※今回の放送は、ガリレオ研究室 YouTube動画の音声版となります。YouTubeリンクはこちら↓
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※7:20以降に言及している「アリスの挿絵」は、本放送のサムネイルに使用している画像に対応しています。
無意識に使っている「ことば」というものが、少し考えてみると不思議で実に面白いものである、ということに触れてもらえるきっかけになれば幸いです!
00:15 Causative predicateとは?
01:09 行為連鎖 [x CAUSE [y BECOME [STATE z]]]
02:21 行為連鎖分析の問題点:'melt' = 'cause to melt'?
04:29 主語の特徴〜「人」か「出来事」か?〜
07:20 どうなれば「ドアを開けている」ことになる?
10:16 まとめ
※主語が「人」である際の、動詞の表す行為を意志を持って遂行するのか否か?という条件の違いによる解釈の差は、先行研究でも検証が行われています。修士論文では、Martin (2020)の主張を検証するにあたり、改めて追跡調査を行うような形になる予定です。
【参考文献】
Fordor, J. (1970). Three reasons for not deriving kill from cause to die. Linguistic Inquiry, 1(4), 429-438.
Martin, F. (2020). Aspectual Differences Between Agentive and Non-agentive Uses of Causative Predicates. In: Bar-Asher Siegal, E., Boneh, N. (eds) Perspectives on Causation. Jerusalem Studies in Philosophy and History of Science. Springer. https://doi.org/10.1007/978-3-030-34308-8_8
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