ウィリーは、出世ゲームで「上がれなかった」人の末路:もっと他の考え方もあると思うよ
過去の栄光にすがらない/何かを押し付けないという事
あり得たかもしれない過去に思いを馳せる虚しさ
時間感覚が短くなっちゃうのかな。川を流れる水が現在らしい。
したい時間としなくちゃの時間
直線の時間と循環の時間
若山浩「アーサー・ミラーの『セールスマンの死』─ チャーリーについて ─」(http://www.ritsumei.ac.jp/ir/isaru/assets/file/journal/21-3_05WakayamaHiroshi.pdf)
日比野啓「二重化される意識と「もの」としての世界:Arthur Miller, Death of a Salesman における気づきの体験」(http://repository.seikei.ac.jp/dspace/bitstream/10928/505/1/jinbun-22_1-18.pdf)かつて敏腕セールスマンで鳴らしたウイリー・ローマンも、得意先が引退し、成績が上がらない。帰宅して妻から聞かされるのは、家のローンに保険、車の修理費。前途洋々だった息子も定職につかずこの先どうしたものか。夢に破れて、すべてに行き詰まった男が選んだ道とは……家族・仕事・老いなど現代人が直面する問題に斬新な手法で鋭く迫り、アメリカ演劇に新たな時代を確立、不動の地位を築いたピュリッツァー賞受賞作