こんにちは、今日はバイクのリコール情報についてお話しします。バイクを所有して乗るうえで、定期的な点検はもちろん、リコール情報にも注意が必要です。今回はホンダとヤマハに多数のリコールが出ました。
まず、ヤマハ発動機は原付バイクの原動機に不具合が発生し、後輪がロックする恐れがあるとして3車種22万台以上のリコールを国に届け出ました。対象となったのはホンダが製造し、ヤマハ発動機が2018年以降に販売している「JOG(ジョグ)」「JOG Deluxe(ジョグ デラックス)」「Vino(ビーノ)」の3車種です。これらのバイクは原動機内の部品の密着性に不具合があり、異音が発生するほか、最悪の場合走行中に後輪がロックする恐れがあります。ヤマハ発動機は不具合がある部品を交換することにしており、購入記録が残っている客に案内状を送っています。また、ホームページに対象の車台番号を掲載し、案内が届かない場合はカスタマーコミュニケーションセンターに問い合わせるよう呼びかけています。
次に、ホンダも走行中に後輪がロックして転倒する恐れがあるとして、二輪車の「タクト」「ジョルノ」「ダンク」など6車種計65万台以上のリコールを国土交通省に届け出ました。これらのバイクは原動機の不具合でミッションオイルが漏れることがあり、そのまま使用を続けると一部の部品が破損し、最悪の場合走行中に後輪がロックすることがあります。これまでに2件の転倒事故が起きています。また、ストップスイッチの不具合で制動灯に異常が生じたり、エンジンが始動できなくなったりする恐れもあり、ホンダは併せてリコールを届け出ました。
バイクを安全に乗るためには、リコール情報に注意し、必要な対応を行うことが大切です。リコール対象のバイクを所有している場合は、速やかに対応するようにしましょう。安全運転を心がけて、楽しいバイクライフをお過ごしください。