Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
April 27, 2021馬方とたぬき東北地方のむかし話。昔話の中には、狸や狐がたくさん出て来ますね。化かすという点は似ていますが、よく見ると違っています。狸は人懐っこくて、人情に厚くて義理堅いのですが、その厚意は大抵報われずじまいです。また、化け方も下手で、最後の所で不発に終わるのが多いようです。また、昔話には馬方がよく主人公になって登場します。陸上の輸送が、牛や馬によって行われていたころです。ここに出る馬方の優しい心は『たぬ公の奴、大丈夫かなぁ。どうなるんだろう』と案じて眠れません。狸を仲間として語っていますね。...more10minPlay
April 26, 2021若草物語ルイザ・メイ・オルコットの名作です。オルコットはアメリカのフィラディルフィアに生まれ、少女時代はコンコードの町で過ごしました。名作『若草物語』は、オルコットの少女時代を描いたものと言われています。『それぞれの努めを正直に果たし、心の敵と戦い、父が帰宅した時には、以前にも増して、父の愛すべき誇るべき小さな淑女になりますように…』これは、オルコットが若草物語の中に書き記した言葉です。オルコットが本当に言いたかったひと言ではないでしょうか。...more13minPlay
April 26, 2021耳なし芳一山口県のむかし話。関門海峡東側の北岸、壇ノ浦は、寿永4年(1185年)3月の末、平家一門が源氏に敗れた所で、ここには平家の歴史、没落の悲話が語られています。赤間が関の海と海辺は、平家一門の怨霊に祟られて、不思議なことが次々と起こりました。闇夜に幾百幾千という幽霊火がさすらい、鬼火が飛び、浜の人たちは恐れていました。また平家の亡者が船の近くに現れて、沈めようとしたとか、平家蟹は、平家一門が姿を変えたものとか言われています。これらの霊を慰めるために作られたのが、下関市の阿弥陀寺ですが、それからも怪しいことが続いたと言います。こうした時に『耳なし芳一』が書かれ、小泉八雲の名作『怪談』によって広く知られるようになりました。...more14minPlay
April 25, 2021耳なし芳一山口県のむかし話。関門海峡東側の北岸、壇ノ浦は、寿永4年(1185年)3月の末、平家一門が源氏に敗れた所で、ここには平家の歴史、没落の悲話が語られています。赤間が関の海と海辺は、平家一門の怨霊に祟られて、不思議なことが次々と起こりました。闇夜に幾百幾千という幽霊火がさすらい、鬼火が飛び、浜の人たちは恐れていました。また平家の亡者が船の近くに現れて、沈めようとしたとか、平家蟹は、平家一門が姿を変えたものとか言われています。これらの霊を慰めるために作られたのが、下関市の阿弥陀寺ですが、それからも怪しいことが続いたと言います。こうした時に『耳なし芳一』が書かれ、小泉八雲の名作『怪談』によって広く知られるようになりました。...more13minPlay
April 24, 2021死をかけた友情ローマに古くから伝わる有名なお話です。殺し合いの日々に明け暮れると、人の心は荒んできます。心が荒むと疑いの気持ちが募り、やがては全く人を信じられなくなります。羊飼いを信じて待つ友だち、息子を信じて送り出す母親。若者たちの固い友情が、冷たく哀しい王様の心を温かく溶かす結末は、見事ですね。信じることの美しさをうたい上げた、お話の宝石とも言える名作です。...more13minPlay
April 24, 2021大工と鬼六鬼は隠(かくし)とも書かれ、姿を現さないものとされていましたが、仏教の地獄の鬼と結び付いて、ツノ、キバ、トラの皮のふんどし姿という、空想上の怪物として擬人化されました。鬼六が正体を言い当てられて威力を失うところは、化物らしい面と取れます。また、鬼と関わった人は幸福を得られると言われ、青森県弘前市の鬼沢の鬼神社の節分では『福はうち、鬼もうち、鬼はうち、福もうち』と唱えています。...more12minPlay
April 24, 2021アラジンとまほうのランプ『アラビアン・ナイト』の中の最も有名なお話です。グリムやペローのお話に親しんでいる人たちには、この物語は色彩がどぎつく規模が雄大でエキゾチックな魅力を感じることでしょう。アラジンのランプは、日本でいう打ち出の小槌のように、願いを叶えてくれるものですね。ところで、面白いことに、このお話は中世の東方伝説の一つで、『アラビアン・ナイト』の原典には無いのです。アラビアン・ナイトをヨーロッパに紹介した、フランス人ガランの本の中にあったので、人々はこれもアラビアン・ナイトの中のお話だと思い込んでしまったのです。『アリババと40人の盗賊』も同じです。これらの2つがどうしてガランの翻訳の中に入ったのか、今でも色々論議されているようです。...more12minPlay
April 23, 2021七夕さま大阪府のむかし話。七夕は、中国の牽牛という男星と織女という女星の伝説と、7月7日の星祭りとが日本に伝わったものと言われます。七夕の『タナ』は空にものが横たわることで、『バタ』は、旗か機だとし、神(祖霊)の来られる日(お盆や祖霊祭)を待つ準備だと言われています。神が天から降りて来られる時の目印がタナバタで、その日が七日の夕方なので、七夕と書いてタナバタと発音したと言われています。この日に雨が少しでも降れば、牽牛と織女は会うことができないのです。大阪府交野市には、七夕伝説を語る天の川が地上を流れ、枚方市倉治の織物(はたもの)神社は織姫の棚機津女命(たなばたつめのみこと)を祀っています。また神社の近くには、牽牛石、光林寺には星石があり、交野線にも『星ヶ丘』『星田』という七夕に関係のある駅名があります。...more10minPlay
April 23, 2021ろばになった旅人中国の昔話『河東記』という古い本にあるお話です。日本には『旅人馬』という、これとそっくりのお話があります。おそらく中国のこのお話が伝えられたのでしょう。日本の民話は、このお話のような神変不可思議、奇想天外の物は少ないようです。三娘子が人形を使って麦を刈り取る場面は不気味ですが、これは中国の昔話によくある仙術の影響でしょう。芥川龍之介の短編で有名な『杜子春』に、この話と似た場面があります。...more11minPlay
April 22, 2021天狗のかくれみの熊本県のむかし話。蓑は元々、常世の国(住む人が不老不死であるという楽土)からの来訪者が身に着ける物、として宝物の一つになっていました。天狗を騙す時は、竹筒、穴あき銭、遠眼鏡などが使われました。小さな穴から覗くということは、天狗に神隠しにあった子どもを探すときや魂呼びにも行われました。熊本県では彦市話に、大分県では吉四六話になって語られています。...more12minPlay