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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
May 16, 2024【更新】ボーイングの宇宙船「スターライナー」打ち上げ再延期 早くても日本時間5月26日早朝に「【更新】ボーイングの宇宙船「スターライナー」打ち上げ再延期 早くても日本時間5月26日早朝に」 アメリカ航空宇宙局(NASA)とアメリカの航空大手Boeing(ボーイング)は2024年5月14日付で、ボーイングが開発中の新型宇宙船「CST-100 Starliner(スターライナー)」による有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」の打ち上げが再延期されたことを発表しました。アメリカの現地時間2024年5月17日の時点で、CFTの打ち上げは早ければ日本時間2024年5月26日に実施される予定です。【最終更新:2024年5月20日9時台】スターライナーはスペースXの「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにアメリカ航空宇宙局(NASA)のCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船で、これまでに2回の無人飛行試験が実施されています。今回は有人飛行試験としてNASAのBarry Wilmore(バリー・ウィルモア)宇宙飛行士とSunita Williams(スニータ・ウィリアムズ)宇宙飛行士が搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)での短期滞在が予定されています。CFTのスターライナー打ち上げは直近では日本時間2024年5月7日11時34分に予定されていましたが、打ち上げに使用される「Atlas V(アトラスV)」ロケットの上段(2段目)「Centaur(セントール)」の液体酸素リリーフバルブで問題が確認されたため発射2時間前に延期。バルブの交換が必要と判断された時点では、早ければ日本時間2024年5月18日7時16分に改めて打ち上げが行われる予定でした。...more2minPlay
May 16, 2024日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生「日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生」 欧州宇宙機関(ESA)は2024年5月15日付で、ESAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査ミッション「BepiColombo」(ベピ・コロンボ、ベピコロンボ)の探査機で推進システムに問題が発生していることを明らかにしました。【最終更新:2024年5月16日12時台】BepiColomboは日本の水星磁気圏探査機「Mercury Magnetospheric Orbiter(MMO、みお)」と欧州の水星表面探査機「Mercury Planetary Orbiter(MPO)」の2機による水星探査ミッションです。ここに両探査機の水星周回軌道投入前までの飛行を担当する欧州の電気推進モジュール「Mercury Transfer Module(MTM)」が加わり、現在の3機は縦に積み重なった状態で飛行を続けています。BepiColomboでは探査機を2025年12月に水星周回軌道へ投入するために、地球・金星・水星で合計9回のスイングバイ(太陽を公転する天体の重力を利用して軌道を変更する手法)実施が計画されています。2023年6月には全体で6回目となる第3回水星スイングバイに成功しており、現在のBepiColombo探査機は2024年9月に予定されている第4回水星スイングバイに向けて飛行を続けています。...more2minPlay
May 16, 2024パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功「パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功」 中国国家航天局(CNSA)とパキスタン宇宙技術研究所(IST)は2024年5月10日付で、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」に搭載されて月周回軌道まで運ばれたパキスタンの超小型衛星「ICUBE-Q」が撮影した画像を公開しました。【最終更新:2024年5月13日15時台】こちらが公開された画像の1つです。CNSAによると、嫦娥6号から分離したICUBE-Qのカメラを使って日本時間2024年5月8日20時56分に撮影されました。中央左側に月が写っています。嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機で、地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。着陸目標地点は南極エイトケン盆地にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)の南部で、ミッション期間は約53日間とされています。ミッションが成功すれば、月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。...more2minPlay
May 15, 2024月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?「月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?」 重力が地球の約6分の1であるため、地球と同じようには運動できない「月環境」。米国や中国が独自に月面基地の建設および宇宙飛行士の滞在を計画するなか、月面基地での生活で宇宙飛行士が健康を保つ方法は、思わぬ分野から示唆を与えられるかもしれません。イタリア・ミラノ大学のAlberto E. Minetti教授が率いる研究グループは、月の低重力環境で健康を維持するために、「ウォール・オブ・デス(死の壁)」と呼ばれるサーカスの曲芸を模した方法を提案しました。地上のようにオートバイの動力を借りなくても、月環境であれば円筒の側面を自力で水平移動できるのだといいます。アメリカ航空宇宙局(NASA)が主導する有人月探査計画「アルテミス」では、月の南極にベースキャンプ(拠点)を設置し、宇宙飛行士が1回のミッションで1週間程度滞在することが目標として掲げられています。また、中国国家航天局(CNSA)も2024年4月25日に、月面基地「国際月面研究ステーション(International Lunar Research Station: ILRS)」を紹介するデモ動画を公開するなど、世界各国が月環境で人類が滞在するプランを着々と進めています。...more2minPlay
May 14, 2024スペースX、Maxarの新たな地球観測衛星を初打ち上げ 分解能30cmを実現へ「スペースX、Maxarの新たな地球観測衛星を初打ち上げ 分解能30cmを実現へ」 アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は2024年5月3日(日本時間・以下同様)、アメリカの民間企業Maxar Intelligence(マクサー・インテリジェンス)の新たな地球観測衛星「WorldView Legion」2機を搭載した「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットの打ち上げに成功しました。WorldView Legionは国家安全保障・海上監視・商業利用などに用いられる衛星で、既存のMaxar衛星コンステレーションに追加配置されることで解像度30cm級の地上観測が可能となります。【最終更新:2024年5月13日12時台】2機のWorldView Legionを搭載したファルコン9は、2024年5月3日にアメリカ・カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地4E発射台から打ち上げられました。Maxar Intelligenceによると、衛星は太陽光パネルの展開と信号の送受信に成功したということです。衛星は2024年春の終わり頃に地上の初撮影を行う予定です。ファルコン9の1段目機体は今回が20回目の使用となり、発射約8分後に基地内の着陸エリアへ帰還することに成功しました。今回使用された1段目機体(シリアルナンバーB1061)は、2021年11月に実施された有人宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」によるNASA(アメリカ航空宇宙局)の有人宇宙飛行ミッション「Crew-1」の打ち上げで初飛行して以来使用されてきました。...more2minPlay
May 14, 2024中国科学院の観測衛星「アインシュタインプローブ」初の観測成果が発表「中国科学院の観測衛星「アインシュタインプローブ」初の観測成果が発表」 現代の天文学ではX線による観測が欠かせません。中性子星やブラックホールに関わる事象、超新星残骸や活動銀河核など、宇宙はX線を放射するさまざまな天体で満ちているのがその理由です。しかし、X線は地球の厚い大気に吸収されてしまうため地表には届きません。そのため、X線観測装置(X線望遠鏡)を搭載した人工衛星を軌道上に打ち上げて、大気圏の外からX線源を観測しています。2024年1月9日に「長征2C」ロケットに搭載されて打ち上げられた中国科学院(Chinese Academy of Sciences)の科学衛星「Einstein Probe(アインシュタインプローブ)」もその一つです。欧州宇宙機関(ESA)の「XMM-Newton」、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「XRISM」といった、既存のX線宇宙望遠鏡によるX線源の観測体制に新たに加わることになります。アインシュタインプローブには観測装置として広視野X線望遠鏡「WXT(Wide-field X-ray Telescope)」とフォローアップX線望遠鏡「FXT(Follow-up X-ray Telescope)」が搭載されています。2種類の装置はそれぞれ異なる役割を担っています。...more2minPlay
May 11, 2024中国、月探査機「嫦娥6号」の月周回軌道投入に成功「中国、月探査機「嫦娥6号」の月周回軌道投入に成功」 中国国家航天局(CNSA)は2024年5月8日付で、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」を月周回軌道へ投入することに成功したと発表しました。【最終更新:2024年5月10日12時台】嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機で、地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。着陸目標地点は南極エイトケン盆地にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)の南部で、ミッション期間は約53日間とされています。ミッションが成功すれば、月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。CNSAによると、日本時間2024年5月3日18時27分に海南省の文昌衛星発射センターから「長征5号」ロケットで打ち上げられた嫦娥6号は、日本時間2024年5月8日11時12分に月周回軌道へ投入されました。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、目標地点の日照条件の都合上、着陸は2024年6月上旬まで実施されないとみられています。...more2minPlay
May 09, 2024JAXA火星衛星探査計画「MMX」の探査機に搭載される4K・8Kカメラが完成「JAXA火星衛星探査計画「MMX」の探査機に搭載される4K・8Kカメラが完成」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本放送協会(NHK)は2024年5月8日、JAXAの火星衛星探査計画「MMX(Martian Moons eXploration)」の探査機に搭載される超高精細カメラ「SHV(Super Hi-Vision Camera)」が完成したことを発表しました。【最終更新:2024年5月9日15時台】2026年度の打ち上げを目指して探査機の開発が進められているMMXは、火星の衛星フォボスから世界で初めて採取した地表のサンプルを地球へ持ち帰ることを目指すサンプルリターンミッションです。JAXAとNHKは2020年に共同開発協定を結んでおり、ミッションをスーパーハイビジョンで記録・映像化するためのカメラの開発が進められてきました。今回完成が発表されたSHVはMMX探査機に搭載される13の機器の1つで、8Kカメラと4Kカメラの2台で構成されています(画素数は8Kカメラが7680×4320画素、4Kカメラが3840×2160画素)。8Kカメラは進行方向を、4Kカメラは側面方向を撮影できる位置に搭載され、火星とその衛星の高精細画像や着陸後のフォボス表面の撮影などが行われます。...more2minPlay
May 09, 2024スペースXが船外活動用宇宙服を公開 民間主導のミッションで使用予定「スペースXが船外活動用宇宙服を公開 民間主導のミッションで使用予定」 アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は現地時間2024年5月4日、同社が新たに開発した船外活動(EVA)用の宇宙服を発表しました。この宇宙服は2024年夏以降に実施される民間の有人宇宙飛行ミッション「Polaris Dawn(ポラリス・ドーン)」で初めて使用される予定です。【最終更新:2024年5月7日16時台】【▲ スペースXが公開した船外活動(EVA)用宇宙服(動画)】(Credit: SpaceX)...more1minPlay
May 08, 2024月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア「月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア」 月の裏側での宇宙開発がまた一歩進展する契機になるかもしれません。モントリオール理工科大学の研究グループは、月の裏側で活動するのに必要な電力を確保する方法として、地球と月とのラグランジュ点(※)のひとつ「L2」に3機の太陽発電衛星(Solar Powered Satellite: SPS)を配備し、月面に設置した受信設備へワイヤレス給電する方法が最適解だとする論文を発表しました。※…ある天体が別の2つの天体から受ける重力や遠心力と釣り合って、安定できる点のこと。この場合、別の2つの天体は月および地球となり、人工衛星はラグランジュ点近傍の閉じた軌道(ハロー軌道)を周回する。...more1minPlay
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