旅行にしても、好きなところには何度も訪れる妻。パリ、イタリア、そしてニューヨークはおそらく10回以上は行っていると思われます。
メトロポリタン美術館 The Metropolitan Museum
フリックメゾン Frick Maison
Craig F. Starr Gallery今までThe METは何度かきていましたが、今回は思い切って日本語ツアーに参加。1時間くらいで10作品を紹介いただきました。
Podcast内でも話していますが…ここにきて急に気になってきたのがフェルメールの作品。
なんと、The METに5点、そしてわずか数ブロック先のFrickに3点。
現在、公式に "フェルメールの作品" と認められている点数が37点と言われているなか、8点もがニューヨークのアッパーイーストサイドにあるのです。
The METもそうですが、まさに富と教養の中心地…。圧倒的でした。
The METは…私が大型の美術館よりやや小規模・テーマを絞った美術館の方が近年好きだったこともあり、あまり思い出がなかったのですが、改めて一人でじっくりみてみると今までとまた違った良さに気づきました。
フリックメゾンは…ややこしいのですが、元々のフリックコレクション(実業家・大富豪のフリック氏による個人的なアート・コレクション)をご自身の元邸宅で公開していたのが始まりですが、ここ最近大規模改修を行なっており、一時的にここに移転していました。
ホイットニー美術館、その後にメット・ブロイヤーとして使われていたそれはそれでアートにゆかりのある建物。
4回建てのビルにぎゅっと展示がまとまっており、フェルメールが有名ですが、ヨーロッパ絵画を中心に(アングルなどもある!)素晴らしい質を誇っています。
さらに少しだけ歩いてCrag Galleryへ。この期間、なんとEdward Hopperの展示が。美術館クラスの画家の絵が売られている?買われている?という奇跡ですよね、もはや。元々は版画家だった彼の水彩画や銅版画5点が展示されていました。
朝ちょこっと仕事をして、その後ホテル出発・夕方近くまで歩き回り、充実した1日でした。
(夫も子供達もなんとなくガミガミうるさい私が不在で羽を伸ばせたのかも…)