Sign up to save your podcastsEmail addressPasswordRegisterOrContinue with GoogleAlready have an account? Log in here.
田舎坊主の読み聞かせ法話田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ーもしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。... more
FAQs about 田舎坊主の読み聞かせ法話:How many episodes does 田舎坊主の読み聞かせ法話 have?The podcast currently has 248 episodes available.
February 13, 2023「お日さまに感謝」エッセイ「田舎坊主の合掌」お洗濯日和の朝お日さま、あなたに感謝!お日さまの力で、洗濯物が乾いていくお日さまの力で、きれいになったものを身につけられるお日さまの力で、作物が育つお日さまの力で、緑が色濃くなるお日さまの力で、色彩豊かな世界を見せてくれるお日さまの力で、熱が生まれ電気が生まれるお日さまの力で、酸素を吸うことができるお日さまの力で、地球も人も生きられる *お日さま、あなたに感謝!合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF「田舎坊主の七転八倒」https://amzn.to/3RrFjMN電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more4minPlay
February 11, 2023「ええかげんのすすめ」エッセイ「田舎坊主の合掌」あるお宅で法事のあと奥さまがお茶を出してくれました。「もう冷めました?」と聞くので、私は「とてもええかげんです」と答えました。お茶でもお風呂でも「ええかげん」は一番いい状態なのに、人間にこれが付けば「ええかげんな人」と悪い人になってしまいます。味で言えば「ええ塩梅」、甘すぎず辛すぎずちょうどいい味加減のことです。洋服はきつすぎず緩すぎず、話しは長すぎず短すぎない、これがええかげんで絶妙な調整具合のことです。「ええかげんな人」が褒め言葉になればいいと思うのです。ええかげんに生きましょう!和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF「田舎坊主の七転八倒」https://amzn.to/3RrFjMN電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more7minPlay
February 10, 2023「大雪のリモートお葬式」エッセイ「田舎坊主の合掌」2014年2月14日は全国的な大寒波で和歌山でも相当な積雪がありました。ほとんどすべての交通機関がストップしてしまいました。しかしこの日は大阪でお葬式が予定されていました。ご親族も参列者もお寺もセレモニーホールに行くことができないため私は自坊で引導作法と読経をネットで会場に送ることを担当者に連絡しました。でも担当者からは「ちょっと何言ってるかわかりません」とサンドイッチマンの富澤さん風に言われてしまいました。結局、和歌山の寺での読経作法をDVDに録画して後日ご遺族に送ることにしました。パソコン大好きのデジタル坊主の私ですが、案外不便だなあと思ってしまいました。でもよほどのことが無い限り、お葬式はリモートでは申し訳ないですね。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF「田舎坊主の七転八倒」https://amzn.to/3RrFjMN電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more7minPlay
February 08, 2023「55年ぶりの恩師との再会」エッセイ「田舎坊主の合掌」55年ぶりに恩師亀岡弘昭先生と再会しました。高野山のお寺で小坊主をしていたとき、ヤンチャだった私をいつも温かく見守ってくれた先生です。高校卒業時には宗務総長賞を授与くださり、大学も推薦奨学生という計らいをして頂きました。久しぶりの再会に先生が最初に言われたのは「あなたの本はみんな読ませてもらいましたよ」とー私は思わず覚えてくださっていたこともさることながら、本まで読んでくれていたとは。感激と感動を覚えました。先生はお元気で今も歩いて檀家まわりなど寺務をこなされていました。帰りに奥さまは「桜の時期に来てください、きれいですよ」とー私は桜の時期の再訪を約束して帰山しました。ところが残念なことに、翌年の桜を見ることなく先生が遷化された訃報が届きました。悲しいかな哀しいかなどうかそちらから高校時代のように私をお見守りください。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF「田舎坊主の七転八倒」https://amzn.to/3RrFjMN電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more6minPlay
February 06, 2023「病病介護」エッセイ「田舎坊主の合掌」あるパーキンソン病患者宅を訪ねました。奥様が患者さんでヤール4の重症度。一日のうち薬が効いているのは数時間です。歩けない、力が入らない、トイレもままならない、食事の用意ができない・・・。それを旦那さんが介護する高齢者二人家族です。その旦那さんが胃に腫瘍ができて週明けに入院するというのです。患者の状態を一番よくわかっている人が病気になり、介護できなくなる患者さんの不安は計り知れません。一昔前は「老老介護」、今は認知症患者が認知症患者を介護する「認認介護」だそうです。今、病人が病人を介護しなければならない「病病介護」が増えてきています。国は「在宅」を推し進めています。でも「在宅支援」増額予算よりも、最新鋭無人偵察機グローバルホーク三機の購入費用のほうが高額なのです。もっと弱者や難病患者に寄り添った政治を望みたいものです。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more7minPlay
February 04, 2023「子は親の背中を見て育つ」エッセイ「田舎坊主の合掌」20年以上も前のことー私の講演を聴かれた奥さまからご主人の難病について相談を受けました。ご主人は全身に炎症ができる難病で小腸切除、脳内炎症、それによって片目失明という絶望的な状況だというのです。私が家庭訪問をしても「難病の会の人なんかに会いたくない」とご主人は会ってくれませんでした。奥さまはパートに出て、食べ盛りの子どもさんを必死に育てていました。数年後ー「長男は早く手に職をつけると公立専門校に、娘は患者さんお役に立ちたいと看護学校に、末っ子はスポーツをがんばっていてみんないつも笑顔をくれます」と書かれていました。子どもたちはしっかりと親の背中を見てるんです。そんな子どもたちこそ弱い立場の人に寄り添う優しく心豊かな人間になるのでしょう。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more6minPlay
February 02, 2023「仲間の旅立ち」エッセイ「田舎坊主の合掌」パーキンソン病患者の仲間が旅立ちました。彼は紀州みなべの海の近くに生まれ、地元でとれる魚を専門に扱うお店を開きました。当時は白浜帰りには多くのお客さんが足を止めてくれました。しかし紀南地方に高速道路がつながると客足が激減しました。やがてネット販売をはじめると、そのクチコミでまた客足が戻るようになったのです。彼がパーキンソン病の診断を受けてから16年ーだんだん飲み込みも薬の効きも悪くなって、ジスキネジア(不随意運動)も激しくなって、椅子に座ることもできなくなりました。それでも地区の役員、寺総代、患者会のリーダーとしてがんばってくれました。パーキンソン病友の会では県支部長も務め、リハビリのための卓球同好会も立ち上げました。近畿各地から患者が集い大会も開催してくれました。地区の役に立ち、社会の役に立ち、患者会を引っ張ってくれた彼が、お彼岸に旅立ったのですから安寧浄土に赴くことは間違いないでしょう。安らかに安らかに合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more6minPlay
January 31, 2023「なぜかコロナで考えた」エッセイ「田舎坊主の合掌」私たちの生活は多くの「不要と思われるもの」に支えられています。和歌山県発祥のもので考えます。1.青カビ菌のはたらきを利用したカツオ節つくり2.こうじカビを利用した味噌・醤油つくり3.捨てられた存在だった高野豆腐4.除虫菊という花の毒性分を利用した蚊取り線香5.マンダラゲの毒性を利用した全身麻酔薬「通仙散」汚いもの、腐ったもの、毒になるものなど一見不要と思われるものが素晴らしいものを生み出して人の役に立っています。私たちの社会においてー健康人やお金持ちや格好いい人だけが立派でしょうか?障害を持っている人や病気を患っている人から、優しい心や思いやりという心の栄養を与えられていることに気づくことはないでしょうか。コロナに感染した人がいるから、ウイルスを取り出しワクチンや薬が開発されるんです。自分の判断尺度で無駄不要と思うまえに、ちょっと考えたいものです。和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more9minPlay
January 30, 2023「可愛い栞」エッセイ「田舎坊主の合掌」膠原病患者の若い女性から可愛い栞が届きました。彼女は小学校3年生のころから、朝起きるのがつらい、フラフラする、食べ物がのどを通らないなどと不調を訴えました。学校で給食のお肉がのどを通らないというと、先生は無理矢理お肉を口に押し込みました。それでも食べられませんでした。お母さんはこれは普通ではないと思い病院で診てもらいました。でもどのの病院でも「検査に異常がありません、気のせいでしょう」といってしっかり診てくれませんでした。結局30以上の医療機関を当たること20数年、彼女が30歳の時にやっと膠原病の診断を受けました。絵が上手な彼女が高校生の時先生から美術大学進学を勧められましたが、体調がついていかず断念しました。80才を超えるお母さんには心労なども重なり胃の切除、足の一部壊死などがある患者さんです。彼女のお兄さんは職場でのいじめで退職、引きこもりとなりました。可愛い栞とともにお母さんのお手紙にはー辞世の句ともとれる三句とともに「難病患者には冷たい世の中です。ご迷惑でしょうが、私を頼りにしている子どもたちをよろしくお願いします」と書かれていました。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more9minPlay
January 28, 2023「東日本大震災、あたりまえに感謝」エッセイ「田舎坊主の合掌」私が1951年に生を受けてから、幾多の自然災害に見舞われてきました。 私が記憶しているものだけでも、次のようなものがあります。 1983年、日本海中部地震(秋田、青森) 1990年、雲仙岳噴火(長崎) 1993年、北海道南西沖地震(北海道) 1995年、阪神・淡路大震災(兵庫) 2008年、岩手・宮城内陸地震(東北) そして2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。今年で丸12年、亡くなられた方々にとって13回忌となります。当時報道から流れてくる避難所や現場の声にはー「生きててよかった。それだけで充分です」「家族がたすかっただけでもありがたい」「命があっただけで、しあわせです」そしてたった1杯の温かい飲み物や食べ物が差し入れられれば、「本当にありがたいです」そんな感謝の言葉が多く聞かれました。なかでも ある避難所のなかにいた中学1年生くらいの女の子が「今までどれだけしあわせだったか、はじめて気がつきました」と話していたことが、私の脳裏から離れませんでした。ひるがえって、大震災を経験しない私は日々の温かいご飯やお味噌汁に「ああ、ありがたい」と深い感謝でいただいているだろうか。大きなおかげを感じているだろうか。あたりまえの日々が「感謝」を遠ざけていないだろうか。合掌和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺不動坊 良恒田舎坊主シリーズ第六弾「田舎坊主の合掌」各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。https://amzn.to/3BTVafF電子書籍版は・アマゾン(Amazon Kindleストア)・ラクテン(楽天Kobo電子書籍ストア)にて販売されています日々感じる手をあわすことの大切さ見逃しがちな感謝の心50余のエッセイが気づかせてくれるかもしれません...more10minPlay
FAQs about 田舎坊主の読み聞かせ法話:How many episodes does 田舎坊主の読み聞かせ法話 have?The podcast currently has 248 episodes available.