栄華を極めた社長さんが網膜色素変性症という病気になり、
今の生きがいは?と聴くと、「喜んでくれる声が生きがいです」と答えてくれました。
働き盛りのご主人がベーチェット病となり、片目眼球摘出手術をし自暴自棄になったこともあります。
お母さんを助けて頑張るといっていた長男がクローン病となり、一生食べることを楽しめない病気になりました。
クローン病の長男は、同病の患者会を立ち上げてリーダーとして頑張っています。
「マンダラ」は宇宙を表し、すべてに価値がることを教えています。
宇宙を含む花「マンダラゲ」には花は美しいけれどトゲも毒もあります。
その毒の「アトロピン」という成分は重症筋無力症の初期の特効薬だったのです。
この毒成分を利用して華岡青洲が全身麻酔薬「通仙散」を完成しました。
難病患者・家族からは、当事者に寄り添う志の高い医師や看護師、患者会リーダーが生まれています。
世の中、美しい人・賢い人・健康な人ばかりでは成り立たないのです。