お品書き
・美しい装丁の本『八月の銀の雪』とは?
・この本のポイント1:惜しくも直木賞は逃すも本屋大賞にノミネート!
・「こういう小説を書ける人が文学賞を取るんだろうな」
・この本のポイント2:絶妙な読後感!ああいい話を読んだんだろうという気持ちになれる
・ほんの少し心に彩りが戻る瞬間を描く
・物語の終わるタイミングが絶妙!
・この本のポイント3:物語をまとめるのは科学のウンチクだ!
・作者の伊与原新さんは理系の研究者だった
・様々な科学のモチーフが散りばめられている
・またしてもかないは噛むのか?
今回は直木賞候補となり、さらに本屋大賞にもノミネートされた伊与原新さんの短編集『八月の銀の雪』の良さをかないが力説。「いい話」「絶妙」という言葉ばかりが飛び交いますが、本当にいいんです! 人々の何気ない日常のスキマに科学の知識が入り込み、それが人を少し変える。ほんわかと少し心に彩りが出るような、そんな一冊です。