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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,429 episodes available.
April 12, 2024火星での生命探査にパラダイムシフトを起こすか 米大学院生が提案する斬新なミッション「火星での生命探査にパラダイムシフトを起こすか 米大学院生が提案する斬新なミッション」 米国テキサス州で2024年3月11日から15日まで開催された第55回月惑星科学会議(LPSC)において、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の大学院生が火星での斬新な生命探査ミッションを提案しました。現在火星で運用されているアメリカ航空宇宙局(NASA)の探査車「Curiosity(キュリオシティ)」や「Perseverance(パーシビアランス)」よりも、コストを抑えつつ効率的に生命の探査を行なえるようです。Alex Longo氏は修士課程に在籍中の大学院生でありながら、パーシビアランスの着陸地を選定する「Mars2020 Landing Site」の選考委員を13歳から5年間(2013年~2018年)務めるなど、すでに10年以上も宇宙探査に携わってきたキャリアをもつ人物です。Longo氏は3月14日に開催されたポスターセッションのなかで、従来の火星探査車による生命探査の非効率性を指摘し、より広範なエリアを低コストで実現できる火星生命探査ミッション「MARSE(Mars Astrobiology, Resource, and Science Explorers)」を提案しています。関連記事・火星探査車「パーセベランス」の目的地はかつて湖があったクレーター(2020年7月30日)・火星探査車「Perseverance」危険な障害物を避け着陸成功に導く2つの技術(2021年2月17日)...more2minPlay
April 11, 2024JAXA退職の若田光一さん 新天地は米民間企業のアクシオム・スペース「JAXA退職の若田光一さん 新天地は米民間企業のアクシオム・スペース」 アメリカの民間宇宙企業Axiom Space(アクシオム・スペース)は2024年4月8日付で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職した若田光一さんが同社に所属することを発表しました。アクシオム・スペースによると、若田さんはアジア太平洋地域の宇宙飛行士兼最高技術責任者に任命されたということです。【最終更新:2024年4月10日12時台】1996年から2003年にかけて5回の宇宙飛行ミッションを経験し、JAXA理事などの要職も務めた若田さんは、2024年3月31日をもってJAXAを退職しました。同年3月29日の記者会見で若田さんは、今後は民間から有人宇宙活動の発展に貢献したいと語っており、今回の発表で退職後の所属先が明らかにされた形です。関連記事・JAXAを退職する若田光一宇宙飛行士が記者会見 今後は民間から宇宙開発に貢献(2024年3月29日)...more2minPlay
April 09, 2024「ボイジャー1号」のデータが読み取り不能になっている原因をNASAが特定 修復には楽観的「「ボイジャー1号」のデータが読み取り不能になっている原因をNASAが特定 修復には楽観的」 アメリカ航空宇宙局(NASA)が1977年に打ち上げた惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、2023年11月から読み取り不能な状態のデータを送信するトラブルを抱えています。このトラブルに関して、NASAは2024年4月4日付の公式ブログへの投稿で、問題が発生したコンピューターのメモリの一部が破損していることが原因だと断定したと公表しました。問題解決には数週間から数か月かかる可能性があるものの、NASAは壊れたメモリを経由せずにデータを読み出せる方法を見つけられると楽観的な見方を示しています。NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」は、予定されていた木星と土星の探査を終えた後も、太陽系外縁部に関する貴重な科学観測データを送信し続けています。深宇宙に新たな探査機を送ることは費用も時間もかかるため、ボイジャー1号をできるだけ長く運用させる努力が続けられているのです。...more2minPlay
April 09, 2024ロシアの宇宙船「ソユーズMS-24」3名の宇宙飛行士を乗せて地球に無事帰還「ロシアの宇宙船「ソユーズMS-24」3名の宇宙飛行士を乗せて地球に無事帰還」 日本時間2024年4月6日、3名のクルーを乗せたロシアの宇宙船「ソユーズMS-24」が国際宇宙ステーション(ISS)を離れて地球へ無事帰還しました。【最終更新:2024年4月8日13時台】ロスコスモス(Roscosmos)のオレッグ・ノヴィツキー(Oleg Novitskiy)宇宙飛行士、ベラルーシのマリナ・ヴァシレフスカヤ(Marina Vasilevskaya)宇宙飛行士、アメリカ航空宇宙局(NASA)のローラル・オハラ(Loral O'Hara)宇宙飛行士が搭乗したソユーズMS-24は、日本時間2024年4月6日12時54分にISSロシア区画の「ラスヴェット」モジュールから分離。大気圏へ再突入した同船の帰還モジュールは、日本時間同日16時17分にカザフスタン共和国の都市ジェスカスガンの南東へ着陸しました。3名のうちノヴィツキー飛行士とヴァシレフスカヤ飛行士は日本時間2024年3月26日に別の宇宙船「ソユーズMS-25」でISSに到着しており、短期滞在を終えての帰還です。一方、オハラ飛行士は日本時間2023年9月16にソユーズMS-24でISSに到着してから長期滞在を行っており、NASAによると今回の宇宙飛行でオハラ飛行士は帰還までに地球低軌道で204日間を過ごしたということです。...more2minPlay
April 05, 2024NASAがアルテミス計画の有人月面探査車「LTV」を開発する企業3社を選定「NASAがアルテミス計画の有人月面探査車「LTV」を開発する企業3社を選定」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年4月3日付で、有人月面探査計画「Artemis(アルテミス)」で使用される有人月面探査車「Lunar Terrain Vehicle(LTV)」を開発する企業としてIntuitive Machines(インテュイティブ・マシーンズ)、Lunar Outpost(ルナー・アウトポスト)、Venturi Astrolab(ベンチュリ・アストロラボ)の3社を選定し、契約を結んだことを発表しました。【最終更新:2024年4月5日11時台】LTVはアルテミス計画における4番目の有人ミッション「Artemis V(アルテミス5)」から使用される予定の月面探査車です。与圧されたキャビンを持たない非与圧式の車両で、宇宙飛行士は月面活動用の宇宙服を着用して搭乗します。電力管理、自動運転、最先端の通信・ナビゲーションシステムといった機能を実現する先端技術に支えられたLTVによって、月の南極に降り立った宇宙飛行士は徒歩よりも広い範囲を探索し、科学機器を運び、月面のサンプルを採取できるようになります。また、LTVは遠隔操作に対応するため、宇宙飛行士が月面に滞在していない期間も無人の探査車としてNASAの科学的目標のサポートや商用の月面活動に使用可能とされています。すでに契約が結ばれている月着陸船や宇宙服と同様に、LTVは企業からNASAにサービスとして提供されます。今回締結されたのは2039年までの15年間で最大46億ドル相当とされるLVTサービス契約全体のうち、NASAの要件を満たしたサービスの実現可能性を調査する予備設計レビューを進めるための契約です。LTVの性能と安全性を確かめるための技術実証ミッションを行い、アルテミス5以降にLTVサービスを提供する企業として選ばれるのは、3社のうち1社だけの予定とされています。...more3minPlay
April 03, 2024ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験は2024年5月6日以降に実施「ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験は2024年5月6日以降に実施」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年4月2日付で、アメリカの航空大手ボーイングが開発中の新型宇宙船「CST-100 Starliner(スターライナー)」による有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」について、早ければアメリカの現地時間2024年5月6日に打ち上げを実施すると発表しました。【最終更新:2024年4月3日11時台】StarlinerはスペースXの「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともに、NASAのCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。初飛行は2019年12月に実施された無人飛行試験ミッション「Orbital Flight Test(OFT)」で、この時はソフトウェアの問題が生じたために計画されていた軌道へ入ることができず、国際宇宙ステーション(ISS)への到達を断念して地球に帰還。2022年5月には2回目の無人飛行ミッション「OFT-2」が実施され、ISSへのドッキングを含む打ち上げから帰還までの実証試験に成功しています。関連記事・新型宇宙船「スターライナー」着陸成功! 実用化に向けて一連の試験目標を達成(2022年5月26日)...more2minPlay
April 02, 2024中国、月探査用の中継通信衛星「鵲橋2号」の打ち上げと月周回軌道投入に成功「中国、月探査用の中継通信衛星「鵲橋2号」の打ち上げと月周回軌道投入に成功」 中国航天科技集団有限公司(CASC)は日本時間2024年3月20日、中継通信衛星「鵲橋2号(Queqiao-2)」を搭載した「長征8号」ロケットの打ち上げに成功しました。鵲橋2号を搭載した長征8号は日本時間2024年3月20日9時31分(北京時間同日8時31分)、中国の文昌衛星発射センターから打ち上げられました。中国国家航天局(CNSA)によると、鵲橋2号は発射から12分後にロケットから分離され、近地点200km・遠地点42万kmの月遷移軌道に投入された後、衛星に搭載されている太陽電池アレイと通信アンテナが展開されて打ち上げは成功しました。長征8号が中国の月探査計画で使用されるのは今回が初めてです。中国航天科技集団有限公司(CASC)によると、打ち上げから約112時間後の日本時間2024年3月25日1時46分に鵲橋2号を月周回軌道へ投入するためのエンジン燃焼が月の高度約440kmで開始され、約19分後に成功しました。24時間周期の楕円軌道に投入された鵲橋2号は今後、高度300km×8600km、軌道傾斜角54.8度の12時間周期の軌道に遷移する予定だということです。...more2minPlay
March 30, 2024JAXA火星衛星探査計画「MMX」の探査機に搭載されるローバー「IDEFIX」が日本に到着「JAXA火星衛星探査計画「MMX」の探査機に搭載されるローバー「IDEFIX」が日本に到着」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年3月13日付で、JAXAの火星衛星探査計画「MMX」の探査機に搭載されるローバー(探査車)「IDEFIX(イデフィックス)」が、開発を担当したフランス国立宇宙研究センター(CNES)とドイツ航空宇宙センター(DLR)からJAXAへと2024年3月7日に引き継がれたと発表しました。【最終更新:2024年3月28日12時台】2026年度の打ち上げを目指して探査機の開発が進められているMMXは、火星の衛星「フォボス」から世界で初めて地表のサンプルを採取して地球への帰還を目指すJAXAのサンプルリターンミッションです。MMX探査機に搭載されるIDEFIXは、一足先にフォボスへ着陸して表面を覆うレゴリスの特性を調べておくことで、続いて着陸するMMX探査機がサンプル採取を行う時のリスクを低減させることを目的としています。IDEFIXはCNESとDLRが共同で開発を行いました。DLRはローバーとMMX探査機本体の切り離し機構を、CNESは搭載されるコンピューターと通信システムを含むサービスモジュールを担当しています。MMX探査機打ち上げ後のIDEFIXの運用は、フランスにあるCNESの管制室とドイツにあるDLRの管制室で行われる予定です。なお、JAXAは小惑星探査機「はやぶさ2」でもCNESとDLRが共同開発した小型着陸機「MASCOT」を搭載したことがあり、MMX探査機へのIDEFIX搭載はMACSOTに続く協力体制となります。...more2minPlay
March 29, 2024JAXAを退職する若田光一宇宙飛行士が記者会見 今後は民間から宇宙開発に貢献「JAXAを退職する若田光一宇宙飛行士が記者会見 今後は民間から宇宙開発に貢献」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職する若田光一宇宙飛行士は2024年3月29日に記者会見を開き、宇宙飛行士として過ごした32年間を振り返りつつ、今後の活動についての抱負を語りました。【最終更新:2024年3月29日17時台】1996年から2003年にかけて5回の宇宙飛行ミッション(※詳しくは後述)を経験した若田さんは、月や火星の探査を含む各国政府の有人宇宙活動の持続的な発展には民間主導による地球低軌道での有人宇宙活動の成功が鍵になると自身の考えを述べた上で、これまでの宇宙飛行士としての経験を活かして民間による活動を盛り上げ、国際宇宙ステーション(ISS)運用終了後の地球低軌道における活動推進に尽力することで有人宇宙活動全体の持続的な発展に貢献できると考え、その先駆者の一人として仕事をしていきたいという思いに至ったのがJAXA退職を決断した理由だと語りました。...more2minPlay
March 28, 2024【速報・追記】JAXA月探査機「SLIM」2回目の越夜に成功したことを確認「【速報・追記】JAXA月探査機「SLIM」2回目の越夜に成功したことを確認」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年3月28日10時半頃、X(旧Twitter)の小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクト公式アカウントにて、SLIMが通信に応答したことから2回目の越夜に成功したことが確認されたと発表しました。【最終更新:2024年3月29日11時台】SLIMは日本時間2024年1月20日0時20分頃に日本の探査機として初めて月面へ軟着陸することに成功したものの、2基搭載されているメインエンジンのうち1基で着陸直前に生じたトラブルによって接地時の水平方向の速度や姿勢が想定外となり、逆立ちして太陽電池を西に向けたような姿勢で安定。バッテリーに充電できないことからSLIMの電源は一時オフにされたものの、太陽光が西から当たって太陽電池から電力を得られるようになった2024年1月28日以降は「マルチバンド分光カメラ(MBC)」による岩の観測が行われていました。着陸地点が夜を迎えることから日本時間2024年1月31日から休眠状態に入っていたSLIMは、太陽電池に再び太陽光が当たるようになった日本時間2024年2月25日にコマンドを送信したところ応答があり、通信機能を維持して1回目の越夜に成功したことを確認。日本時間2024年3月1日3時すぎに着陸地点が日没を迎えたため、SLIMは再び休眠状態に入っていました。...more2minPlay
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