「欧米の火星サンプルリターン計画、サンプル保管容器を回収する小型ヘリ搭載へ」 【▲ 最新の内容を反映した「火星サンプルリターン計画」のイラスト(Credit: NASA/ESA/JPL-Caltech)】アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月27日付で、欧州宇宙機関(ESA)と共同で取り組んでいる「火星サンプルリターン計画」(Mars Sample Return Program)について、システム要件審査(system requirements review)が完了したことを明らかにしました。NASAによると、地球に持ち帰るサンプルを回収するための手段の一つとして、新たに2機の小型ヘリコプターが火星に送り込まれることになるようです。NASAとESAは現在、火星表面で採取したサンプルを地球に持ち帰るための一連のミッションを共同で計画・実施しています。今まで人類が手にしてきた火星の岩石サンプルは隕石として火星から地球へ飛来したもの(火星隕石)に限られていましたが、この火星サンプルリターンミッションが成功すれば、人類は火星で直接採取されたサンプルを初めて手にすることになります。