」の時代をへて、ホモ・エコノミクスが社会の広範な領域に浸透する現代まで。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。
    【目次】
    第1部 富と徳
    金儲けは近代以前にどう受け止められていたか/なぜ人は貧乏人を責めるのか/マンデヴィルとハチスンほか
    第2部 ホモ・エコノミクスの経済学
    ホモ・エコノミクスの語源学/イギリス歴史学派と方法論争/メンガーvsシュモラーほか
    第3部 ホモ・エコノミクスの席捲
    差別・犯罪・人的資本/「緑の革命」──前提としてのホモ・エコノミクス/ゲーム理論と社会的選択理論、そして行動主義革命ほか
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480074645/
    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターに
    26 min
  • 『古代中国の24時間:秦漢時代の衣食住から性愛まで』柿沼陽平|音読ブラックスワン#90

    『古代中国の24時間:秦漢時代の衣食住から性愛まで』


    柿沼陽平|2021年11月25日|中公新書

    朗読箇所:第7章「市場で買い物を楽しむ:午前十一時頃から正午過ぎまで」より(P.155〜172)


    始皇帝、項羽と劉邦、武帝ら英雄が活躍した中国の秦漢時代。今から二千年前の人々は毎日朝から晩まで、どんな日常生活を送っていたのだろう? 気鋭の中国史家が史料を読み込み、考古学も参照しながら、服装、食事から宴会、セックス、子育ての様子までその実像を丸裸に。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂し、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ……驚きに満ちながら、現代の我々とも通じる古代人の姿を知れば、歴史がますます愉しくなる。

    https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/11/102669.html


    企画・朗読:若林恵

    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    35 min
  • 『ゴーイング・ダーク:12の過激主義組織潜入ルポ』ユリア・エブナー|音読ブラックスワン#89

    『ゴーイング・ダーク:12の過激主義組織潜入ルポ』


    ユリア・エブナー|西川美樹・訳|2021年12月31日|左右社

    朗読箇所:第7章「オルトテック:世界中の急進派をつなぐプラットフォーム」より(P.190〜211)


    カリスマ白人至上主義インフルエンサー/愛国主義者専用の出会い系アプリ/ハマったら最後、Qアノンの陰謀論/ISISのハッカー集団による初心者講座/反フェミニスト女性のチャットルーム/ネオナチのロックフェスティバル......

    過激主義者はどうやって「普通の人びと」を取り込むのか? 白人至上主義、ミソジニー、移民排斥……差別的で攻撃的なイデオロギーを掲げる組織は、オンラインプラットフォームを駆使して、周縁のムーブメントをメインストリームへと押し上げる。オンラインで始まった憎悪が、次第に現実世界へと移行していく様子をとらえた、緊迫のノンフィクション。

    「心配ないよ、女の子も入れるから」──急進右翼のチャットグループ

    「僕たちについて、きみに知っておいてほしいことがいくつかある。僕らはもうあの古いナチじゃない。僕らは民族多元主義者なんだ」──ジェネレーション・アイデンティティのメンバーのひとり

    「自分を責めちゃだめよ。責めるべきはフェミニズム、責めるべきは現代という時代なんだから」──反フェミニスト女性のチャットルーム

    「このサーバーに加える報告書をつくってくれるかな。もっと多くの情報、とくにQに関連する最近の出来事で、過酷な真実を語っているのを読みたいんだ。体制が認めようとしないやつもね」──Qアノンの信者

    「サッカーやバーベキューやパーティ、カール・マルクスやその手のことを投稿する、ごく普通のアカウントのふりをするだけさ」──ヨーロッパ最大の荒らし軍団のサーバー


    【目次】

    はじめに

    パート1:新人勧誘
    第1章 白人以外お断り──ネオナチに採用される
    第2章 初心者のためのレッドピル──ヒップな極右組織ジェネレーション・アイデンティティ

    パート2:社会化

    第3章 トラッドワイフ──反フェミニスト女性たちの罠
    第4章 シスター限定──聖戦士の花嫁のシスターフッド

    パート3:コミュニケーション
    第5章 情報戦争──トミー・ロビンソンの新たなメディア帝国
    第6章 ミーム戦争──ヨーロッパ最大のトロール軍団

    パート4:ネットワーキング
    第7章 オルトテック──世界中の急進派をつなぐプラットフォーム
    第8章 Qを追いかけて──陰謀論者の奇妙な世界へようこそ

    パート5:動員
    第9章 ユナイト・ザ・ライト──過激主義者が集うシャーロッツヴィルの集会
    第10章 シルト・ウント・シュヴェルト──ネオナチの音楽フェスティバル

    パート6:攻撃
    第11章 ブラックハット──ISISとネオナチのハッカーに弟子入り
    第12章 ゲーミフィケーションされたテロリズム──ニュージーランド銃乱射事件の背後にあるサブカルチャー

    パート7:未来は暗いか?
    第13章 最初はすべてうまくいっていた
    第14章 2025年の10の予測
    第15章 2020年のためのソリューション

    あとがき
    用語集
    解説:木澤佐登志

    http://sayusha.com/catalog/books/pゴーイング・ダーク%E3%80%8012の過激主義組織潜入ルポ

    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収

    40 min
  • 『転んでもいい主義のあゆみ:日本のプラグマティズム入門』荒木優太|音読ブラックスワン#88

    『転んでもいい主義のあゆみ:日本のプラグマティズム入門』


    荒木優太|2021年11月26日|フィルムアート社

    朗読箇所:第6章「倫理×プラグマティズム=清水幾太郎」より(P.132〜147)

    「ふわふわ」を正し、じたばたしながら、「くよくよ」を守れ。ポジティブになれない日本人のための試行錯誤論、ここに見参!! 在野研究者・荒木優太が日本のプラグマティズム受容史を探索しながら「転んでもいい主義」をガイドする、待望の新刊!

    試行錯誤は人間の最大の武器であるはずなのに、今の日本には「可謬主義=転んでもいい主義」が足りない!──「失敗すること」を日本人はどう考えてきたのか? 異様に前向きなアメリカ文化によって開拓されたプラグマティズム思想が日本でどのように受容されてきたのか(されてこなかったのか)、その歴史をたどりながら人間の生の営みのその根本へと手探りで進んでいく。人生はクソゲー。だけど「七転び八起き」で生きていく勇気がわいてくる、「八回目に起き上がるための」日本式プラグマティズム入門書。

    【目次】

    序 八回目に起き上がるために

    第1章 プラグマティズムを大雑把に理解する

    第2章 評論×プラグマティズム=田中王堂

    第3章 政経×プラグマティズム=石橋湛山

    第4章 教育×プラグマティズム=田制佐重

    第5章 スポーツ×プラグマティズム=三隅一成

    第6章 倫理×プラグマティズム=清水幾太郎

    第7章 『思想の科学』の周辺

    第8章 哲学×プラグマティズム=鶴見俊輔

    終章 試行錯誤のアンチノミーのなかで

    あとがき

    http://filmart.co.jp/books/jinbun/pragmatism/

    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    30 min
  • 『庭仕事の真髄:老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』スー・スチュアート・スミス|音読ブラックスワン#87

    『庭仕事の真髄:老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』


    スー・スチュアート・スミス|和田佐規子・訳|2021年11月2日|築地書館

    朗読箇所:第3章「種と自分を信頼すること」より(P.61〜71)


    「サンデータイムズ」ベストセラー、タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊 2020年」に選出


    人はなぜ土に触れると癒されるのか。庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、30年前に野原に囲まれた農家を改造した家で、夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。バビロンの空中庭園、古代エジプトの墓に収められた種の意味、戦争中の塹壕ガーデン、ニューヨーク貧困地区のコミュニティーガーデン、刑務所でのガーデニングの効果、病院における庭の役割。

    さまざまな研究や実例をもとに、庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。


    ||||||||||||||||||||||||||||


    【原著書評より抜粋】

    「これまでに類を見ないガーデニングの本だ。資料あり、園芸あり、文学、歴史ありの本書は、各章で参考文献や素晴らしい着想を示し、魂に栄養を注いでくれる」──サンデー・タイムズ

    「本書は庭を耕し、植物を育てる特別な喜びに関する人生を肯定する研究だ。自然とガーデニングが精神の健康に与える影響を、著者が心からあふれ出る言葉で主張する。神経科学上の研究と園芸療法を通じて症状が回復に向かった患者の記録にもとづいている」──ガーディアン

    「園芸が持っている癒しの効果を賢明で洞察力あふれる著者が雄弁に魂をこめて論じる。今日の不安な時代に求められている良書。不調の時にどう対処するのか、読者一人ひとりに適切な展望を示してくれている」──ブックリスト

    「科学としていまだに揺れている精神医学と、太古からあるガーデニングが魅力的に重なり合う」──フィナンシャル・タイムズ


    「スチュアート・スミスは科学に裏づけされた洞察力で、自然の持っている癒しの効果を見せてくれる。楽しく読めて、心安らかになる本」──ウーマンズ・ワールド

    「心が躍る、刺激的で、非常に感動的な文章だ。著者は園芸療法の研究を通じて、私たちがどれほど自然と深い関係にあるのかを明らかにしていく。そして、自然と切り離されてしまうことが危険なことで、自然からいかに多くの回復力を得ているか、活気に満ちた思いやりのある言葉で語り、読者に土に触れようと忠告する」──イザベラ・トゥリー『英国貴族、領地を野生に戻す』著者

    http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1626-6.html


    企画・朗読:若林恵
    録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)
    音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii
    黒鳥福祉センターにて収録

    29 min

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黒鳥社が贈る音声コンテンツレーベル。気になる話題を気になるあの人と語らう対談シリーズ「blkswn dialogue」ほか、レクチャーからドキュメンタリーまで、多彩なエピソードを続々と展開予定です。いつでもどこでも聞いて楽しい、たまに役立つポッドキャストレーベルです。

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