日々の開発を支える小さな便利の積み重ね。例えば、開発スタート前に行うスプレッドシート上でのチーム全員同時によるIssue洗い出し。ただ、GitHubへの一つ一つの登録がひと手間。それをGoogle AppScriptで一括登録するような「開発を支える開発」。他にも、技術情報共有サービス「Qiita」上の内容をSlackコマンドから直接アクセスし、参照できるツール。短縮URLの作成に、カスタマーサポートに届くメールのSlack通知などなど。こうしたツールの一つ一つを、一人のメンバーが行うことで、他のメンバー全員分のラクが生まれるのが「開発を支える開発」。 しかし、この手の開発は、必ずしも、直接的にお金を稼ぐ開発ではありません。経営者・マネジメント層のヒトには、このような価値の見えづらい開発を支えるための開発の重要性とどの様に向き合うべきなのか。また、一方で、このような「開発」へかけるコストが、不用意に増大しないための社内のルール整備はいかに。便利な側面と、その運用方法の両側面から、「開発を支える開発」についてお話しました。