「NASAアルテミス計画初の有人飛行で使われる「緊急脱出システム」のエンジン燃焼試験が実施された」 【▲ オリオン宇宙船の緊急脱出システムに組み込まれるアボートモーターの地上燃焼試験の様子(Credit: Northrop Grumman)】力強く噴き上がるオレンジ色の炎と煙を捉えたこちらの画像は、米国ユタ州のプロモントリーにあるノースロップ・グラマンの施設で現地時間3月31日に撮影されました。炎を噴き出しているのは「アボートモーター(abort motor)」と呼ばれる固体燃料ロケットエンジンです。画像は当日実施された地上燃焼試験の様子を写したもので、アボートモーターは上下を逆向きにした状態で架台に設置されていました。アボートモーターはアメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した新型有人宇宙船「オリオン(Orion、オライオンとも)」の「緊急脱出システム(LAS:Launch Abort System)」に組み込まれているエンジンの1つです。緊急脱出システムは打ち上げで何らかの問題が生じた際に、宇宙飛行士が搭乗する円錐形の「クルーモジュール」をロケットから分離して遠ざけるために使用されるシステムです。