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みきが北欧〜バルトを3週間旅したエピソードからスタート。豪華フェリーやオスロのサウナ、街並みに重ねた『ドラクエ』の世界観——移動の合間に読んでいたのがショーペンハウアー『孤独と人生』でした。
本を手がかりに、孤独を「幸福への道」と捉える視点にうなずくみきと、HBR(ハーバード・ビジネス・レビュー)の“職場の孤独”特集を思い出すのぞみ。
「絶対に孤独で、同時に孤独な人は一人もいない」という僧侶の言葉や、ノーベルの独身生活から続く孤独の美学まで、旅と哲学が呼応します。
さらに、ショーペンハウアーと愛犬プードルの逸話から“忠誠と孤独”の関係へ。
北欧の夏休み気分と哲学の硬派なテーマが交差する、肩の力が抜けた対話のPart1。
Part3は、「相互関係ってどんな人のこと?」という話からスタート。 みきは、自然体で相手の話を聞き、新しいものを引き出せる人をイメージ。のぞみは、自分にはあまりその感覚がなかったとしつつ、本に出てきた“相互関係が創造性を引き出す”エピソードに共感します。
そこから話題は音楽の力へ。作中でも音楽が人に良い影響を与える場面が多いことに気づき、みきは最近観た“観客も参加する音楽パフォーマンス”の体験を紹介。どんな気分のときでも入り込める作品の魅力や、声や音の使い方が人を動かす可能性について盛り上がります。
最後は「人の魂はその人のIQがいくつであろうと調和的なものである」という言葉に共鳴しつつ、この本がくれた豊かな読書体験を笑顔で振り返りました。
Part2は、政治演説の話題からユーモアたっぷりにスタート。 大統領演説を“言葉だけで聞く人”と“表情だけで見る人”が、それぞれ別の理由で爆笑してしまうという症例を紹介しつつ、「もしかして強い信念を持ってる人も、何かにうまく“刺さって”盛り上がっちゃってるだけかも?」なんて軽口も。
印象に残った症例として、みきは「体のないクリスティーナ」を挙げます。自分の体の位置感覚(固有感覚)を失いながらも、鏡を見て姿勢を意識するなど工夫を重ねて日常を取り戻そうとする姿に感嘆。一方ののぞみは、「具体的な物事が一切わからなくなった男性」の話から、抽象と具体の“広がり”論争に発展。二人の過去の経験も交えて、「具体は閉じて、抽象は広がる?それとも逆?」と議論が白熱します。
終盤では、オリヴァー・サックスの“ニュートラルで寄り添う”姿勢や、患者と向き合い続ける力に感心。専門家として上からではなく、フラットに接する難しさや、その背景にある想像力・努力についても語り合う回になっています。
今回のエピソードは、東京の猛暑トークや夏の予定の話からスタート。 みきの北欧旅行計画や、のぞみの日焼けエピソードで軽く盛り上がったあと、課題図書『妻を帽子と間違えた男』(オリヴァー・サックス)へ。
24人の患者を描く臨床エッセイを読んで、のぞみは「自分にも急に起こるかも…」とちょっと怖くなった派。 一方のミキは、困難を抱えた人たちが前向きに生きる姿から「意外と大丈夫かも」と安心派に。
記憶が2秒しか持たない男性の話から、「人は嘘でもいいから自分の物語を持ちたくなる」というテーマに広がり、そこから自己紹介スタイルの話に発展。 “定型文派のみき”と“毎回違う自己紹介派ののぞみ”という対比も見えたpart1でした。
「ありがとうを言わせない善行は、復讐かもしれない――?」
最終回となるPart3では、前回までの「上品な復讐」トークがさらに加速。 のぞみが語る“恩を売りまくることで相手に負い目を感じさせる”という無言の戦略に、みきも「それ、かなり復讐だよ!」と驚きつつ、それぞれの中にある“気づかぬ復讐心”を洗い出していきます。
さらに、男4人の悪だくみに友情が芽生える本作の構造を振り返りながら、「これは男の子の小説だ!」という見立てへ。 そこから話題は、現在イギリスで人気の日本女性作家たち――村田沙耶香、川上未映子、小川洋子――へとジャンプ。
復讐、恩、友情、そして文学のジェンダー構造まで… 笑って語れる「人の心の不思議」について、たっぷり語り尽くした最終章です。次回の課題本は『妻を帽子と間違えた男』!
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大物詐欺師で富豪のハーヴェイ・メトカーフの策略により、北海油田の幽霊会社の株を買わされ、合計百万ドルを巻きあげられて無一文になった四人の男たち。天才的数学教授を中心に医者、画商、貴族が専門を生かしたプランを持ちより、頭脳のかぎりを尽して展開する絶妙華麗、痛快無比の奪回作戦。新機軸のエンターテインメントとして話題を呼ぶ“コン・ゲーム小説"の傑作。
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Part2「復讐したいと思ったこと、ありますか?」 ジェフリー・アーチャー『100万ドルを取り返せ』をきっかけに、今回は“復讐のエネルギー”をめぐる考察が繰り広げられます。
上品な復讐をやってのけるスティーブンに対して、「自分なら酒に溺れて終わる」「SNSで愚痴っておしまい」と語るふたり。とはいえ、「相手に恩を売って気まずくさせる」「役に立つことで上下関係を築く」…それって実は上品な復讐では?と、思わぬ内省が始まります。
さらに、著者自身が政治家として巨額損失を経験し、その悔しさを物語に昇華していたという事実にも驚き。 復讐、恩返し、SNS、名誉欲、そして“舐められアンテナ”まで―― 人の行動の裏にある感情の不思議に迫る、深くてチャーミングな対話です。
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今回の課題図書は、ジェフリー・アーチャーの傑作『100万ドルを取り返せ』。 ディスプレイのトラブルやテニスラケット試打会の“実力の暴力”エピソードから始まった今回、話は自然と「上品な復讐」とは何か?へと展開していきます。
イギリスの知識人4人が、詐欺で失った合計100万ドルを1ペニーも多くなく、少なくもなく取り返す痛快ストーリー。 その“復讐の方法”がモンテ・クリスト伯とは対照的で、「気づいたら気持ちよくお金を払わせる」洗練された手口に、二人は感心しつつも、自分だったらどうする?とつい妄想も膨らみます。
復讐はエレガントであれるのか? 騙されたときの怒りと余裕、その境界線を笑いとともに探る、知的でちょっと皮肉な読書トーク。どうぞお楽しみください。
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シリーズの最終回では、「自分にとっての発想とは?」をめぐるやりとりが中心となります。
KJ法やクリエイティブの分類を起点に、二人それぞれがどんなふうに発想をしているのか、自覚的に振り返る時間に。 将棋やテニス、小説執筆、村上春樹のオーディオブック体験など、話題は多岐にわたりながらも、自然と“発想”や“創造”についての考察が深まっていきます。
それぞれの「発想の型」が違うことに気づいたり、 情報を整理してから考える人と、言葉にすることで考えがかたちづくられていく人の違いを語り合ったりと、 一冊の本をきっかけに、自分の思考の癖や手触りを確かめる回となりました。
📌 トピックの一部:
「ズラし」に頼る発想のやり方と、その魅力と限界
自分の“頭の中”から始まる創作とその難しさ
発想を支える習慣や構え——シャワーで浮かぶ?それとも文字で詰める?
今回は、KJ法の本質と限界、そして「発想とは何か?」をより深く掘り下げていくPart2。
KJ法やブレインストーミングを実際に体験してきた二人が、その実効性や課題を率直に語り合いながら、現代における“発想の場”のあり方を問い直します。話はやがて、将棋やテニスの話題へと広がり、藤井聡太の思考法や競技の構造理解が、創造性にどんな示唆を与えるかを考察。思考の枠組みを「いったんバラす」ことで見えてくる新しい全体像とは?
後半では、日常の中で“発想力がある人”とはどんな存在か?をテーマに、記憶に残るクリエイティブな人たちを分析。広告業界で出会った「発想3タイプ」——似たもの発見型・根本原理型・異分野かけ合わせ型の分類も必聴ポイント!
🔹 テニスや将棋がなぜ発想力を鍛えるのか? 🔹 ストレングスファインダーで“運命思考”が1位の二人が語る発想との葛藤 🔹 日常の観察や遊びがクリエイティブの源になる瞬間とは?
創造性は特別な才能ではなく、経験の積み重ねと“自分の物差し”を持つことから育まれるのかもしれません。思わず頷いてしまう発見が詰まった回です。
今回のエピソードでは、川喜多二郎による名著『発想法』を取り上げ、みきとのぞみが“発想の拡げ方”についてざっくばらんに語り合います。
冒頭は近況トークからスタート。東京の集中豪雨と新宿の浸水、そしてテニスに情熱を注ぐ夏の過ごし方を皮切りに、思考はなぜか「電波と雨の関係」「人工島での電波状況」などユニークな方向へ。のぞみのテニス狂いっぷりや、58歳でプロテニスに挑戦する投資家の話も飛び出し、自由な連想が広がっていきます。
本題では、みきのデジタル積ん読リストから偶然見つけた『発想法』をきっかけに、KJ法との出会いや大学での思い出、社会人としてKJ法に対面したときのカルチャーショックまで赤裸々に語られます。グラレコやワークショップ、ミロなどデジタルツールの進化と絡めながら、「発想するとは何か?」を再考していく回となりました。
“経験を、経験のままに扱う”というKJ法の思想は、現代にも通じるのか? 次回Part 2では、より本の中身に踏み込みながら、具体的な発想法の実践について深掘りしていきます。
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