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コンサル×アートでフリーランスっぽく働くみき(左)と、コンサル・リサーチ会社を経営するのぞみ(右)の二人で、1冊の本を実際に読んで感じたこと、思ったことをふんわり楽しく話します。ビジネス書から戯曲・小説、SF、ノンフィクションまで幅広く取り上げています。読書が好きな人、本が好きな人、学びが好きな人、ぜひお耳に合いましたら。"読むことは人を豊かにする。聴くことは人を謙虚にする"みき(Tw: ... more
FAQs about Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦:How many episodes does Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦 have?The podcast currently has 256 episodes available.
August 04, 2025川喜多二郎『発想法』#3:発想を促す場所はどこ?シリーズの最終回では、「自分にとっての発想とは?」をめぐるやりとりが中心となります。KJ法やクリエイティブの分類を起点に、二人それぞれがどんなふうに発想をしているのか、自覚的に振り返る時間に。 将棋やテニス、小説執筆、村上春樹のオーディオブック体験など、話題は多岐にわたりながらも、自然と“発想”や“創造”についての考察が深まっていきます。それぞれの「発想の型」が違うことに気づいたり、 情報を整理してから考える人と、言葉にすることで考えがかたちづくられていく人の違いを語り合ったりと、 一冊の本をきっかけに、自分の思考の癖や手触りを確かめる回となりました。📌 トピックの一部:「ズラし」に頼る発想のやり方と、その魅力と限界自分の“頭の中”から始まる創作とその難しさ発想を支える習慣や構え——シャワーで浮かぶ?それとも文字で詰める?...more20minPlay
July 28, 2025川喜多二郎『発想法』#2:"発想豊か"ってなんだろう?今回は、KJ法の本質と限界、そして「発想とは何か?」をより深く掘り下げていくPart2。KJ法やブレインストーミングを実際に体験してきた二人が、その実効性や課題を率直に語り合いながら、現代における“発想の場”のあり方を問い直します。話はやがて、将棋やテニスの話題へと広がり、藤井聡太の思考法や競技の構造理解が、創造性にどんな示唆を与えるかを考察。思考の枠組みを「いったんバラす」ことで見えてくる新しい全体像とは?後半では、日常の中で“発想力がある人”とはどんな存在か?をテーマに、記憶に残るクリエイティブな人たちを分析。広告業界で出会った「発想3タイプ」——似たもの発見型・根本原理型・異分野かけ合わせ型の分類も必聴ポイント!🔹 テニスや将棋がなぜ発想力を鍛えるのか? 🔹 ストレングスファインダーで“運命思考”が1位の二人が語る発想との葛藤 🔹 日常の観察や遊びがクリエイティブの源になる瞬間とは?創造性は特別な才能ではなく、経験の積み重ねと“自分の物差し”を持つことから育まれるのかもしれません。思わず頷いてしまう発見が詰まった回です。...more22minPlay
July 21, 2025川喜多二郎『発想法』#1:KJ法との出会い今回のエピソードでは、川喜多二郎による名著『発想法』を取り上げ、みきとのぞみが“発想の拡げ方”についてざっくばらんに語り合います。冒頭は近況トークからスタート。東京の集中豪雨と新宿の浸水、そしてテニスに情熱を注ぐ夏の過ごし方を皮切りに、思考はなぜか「電波と雨の関係」「人工島での電波状況」などユニークな方向へ。のぞみのテニス狂いっぷりや、58歳でプロテニスに挑戦する投資家の話も飛び出し、自由な連想が広がっていきます。本題では、みきのデジタル積ん読リストから偶然見つけた『発想法』をきっかけに、KJ法との出会いや大学での思い出、社会人としてKJ法に対面したときのカルチャーショックまで赤裸々に語られます。グラレコやワークショップ、ミロなどデジタルツールの進化と絡めながら、「発想するとは何か?」を再考していく回となりました。“経験を、経験のままに扱う”というKJ法の思想は、現代にも通じるのか? 次回Part 2では、より本の中身に踏み込みながら、具体的な発想法の実践について深掘りしていきます。...more20minPlay
July 14, 2025レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 #2「私には関係ない」の射程って、どこまで届くんだろう? 今回のPart2では、モンターグの奥さんの無関心から始まって、“他人への関心のなさ”が支配する社会の怖さがじわじわ語られていきます。本を読むこと、それは他者を理解しようとすること。 本を燃やす仕事をしていた主人公が、他人の感情を想像し始めたときに何が起きるのか? そこからの展開が、現代の空気ともリンクしてしまうのが『華氏451度』のすごさ。政治的な話題にも話が及び、「見た目で投票するって、もしかして私たちも…?」とゾッとする瞬間も。さらには“スロームーブメント”や“ユーモアの居場所”の話題へと広がり、本の外側にも思考が飛び火します。早さと深さ、両方を手に入れたい私たちにとって、このディストピアは決して他人事じゃないかもしれません。...more23minPlay
July 07, 2025レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 #1「ランチ6000円!?」のアイスランド話から始まる今回。のぞみの旅先エピソードをきっかけに、人間のちっぽけさや“どうでもいいことで怒ってたな〜”という気づきがこぼれ出します。そして話題は自然と、課題本『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)へ。本を読むことが禁じられ、本を燃やす仕事=ファイヤーマンが存在する世界。 “速度”が人間らしさを奪っていく様子や、「月を見上げる」ことさえ特別になる日常。クラリスという少女の存在が、何かを思い出させてくれます。のぞみとみきが、それぞれに印象に残ったシーンを持ち寄って語り合ううちに、「読む」ってなんだろう、「気づく」ってなんだろう、とちょっと考えたくなる時間に。本に火をつける話だけど、じんわり心に火がともるPart1です。...more21minPlay
June 30, 2025李禹煥『両義の表現』#3 ~言葉では届かないこと、身体でひらくこと 「世界との通信の仕方を磨くって、どういうことだろう?」 そんな問いが、コンサルの現場や読書体験を越えて、だんだんと身体の感覚にまでにじんでいきます。『両儀の表現』をめぐる読書会、最終回。 今回は、言葉の限界と他力の気配、呼吸や空間との関係、そして「ただ在る」ということについて語り合いました。言葉は便利で、鋭くて、でもときに他者を“モノ”化してしまう。 だからこそ、「言葉は承認しかできない」という問いは刺さります。 でも、そこで終わらずに、ふたりは言葉を使いながら、言葉を越えるもの—— 身体のアンテナ、気づきの感度、静かな関係性の成立について考え続けます。会議で時計回りに歩くワークショップから、コルビュジエ建築における光と風、 そして「ただ居ること」の可能性まで。 李禹煥の作品世界と、わたしたちの日常が、またしてもふとした瞬間に重なり合う読書会です。...more22minPlay
June 23, 2025李禹煥『両義の表現』#2 ~“他力”と“開かれる次元”の入り口で 「“不二”って知ってる?」 そんな問いかけから、ふたりの会話はまた少し深いところへ。『両儀の表現』のなかで繰り返し語られる、「自己」と「他者」、「作品」と「環境」、「語ること」と「語らないこと」。 一見分かれているようで、ほんとうは切り離せないものたち。 ふたりは自分の経験——演劇や資料づくり、スポンサーとの関係、ビジネスの言葉選び——をたどりながら、それらの“あわい”に何かが立ち上がる瞬間を探ります。後半では、“他力”という言葉を手がかりに、 「努力」や「自分だけの力」では触れられない、静かな助けの感覚にふれる場面も。 李禹煥の言う「自己の限定と身体の連関」とは、自分の輪郭を薄め、世界にひらくということ——?“考える”と“感じる”のあいだをたゆたうような、静かで豊かな読書の時間。どうぞご一緒に。...more29minPlay
June 16, 2025李禹煥『両義の表現』#1 ~“いいもの”って、ちゃんと説明できる?今回読んだのは、現代アーティスト・李禹煥の『両儀の表現』。 のぞみがなんとなく「気になる」と手に取ったこの本が、意外にも深く、そしてしずかに迫ってくる一冊でした。中学生のテニス選手にスポンサーとして関わる中で感じた“期待とプレッシャー”。 演劇プロジェクトの「振り返りの場」から見えてきた、人が言葉を紡ぎはじめる瞬間。 そうした日常のエピソードと本の内容が、じわじわ重なってきて…「いいものってなに?」「主張ってどう見える?」「何かを支えるって、どういうこと?」 そんな問いを、肩肘張らずに話しています。石は置かれているだけ。けれどその背後に、関係性や意図が立ち上がってくる—— そんな表現をめぐる読書と雑談の記録です。...more24minPlay
June 09, 2025E・H・カー『歴史とは何か』 #3読了感「ハードだった!」――それでもふたりは、語らずにはいられなかった📘🔥Podcast『歴史とは何か』の最終回となるPart3では、みきとのぞみが「歴史の語り方」そのものを巡って、脱線と想像力をフル稼働。How to本形式ならもっと読めたかも…?というみきの提案から、物語化とファシズムの危うい関係へと議論はスライドしていきます。📚 話題はどんどん広がり…歴史教育が“物語”になりすぎる危険性ワークショップ型の歴史授業は可能か?「歴史嫌いを量産する教育」への違和感好きすぎる人に歴史は任せるべきか問題ポストモダン的な歴史の表現方法とは?「正確は義務であって美徳ではない」という名言に救われる瞬間読書体験としてはしんどかった、けれど読んだからこそ見えてきた「歴史との向き合い方」。ふたりが歴史に距離を取りながらも、今の世界をどう捉えるか、その足がかりを見つけていく様子は、まさに“読む”ことの本質的な面白さを伝えてくれます。🎁 そして次回の課題本は、現代アートの巨匠・リー・ウーファンの『両儀の表現』。 アートと哲学、表現と沈黙のあわいを、みきとのぞみがどう読み解くのか――ぜひお楽しみに。...more25minPlay
June 02, 2025E・H・カー『歴史とは何か』 #2「歴史って、そもそも何を“事実”と呼べるんだろう?」 E.H.カーの講義録『歴史とは何か』をめぐる読書会、後編では、のぞみが歴史哲学のパラダイムにじわじわと惹かれ、みきは「変数が多すぎてわからん!」と全力で抵抗(!?)。のぞみは、自身の学部時代の経験や身近にいた“趣味の歴史家”たちの話を通して、「歴史家の仕事とは何か」を解きほぐしながら、自分も恩恵を受けていることに気づいていく。一方のみきは、歴史に対してリアリズムで向き合い、「ほんとにそんなに意味あるの?」という素朴かつ根源的な問いをぶつけ続けます。👀 話題のハイライト:地域の歴史マニアは“歴史家”なのか問題経済史とゲーム理論の意外な相性社史と歴史はどこが違う?17世紀の恋愛相談コラムに学ぶ、歴史家の“発掘力”「歴史のちゃかし方」から見る未来への布石トランプと宗教とポスト・トゥルースの世界をどう読むか?📚 歴史にロマンを感じる人も、苦手意識がある人も、きっと自分なりの「歴史との向き合い方」を見つけたくなる。 そんな“読んだけどよくわからない”という感想すらも含めて味わえる、濃密な知的雑談回です。...more25minPlay
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