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発音回の後編です。「フランス語の影響でgが入ったlaugh」「筆記体が読みづらいからoになったwomen」「昔の言葉にあこがれてtiになったnation」など、ghotiが「フィッシュ」になった変遷について話します。
【訂正と補足】
※7:20~
「フランス語の2文字セットが輸入された」と言っていますが、フランス語ではやは確認されてないとのことです。フランス語から借りてきたのは2文字目に を組み合わせるという発想であって、 や という2文字セットそのものは英語側でこしらえたと推察されています。
※11:14~
「high の”ヒーヒ”の語末の”ヒ”が消えることで、前の母音が代償長化する」と言っていますが、長くなるということは「ヒーー」ということであり(事実上はそれだと長くなりすぎるので「ヒー」にとどまりました)、「ハイ」となるというのはまた別の「大母音推移」と呼ばれる近代英語期にかけての変化です。つまり、「ヒーヒ」→「ヒー(ー)」→「ハイ」という数百年がけの変化でした。
【目次】
00:00 ghはなぜfと読むのか
04:06 ノルマン征服によるフランス語の影響
15:39 元始、womanはwifmannであった
21:11 womenはなぜ「ウィ」ミン?
28:08 ghotiの尾ひれはハイカラ
48:53 英語史の鉄人-堀田隆一先生
【発音の歴史的変遷についての台本監修】
堀田隆一先生
https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491
【参考文献・サイトのリンク】
◯英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史
https://amzn.to/3Ebqhpn
堀田先生の本を読もうと思ったら、まずはココからいきましょう! 装幀もオシャレでステキです。
◯英語史で解きほぐす英語の誤解
https://amzn.to/3WM3RT2
堀田先生の著作②。Though they are both weak fellows, she gives them gifts.って英文がマジヤバいって話が出てくるのですが、これに感動したい人はぜひ手に取ってほしいです。
◯hellog~英語史ブログ
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/
堀田先生の英語史ブログ。驚異の毎日更新。ゆる言語学ラジオの台本製作協力者にも愛読者がいて、言語学界隈で熱い支持を受けています。
◯英語の語源が身につくラジオ
https://voicy.jp/channel/1950/415495
堀田先生のVoicy。驚異の毎日更新②。僕のお気に入りは「#52. セントポール大聖堂をこきおろした3つの形容詞」。タイトルがすさまじい。
◯井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCth3mYbOZ9WsYgPQa0pxhvw
堀田先生が、井上逸兵先生とやっているYouTubeチャンネル。こっちはガチ言語学チャンネルなので、言語成分の足りない方はぜひ。
◯人口で語る世界史
https://amzn.to/3NefFZH
◯神様のカルテ
https://amzn.to/3ZmtN9c
【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】
https://yurugengo.com/support
【フランチャイズプロジェクト:ゆる学徒ハウス】
https://www.youtube.com/@yurugakuto
【姉妹チャンネル:ゆるコンピュータ科学ラジオ】
https://www.youtube.com/@yurucom
【Twitterあるよ!】
ゆる言語学ラジオのTwitterアカウントがあるので、是非フォローしてください!面白語源ネタなどが流れてきてあなたの知識欲が満たされます。
→https://twitter.com/yuru_gengo
【おたよりフォーム】
https://forms.gle/mTGM7A9QNqgjZMgN7
※皆様からの楽しいおたよりをお待ちしています!
【お仕事依頼はこちら!】
【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→https://twitter.com/kenhori2
noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca
個人YouTube→https://www.youtube.com/@kenHorimoto
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp
・OtoLogic様 https://otologic.jp/
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発音回の後編です。「フランス語の影響でgが入ったlaugh」「筆記体が読みづらいからoになったwomen」「昔の言葉にあこがれてtiになったnation」など、ghotiが「フィッシュ」になった変遷について話します。
【訂正と補足】
※7:20~
「フランス語の2文字セットが輸入された」と言っていますが、フランス語ではやは確認されてないとのことです。フランス語から借りてきたのは2文字目に を組み合わせるという発想であって、 や という2文字セットそのものは英語側でこしらえたと推察されています。
※11:14~
「high の”ヒーヒ”の語末の”ヒ”が消えることで、前の母音が代償長化する」と言っていますが、長くなるということは「ヒーー」ということであり(事実上はそれだと長くなりすぎるので「ヒー」にとどまりました)、「ハイ」となるというのはまた別の「大母音推移」と呼ばれる近代英語期にかけての変化です。つまり、「ヒーヒ」→「ヒー(ー)」→「ハイ」という数百年がけの変化でした。
【目次】
00:00 ghはなぜfと読むのか
04:06 ノルマン征服によるフランス語の影響
15:39 元始、womanはwifmannであった
21:11 womenはなぜ「ウィ」ミン?
28:08 ghotiの尾ひれはハイカラ
48:53 英語史の鉄人-堀田隆一先生
【発音の歴史的変遷についての台本監修】
堀田隆一先生
https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491
【参考文献・サイトのリンク】
◯英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史
https://amzn.to/3Ebqhpn
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◯英語史で解きほぐす英語の誤解
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堀田先生の著作②。Though they are both weak fellows, she gives them gifts.って英文がマジヤバいって話が出てくるのですが、これに感動したい人はぜひ手に取ってほしいです。
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https://voicy.jp/channel/1950/415495
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◯井上逸兵・堀田隆一英語学言語学チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCth3mYbOZ9WsYgPQa0pxhvw
堀田先生が、井上逸兵先生とやっているYouTubeチャンネル。こっちはガチ言語学チャンネルなので、言語成分の足りない方はぜひ。
◯人口で語る世界史
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【フランチャイズプロジェクト:ゆる学徒ハウス】
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【Twitterあるよ!】
ゆる言語学ラジオのTwitterアカウントがあるので、是非フォローしてください!面白語源ネタなどが流れてきてあなたの知識欲が満たされます。
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
Twitter→https://twitter.com/kenhori2
noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc4524aca
個人YouTube→https://www.youtube.com/@kenHorimoto
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。
【BGM提供】
・フリーBGM・音楽素材MusMus様 https://musmus.main.jp
・OtoLogic様 https://otologic.jp/
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