
Sign up to save your podcasts
Or


ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
今回は少し雑談寄りに、2022年に実際よく使ったハードやツールの話です。ただ、単なる道具紹介ではありません。話全体を通して見えてくるのは、「どうすれば少人数でも仕事を回しやすくなるか」という発想です。
紹介されているものは多岐にわたりますが、基準は一貫しています。自宅、事務所、外出先と拠点が分かれていても、なるべく同じ環境で仕事ができること。同期トラブルやライセンスの重複を減らすこと。そして、人が少なくても回る体制を作ることです。
その象徴が、デスクトップ中心から高性能なMacBook Pro中心の運用へ移した話です。以前はクラウド同期の不整合や複数台運用の手間が負担になっていましたが、1台でほぼ完結できるようになったことで、作業も管理もかなり楽になった。ここには「高性能だから選んだ」だけではなく、「運用コストを減らしたから価値が出た」という実感があります。
机、照明、マイク、マイクブーム、防音室まで話は広がりますが、共通しているのは見た目の格好よさより事故の減らし方です。配線を床に置かない、ライトやマイクを吊るす、立ち作業もできる机にする。こうした工夫は小さく見えて、日々のストレスや撮影トラブルを減らします。
手回し式の昇降デスクをすすめていたのも印象的です。電動のほうが便利そうに見えても、周辺機材を倒したりケーブルを引っ掛けたりする事故が起きやすい。こういう話は、スペック比較だけでは分からない現場感があります。便利そうな機材が、実際の現場では必ずしも最適とは限らないという好例です。
ソフト面でも考え方は同じです。SEOツール、文字起こし、マインドマップ、遠隔操作、タスク管理、コミュニケーションと用途はばらばらでも、「日常業務に自然に組み込めるか」が判断軸になっています。
たとえばSEOでは、単体性能だけでなく、レポートとして見せやすいかまで含めてSEMrushを選んでいる。会議の文字起こしではNottaを使い、あとから文脈を追えるようにする。遠隔操作ではTeamViewerで常時稼働のWindows機を扱う。どれも派手な使い方ではありませんが、仕事の詰まりを減らす方向に効いています。
また、AI系ツールやColab、Whisperの話が入ってくるのも、この回らしさです。新しいものを面白がるだけでなく、「人間一人でどこまでやれるか」という裏テーマの中で、実際の現場に落とし込めるかを見ている点が重要です。
もう一つ大きかったのが、フリーミアム前提で考えないという話です。コミュニケーションツールでも制作ツールでも、今は無料で十分に回すのが難しい時代になっている。だからこそ、無料か有料かではなく、払った分だけ仕事が前に進むかで考えたほうがよい、という感覚を繰り返しお伝えしました。
実際、複数のチャットツールを使い分けたり、Adobeを標準として使い続けたりしているのも、互換性や顧客対応を含めた現実的な判断です。安さだけで選ぶと、あとで納品や連携で余計な手間が増える。その意味では、コスト削減と投資判断は対立せず、むしろつながっています。
この回で紹介されていたのは、単なるおすすめ機材一覧ではありませんでした。少人数で仕事を進める中で、どこに詰まりが出るのか、どこに事故が起きるのかを踏まえて、環境を整えてきた記録です。
ハードもソフトも、選ぶべきなのは一番高性能なものではなく、自分たちの働き方の中で無理なく回るものです。道具選びを運用設計として考える。この視点を持つだけでも、仕事環境の見直し方はかなり変わってくるはずです。
こちらのフォームへどうぞ。
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/
投稿 第351回 2022年にWebコンサルタントが便利に使ったハードやツールあれこれ紹介雑談 は 中小企業専門WEBコンサルティング会社・ラウンドナップWebコンサルティング(株式会社ラウンドナップ) に最初に表示されました。
ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
マーケティングで物語性を大切にしよう、ブランドの背景を伝えよう、という話はよく出てきます。実際、それ自体は間違いではありません。ただ今回の話で強く押さえられていたのは、物語の使い方を間違えると逆効果になるという点です。
特に危ないのは、まずストーリーに共感してもらえば商品が売れるだろう、と順番を逆にしてしまうことです。今回の結論は、物語そのものが無意味なのではなく、物語から先に売ろうとするのがまずい、というところにあります。
服のような消費材であれ、ほかの商品であれ、最初に見られるのは基本的に「物がよいか」「自分の欲しいものに合っているか」です。ブランドの背景や作った理由は、そのあとに効いてくるものであって、入口そのものにはなりにくい。今回の話は、まずそこをはっきりさせていました。
実際、商品を見ている段階で、いきなり制作背景や思いを延々と説明されても、多くの人はそこで買う判断をしません。特に価格帯がそれほど高くない市場や、選択肢が大量にある市場では、まず具体的なニーズに応えることが先になります。
物語性を活用しようとするとき、多くの会社が先にストーリーを作り始めてしまう。ここが今回の問題提起でした。何を解決する商品なのか、どんなニーズに応えるのかが曖昧なまま、世界観や背景だけを前面に出すと、見た目は整っていても売れにくくなります。
たとえば、イメージ重視のデザインで雰囲気はあるのに、商品情報が薄く、何がよいのかが伝わらないサイトはその典型です。おしゃれに見えても、問い合わせや購買につながらない。これはストーリーが悪いのではなく、商品より前に置かれているからです。
人はまず、自分の悩みや欲しいものに合うかどうかを見ます。機能性の商品なら何を解決してくれるのか、アパレルなら自分のテイストや気分に合うかどうか。そうした分かりやすい判断軸が先にあり、そのあとに比較の材料として物語が効いてきます。
つまり、商品やサービスありきで、その良し悪しを見たうえで、それでも迷う場面や、他社との違いを感じ取る場面でストーリーが活きるという順番です。
では、物語は何のためにあるのか。ここで語られていたのは、分かりにくいものを分かりやすくするため、そして比較検討の段階で相手に自分たちの意図を吸収してもらいやすくするため、という役割です。
物語には、覚えやすく、頭に残りやすい力があります。だからこそ、背景や歴史、目指す方向性といった定性的な情報を伝えるのには向いています。ただし、それはあくまで商品やサービスの価値を受け取る準備ができた相手に対して効くのであって、ゼロの状態から一気に買わせる魔法ではありません。
この問題は、D2Cやアパレルの話だけではありません。B2Bでも、まず理念や物語ばかりを前に出してしまうと、何をしてくれる会社なのかが見えにくくなります。結果として、ふんわりした印象だけが残り、選ばれる理由が弱くなりやすいのです。
先に必要なのは、提供価値や具体的な強みを伝えることです。そのうえで、なぜそれをやっているのか、どこへ向かっているのかを物語として添えると、理解が深まり、比較の最後のひと押しとして働きやすくなります。
物語性はマーケティングで重要ですが、それだけで人が買うわけではありません。順番を間違えて、商品やサービスより先にストーリーで売ろうとすると、きれいでも成果につながりにくくなります。
まず必要なのは、相手のニーズに対して何を提供するのかを明確にすることです。そのうえで、比較検討の段階で背景や意図を伝える材料として物語を使う。この順番を守ることが、物語を活かしながら逆効果を避けるための基本になります。
こちらのフォームへどうぞ。
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/
投稿 [22/12/12] マーケにおける「物語性の活用」は順番を間違えると逆効果 は 中小企業専門WEBコンサルティング会社・ラウンドナップWebコンサルティング(株式会社ラウンドナップ) に最初に表示されました。
From the publisher's feed

174 Listeners

170 Listeners

23 Listeners

19 Listeners

1 Listeners

6 Listeners

7 Listeners

13 Listeners

22 Listeners

32 Listeners

0 Listeners

6 Listeners

4 Listeners

1 Listeners

6 Listeners