8月というと「夏休み」という単語が、先ず思い浮かびます。今は学生時代と違って、長い休みもない変わりに、新学期までに仕上げなくてはいけない宿題もありません。宿題があったころは、8月も折り返しを過ぎる今頃になると「そろそろ、宿題をやらなくっちゃ」と、ソワソワしていました。子どもの頃は、「宿題なんてなければいい」と思っていましたが、大人になってみるとその宿題だけが悩みの種だった、もっと言うと、勉強だけをしていればよかったころが懐かしく思います。同じ出来事でも若い頃と今では感じ方が違うかもしれません。高校時代に学校で漢詩を学んでいた時には
ちんぷんかんぷんだったものが、今になると鮮やかに情景が浮かんだりします。漢詩だけでなく、映画も小説も今改めて見てみると最初にその作品に触れた時とは違った感想を持つことも、よくあります。今日紹介するこの漢詩もその1つです。陶淵明「勧学」。