誰にでも、どんなときにも効果があります。副作用もありません。顔の笑顔筋を動かすと、脳というシステムが「あ、これ幸せなときの動きだ！」と判断して、勝手に幸せホルモンを分泌してくれます。

「あの人、苦手」と思うと、あの人と強くつながってしまいます。

「私は不快だ」と、自分の感情だけにフォーカスすると、相手とのつながりが薄くなっていきます。

かたちある持ち物を誰かと分け合うと、自分の取り分は減ってしまいます。

しかし愛とか幸福など、見えないものを分け合うと、どんどん増えていきます。

完璧主義の苦しみについてお話しています。

きちんと、ちゃんと、しっかり、したい。きちんと、ちゃんと、しっかり、やらないと気が済まない。理想は素晴らしいですが、苦しくないでしょうか？

完璧というのは、傷ひとつないこと。傷のひとつもないなんて、退屈だと思いませんか？

今日の私が、まさに「何をやってもうまくいかない」のです。そんなとき、以前の私なら落ち込んだりイライラしたりしましたが、今はへっちゃらです。

ちょっとした捉え方、思考リセットで、淡々とやり過ごすことができます。

数字と時間って、当たり前に使っていますが、その存在を見たことはありますか？

私たちが見ているのは、誰かが描いた数字の形や、誰かが口にした数字の呼称です、

さて、自然界に数字や時間は、本当に存在しているのでしょうか？

時間って、見たことがありますか？時計やスマホで見る時間は、時間を示す数字の形象であって、時間そのものではありません。

感じることはできても、見えない、つかめないのが時間です。

顔を動かさずに、耳だけを動かせますか？なかなかできないですよね。大昔の人間は、きっと草食動物のように、しっかり耳を動かすことができたのではないか？と思っています。

神社に行くと、注連縄（しめなわ）や玉串（たまぐし）に差し込まれた白い紙を見ることがあるかと思います。あの紙を紙垂（しで）といいます。神様の姿と形を現すものです。

明りがひとつもない、真っ暗闇を体験したことがありますか？

真っ暗な世界では、小さな明かりは吸い込まれて、消える限界点がはっきり見えます。

これが、すごく怖いのです。

けれど明かりが全くなくなって、暗闇と一体化してしまうと、怖さは消えていきます。