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By 本の虫のススメ
The podcast currently has 88 episodes available.
今回はディストピアもののSF小説を2冊ご紹介。過去に書かれたフィクション。現代とかけ離れているかと思いきや、まるで崖を覗き込んだ時のようにヒヤッとさせられる描写もあり……。AI、ChatGPTなど目まぐるしく変化する現在の先に明るい未来は待っているのだろうか。そんなことを真摯に語りあっています。
【紹介した本】
・ジョージ オーウェル 著 高橋 和久 訳「一九八四年〔新訳版〕」ハヤカワepi文庫
・レイ・ブラッドベリ 著 伊藤典夫 訳「華氏451度〔新訳版〕」ハヤカワ文庫 SF
【よりぬき】
・1949年に書かれた1984年の世界
・今を予想したかのようなゾクっとする描写
・情報を持つ人の権威性が高まっていく時代
・不確かな現代。果たして、未来は明るいのか
・来週は「ネタバレ感想会」をお楽しみに!
主人公にほど近い立場から書かれているのに、客観性を失っていない小説を紹介。さとぅ曰く「重くない」けれども「濃い」というその小説のあらすじとは?続いて、私小説から1冊、ノンフィクションからは3冊の本を挙げています。イベントのお知らせも!
【紹介した本】
・井上荒野「あちらにいる鬼」朝日文庫
・島尾敏雄「死の棘」新潮文庫
・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店
・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社
・デヴィッド・グレーバー 著 酒井 隆史 訳 芳賀 達彦 訳 森田 和樹 訳「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」岩波書店
【紹介したイベント】
・いきもにあ 2024
https://www.equimonia.net/2024-overview/
・Podcast Weekend
https://podcastweekend.jp/
【よりぬき】
・不倫をした父、された母、不倫相手の三者を、娘が書く
・本には「重さ」と「濃さ」二つの成分がある?
・客観性を失わない私小説
・いきもにあ2024とPodcast Weekendに出展します
・再来週は「ネタバレ感想会」!
今回は、明治〜昭和前半の日本を描いたエッセイと小説について語ります。さとうが紹介する「たぬき汁」には、今の感覚からすると度肝を抜かれるようなエピソードが満載!つばきは泉鏡花の小説やエッセイの魅力についてお伝えします。
【紹介した本】
・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店
・小泉武夫「熊の肉には飴があう」ちくま文庫
・泉鏡花「高野聖・眉かくしの霊」岩波文庫
【よりぬき】
・本むスあるある、絶版本を紹介
・佐藤垢石の破茶滅茶なエピソードの数々
・近所の猫を狩って、食べちゃう?!
・同じ国でも時代が変われば、社会が全然違う!
・文体を味わう。泉鏡花の魅力
つばきがデ・キリコ展に行ったあと、無性に読みたくなった本「何もしない」。
私たちの注意を奪い合う社会の中で何もしないでいることがいかに難しく、いかに重要であるか、生きづらさを感じる二人で熱く語りあいました。
【紹介した本】
・ジョニー・オデル 著 竹内要江 訳「何もしない」早川書店
・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社
・ウィリアム・デレズウィッツ 著/米山 裕子 訳「優秀なる羊たち 米国エリート教育の失敗に学ぶ」三省堂
・デ・キリコ展
https://dechirico.exhibit.jp
【よりぬき】
・デ・キリコ展行ったよ!
・そのあと無性に読みたくなった本には何と...?
・社会を蝕む生産性神話
・何もしないことの大事さ、豊かさ
・「ありがとう」という言葉も社会参加
本の世界にゆったりと浸れるエッセイから、90年代の少年少女の切迫感を描いた漫画まで、最近読んだ本について縦横無尽に紹介します。
【紹介した本】
・小川糸「今日の空の色 」幻冬舎文庫
・寺地はるな「川のほとりに立つ者は」双葉社
・岡崎京子「リバーズ・エッジ オリジナル復刻版」宝島社
・魚喃キリコ「blue」東京ニュース通信社
【よりぬき】
・小説家の理想的な暮らしを描いたエッセイ
・片方向からの人間関係を描いた小説
・90年代前半の空気感をまとった漫画
・思春期の切迫感をうまく描いた漫画
古生物学の本から繊細な文章で綴られた本、爽快なバイオレンス小説まで、今回も多種多様な本をご紹介!
【紹介した本】
・泉賢太郎「古生物学者と40億年」ちくまプリマー新書
・ポール・D・テイラー、アーロン・オデア 著 / 真鍋真 監修 / 的場知之 訳「大英自然史博物館シリーズ 世界を変えた100の化石 (新装版)」
・イリナ・グリゴレ「優しい地獄」亜紀書房
・王谷晶「ババヤガの夜」河出書房新書
【よりぬき】
・古生物学者ってどんな仕事?
・化石の迫力を感じる本
・触れると壊れそうな繊細な文章
・痛快なバイオレンス小説
今回は小説をいろいろとご紹介!
命、家族のあり方について問う小説など、それぞれに共通点も。
主にさとぅの観点から、各小説について言及しています。
【紹介した本】
・高瀬 隼子(著)「犬のかたちをしているもの 」集英社文庫
・李琴峰(著)「生を祝う」朝日新聞出版
・芥川 龍之介(著)「河童・或阿呆の一生 」新潮文庫
・温又柔(著)「祝宴」新潮社
・谷崎 潤一郎(著)「蓼喰う虫 」新潮文庫
・ラディゲ(著)中条 省平(訳)「肉体の悪魔 」光文社古典新訳文庫
【よりぬき】
・「命」を共通点とする2つの小説
・家族のより良いありかたを見つめ直す小説
・家族だからこそ言わない方がいいこともある
・大きい起伏がなくても読めてしまう小説
今回はつばきが最近参加したとっても楽しかったイベント「大人の科学バー アート編 『ニューヨーク報告 ー創作と対話の1か月間』」についてのお話しからスタート。なんと主催のキウイラボの畠山さんは「クマに会ったらどうするか」の編集者だった!
クマやカタヤマガイ、糞虫など、人間の近くで暮らす生き物たちに想いを馳せる読書体験についてお話ししています。
【紹介した本】
・姉崎等 語り手 片山龍峯 聞き書き「クマに会ったらどうするか——アイヌ民族最後の狩人 姉崎等」ちくま文庫
・小林照幸「死の貝―日本住血吸虫症との闘い―」新潮社
・小松貴「絶滅危惧の地味な虫たち」ちくま文庫
【紹介したイベント】
・キウイラボ 大人の科学バー
【よりぬき】
・また行きたい!「大人の科学バー」
・現代アート、知らない世界だった
・主催者はまさかの「クマに会ったらどうするか」の編集者さん!
・人間とクマ。人間とカタヤマガイ。
・簡単に答えが出ない問いだからこそ、考えてみたい
つばきも監修者として名を連ねている「小学館NEO POCKET プランクトン」が出版されました!
今回は海の生き物を中心に様々な図鑑・本についてつばきが熱く語っています。夏本番。本と一緒に海に出かけて生物観察してみてはいかがでしょう?
【紹介した本】
・山崎 博史 (監修)仲村 康秀 (監修)田中 隼人(監修)「プランクトン: クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物 」(小学館の図鑑NEO POCKET)
・川島 逸郎「標本画家、虫を描く 小さなからだの大宇宙」亜紀書房
・川島 逸郎「虫を観る、虫を描く 標本画家 川島逸郎の仕事」グラフィック社
・西田 和記(著)「ウミウシの生態観察図鑑:食餌、飼育記録から繁殖まで 知られざる生存戦略を知る ネイチャーウォッチングガイドブック」誠文堂新光社
【よりぬき】
・つばきも監修者!「小学館NEO POCKET プランクトン」が発行に!
・とにかく美しく、そしてお値打ちな図鑑
・標本画家の新刊についても言及
・日本一カイメンについて載っている「ウミウシ」の本
・驚愕の情報量、ウミウシを飼いたい人はぜひ
さとぅーの人生を支えてくれた名著「窓際のトットちゃん」をつばきもついに読みました!ありし日のトモエ学園に想いを馳せながら、話題は生きづらさを抱えた人たちの生き方に。「周りにうまく馴染めないな」と感じた時に読むとちょっと肩の力を抜けるような本たちを紹介しています。
【紹介した本】
・黒柳徹子「窓際のトットちゃん」講談社
・南綾子「死にたいって誰かに話したかった」双葉文庫
・今井むつみ・秋田喜美「言語の本質: ことばはどう生まれ、進化したか」中央公論新書
・今井むつみ「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか?認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策」日経BP
【よりぬき】
・さとぅーさんの大事な本「窓際のトットちゃん」を椿も読みました
・子ども一人一人に真摯に向き合う態度に衝撃
・「君は本当はいい子なんだよ」
・生きづらさを抱えた人の自助会立ち上げについて書いた本
・認知バイアスについてわかりやすく解説した本
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