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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
May 08, 2024スペースX、欧州の測位システム「ガリレオ」の衛星を打ち上げ ロケット1段目は使用20回目「スペースX、欧州の測位システム「ガリレオ」の衛星を打ち上げ ロケット1段目は使用20回目」 アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は2024年4月28日(日本時間・以下同様)、EU(欧州連合)の測位システム「Galileo(ガリレオ)」の測位衛星2機を搭載した「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットの打ち上げに成功しました。ファルコン9の1段目機体は今回で20回目の使用でしたが、衛星を中軌道に投入する能力を確保するため、地上への帰還は実施されず、今回が最後の飛行となりました。【最終更新:2024年5月7日17時台】ガリレオ衛星2機を搭載したファルコン9は、2024年4月28日にアメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センター39A射点から打ち上げられました。ファルコン9の1段目機体は今回が20回目の使用でしたが、衛星を地球中軌道(Medium Earth Orbit: MEO)まで運ぶ燃料と能力を確保するため、機体の再帰還と着陸は実施されませんでした。また、通常であればファルコン9の1段目機体には着陸時に機体を支える「着陸脚」や、地球帰還時の姿勢制御に使用される「グリッドフィン」といった帰還に欠かせない装置が装着されていますが、帰還を実施しない今回はこれらの装置を取り外した状態で打ち上げられました。今回使用されたファルコン9の1段目機体(シリアルナンバーB1060)は、2020年7月に実施されたGPS衛星「GPS III SV03」の打ち上げで初飛行して以来、2021年1月に実施されたトルコの通信衛星「Turksat 5A」打ち上げ、2021年7月に実施されたライドシェアミッション「Transporter-2」打ち上げ、2022年10月に実施された通信衛星「Galaxy 33&34」打ち上げ、2023年1月に実施されたライドシェアミッション「Transpoter-6」打ち上げ、2024年2月に実施された月着陸船「Nova-C」打ち上げ、そして合計13回の「Starlink(スターリンク)」打ち上げで使用されました。...more3minPlay
May 07, 2024【速報・更新】ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ延期「【速報・更新】ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ延期」 ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は日本時間2024年5月7日11時34分に同社の「Atlas V(アトラスV)」ロケットによるボーイングの新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」の打ち上げを予定していましたが、発射2時間前に打ち上げ延期が発表されました。【最終更新:2024年5月7日10時台】スターライナーはスペースXの「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにアメリカ航空宇宙局(NASA)のCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船で、これまでに2回の無人飛行試験が実施されています。今回は有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」としてNASAのBarry Wilmore(バリー・ウィルモア)宇宙飛行士とSunita Williams(スニータ・ウィリアムズ)宇宙飛行士が搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)での短期滞在が予定されています。ULAやNASAによると、打ち上げ延期の理由はアトラスVの上段(2段目)「Centaur(セントール)」の酸素リリーフバルブで問題が確認されたためだとされています。延期後の打ち上げ日時などの新しい情報については改めてお伝えします。...more2minPlay
May 05, 2024ISSでクルードラゴン宇宙船の移動作業実施 スターライナー到着に備える「ISSでクルードラゴン宇宙船の移動作業実施 スターライナー到着に備える」 2024年5月2日夜(日本時間・以下同様)、国際宇宙ステーション(ISS)では係留中の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」のドッキング位置を変更する作業が実施されました。【最終更新:2024年5月3日11時台】アメリカ航空宇宙局(NASA)の有人宇宙飛行ミッション「Crew-8(クルー8)」で使用されているクルードラゴン「Endeavour(エンデバー)」は、4名のクルーを乗せて2024年5月2日21時57分にISSの「Harmony(ハーモニー)」モジュール前方のドッキングポートを離脱し、同日22時46分に同モジュール上方のドッキングポートへ再ドッキングすることに成功しました。今回のクルードラゴン「エンデバー」の移動は、ボーイングの新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」の有人飛行試験「Crew Flight Test(CFT)」に向けた準備の一環として実施されました。...more2minPlay
May 03, 2024ロケットラボが「エレクトロン」ロケット通算47回目の打ち上げに成功 韓国の衛星とNASAの衛星を搭載「ロケットラボが「エレクトロン」ロケット通算47回目の打ち上げに成功 韓国の衛星とNASAの衛星を搭載」 ロケットラボは2024年4月24日(日本時間・以下同様)、韓国の地球観測衛星「NEONSAT-1」とアメリカ航空宇宙局(NASA)の技術実証衛星「Advanced Composite Solar Sail System(ACS3)」を搭載した「Electron(エレクトロン)」ロケットの打ち上げミッション「Beginning Of The Swarm」に成功しました。今回の打ち上げはエレクトロンロケットにとって47回目のミッションでした。こちらは2017年5月25日に実施されたエレクトロンの初飛行ミッション「It’s a Test」から2024年3月21日に実施されたミッション「Live and Let Fly」まで、過去46回のエレクトロンロケット打ち上げの様子をまとめた画像です。「Beginning Of The Swarm」ミッションの打ち上げに先立ってロケットラボが公開しました。エレクトロンは全長18m・直径1.2mの2段式小型ロケットです。民間宇宙企業の小型衛星やNASAの衛星を打ち上げており、2019年以降はアメリカ国家偵察局(NRO)、アメリカ宇宙軍(USSF)、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)といった安全保障目的の衛星も打ち上げています。また、日本の民間宇宙企業ALE(エール)、キヤノン電子、Synspective(シンスペクティブ)、QPS研究所、Astroscale(アストロスケール)の衛星を軌道投入してきた実績があります。...more2minPlay
May 02, 2024火星での「サバイバル」は可能? 仏研究グループが「宇宙農業」の可能性を探る火星ローバーを提案「火星での「サバイバル」は可能? 仏研究グループが「宇宙農業」の可能性を探る火星ローバーを提案」 2016年に日本で上映された映画「オデッセイ(原題:The Martian)」では、マット・デイモン演じる宇宙飛行士マーク・ワトニーが火星に一人取り残され、じゃがいもを栽培しながらサバイバルを続けるシーンが登場します。アメリカ航空宇宙局(NASA)が火星への最初の有人飛行を2040年までに実現すると公言するなか、火星で生活するために克服すべき課題のひとつは「食糧をどう確保するのか?」という問題です。火星での生活に必要な物資のすべてを地球から運搬することは現実的ではないため、資源の一部は火星で賄う必要があります。フランス高等科学技術学院のSamuel Duarte Dos Santos氏が率いる研究グループは、火星で農業を実現できるかどうかを検証するために土壌や大気を調査する探査ローバー(探査車)「AgroMars」を提案しました。火星での農業を実現するために障害となっているのは、地球の約1000分の6しかない気圧の低さや、摂氏マイナス153度からプラス20度の範囲内という極端な温度(差)、地球の約700倍もある高い放射線量といった過酷な環境条件です。こうした困難に対処するため、土壌を必要としない「ハイドロポニックス(水耕栽培)」や「エアロポニックス(空中栽培)」の研究が進められています。また、人工照明を備え、温度・湿度を調整できる特殊な「グリーンハウス」の実現や、過酷な環境でも農作物を生育できるようにする遺伝子工学の進展も、火星での農業を実現するための重要なカギになるといいます。...more2minPlay
May 01, 2024中国の宇宙船「神舟18号」が中国宇宙ステーションに到着 ゼブラフィッシュも宇宙へ「中国の宇宙船「神舟18号」が中国宇宙ステーションに到着 ゼブラフィッシュも宇宙へ」 中国航天科技集団有限公司(CASC)は2024年4月25日(日本時間・以下同様)、3名の宇宙飛行士が搭乗した有人宇宙船「神舟18号」の打ち上げに成功しました。3名は中国宇宙ステーション(CSS)「天宮」に約半年間滞在し、科学実験や船外活動などを行う予定です。また、CSSに滞在中していた有人宇宙船「神舟17号」のクルーは神舟18号のクルーと引き継ぎを行い、4月30日に地球へ帰還しました。【最終更新:2024年5月1日13時台】神舟18号を搭載した「長征2F」ロケットは2024年4月25日21時59分に中国北部の酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。CASCによると、神舟18号は発射約10分後にロケットから分離され、所定の軌道に投入されました。打ち上げから約6時間30分経った2024年4月26日4時32分、神舟18号はCSSのコアモジュール「天和」へドッキングすることに成功。その後、同船と天和を隔てるハッチが開けられ、神舟18号のクルーは2023年10月からCSSに滞在していた神舟17号のクルー3名と合流しました。...more2minPlay
April 30, 202415年前から地球を周回し続けるロケットの一部 アストロスケールの実証衛星が撮影成功「15年前から地球を周回し続けるロケットの一部 アストロスケールの実証衛星が撮影成功」 株式会社アストロスケールは2024年4月26日、同社の商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェイ)」で撮影した観測対象のデブリの画像を公開しました。同社によると、スペースデブリ(宇宙ごみ)に接近して近距離で撮影した画像が公開されるのは世界初となります。【最終更新:2024年4月29日10時台】こちらが公開された画像です。写っているのは2009年1月に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」を打ち上げた「H-IIA」ロケット15号機の上段(2段目、全長約11m・直径約4m・重量約3トン)で、打ち上げ後は大型デブリとなって地球を周回し続けています。ADRAS-Jはデブリ除去の新規宇宙事業化を目的としたJAXAの取り組みである「商業デブリ除去実証(CRD2)」の実証衛星です。CRD2は大型デブリへの接近・近傍制御と情報取得を実証するフェーズIと、大型デブリの除去を実証するフェーズIIの2段階に分かれています。ADRAS-Jは2022年3月にフェーズIの契約相手方として選定されたアストロスケールが開発と運用を担っており、日本時間2024年2月18日夜にRocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げられました。...more2minPlay
April 30, 2024ボイジャー1号のトラブルが一部復旧 探査機の状態示すデータの受信に成功「ボイジャー1号のトラブルが一部復旧 探査機の状態示すデータの受信に成功」 アメリカ航空宇宙局(NASA)が1977年に打ち上げた惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、2023年11月14日から読み取り不能な状態のデータを送信するトラブルを抱えていました。このトラブルについて、NASAは2024年4月4日付の公式ブログへの投稿で原因を断定したことに言及。今後の復旧に楽観的な見通しを示していましたが、同年4月22日付のブログへの投稿にて、ボイジャー1号から探査機の状態に関するデータが正常に送信されていることを確認したと発表しました。NASAは今はまだ送信できていない科学データについても、エンジニアチームが今後数週間以内に送信を再開できるような修正を行うと述べています。NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」は、予定されていた木星と土星の探査を終えた後も、太陽系外縁部に関する貴重な科学観測データを送信し続けています。深宇宙に新たな探査機を送ることは費用も時間もかかるため、ボイジャー1号をできるだけ長く運用させる努力が続けられているのです。...more2minPlay
April 26, 2024JAXA、だいち4号搭載のH3ロケット3号機を早ければ2024年6月30日に打ち上げ「JAXA、だいち4号搭載のH3ロケット3号機を早ければ2024年6月30日に打ち上げ」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年4月26日(日本時間・以下同様)、先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」を搭載した「H3」ロケット3号機の打ち上げを早ければ2024年6月30日に実施すると発表しました。【最終更新:2024年4月26日10時台】H3ロケットは従来の主力ロケット「H-IIA」の後継機としてJAXAと三菱重工業が開発した日本の新型ロケットです。先進光学衛星「だいち3号(ALOS-3)」を搭載した試験機1号機による初飛行は2023年3月7日に実施されたものの、2段目エンジンに点火できず打ち上げに失敗。対策を施した試験機2号機はロケット性能確認用ペイロードと小型副衛星2機を搭載して2024年2月17日に打ち上げられ、小型副衛星の軌道投入と主衛星分離機構の試験に成功しました。関連記事・JAXA、H3ロケット試験機2号機打ち上げ成功 小型副衛星2機を軌道投入(2024年2月17日)・JAXA、H3ロケット試験機1号機打ち上げ失敗の原因究明に結論 再発防止対策を実施へ(2023年8月25日)...more2minPlay
April 26, 2024新型宇宙船「スターライナー」準備完了審査クリア 5月実施予定の有人飛行試験に一歩前進「新型宇宙船「スターライナー」準備完了審査クリア 5月実施予定の有人飛行試験に一歩前進」 アメリカ航空宇宙局(NASA)とアメリカの航空大手Boeing(ボーイング)は2024年4月25日付で、ボーイングが開発中の新型宇宙船「CST-100 Starliner(スターライナー)」による有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」の飛行試験準備完了審査(Flight Test Readiness Review)が完了したと発表しました。CFTの打ち上げは早ければ日本時間2024年5月7日に実施される予定です。【最終更新:2024年4月26日11時台】スターライナーはスペースXの「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともに、NASAのCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。初飛行は2019年12月に実施された無人飛行試験ミッション「Orbital Flight Test(OFT)」で、この時はソフトウェアの問題が生じたために計画されていた軌道へ入ることができず、国際宇宙ステーション(ISS)への到達を断念して地球に帰還。2022年5月には2回目の無人飛行ミッション「OFT-2」が実施され、ISSとのドッキングを含む打ち上げから帰還までの実証試験に成功しています。関連記事・新型宇宙船「スターライナー」着陸成功! 実用化に向けて一連の試験目標を達成(2022年5月26日)...more2minPlay
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