私たちが生涯勉強し教養を蓄えるのは、

他者の贈与に気づくためなのです。

私たちはみな、自分こそが正統的だと考えるバイアスを持ちます。

イスラエルもまたそのバイアスによって「分裂」の危機を経験したことを、

私たちは教訓としなければなりません。

鶴の恩返しの民話には、

贈与の原則に関する重要な秘密が隠されています。

過失致死罪などの罪人は「島流し」的に逃れの街に収容されました。

時の大祭司が死ぬと恩赦されますが、それはキリストの贖罪を予表しています。

市場と交換の原理に収まらないが、

必要とするものは「贈与」によってしか受け渡しできません。

すべての部族への土地の割譲が終わってから、

指導者ヨシュアの土地がないことを周囲の人々が気づきます。

ヨシュアの無私の精神は公僕の鏡です。

「ヒトラーの読書法」から私たちは多くを学べます。

もちろん、反面教師として。

フリートークに収まらなかったフリートークです。

長いので寝ながら聞いてください。

恒例のフリートーク回です。

今回はYouTubeのコメントへの返しがメインです。

12部族のなかで、

レビ族だけには相続地がありませんでした。

「神に奉仕すること」そのものが、

彼らへの相続なのだ、とヨシュアは言いました。