お品書き

・かないダイエット企画結果報告

・陰謀論を信じる人の頭の中を解説した本

・アメリカ大統領選の話

※当時個人が知っていた情報をもとにした一個人の意見です

・答えのない疑問を陰謀論に結びつける

・関係しているものはすべて悪

・どんなものにも異常を認める

・原因と結果の規模を一致させたがる脳

今回はいよいよダイエット企画の結果発表。事前から期待薄だった結果ですが、結局どうなったのか？　そしてやまだが紹介する一冊は『賢い人ほど騙される』。アメリカ大統領選挙でも飛び交った陰謀論。インターネット社会には陰謀論がつきものですが、そうした陰謀論に惑わされてしまうと、自分自身もフェイクニュースを広める存在になってしまうことに。そうならないために覚えておきたいこととは？

お品書き

・コロナで体脂肪が増えたかない

・『ルポ中年童貞』の感想

・昭和と現代の比較…出会い・結婚理念・男女の役割

・人を紹介してみた話

・結婚したＡさんＢさんの例

・男性が結婚に至るまでのプロセス3つ

・性交渉の考え方の変化

・かないとおぎわらの結婚願望

３連休の真っ只中、どのようにお過ごしでしょうか。今回は独身中年男性たちに迫った新書『未婚中年ひとりぼっち社会』をピックアップ。結婚はもはや「当たり前」ではなくなった。では、なぜ人は結婚をするのか？　結婚を決めるときはどんなときなのか？　これから「ひとりぼっち」で生きていく人が増えていきます。そんな未婚社会の実相とは？

お品書き

・自殺のニュースが増えていますね

・自殺の少ない地域を調べて旅した精神科医

・それらの地域に共通する7つの原則

・「オープン・ダイアローグ」を知っていますか

・都会にかぶれたヤマダ

・地域活性化により壊れるものもある？

2020年は悲しいニュースが続きました。そんな中、今年７月以降、４ヶ月連続で自殺者が増えているというニュースも。今回紹介している『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』は精神科医が「自殺希少地域」をめぐり、その地域に住む人たちとのコミュニケーションを通して、どんな原則があるのかを解き明かしていく一冊。それは一つの助け合いの形であり、私たちの日常においても実践したいことでした。

お品書き

・かないダイエットは残り11日間

・美しい作品の方が世にいっぱいある

・醜い＝非対称なもの、プロポーションが悪いもの

・醜い＝美しいものの反対？

・海外文学作品より、パニュルジュの垂れ流しの描写

・本質的な醜さ、形式的な醜さ

・モルガンテの肖像

・アイソーポスの肖像

・医学の発達→残酷な描写が可能に

・最近醜いもの見ました？

今回はイタリア文学を代表する存在であり、哲学者としても知られるウンベルト・エーコの『醜の歴史』をやまだがピックアップ。20世紀の名著として知られる本書を読み解いていくと、「醜い」という概念がどのように変化してきたかが分かります。社会が変われば変化は起こる。そんな知の世界にいざご案内！

お品書き・大事すぎて本を触らせたくないオギワラ・知らない妖怪ばっかり載ってるのがいいぞ！・地方で解釈がちがう例：小豆洗い・×葛飾北斎　〇鳥山石燕・理不尽な妖怪：ひょうすべ、ももんが・妖怪画はこうして増える：うろこ人・知らないと無理ゲー：うわん、野寺坊、びろーん

今月から11月、寒くなる時期になってきました。第42回となる今回はおぎわらの「心の本」ともいえる一冊『お化けの図鑑』（ワニの豆本）をピックアップ！　お化けがコンパクトにまとまっている本書ですが、ページを開いてみると理不尽なお化けが続々登場するし、まさに恐怖。今やプレミア価格がついている本書の世界をとくとごらんあれ！

お品書き

・『ゆるヤセ』ダイエット途中経過報告

・大上まりあさんからメッセージ（ありがとうございました！）

・ゴーストバスターズ的展開のドラマ『保健教師アン・ウニョン』

・段階的に伸ばせる棒なんていったっけ…

・原作『保健室のアン・ウニョン先生』

・手を握って除霊能力を回復させる設定

・『82年生まれ、キム・ジヨン』13万部はすごい

・『あやうく一生懸命生きるところだった』も疲れた時読みたい本

・ドラマ版主演のチョン・ユミさんの演技がよかった！

今回はかないが韓国文学の『保健室のアン・ウニョン先生』を紹介します。NetFlixで配信中の韓国ドラマ『保健教師アン・ウニョン』の原作となっている本書ですが、韓国ドラマの特徴ともいえる「ベタさ」ではなく、ＳＦ的な世界観が魅力的な学園ドラマ。勢いのまま突っ走っていくドラマを見ていて、自然と原作を読みたくなったというかない。その魅力とは？

さらに冒頭には、「ゆるヤセ」ダイエットの進捗、そしてインタビューを行ったという縁で著者の大上まりあさんにコメントをいただきました！ダイエットへの心構えを語っていただいています。全ダイエッターに届いてほしい１回です！

お品書き

・裁判官は、どんな判決をしたかが出世に影響する

・出世のために判決を変える裁判官もいる

・裁判官のお給料事情

・良心　ＶＳ　忖度　揺れる裁判官たち

・大飯原発の再稼働問題で住民の訴えを聞き入れた判事は…

・仕事パツパツで案件に時間をかけられない事情

・裁判員制度の裁判員たちはお飾り？

・家庭裁判所の漫画『家裁の人』

・山口連続放火殺人事件ノンフィクション『つけびの村』

いよいよ40回目を迎えた「活字が頭に入らない」。そんな記念すべき今回はやまだがノンフィクション『裁判官も人である』を紹介します。意外と出世闘争が激しいという裁判官の世界。あまり知ることのできない仕事を垣間見ていきます。そして冒頭にはダイエットの状況が語られるが、衝撃の事実が…！

お品書き

・ノーベル文学賞ってそもそも何？

・モヤっと本論を躱された経験ありませんか

・鋭い返しをする子になる本

・「そのうち気が変わるんじゃない？」

・「あなたのためを思って言ってるんだよ」

・「言われた本人が傷ついてないんだからいいんじゃない？」

・「いまはそういう時代じゃないからね」

・「最近は普通の人間が生きづらくなった」

今回は（カナイの友人の）イシハラタツヤの誕生日…ではなくノーベル文学賞の発表日（10月8日）に収録されたこの日、おぎわらが紹介するのは『あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』。あまり本を読まないおぎわらが「これはすごい！」と思う一冊を紹介します！ マウンティングに対する大人としての返し方をおぎわらが一刀両断します。

お品書き・舞台はイギリス、ブライトン！・労働者階級のやっかいな「おじさんたち」の話・ＥＵ離脱の国民投票を動かしたおじさんたち・ＥＵ離脱スローガンと重なるこんまりメソッド・「ダメなおじさん」コミュニティに身を置くかない・どんな人がこの本を楽しめるのか？

もう10月！というわけで、今年も３ヶ月を切りました。「活字が頭に入らない」最新回はブレイディみかこさんの新刊『ワイルドサイドをほっつき歩け　ハマータウンのおっさんたち』をかないが紹介。おじさんの領域に足を踏み入れているかないだが、普段の生活の中では生粋の「おじさん」たちにマウンティングされているとか。イギリスも日本も変わらない、おじさんたちの哀しい性とは？

お品書き

・本に結末があるとは限らない

・ルネ・ドーマルさんの著者近影はこれで良かったのか

・まだ見つかっていない山を探しに行く冒険奇譚のはずが…

・解説陣による『類推の山』の類推

今回はフランスの作家、ルネ・ドーマルが執筆した小説『類推の山』をやまだが紹介します。『類推の山』はドーマルが死の間際まで執筆した一冊で、いわば未完作。だからこそ、「どこか心躍る物語」なのに最後は置き去り感が激しく、ツッコミどころが満載。ヘンテコな著者近影とともに、物語の世界を深く掘り下げていきます。