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0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書
落合陽一
すごく内容が濃いので少しずつ振り返るつもりでお話したい。
人生100年時代といっても中々イメージが湧かないが、絶対に意識しなければいけない。
コロナ禍もあって時代の移り変わりが激しいこの社会で、学ぶことの重要性が書かれている。
内容がわかりやすいように最初はQ&A形式。
1つ目の質問は、なぜ学校に行かないと行けないのか。
親なら1度は聞かれる質問かなと思ってる。
うちはまだ4歳なので、聞いた事はないが。
小学校は一定水準の学力を提供してくれる場ではあるが、絶対に行かなくてはいけない、と伝えるのではない。
そして、行く事が唯一の正解では無い。
何をしに行くのか、何のために行くのか自分で考えて通うべき。
これには同意。
大学生でもとりあえず就職活動のために、とか、社会人になる前の最後の遊ぶ時間と言っていた学生もいた。
これでは意味が無い。
幼い頃から、何故を思考しながら通う事で、より通う意味が出てくるし、良い学びになる。
勉強しなければいけないの?というしつもんに対する回答にも完全に同意。
知識がなければ多様性が重視される社会において、他者を理解できない。
より生きづらい人生になる。
2つ目の質問は、ディスカッションが苦手。どうしたらいい?
ディスカッションにおいて重要なのは正解を述べることではない。
反対意見が言いやすい環境を作ることが大切。
反対意見のないディスカッションは、浅い会話程度であり良いディスカッションでは無い。
今の学生は受験で唯一の正解をいかに効率的に導き出すかが重要視される。
これによって間違えた意見を言うのが恥ずかしい。という意識が定着している。
正解かどうかを意識する人が結果的に苦手と言っている。
アクティブラーニングを上手くいかせる方法。
正解はないけどね。
根拠のある反対意見はサンプリングになる。
大切なのは自分の意見はなんなのか。反対なら反対と伝える。
先生が言ってるから正解というのも間違ってる。
ゼミで意識してくれると嬉しい。