残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

By kotaro zammaBusinessEntrepreneurship
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残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episodes

  • 励ましのクレーム・ノベーション(1483回)

    年間100万着を超える大ヒットとなった「空調服」を、当初は売れなかったところから、決して諦めなかった理由に感動しました


    協力をされている株式会社セフト研究所の取締役 胡桃沢武雄さん曰く


    "故障で返ってくるものがあるんですよ、いっぱいあるの。ところがそこにみんなメモが書いてあるんだよね。そこに.こんな素晴らしいものはない。もう着たら絶対離せられないと"


    また、株式会社空調服 代表取締役会長 市ヶ谷弘司さん曰く


    "これは物凄くいいから、何とかもっと壊れないモノを作ってくれとかですね。励ましのクレームみたいのが多かったんですよね"


    ここから私は思いました

    1、クレームはイノベーションの源泉

    2、共感と愛着が行動を生む

    3、プロシューマーとの共創


    上着の中にファンがついていて、それで風を送ることによって、劇的に涼しくなる「空調服」は、今では工事現場などでは、当たり前に見られるようになってますし、普通の方も来てられるのを見かけるようになってきました


    実は、ソニーから独立されて、開発にものすごく苦労をされていたと言うことに、驚いたと共に、決して諦めなかった秘密を教えて頂き感動しました


    1、クレームはイノベーションの源泉

    私は会社員時代に営業をやっていたこともあるのですが、日本全国飛び回ってクレームへの対応もしていました。


    その頃は自分のことを、謝り侍、と呼んでいたくらい謝り続けていたわけなのですが、でも中には、こっぴどく叱られた後に、飲み会を開いて頂き、期待してるからこその、厳しい言葉なのだ、と言うことを身をもって体験もしました


    経営学者のピーター・ドラッカーが、『イノベーションと企業家精神』で


    「イノベーションの機会は、しばしば顧客の声の中に潜んでいる。満足していない顧客ほど、実はその製品を大切に思っている場合がある。」


    と言われているように、実はその製品のことを思ってくれてるからこその、厳しい言葉がある、と言うことを、意識しておくことも大切だなあと思いました


    そして、そこで受けたクレームの中にこそ、これからのステップアップにつながる事柄が宝のように潜んでもいる、そんなことを思いました


    2、共感と愛着がクレームを生む

    クレームの中には、感情的に怒られることもあって、精神的にも辛い時もたくさんありました


    最近では、カスハラ、みたいな話も出てきていて、節度を持つ動きもあったり、アファーメーションのように肯定しながら自分の意見を伝えるような手法も随分浸透してきたように思えますが、


    心理学者のダニエル・カーネマンが、『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?』にて


    「人間の判断は感情に大きく依存する。使い慣れたモノに対する感情的価値は、それが合理的かどうか以上に、判断や行動の動機となる」


    と言われていますように、感情が判断の大きな割合を占めると言うことがあると思います


    ただ、実はネガティブな感情に見えても、その裏には、実は、期待をしていたかは、または期待をしているからこそ、より強く言われているということも、裏返しとしてあると思います


    つまり、感情的にクレームを言われた時には、それだけの期待が込められていると言うことも、実は含まれていると、肯定的に捉えることも大事かなと思いました


    3、プロシューマーとの共創

    ずいぶん前に、社会学者のアルビン・トフラー『第三の波』の中で


    「未来の経済では、消費者自身が生産にも関わる“プロシューマー”となる。企業はこの新しいユーザーの形と協働しなければならない。」


    ということがもてはやされた時期があったなあと思い出しました


    ここから、コミュニティの中での意見の収集や一緒に開発することや、クラウドファンディングで応援団を募ることや、少し前には、プロセスエコノミーなどと、作る過程さえも共有して一緒にビジネスへ携わってもらうなども出てきてると思います


    空調服への励ましのクレームという話は、まさに共に作ってくれるプロシューマー達の声ということも言えると思いました


    ある意味、ユーザーや消費者を自らの“仲間"に引き込むことができれば、そこに圧倒的な熱狂を作ることができれば


    ビジネス的にも精神的にも辛いイノベーション活動には、大きな味方になってもらえると思いました


    ユーザーの立場から考えると、応援したい人には、励ましのクレームを出すということが、その印になるかもしれないし


    イノベーション活動で、心が折れそうなクレームをたくさん頂いても、その中には必ず仲間として応援する人が含まれていると思えれば


    成功したどのイノベーターも必ずいう、諦めなかったから、を実現することができるかもしれないと、思いました


    一言で言えば

    励ましのクレーム・ノベーション


    そんな話をしています^^


    参考:ふるさとの未来[解]【株式会社 空調服】

    025/5/8(木)AM 0:58~AM 1:28地デジ061TBS

    https://www.tbs.co.jp/furusato_no_mirai/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/powyx2VqorE


    21 min
  • 山の上まで郵便配達するノベーション(1482回)

    アンパンマンの作者 漫画家 やなせたかしさんが、作品を作る理由は?への答えに感動しました


    曰く

    "僕はですね、山の上までですね、郵便配達する人に会ったことがあるんですよ


    そうしてね、あなたねぇ、大変なんじゃないんですか?山は天気の悪い時もあるしね、そこへですね、山の上に一軒しか家がないんです。


    そこへだから郵便を配達する、こんなねぇ、仕事をやってあなたいいんですか?


    あたしはこの仕事が大好きで、他の人はこの山へ登るのにお金払ってくる


    私はこの山へ登ってお金をもらえる、四季折々楽しめる、そして私が山の上へ行くとですね、そこにいる人がみんなすごい喜ぶっていうね


    それは作家にしても何にしても皆、同じなの。全ての芸術全部そうなんだ


    自分のやったことで人が喜ぶっていうことで、本人が嬉しい"


    ここから私は思いました

    1、自己決定理論

    2、フロー体験

    3、イノベーター3つのフレーム


    爆問学問は、めちゃくちゃ好きな番組だったので、爆笑問題とやなせさんのと話を、めちゃくちゃ楽しく思い出させて頂きました。アンパンマンの歌を朗々と歌うやなせさんは、まさにアンパンマンスピリッツそのものを感じてうるうるしてしまいました


    1、自己決定理論

    この郵便局員のお話は、給与や損得に関する外発的な動機から逸脱して、自分自身が本当に幸せになれることは何か?という内発的動機から、生まれた行動だなあと思いました


    デシ&ライアン(2000)さんの「自己決定理論」では、「自律性・有能感・関係性」が人の内発的動機を高めるとされており、その山に住む人との関係性、そして喜びをつくりだしてる有能感、そこから生まれてくる自律性


    まさに、自らのパッションの源に沿った自己決定の結果としての行動だなあと思いました。もっと給与が良くて楽できるような仕事はたくさんあるはずなのに、自分が本当に幸せなことは何か?に正直に生きる、そんな生き方ができたら素敵だなあと思いました


    2、フロー体験

    挑戦軸とスキル軸を高めていくと、没入していき幸せ感がマシマシになる、チクセントミハイさんの没入するフロー体験のお話は、何度もしていますが、実はそこには、他人が喜んでくれる、ということがもう一つ隠されています


    ミハイ・チクセントミハイ(1990)『フロー体験 喜びの現象学』によると、「創造的な人々は、自分が愛する行動に没頭し、それが他者にとっても意味を持つと感じることで最も満たされる。」と言われており


    実は没入体験には、他者を喜ばせるという重要な要素があるので、この郵便局員さんは、実はフロー体験に入ってるということもできると思いました


    3、イノベーター3つのフレーム

    私がいつもお話ししている、イノベーターには必ず3つのフレームがあって、まずは自らの情熱で誰かのペインを解決することから始まり、そして1人ではできないことを仲間と共に実施し、最終的にはその人だけではなく、周りの人たちも巻き込んだ幸せを作っていくというフレームに


    今回の郵便局員さんのお話も、とても親和性が高いなあと思いました


    やなせさんが、作家も全ての芸術がそうなのだ、と言われている通り、最初は誰かの郵便物を届けてあげるという情熱の利他パッションから始まり、それを郵便局員という仲間たちとの組織的な活動により、その山の人たちみんなが喜んでくれる活動となっている大義と結びついていく


    ということが、郵便局員さん自身の幸せに通じてるのだと思いました


    つまり、誰かに情熱とともき新しい価値を、誰か仲間と共に届けることで、そこにいるいろんな人たちが喜んでもらえる大義になる、それこそが、イノベーターの活動であり、そして、生き甲斐につながる活動になる、そんなことを改めて思いました


    一言で言うと

    山の上まで郵便配達するノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考:NHK総合 あの日 あのとき あの番組 2025/5/6   2011年9月放送 爆問学問 君もアンパンマンになれる 漫画家 やなせたかし https://www.nhk.jp/p/nhk-archives/ts/RY1XL52811/list/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/4NOZ21OJCyk

    19 min
  • 全ての価値はカオス・ノベーション(1481回)

    蜷川幸雄さんが立ち上げられた、彩の国シェイクスピア・シリーズの、後継をされている吉田鋼太郎さん芸術監督のマクベスに、衝撃を受けたと同時に、沢山のことを考えさせられました


    翻訳を務められた小田島雄志さん曰く

    "人間が生きていく中で、何か大きな障害やショックを受けるとどうなるか。まず価値観が崩壊します。


    例えば人殺しは良くないに決まっているけれど、戦争では人を殺すと勲章がもらえる。人を殺すのは良

    のか、わからなくなる。 


    本来、自分の中に持っているはずの善悪の価値基準が、わからなくなるわけです。それは「価値の混沌=カオス化」であり、僕は「内的カオス」と呼んでいます。


    同時に、自分で自分というものがわからなくなってくる。このように何らかのショックを受けて、何がなんだかわからなくなった人間がどう行動するのかを、シェイクスピアは様々に書き分けました。"


    ここから私は思いました

    1、真実のカオス

    2、価値のカオス

    3、自分のカオス


    鬼気迫るという言う方が相応しいと思わせて頂いた藤原竜也さんのマクベスは、狂気と迫力と、まさにパッションが弾ける、素晴らしい演技でした。また、それに呼応するように土屋太鳳さんのマクベス夫人は、勝るとも劣らない激情と愛情のパッションが炸裂する、2人で凄まじいドラマを観させて頂き、感動と共に大満足でした


    シェークスピアのマクベスという、世界的に王道な演劇を、吉田鋼太郎さん率いるスペシャルな俳優、そして演出、脚本、さらに東儀秀樹さんの音楽で観れたことは、おそらく一生忘れられないほどに、本当に幸せででした


    翻訳をされた小田島雄志さんの言葉に、マクベスの物語の本質としての、「内的カオス」という、まさに人間の本質が抉り取られてることに、深く考えさせられました


    1、真実のカオス

    今も様々な地域で紛争が行われていて、そして様々な書籍やメディアを見るにつれ、本当の真実はどこにあるのか?と、全くわからなくなります


    ニーチェの解釈論における、真実はない、あるのは解釈だ、ということは理解してるのですが、しかしながら、やってることをやっていない、やっていないことをやっている、ということが捻じ曲げられる世界には、やはりカオスとしか言いようのない憤りを感じます


    このマクベスが書かれた時代からそんなことはあたりまえのようにあり、またSNSが発展してリアルに映像が現場から流せるようになったとて、それは全く変わらないということに、人間は変われないのか、という思いと、カオスでどう生きるのかを、考えさせられました


    2、価値のカオス

    勧善懲悪な物語は、最後は悪が必ず破れてスッキリするので、そんな映画も大好きなのですが、現実の世界では、完全な悪と思っている方にも、実はそこにいる人たちは自分たちの正義のために真摯に生きている


    進撃の巨人にしても、レミゼラブルにしても、そこで生きる人たちの苦悩が、とても共感できて、そしてどうしようもなさや、切なさに涙してしまいます


    でもその違和感に気づくことが、実はイノベーションの種の大きな一つかもしれないと思います。そんな世界の違和感を、仕方がないよね、ではなく、それって何でずっとそうなの?という、Why not yetをいえるかどうか、それが大事だと思います


    それを言えた人から、実は、価値は、世の中に固定されているものではなく、カオスになっているので、いくらでもひっくり返ることもあるし、ひっくり返すこともできる、そこに実は希望があるのかもしれないなあと、思いました


    3、自分のカオス

    自分自身が信じていたことが、ある日突然、ひっくり返る、そういうことが、まさにマクベスの時代には、よく起こっていたのかもしれないと思います


    しかし、ほんの少し前の現代の日本においても、それは起こっていた訳で、それを知らない世代には、計り知れないショックがあったのだろうなあと、思います


    自分自身がそんなことに遭遇した際には、どう行動するのかは全く想像もつきません。


    ヴィクトールフランクの「夜と霧」のように、置かれた状況には必ず意味がある意味があると思いながら、自らのパッションの源を見つめ続けて、そしてそれに固執せずに問い続けて、自分の解釈を最後の1%でも入れていけるか


    さらには、「弱い責任感」のもとに、信頼のおける仲間をあらかじめ持てるようにしながら、積極的に頼りながらも、同じようにカオスを感じながら、問い続けていく、みたいなことを、考えてました


    全てはカオスだからこそ、そこに光はある、そんなことを考えさせて頂きました


    一言で言うと

    全ての価値はカオス・ノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考: 彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2

    マクベス  主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 作 W.シェイクスピア 翻訳 小田島雄志 演出・上演台本 吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)音楽 東儀秀樹 出演 藤原竜也土屋太鳳 他 https://new-horipro-stage-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/2025/02/macbeth2025_flyer_0214.pdf



    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/f-YHwVdNdgQ


    22 min
  • 子供の力を信じるノベーション(1480回)

    40周年を迎える名作ミュージカルのアニーに、めちゃくちゃ感動して、学ぶべきところが沢山ありました


    以下のようなストーリーから始まります

    "舞台は1933年のニューヨーク。世界大恐慌直後の街は、仕事も住む家もない人であふれていました。誰もが希望を失っているなか、11歳の女の子アニーだけは元気いっぱい。11年前、孤児院の前に置き去りにされたというのに、いつか両親が迎えに来ると信じて、逆境にひるむことなく前向きに生きています。"


    ここから私は思いました

    1、希望の力

    2、選択する力

    3、子供の力


    1、希望の力

    何よりも、子供たちが歌、踊り、そして演技と、素晴らしい活躍を至る所で知りするので、素直でまっすぐな歌声や、一生懸命な姿に、それだけで涙が溢れました


    このミュージカルに貫かれているのは、アニーが大変な境遇におかれながらも、それを楽しもうとしている姿にあって、それは、ありふれた言葉になってしまいますが、"希望"と言うことを、最後まで諦めずに行動したことかと思いました


    「希望とは、現実的でないことを信じることではなく、未来を形づくる行為そのものである」とは、エルンスト・ブロッホが『希望の原理』で言ってることですが


    イノベーターは、未来への行動に移せるかどうか、そこに鍵があるそんなことを教えて頂きました


    2、選択する力

    ◯◯ガチャみたいなことが言われたこともありましたが、誰もがおかれた境遇をよろしくなく思うことがあると思いますが、アニーはそんな境遇や状況をむしろ楽しもうとする、そんなマインドセットが眩しいです


    ニーチェの解釈論のように、最後の選択は、実は自分に委ねられている、真実はなくて、実は解釈しかないのだ、ということを、思い出させてくれます


    「人間の最大の自由は、自分に与えられた条件の中で、自分の態度を選ぶ自由である」とヴィクトール・フランクルが『夜と霧』で言われています


    現実の中で自分には自由がある、最後の最後で選択できるか、簡単ではないですが、そんなことを思わせて頂きました


    3、子供の力

    このミュージカルには、たくさんの子どもが出てきますが、そのまっすぐな歌声と、懸命な演技、それ自体に涙が出てきました。


    実は観に行った日は、一つのチームの東京の千穐楽だったので、カーテンコールの後にご挨拶があったのですが、キーマンとなる大人の1人の藤本隆宏さんが、「子供たちが本当に一生懸命頑張った」と言われたところから、舞台上と子供達も、会場もみんな大号泣になるということになってました


    もちろん大人の皆さんも素晴らしかったのですが、やはりこのミュージカルは、子供たちが全身全霊をかけて演じでいる姿が、本当に尊いものとしてあるなあと思いました


    以前、幼稚園の加用先生の、光る泥団子、「子供の熱中は人生初の情熱の源ノベーション(1138回)」のお話をさせて頂きましたが、子供は今ここ、に生きているので、何のためになるとかではなく、とにかく今ここに全力で取り組んだ経験が、とても宝になる、と言うお話を思い出しました


    だからこそ、子供たちの演技は、光り輝いて、尊く感じたのかなあと、まるでチクセントミハイさんのフロー状態がずっと続いているような、そんな気にさせて頂いた、子供の力は、大人が忘れてることを思い出させてくれる、ある意味、リバースメンタリングな、そんな気持ちになりました


    ということで、

    実は子供の頃には誰もが持っていた力である、希望の力や、選択の力、そして今ココの力の、大切さを思い出せて頂きました


    一言で言うと

    子供の力を信じるノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考: 丸美屋食品ミュージカル アニー Annie 2025 4.19(土)〜5.7(水) 新国立劇場 中劇場 制作:日本テレビ  脚本=トーマス・ミーハン 作曲=チャールズ・ストラウス 作詞=マーティン・チャーニン 翻訳=平田綾子 演出=山田和也 音楽監督=小澤時史 https://www.ntv.co.jp/annie/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/OBfmTqBSMFE

    16 min
  • やむおじちゃんのあんぱんノベーション(1479回)

    今田美桜さんのインタビューから、朝ドラを経験しながら、感じている事に、感動させて頂きました。


    "私自身、いろいろお仕事したり日々生活する中で、楽しむことが一番って思ってて


    なんかもちろん、大変なこととか、すごい泣きたくなる時だってあるし


    でもそんなことも、それすらも楽しむことが一番と思ってるから


    あんぱんを撮りながらも、ノブに似てるところももしかしたらあるのなと、思ってて


    やっぱり悩みもあるし、ノブもいろいろノブの人生の中でいろいろ経験しますけど


    どんなに悲しくて暗い時も、やむおじちゃんのあんぱんを食べて、勇気をもらって、前を向いて生きていくみたいな


    人の喜びってこう言うことなのかなあって、いうのは感じるようになりました"


    ここから私は思いました

    1、逆境を価値に変える

    →ニーチェの解釈論

    2、役への没入

    →チクセントミハイのフロー

    3、贈与の喜び

    →近内悠太さんの「世界は贈与でできている」


    1、逆境を価値に変える

    朝ドラ「あんぱん」は、毎朝の楽しみとして、今日もめちゃくちゃ泣かせて頂きました、大好きなドラマです。そして、アンパンマンに宿る、やなせたかしさんのスピリッツも、本当に大好きです。


    その中で、今田美桜さんが、どんな気持ちでこのドラマを演じて、さらには日々感じていることに、めちゃくちゃ感動しました。


    一つ思ったのは、今田さんには、逆境を価値に変えていく力があるのだなあと思いました。その根底には、ニーチェの解釈論のように「真実はない、あるのは解釈だけだ」というような考え方が流れている気がしました


    どんなに悲しいことや、誰が見ても辛いことがあったとしても、最後の1%としても、解釈をする余地が自分には残されているということかと思います。


    みうらじゅんさんが、地方の謎のキャラクターを、ゆるキャラと、名付けたことによって、可愛くないかもしれないけど、逆に面白い、そんな解釈を生む余地を産んでくれた


    みたいなことを、自分自身の中で、最後の1%のところで、どう解釈するかは自分次第、ということを思い出すことができれば、今田美桜さんのように、楽しむことに、解釈して進むことができるのかもしれない、と思いました


    2、役への没入

    私がドラマを見ている中では、ノブさんと、今田さんは、完全に一致して見てますが、今田さんの中でも、そんな気持ちでやられてるのだなあと、思いました


    それは、ある意味、その役に没入することで、ノブさんと同じ人生を歩んでいるということに、ほぼ同じ気持ちなのかもなあと


    私は俳優をやったことがないので、その気持ちは分かりませんが、チクセントミハイさんの言われるフロー状態になることに近いのかなあと思いました


    朝ドラという挑戦軸と、そして俳優というスキル軸の、両方を限りなくストレッチして臨まれているからこそ、その役に没入してやることができてるのかもしれないと


    自分の場合であれば、例えば曲を作ってるときなどは、いい感じの曲になってくると、ワクワクが止まらなくて、自分天才じゃないかと思い始めて、寝るのも仕事するのも全て吹っ飛ばして、やってしまうことも、たまにあります


    こんな状態でずっといられたら、どんなに幸せかと思うのですが、できた曲を翌朝聴くと、なんか違うみたいなことで、愕然とするみたいな、そんな繰り返しです


    でもそんなフローな時間ができるだけ多い人生になればいいなあと、思ったりしますので、今田さんは、まさに今が、そうなのかもしれないなあと思いました


    3、贈与の喜び

    朝ドラ「あんぱん」の見どころは、何といっても、端々に出てくる、やなせたかしさんの精神を切り取ったかのような言葉だと思います


    その中でも、今田さんが言われてる通り、ヤムおじちゃんからの言葉や、行動、そしてあんぱんをくれる事、それが、悪態をつきながら、悪口を言いながら、やってくれる、そこに感動してしまいます


    それは、哲学者の近内悠太さんの大好きな本「世界は贈与でできている」を思い出させてくれました。徘徊を繰り返す母が、実は子供時代の自分をお迎えするために毎日毎日繰り返していた、ということを、ある日偶然知ることになって、母の贈与に初めて気づいたような


    それで今度はそれを、他の誰かに、人知れずお返しをしてあげるような、そんな贈与で実は世界は回ってるのだ、ということを、思い出しました


    ヤムおじちゃんも、やなせたかしさんも、アンパンマンも、そして朝ドラ「あんぱん」も、全ては、贈与で回っている、そんなことが、今田さんが言われる通り、"人の喜びってこういうことなのかなあ"


    それが全て、やむおじちゃんのあんぱんに込められている、そんなあったかい気持ちにさせて頂きました


    一言で言うと

    やむおじちゃんのあんぱんノベーション


    そんなことを感じました^^


    参考: インタビュー ここから俳優 今田美桜[字]

    2025/5/3(土)AM 7:30~AM 7:55  NHK総合・東京 https://www.nhk.jp/p/a-holiday/ts/M29X69KZ1G/episode/te/Q875V33VYG/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/OBfmTqBSMFE


    20 min
  • サンプリング・ノベーション(1478回)

    現代美術家の松山智一さんのサンプリング技法に至った経緯にイノベーターを感じました


    "未来は見えてるんですよ。それができてる人を見てるんで、成功例を見ると


    あ、この表現方法は絶対僕らが新しくつくった世代の言語だと思ったんです


    おそるおそるやってみると、そこにみんな反応しだすんですよ、鑑賞者が、面白いって


    おそるおそるやってくうちに、これ堂々とやっていいんだなって、自信がついてきたんです


    もっともっともっといううちに、それが5になって10、何十になって


    これがこう折り重なった時に初めて、異国情緒とかどこの国なのか、いつの時代なのかわからなくって


    今の多様化された僕のアイデンティティを象徴してるようだって言ってもらえるようになって


    僕の鏡だったのが、ある時から作品が、鑑賞者の鏡になり出したんですよ"


    ここから私は思いました

    1、わくわくベスプラ

    2、おそるおそるリーン

    3、掛け合わせ積み重ね


    1、わくわくベスプラ

    松山さんの作品は、色彩がとても豊かで見てるだけで気持ちが昂ったり、癒されたりするめちゃくちゃ素敵な作品ですが、実はその中に込められているメッセージもとても深くで、いろんな気持ちを呼び起こしてくれるので、大好きです。


    それがサンプリング技法という、さまざまなものを幾重にも掛け合わせるという手法ということも、今回初めて知り、まさにイノベーション手法そのものだなあと思いました


    それは音楽やアートにおける先人たちのサンプリング手法に触れた時に、「新しい自分たちの言語だ」という、大好きパッションが炸裂したところから、始まったのだろうなあと思いました


    イノベーションの世界では、ベストプラクティス略してベスプラとよく言われますが、これはなんで素敵なんだろう、何が自分の琴線に触れるのだろう、

    みたいなことから、表面的な手法だけでなく、その中に内在してる価値を自分なりに理解できた時に、それが自分の中に息づいて


    自分ならこうやってみたい、これを別のやり方で、別の分野で、さらにこうやったらもっと面白いかも、みたいなことから、パッションの源に火がつき始める、そんなことかと思いました


    2、おそるおそるリーン

    松山さんは当初はスノボの選手を目指していて、その後、単身でニューヨークに渡って絵を描かれて、ある壁画のアートから注目を集めるようになったとのことでしたが、自分の未開の地に行動できる力に、驚愕でした


    でもこのインタビューで言われた通り、おそるおそる始められていた、という言葉を聞くと、イノベーターと言われる人も、最初は、おそるおそるなんだなあと、とても勇気をもらえる気がしました


    それはイノベーションの世界では、リーンスタートアップや、リーンアンドスケールみたいなことで、まずは仮説をもとに検証してみるということと、やり方は同じだなあと思いました


    おそるおそるだけど、行動してみる。むしろ早く失敗することで、次の道を見出していく、FastFailの精神がイノベーターにはあるのだなあと改めて思いました


    3、掛け合わせ積み重ね

    その上でもちろん上手くいく、いかないことがきっと沢山あられたのだと思いますが、その成功も失敗も積み重ねることによって、"5になって10になって、、、"と掛け合わせ経験が蓄積していくことが大切だなあと思いました


    イノベーションプロジェクトでも、この積み重ねが、一つのプロジェクトの中でも、上手く積み重ねることによって、素晴らしいゴールに辿り着くチームをいくつもみています


    また、実はチーム内にこれがとどまるのがとてももったいなくて、幾つものプロジェクトの積み重ねを、複数プロジェクトのみんなが体感できる、さらには、年数を重ねてどんどん蓄積していくと同時に、それらを新しい人も積み重なりを感じて、そこから始められる


    そんな風な仕掛けづくりと、仲間づくりが、組織におけるイノベーションにはとても大切かもしれないなあと思いました


    松山さんも実はチームとして活動していて、絵を描く人やリサーチャーという仲間の中で、たくさんの蓄積をしながらされているのだなあと思いました


    まとめると

    サンプリングという新たな言語に魅了され、パッションの源に火がついて、おそるおそるだけど行動して、FastFailしながら、それを継続することで、仲間とともに、積み重ねることによって、新しい多様性や、異国情緒という、みんなが素敵に思う大義に辿り着いた、まさにイノベーター3つのフレームに沿った、現代のイノベーターだなあと、改めて思いました


    一言で言えば、サンプリングという、アートにおける、時代も、境界も、思想も、すべてを、究極の掛け合わせることで、新たなイノベーションを生み出す


    サンプリング・ノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考: インタビュー ここから 現代美術家 松山智一 新しい時代の表現 サンプリング   https://www.nhk.jp/p/a-holiday/ts/M29X69KZ1G/

    参考:松山智一展 麻布台ヒルズ ギャラリー2025/3/8~5/11 https://www.tomokazu-matsuyama-firstlast.jp

    21 min
  • "だって遊んでるんだから"ノベーション(1477回)

    世田谷美術館で展覧会を開催中の横尾忠則さんの、絵画を描く姿勢に、真のイノベーターの姿を見た気がしました


    曰く

    "これは当てずっぽうで、こんな風なものを描こうと思ってないからさ


    ま、決まってるのは、電車のとこの鉄橋ね、あと何にも決まってない


    決まらないと描けない人は多いかもしれないけど、決めてしまって描いたら、面白くないからね


    だって遊んでるんだから"


    ここから私は思いました

    1、当てずっぽうを楽しむ

    →セレンディピティで自分の超える

    2、決まらないから面白い

    →ネガティヴケイパビリティ

    3、仕事で遊ぶ

    →フロー


    1、当てずっぽうを楽しむ

    展覧会の一年前から取材されていたそうですが、横尾さんの創作のパワーと情熱に圧倒されっぱなしでした。


    まずは絵画を描く際に、当てずっぽう、で描くものを決めずに描いていくと言うことに衝撃を受けました。


    これはある意味、自ら、偶然の中に幸運を見つけるセレンディピティを創られているのかなあと思いましたし、そこで生まれた偶然を、横尾さんなりに解釈して新たな創作としていくと言うやり方なのかと思いました


    それは、まるで、当てずっぽう×横尾忠則さんの感性、と言う新しい組み合わせによって、横尾さんご自身でさえ、想像だにしていなかった、イノベーティブな作品を作る秘訣なのかもしれないと、思いました


    2、決まらないから面白い

    すでに展覧会の日時は決まっていて、締切も決まっているのに、そのゴールへ向けての道筋をつけることはせずに、その状況を楽しむことができると言うことに、また驚きをいただきました。


    これはある意味、ネガティヴケイパビリティのように、答えが見つからない状況をいかにキープし続けられるかと言う、真の答えに辿り着こうとする人たちには、大事な考え方だなあと思いました


    イノベーションの世界でも、これはとても重要で、安易な答えに飛びつかない、と言うことが求められます。本当の課題を見つけることは、苦難の道のりなので、それをよしとして、問い続けられるか


    それをむしろ楽しむ気持ちを持つと言うのは、とても大事な事だなあと思いました


    3、仕事で遊ぶ

    横尾さんにとって絵を描くことは、ある意味、展覧会と言う舞台へ向けての仕事なのかなと思うわけですが、にも関わらず、遊んでんだから、といることが、素晴らしいと思いました


    これは、もしかすると、ミハイ・チクセントミハイさんの、フロー状態に常にあるからなのではないかとも思いました。


    技術軸と挑戦軸を、どちらかでも登って両方がピークに達すると、とにかく没入して、そしてそれが楽しくて仕方がないと言うことになる


    それはもはや仕事だろうが遊びだろうが、関係なく、やりたくて仕方がなくなり、究極まで極めたくなる、それが情熱の源に火が燃えている状態と思います


    そこまで打ち込めるものがある人生は本当に幸せだろうなと思いました


    ということで、まとめると

    当てずっぽうというセレンディピティを創り出し掛け合わせて、決まらないと言うネガティヴケイパビリティにも耐え、そしてフロー状態になるほどに、挑戦と技術を身につけていく


    それこそが真のイノベーターのあり方かもしれない


    そこには情熱の源に沿った生き方をされているイノベーターがいる


    一言で言うと

    "遊んでるんだから"ノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考: NHK  全身芸術家 横尾忠則88歳

    2025/5/5 PM11:00~PM11:50 https://www.nhk.jp/p/ts/GJ3MQY7Z35/

    参考:横尾忠則 展覧会 世田谷美術館 https://artexhibition.jp/topics/news/20250220-AEJ2587274/


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/KeVzlcdRWAU


    15 min
  • "花束のような起業"ノベーション(1476回)

    坂元裕二さん脚本、土井裕泰さん監督の、「映画:花束みたいな恋をした」に感動し、たくさんの気づきを頂きました


    素敵なキャッチコピーが

    "東京・明大前駅で終電を逃し偶然に出会った、麦と絹。バイト、同棲、就活。いつでも二人で一緒にいた20代のぜんぶが、ずっと楽しかった。

    猛スピードで加速する恋の忘れられないく最高の5年間>を描く、不滅のラブストーリー誕生。"


    ここから私は思いました

    1、3デクワス理論

    2、出会いのパッション

    3、人生のゴール


    1、3デクワス理論

    大勢の飲み会が得意じゃなくて、実はマニアックで夢中になれることがあって、明確な夢とかあるわけじゃないけど、なんとなく目指したいこともあるみたいな、絹と麦の現実を生きてる姿に、めちゃくちゃ共感して、感動して、涙しました


    坂元さんの脚本は本当に現実の生活や、その時にある感情を、ありありと思い浮かべさせてくれて、自分がまるでその中に生きていると言うか、生きていたかのような気持ちにさせてくれました


    あまりにも共通点が多かったり、偶然が重なることで、ついつい運命の出会いに違いないとか、赤糸が見えた、みたいな気持ちになるよなあと思ったのと同時に


    以前お話しした小西利行さんから教えて頂いた "3デクワス理論"を思い出しました。


    "つまり3回以上「買う理由」に出会えば「買う」わけだ"


    もちろん、恋愛は買うわけではありませんが、3つ以上の偶然や共感があれば、もしかしてこれって運命?みたいな気持ちになると言うのも、ロマンチックではなくなるかもしれませんが、心理としてはあるよなあと思います


    それは、言い方を変えると、セレンディピティで、その幸運を拾うかどうかは、本人次第、と言うこともあるので、実はイノベーションの種を拾う時も同じようなデクワスをいかに高めるかと言うことも、イノベーターを目指す人には大切だし、私は今回の映画を見て、積極的に恐れずに、拾っていきたいなあと思わせて頂きました


    2、出会いのパッション

    そしてそんな時の心の高まりは、それこそ、誰もが一生のうちに一度は経験したことのある、パッションの源に炎が灯った瞬間だなあと思います


    何に情熱が生まれるのか、わからないと言うお話も、よく聞きますが、その感覚は、まさに、この恋愛が始まった瞬間、それは、自分だけの勘違いかもしれないけれども、居ても立っても居られない、そんなことが起きたら、とにかくそれに乗っかってみる


    と言うことが、どんな種類のものであれ、自らのパッションの源に沿って生きると言うことにつながると思います


    それが、自分の気持ちの高まりから、誰かと共にと言う気持ちが、仲間が生まれ、さらにはもっとたくさんの人たちのためにというところから、大義が生まれ、それがイノベーションにつながっていく、そう言う感覚はさの始まりは、恋愛と同じ


    そう考えると、誰もがイノベーターに実はなれる可能性があると言うふうにも思いました


    3、人生のゴール

    今回の映画のタイトルにある、花束のような恋、が何を指しているのかは、明確に語られていませんが、私の想像では


    衝撃の出会いがあり、始める時には勇気を奮って、花束をお送りする時のような、そして驚きと共に華やかに始まり、さらに輝く恋、そしてそれは時と共に、永遠に美しいものではないかもしれない、でも、そこで生まれた気持ちは永遠に美しいものとして、残していくことができる


    そんなふうに考えると、イノベーション活動も、同じような、新鮮な驚きから、それを始める勇気と、そこからの成長の喜びがあり、でももしかしたらうまくいかないかもしれない、でもそこでやってきたことは、とても美しい自分の人生の一部になってくれる


    三木清さんの、人生のゴールは、成功ではなく、失敗のようないろどりもふくめての、幸せである、そんな言葉が、恋にも、イノベーション活動も、同じだなあと、つくづく思いました


    そういう意味を込めて一言で言うと

    "花束のような"起業ノベーション


    そんなことを思いました^^


    参考:映画 花束のような恋をした 脚本 坂元裕二 監督 土井裕泰 主演 菅田将暉 有村架純 

    製作:東京リトルモア 配給:東京チアトル、リトルモア 2021年1月29日 https://hana-koi.jp 



    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/vEnOo6x29C0


    23 min
  • 受信者責任型言語ノベーションノベーション(1475回)

    京都外国語大学教授のジェフ・バーグランドさんのお話に勇気を頂きました


    "英語は発信者責任型言語。発信する方が責任持ってはっきりしないといけないんです。


    キーン(ドナルドキーン)さんが、日本語っていいですね。自由自在に読む人が自分で解読したらいいんだと。


    これが僕にとっては一番日本語の特徴なんです。日本語は受信者責任型言語。自由自在に解読ができる。"


    "実は、この受信者責任型言語というのが、他の文化を吸収していくのに大事な力なんです。だから日本人ってのは、結構受け入れる心が大きいんです。


    あんまり否定しないんです。全然違うもんでも、それもありかなあと、これが日本人の日本語からくる受信力だと思うんです"


    ここから私は思いました

    1、余白文化

    2、共創促進文化

    3、高コンテクスト文化


    1、余白文化

    日本語が受信者責任型言語というのは、わかりやすい視点だなと思いました。鈴木孝夫さんが『ことばと文化』(1973)の中でもお話しされているようですが、確かに、主語がなくても、下手をすれば、咳払いだけで通じるなんてのも、受け取る側が解釈できるよね、から、受け取る側で慮ることが普通に行われるなあと思います


    その反面、日本人は発言しないとか、グローバルな世界では積極的な発言がないといないと同じだ、みたいなネガティヴなことも言わがちで、さらに萎縮してしまうみたいなことも感じてます


    でも実は悪い面だけではなく、とても良い面もたくさんあるというジェフさんのお話に勇気を頂きました。


    受け取る側にある程度を委ねるという意味では、受け取る側の判断、解釈を入れて初めて成立するという意味で、余白文化、といってもいいかと思いました。


    そして、余白があるからこそ、ずらした解釈が生まれる、誤読が生まれる、ある意味ボケが生まれる、こういったてんについては、発信した側にも、あ、そういう解釈も面白い、と受けることで、様々なものが掛け合わされる、とてもイノベ〜ディブな文化ということも言えるのかもしれないと思いました


    2、共創促進文化

    受信者責任言語においては、受け取った側の解釈を改めて発信者側に確認する行為というのが、必ず必要となると思います


    それが、まどろっこしい、もっとはっきりいってくれないから勘違いした、みたいなデメリットもありますが、それもポジティブな面から見ると、コミュニケーションを促進する構造になっている、ということも言える気がしました


    受信者側からの確認行為があり、さらにそこに発信者側からのさらなる発信が起き、このコミュニケーションが促進することで、実は"仲間"とのさらなるイノベーティブな意見交換ができるという意味では、これも日本文化の良い面かもしれないと思いました


    3、高コンテクスト文化

    エドワード・T・ホールさんが「高コンテクスト文化では、メッセージの多くが言語以外の手段、すなわち沈黙、間、表情、背景的状況に託される。日本はその典型である。」と言われた通り、日本では、言語以外の伝える方法を大切にしてるのかなと思います


    原始の時代からの、ものを叩く、声を高低で話す、物音を聞く、気配を感じる、目や仕草で伝えるという、言語を持ってしまったがために失われたことを、日本はとても大切にしてきたのかもしれないなと


    そしてそれは、とても豊かなコミュニケーションであり、そこから生じる豊かな感性や感情なども、大切にし続けた文化なのかと思います


    それは、きっと日本人の中に、様々な刺激や感覚、違和感や伝え方伝わり方、さらには味わい方、触れ方、見え方、聞こえ方、など、バラエティで繊細な感覚を養ってくれてるのかなあと、そんなことを思いました


    余白を大切にし、共創をより良しとし、様々な感じ方、伝え方を育んできた、日本文化は、とてもイノベーティブな環境であり、そんな人々が集う土地であり、これからも、そんなイノベーションをたくさん産む可能性がたくさんある、そんな土地に生まれてるのかもしれない


    そんなことを思いました


    一言で言うと


    受信者責任型言語ノベーション


    そんなことを思いました


    参考: テレビ寺子屋【日本語っていいですね/ジェフ・バーグランド】2025/4/19(土)フジテレビジョンhttps://www.sut-tv.com/program/terakoya/

    15 min
  • ”I Have a Dream ”ノプロビゼーション(1474回)

    アダム・グラントさんより、"I Have a Dream"の歴史的演説を行ったマーティン・ルーサー・キング牧師の、その演説の秘密、に衝撃を頂きました


    "演説をするために壇上へ向かっているときも、さらにはマイクに近づいているときですら、キング牧師は、演説を書き直していた。 


    ゴスペル歌手のジャクソンがキング牧師に夢を語れとうながしたのは、演説がはじまって11分が経過したころだった。


    キング牧師にジャクソンの声が聞こえていたのかどうかは定かではないが、「突然、そうしようと思った」とキング牧師はのちに語っている。"


    "オリジナリティを大いに発揮する人は、大いに先延ばしもするが、まったく計画をしないわけではない。戦略的に先延ばしをし、さまざまな可能性を試し、改良することによって少しずつ進めていく。"


    ここから私は思いました

    1、先延ばし戦略

    2、仲間との共鳴

    3、準備×即興性


    1、先延ばし戦略

    "I Have a Dream"の演説が素晴らしいと感じるのは、キング牧師の心の底から出てきている声と、誰もが希望を持ちたい"大義"を語ったからだと、私は思います


    どんなに推敲を重ねた原稿だったのだろうと勝手に考えていましたが、実は当日まで全然書いておらず、先延ばしにして、その朝に実は原稿ができたとのお話に驚愕でした


    夏休みの宿題は、早くやっちゃいなさいとよく叱られたものですが、自分が納得できるまで最後の最後まで粘るグリッド、ネガティヴケイパビリティとして最後まで答えを追い求める力が、イノベーターなのかもしれないと思いました


    2、"仲間"との共鳴

    ジャクソンさんが言われた言葉が聞こえたのかどうかは、わかりませんが、こういった自分を応援してくれてる"仲間"がいるからこそ、共鳴が生まれて


    もしかしたら、自分1人だけでは思いつかなかったかのようなフレーズができたのかもしれない、と思いました


    それは、常日頃から、共鳴できる"仲間"を作っておくということがとても大切なのかと思いました。壁打ちさせてくれる仲間、深夜まで議論してくれる仲間、厳しいけれども応援してくれる、そんな人たちを日々意識して大切にしてるからこそ


    "仲間"とのシンパシーのある言葉が生まれたのかもしれない、そんなことを思いました


    3、準備×即興性

    そして最大の驚きだったのが、あの有名なセリフはその場で思いついたことだったのか!ということです


    音楽の世界では即興と言いますが、実は素敵な即興をするためには、事前の準備がめちゃくちゃ大切なことになります。


    このコード進行で使えるスケールのパターンは?みたいな理論的なことから、自らの手癖や、それを瞬時にキャッチして出させるようにする練習など、果てしなく準備が必要な中で


    そして本番当時の、メンバーの演奏、観客の反応、自分の体調、感情、最も大切なのは自分のパッション、全てが絡み合って、さらには、勇気を持ってこれまでにない即興に挑む。実はめちゃくちゃイノベータースピリッツの結果として即興が生まれてると思います。


    それと同様のことが、キング牧師の演説には、起こっていたのではないか、そんなことを思いました。

    奇跡のような即興音楽だったのではないか、そんな風に思いました


    私も実は世界20都市のコンテストで、最初にお話しと東京音頭と歌おうと思ったのは、実はステージに立った時でした。


    ということでまとめると、あの奇跡の演説は、ネガティヴケイパビリティとグリッドを使って最後の最後まで粘り強く考え、そしてこれまでの"仲間"との共鳴を通じて自分を超えたお話を、その場の雰囲気そして最後は、自らのパッションの源に従って、あの"I Have a Dream"が生まれたのかと感動してしまいました


    一言で言うと

    "I Have a Dream"ノプロビゼーション


    当社の名前は、イノベーションとインプロビゼイションを掛け合わせて、イノプロビゼイション(即興革新)といってますので、乗っからせて頂きました^ ^


    少しでも参考になりましたら、幸いです。


    参考:本:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 発行日 2016年6月22日  著 者 アダム・グラント  解説者 シェリル・サンドバーグ 監訳者 楠木 建


    動画で見たい方はこちら

    https://youtu.be/_Yc0wmZFKUM

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