椅子を購入する時に、自分のサイズをわかったうえで買うことって少ないですよね。また、原材料「天然木」って表示だけど、それが何の木で、産地はどことかそんなに気にすることもあんまりないですよね。こういうことって、家具やインテリアにこだわりがある人は別として、多くの日本人がそんな感じなんですよ。椅子やテーブルが庶民レベルにまで浸透したのはこの数十年で、我々が幼いころなんて、ちゃぶ台を使ってたのが一般的でしたね。家具をちゃんと選んで楽しんだり、こだわったりするという文化はまだまだだけど、本日のゲスト山極博史さんは、そんな価値もちゃんと伝えていくのが使命であると教えてくれます。さまざまな暮らしを想像しながらの木製の家具や道具を作り、提案をされている姿勢に人柄がにじみ出ます。本日は、山極さんのショールーム&ショップで、たくさんの家具に囲まれながらの収録いたしました。ぜひ、HPに掲載されている商品をご覧いただきながら配信をお楽しみください。
ゲスト・山極博史/うたたね代表・家具デザイナー
家具メーカーにて商品開発を行い、その後長野県松本にて製作技術を学ぶ
1999年よりうたたねの活動開始。遊び心を大切に暮らしの中で長く使えるモノを生み出しています。
デザインから製作、販売と一貫して携わっています。オーダー等もその過程を大切に、喜んでいただけることを第一に取り組んでいます。
ワークショップやショップや公共でのデザイン提案等、木に関わるコトに携わっています。
山極博史さんのアトリエ・ショールーム&ショップ[うたたね]
http://www.utatane-furniture.com
「うたたね」は、うとうとと心地よく居眠りしてしまうような心からくつろげる安心感や、
ゆったりと流れるスピード感、私たちのブランド名には、そんな意味が込められています。
1999年、大阪市内の古い建物に事務所と工房、小さなショールームを構えました。
「手を動かし 手で考える」をモットーに、スタッフ全員でデザインし、製作し、販売する毎日。
木を使って、自分たちが好きなものをつくり、良いと思うデザインを続けています。
うたたねの商品は、流行やトレンドを追いかけません。
人が本来持っている、バランス感覚や美しさを感じる力を
引き出すことができるような造形にこだわったモノをデザインしています。
時には、思わず触れたくなる温もりのあるカタチを
時には、ピリッとスパイス効いたシャープなラインを