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August 10, 2016「臨洞庭上張丞相 、洞庭に臨み、張丞相に上(たてまつ)る」孟浩然日本に暮らしていた時は、梅雨も本格的に開け8月に入ると、夏本番と言った感じがしていましたが、北京では夏の尻尾が見えてきたように思います。もちろん、太陽が照り付ければ、35度を越える日もあります。でも、その日差しの強さが6月7月に較べれば優しくなっているような気がします。相変わらず日の出は早く、日の入りは遅いのですが、朝の太陽のまぶしさはなくなり、日が沈んだ後、暗くなるのが早くなったようです。今度の日曜日は、立秋。北京は、暦どおり、季節が動きそうです。さて、今日は暑中見舞いに変えて、広大な湖を詩にした孟浩然の「臨洞庭上張丞相 、洞庭に臨み、張丞相に上(たてまつ)る」を紹介します。...more9minPlay
August 10, 2016「天門山を望む」李白この1週間、北京は雨ばかり。梅雨のようでした。それも、シトシト降るのではなく豪雨に近い降り方の日もありました。いつもならカラッとしていてジリッと暑い北京ですが最近はサウナに入っているような蒸し暑さ。いつもの夏の青空が恋しくなりました。雨の合間を狙って公園に走りに行くと、湿度が高くて体の中からと外から汗をかくような感じです。きれいに咲いていたひまわり、鳳仙花、野かんぞう、擬宝珠と言った夏の花たちも雨に打たれたのか下を向いたものが目立ちます。大暑を過ぎて、次の二十四節気は立秋。もう秋の花の出番なのでしょうか。今年はまだ、夏を思いっきり楽しんでいないような気がして、季節が移っていくのがちょっと寂しい感じです。さて、今日は雄大な景色が目に浮かび、涼やかな李白の「天門山を望む」を紹介します。...more8minPlay
July 27, 2016「漁翁」柳宗元明後日は、二十四節気の大暑。大きく暑いと書くだけあって、暑さのピークです。日本なら暑中見舞いのハガキが届く頃でしょうか?それとも、最近はハガキで暑中見舞いではなく、Eメールになってしまったのでしょうか。私が子供の頃の夏の楽しみと言ったら、プールに行くことでした。学校や近所のスポーツクラブのプールは、今思えば全く娯楽性はありませんでしたが、充分、満喫しました。今、私が暮らす北京には、「水上楽園」と言う娯楽性の高いプールがいくつもあります。名前の通り、ただの競泳用の四角いプールがあるのではなく、滑り台が有ったり、人工ビーチが造られていたり、音や明かりでショーアップしているところもあるようです。雰囲気は変われども、夏と水は相性がいいようです。さて、今日は川辺の景色、柳宗元の「漁翁」を紹介します。...more8minPlay
July 19, 2016「賦得古原草送別」白居易先週末、チベット高原の青海湖に行ってきました。標高3266mという富士山の頂上に近い高さにある塩の湖、塩湖は一周が360km、琵琶湖の6倍、中国最大の湖だけあって、対岸が見えず湖と言うより正に海のようでした。陽射しが強いものの標高が高いので涼しく、日本なら春の花、菜の花が満開でした。黄色い菜の花畑が貫けるようなコバルトブルーの湖面を縁取る景色に心洗われます。起伏のある高山草原と呼ばれる峠を越えていくのですが、この辺りは緑の絨毯を敷き詰めたように草が生い茂っていました。草の色にもバリエーションがあって、忘れられない景色になりました。さて、今日は、その印象的だった草原の「草」が主役の白居易 の「賦得古原草送別(古原の草を賦し得て 送別す)」を紹介します。...more7minPlay
July 14, 2016「柳州の城樓に登り、漳・汀・封・連の四州に寄す」柳宗元7月に入って、北京は引き続き夏、真っ盛りです。いつも走りにいく公園の池に蓮の花が咲き始めました。いつもは6月には咲き始めているので、今年は少し遅いように思います。池の水面がいつしか蓮の葉に覆われ見えなくなり、緑の大きな葉の間からすっとマッチ棒が伸びるように蕾が顔を出します。1つ、2つと咲き出したかと思うと、いつの間にか見頃を迎えています。さて、今日は、蓮の花が詠われている柳宗元の「柳州の城樓に登り、漳・汀・封・連の四州に寄す」を紹介します。...more9minPlay
July 14, 2016「野人送朱桜(野人 朱桜を送る)」杜甫今週は北京でも雷雨がありました。日本なら激しい雨が降って梅雨が明け、本格的な夏到来の時期ですね。この時期、北京の街角で売られる果物は何と言っても西瓜が主役ですが、以前に較べて種類が増えました。ハウス栽培や運搬手段が発達したからでしょう。私の好きなさくらんぼも5月の上旬から市場に姿を見せています。少し高いなぁと思いながらも喜んで買ってみると実が硬くて、甘みが足りないような・・・。それが、最近では値段も安くなり甘味、酸味のバランスがよくて、まさに旬の美味しさです。100g日本円で100円もしないので500gくらい買って、思いっきり食べていますが、ふと手を停めてその姿をみると何ともかわいらしくてそのままアクセサリーにしたいほどです。さて、今日はこのさくらんぼについての漢詩、杜甫の「野人送朱桜(野人 朱桜を送る)」を紹介します。...more7minPlay
June 27, 2016「臨湖亭」王維昨日が夏至でした。日本にいた頃は、夏至と聞くといよいよ本格的な夏が始まるなぁと感じていましたが、北京では連日35度前後の最高気温で今頃は既に夏本番です。それでも、日本にいた頃の感覚が染みついていて、夏至になったら、7月になったら夏のワンピースを着ようと夏物への衣替えのタイミングを計っていました。考えてみれば北京は6月7月が一番暑く、日差しも強い時期かもしれません。あわてて日傘、サングラス、扇子の夏のおでかけ3点セットを用意しました。日本に較べ日差しは強く、クーラーが効いている場所もまだ少ない気がします。でも、暑い夏に太陽の日を浴びて、汗をかくのは、ある意味夏の正しい過ごし方かもしれません。本来、涼を取るのはクーラーからではなく、水辺の景色や水を渡る風であるべきなのでしょう。さて、今日は正しい夏の過ごし方ともいえる王維の「臨湖亭」を紹介します。...more7minPlay
June 20, 2016「紫陽花詩」白居易夏至まで1週間ほど。今が1年で一番昼間の長い時期です。日の出時刻は4時45分、日の入りは午後7時44分頃。どうりで朝は5時を過ぎると明るくなっていますし、夜は8時近くまで明るいはずです。東の窓から差し込む太陽の光に催促されて、朝の公園に出掛けてみると日陰でひっそり擬宝珠の花が咲いていました。すっと伸びた茎に白い鈴がいくつも付いているような、下向きに花を咲かせる控えめな花ですが、香りがよくて思わず立ち止まってしまいます。大輪の花、美しい色の花だけでなく花にはそれぞれの魅力があります。さて、日本でもよく知られている詩人、白居易は紫陽花の花に随分魅了されたようです。今日は白居易の「紫陽花詩」を紹介します。...more8minPlay
June 20, 2016「梅雨」杜甫週末を利用して上海に行きました。連日30度を超える北京から出かけ飛行機を降りたらしとしとと雨が降っていて、気温は20度を少し超えただけ。肌寒く感じると同時に、さて、今日は杜甫の「梅雨」を紹介します。...more7minPlay
June 08, 2016「初夏即事」王安石6月になりました。日本のカレンダーは、いかにも梅雨らしい写真やデザイン、色使いなのではないでしょうか。梅雨のない北京は、今頃の時期が一番日差しが強い時期かもしれません。しとしと降り続く雨とは無縁で、今日もキラキラと太陽が輝いていました。ギラギラと言うほどの強さではないと油断していると、あっと言う間に日焼けしてしまいます。朝の公園を30分ほど走っただけでも、うっすらと靴下とTシャツ、短パンの跡が解るほどになります。日本に居た時は、梅雨明け辺りからが日焼け止めクリームの出番でしたが、北京ではもう欠かせないものになっています。公園のランニングコースにできる木陰もクッキリはっきりしていて日差しの強さを物語っています。走る私も近道よりも思わず木陰を選んでしまいます。陰はびっくりするほどさわやか。今頃は私の大好きな季節です。さて、今日は私の気持ちにぴったりの王安石の「初夏即事」を紹介します。...more9minPlay