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By 鈴木 紀之(昆虫生態学者)
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The podcast currently has 143 episodes available.
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沖縄での公開収録のアフタートーク/質問をたくさんもらうには/会場からの温かい拍手/漢字がなかなか読めない/博物館「みんなの進化展」とのタイアップ企画/分かりやすく伝えるためにはどうすればよいか/ガチャを干した話/与那国島の馬とヤシガニ/ノブオオオアオコメツキ/ヨナグニサンとの出会い/観光客とのすれ違い
沖縄県立博物館・美術館 "おきみゅー" の講座にて「ダーウィンの夏休み」と題する公開収録しました。イギリスで生まれ育ったチャールズ・ダーウィンは、軍艦ビーグル号に同乗して世界を周航し、のちに『種の起源』を出版して進化論を提唱した生物学者として知られています。自然淘汰による進化という理論を考えついた傍ら、彼は昆虫や動物、そして植物を対象にして、さまざまな実験を行ないました。それらの実験は身近な生き物を対象にし、オリジナリティあるアイデアにあふれ、情熱のままに突き進み、まるで日本の夏休みの自由研究のようでした。こうしたダーウィンの知られざる一面を通して、その人物像と進化論の真価に迫りたいと思います。
今回はポッドキャスト制作の裏側を公開! どういうコンセプトで制作しているか、台本は作るべきか、使っている機材、リアクションはアドリブ、二人の関係性、音声の編集方法、休憩グセ問題、長く続けるためにはどうすればよいか、などなど。最後に重大発表もあります!
"どんな生物の種の起源よりも、モウセンゴケのことが気になる"/『種の起源』の次の本は『食虫植物』/植物は何のために虫を捕まえるのか?/木、紙、ガラス、石、ゆで卵...モウセンゴケは何に反応するのか/ワイン、オリーブオイル、紅茶、牛乳、おしっこ...モウセンゴケが反応する液体/動物の胃の消化酵素のように酸性でのみ分解が進む/酸性・中性・アルカリ性:決定的な実験/当時は入手困難だったハエトリグサ/牧野富太郎も愛した水中のムジナモ/まさにダーウィンの夏休みの自由研究
【訂正】17:55〜 ダーウィンの息子によるモウセンゴケの実験設定は、「虫を与えた処理区と虫を与えなかった対照区」ではなく、正しくは「(どちらも網かけをして虫が侵入しないようにした上で)肉を与えた処理区と与えなかった対照区」でした。
『植物の受精』:なぜ植物は他家受粉をするのか/他家受粉と自家受粉で成長を比較するための完璧な実験/アサガオ、スミレ、シクラメン、キャベツ、インゲンマメ、レタス.../圧倒的かつ読むのが退屈な99個の表/11年におよぶ執念の実験/自家受粉には大きなデメリットがある/送粉生態学の先駆け的な研究/人間にも近親交配の影響は見られるのか?/統計学者ゴルトンと優生学のはじまり/いとこ婚が法的に認められていた時代/自然史の研究のために国会議員に働きかける?!/ダーウィンのおそるべしデータ収集能力
『花のかたち』異型花柱性をめぐる本/サクラソウは日本でもイギリスでも人気/雌しべが長く雄しべが短いタイプと、逆のタイプが共存/異なる型どうしでの受粉では正常に種子ができる/花の二型は異なるタイプどうしで受粉するための仕掛け/エゾミソハギの花のかたちは3タイプ/3タイプ×3タイプ=18通り!?の超絶な実験/"研究人生の中で、花の多型の意味を解き明かしたことほど大きな喜びを感じたことはない"
『種の起源』の次の本は『ランの受精』/花の美しさは神が人間のために造った、とされていた時代/ラン科は世界で2万種以上、園芸品種も超人気/花粉塊は特定の昆虫に運ばれるしかない/鉛筆で再現した有名な実験/30秒後に柄が倒れる巧妙な仕掛けとは/マダガスカルのランの距は極端に長い/"いったいどんな昆虫が蜜を吸えるというのか!"/スズメガとの共進化/理論から海王星が発見されたのと同じように/予言ではなく、さまざまな根拠に支えられた予測だった
名言"やがて人間の起源とその歴史についても光が投じられることだろう"/ロンドン動物園でオランウータンのジェニーと出会う/東アジアの類人猿はヨーロッパの人々にとって未知の動物だった/サルに見た「好奇心」「怖いもの見たさ」といった高度な感情/赤ちゃんの観察日誌:発達心理学の先駆け/長男ウィリアム生後7日目のときの実験/『人間と動物における感情の表出』/人間と動物の非言語コミュニケーション/作り笑いと正直シグナル/人類の発祥地はどこなのか? 類人猿の分布から見抜いた慧眼
ダーウィンのすさまじい後半生を伝える新シリーズ/まずは『種の起源』までの人生をざっとおさらい/オスが争い、メスが選ぶ:性淘汰は斬新な理論/チリのクワガタにはさまれてみた、、けどあまり痛くなかったワケ/性淘汰に反対しつづけたウォレスの"真のダーウィン主義"とは/なぜ派手な生物がいるのか? 現代に続く論争/性淘汰によってオスが美しくなるのか、ベイツ型擬態によってメスが派手になるのか/ブルータス、おまえもか!/「フィッシャーの性比の原理」もダーウィンが見抜いていた?!/競馬カレンダーで競走馬の性比を集計/なぜ「ダーウィンの性比理論」と呼ばれることにならなかったのか
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