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👋こんにちは、はるなです。
今日は『2027年版デジタルプランナー、去年から変わった3つのこと』について紹介します。
今年も、iPadで手書きするためのデジタルプランナーを作りました。2026年10月1日から2027年12月31日まで使える、15か月分のリンク付きPDF手帳です。
* 2027 iPad Workers Digital Plannerの詳細・購入はこちら
10月31日まで早割価格で販売です。
去年はKeynoteでデザインを作り、ページ間のリンクをひとつずつ設定していました。「来年もこれをやるのは、ちょっと大変だな」と思っていたのですが、今年はAIの力を借りて、作る仕組みそのものを変えました。
去年気になっていた、拡大したときの背景のにじみや、ファイルサイズの大きさも改善できました。
これから使ってみようと考えている方にも、すでに2026年版を使ってくださっている方にも、どこが変わったのかを順番に紹介します。
🧭 手帳に、考えを整理する9マスを追加
2027年版で新しく加えたのが、9フィールドストラクチャーのテンプレートです。3×3の9マスを使って、ひとつのテーマを中心に置き、周りのマスへ視点や問いを書き出していくためのフォーマットです。
7月のiPadセミナーで紹介してから、自分でも気に入って使っています。読書メモに一番使っているけれど、自分の考えとかをまとめる時にもすごく便利です。
手帳には、予定やタスクを書くだけでなく、これからやりたいことを考えたり、読んだ本から得た気づきを整理したりするのにも相性がいいです。頭の中でモヤモヤしていること、どこから考えればよいかわからないことなども、思いついた順に書くだけで全体の関係が見えやすくなるのが9フィールドストラクチャーの特徴です。
一番最後のページに9フィールドストラクチャーのテンプレートを配置しているので、右から左にスワイプするだけで、新しい9マステンプレートページが追加できます。
たとえば、今年の目標を具体化するとき、何かを選ぶために判断材料を並べたいとき、読み終えた本の内容を自分の言葉に置き換えたいときなどに使えます。ページのコピーや移動も簡単なので、好きな場所に9マステンプレートを持っていくこともできます。
📦 ファイルを軽量化
デジタルプランナーは、年間を通じて何度も開くファイルです。月間ページや週間ページを行き来し、日々の記録を書き足し、必要に応じて画像や手書きのメモを入れていきます。最初にダウンロードするときだけでなく、端末で使い続けるときの扱いやすさも大切です。
昨年はどうしてもファイルサイズが大きくなってしまい、画質を落としたmini版などを作ることで対応していましたが、2027年版は、ファイルサイズを大きく削減できました。
去年のプランナーと比べて、ダウンロードや保管の負担を抑えやすくなっています。
98.6%減ってすごいな。標準画質で4.75MBにできました。
PDF内部の保存方法を工夫して、重複していたPDFオブジェクトを整理したらしいです。文字やドット、罫線を画像化したり、画質を落としたりはしていません。
🔎 数字やドットの「にじみ」をなくすため、作り方を見直し
もうひとつ大きかったのが、去年解決しきれなかった、背景のにじみを改善できたことです。2026年版は、PDFを拡大するとページに並ぶ数字やドットの輪郭が、少しぼやけて見えていました。
昨年、いろいろ試行錯誤はしたものの、このモヤモヤを改善することが最後までできませんでした。
2027年版では、そのにじみやもやっとした感じを減らすため、制作の仕方を根本から変えました。その結果、数字やドットの輪郭がよりくっきり見えるようになりました。
昨年版よりも見た目がキレイになって、ファイルサイズも小さくなっていいことばっかり!嬉しい。
ちなみに自分があまり使わなかった内容に関しては廃止していて、毎日の満月と新月のマーク、ITEM、毎日の「振り返りひと言」は入れていません。
要望があれば、別バージョンで出します。
🛠️ 制作時間は100分の1へ
デジタルプランナーは、紙の手帳のようなページを、iPadで使えるようにしたものです。今回の商品も、ファイル形式はPDF。Goodnotesなどの好きなノートアプリへ読み込み、Apple Pencilで予定やメモを書き込んで使います。
2019年からGoodnotesを使って手帳を書き続けていて、最初の頃は日付を自分で書き入れるタイプのフォーマットを自作して使っていました。昨年2025年に初めて、プランナーを自作します。チームで制作を行いましたが、トータルかなりの時間を費やしました。
特にリンクの設定や、確認作業などがかなり時間がかかりました。
それが今年はなんと、デジタルプランナーを生成するプログラムを作ることで制作時間が100分の1になりました。たった1年でここまで変わるとは恐るべし。
合計562ページ、1600以上のリンク確認も秒で終わります。
プランナーの設計から、ページの見え方や細かな配置調整まで、トータル33時間で2027年版が完成しました。33時間ずっと動きっぱなしという感じでもなく、隙間時間に修正指示投げて、作業しておいてもらって、確認してまた修正してかかった時間が33時間なので、実質稼働時間は数時間でしょうか?
もちろん、去年作ったものがあるからという点は大きいですが、それでも3ヶ月以上かかっていたものが、数時間で完成するスピード感はやばいです。そこは、間違いなく今年の制作でいちばん変わったところでした。
🛒 10月から使える、2027年版デジタルプランナー
2027年版は、2026年10月1日から2027年12月31日まで使える15か月分。月間・週間・日間に加えて、TODO(月別のガントチャート)、9マスのテンプレート、5種類のノートフォーマットなどを収録した、全562ページのPDFです。手帳の中に予定もメモもまとめたい方に使っていただけたらうれしいです。
2027 iPad Workers Digital Plannerの販売ページ
ということで今日は『2027年版のオリジナルデジタルプランナーが完成したよ』というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日は『ChatGPT Images 2.5でラフスケッチから画像を作る』方法を紹介します。
ChatGPTの画像生成モデルが、Images 2.0からImages 2.5へアップデートされました。今回のアップデートでは、画像を生成する速度や、生成した画像の修正方法が改善されています。
新しく、ChatGPTアプリの中で手書きのラフを描ける「スケッチ」機能も追加されました。
これまで、メモアプリやフリーボードでラフを描き、スクリーンショットを撮ってからChatGPTへ渡していた作業が必要なくなりました!スケッチ機能を使えば、ChatGPTアプリの中だけで進められます。
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🎧 iPad Workers Podcastは、iPadやAIに関するニュースや活用方法を紹介するポッドキャスト番組です。毎週配信しています。 リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けて投稿してください。
🖼️ Images 2.5登場!
Images 2.5で新しくなった点は、大きく2つあります。
ひとつは、画像が生成されるまでの時間が短くなったこと。前モデルに比べて50%早くなっています。実際試してみても早いなと体感できます。
また、画像生成中の進行度がパーセントで表示されるようになったので、あとどれくらいかな?というのもわかりやすいです。
ただ、99%付近で止まることも多いので、あくまで目安という感じです。
もうひとつは、生成した画像の一部を残したまま、追加修正をしやすくなったことです。たとえば、人物はそのままにして背景だけ変える、タイトル用の余白だけ広げる、といった修正をしやすくなりました。
5月にChatGPT Images 2.0の自然な写真生成のクオリティに感動していたのですが、当時は追加修正を行うと、顔や洋服の柄まで一緒に変わってしまうことが多かったです。Images 2.5では、画像の追加修正時に他のところを修正しない性能が強化されています。
✍️ ChatGPTアプリのスケッチで、ラフをそのまま渡す
ChatGPTアプリを最新版にすると、プラグインの呼び出し画面から「スケッチ」を選べます。チャット欄で @ を入力して、スケッチを呼び出すこともできます。
表示されるエディターには、線の太さを調整するスライダー、簡単な図形、消しゴム、色、テキスト入力など、ラフを描くための基本的な道具が用意されています。
図形ツールは、直線や矢印、四角や丸などの描画ツールになっています。
ラフを描き終えたらチェックマークを押してチャットへ追加し、画像にしたい内容を文章で補足します。
モバイルアプリ版にはスケッチ機能のツールが一部制限されています。Web版のChatGPTを使うと移動・変形ツールやテキストツールも使えます。
生成後の画像編集も、モバイルアプリ版にはテキストでコメントを追加する機能しかありませんが、Web版を使えばスケッチ機能で修正箇所などを書き込みできます。
そのうちモバイルアプリ版でも、Web版と同じツールが使えるようになる可能性はありますが、今のところモバイルアプリ版とWeb版で少し差があります。
iPadならSafariでChatGPTを開けば十分使えるので、そこまで問題ないかなとは思います。
📐 文章だけでは伝えにくい指示を、手描きで
被写体、背景、色、光、画角、画像の用途などは文章でわりと簡単に説明できます。ただ、位置関係や大きさなどを具体的に伝えるとなるとテキストだけではやや不便です。
「左下に小さな人物、右上に大きなタイトル、中央に矢印」と書くことはできますが、要素の大きさや空いている場所まで正確に説明しようとすると、指示が長くなります。
手描きで直接、位置や大きさを書き込むことができれば、どこに何を置きたいかをわかりやすく伝えられます。
ただし、ラフだけで目的まで伝わるわけではありません。誰に見せる画像なのか、何を一番目立たせたいのか、使ってはいけない色や要素はあるのか。こうした判断基準は、文章で書いた方がいいです。
スケッチ機能は特にiPad専用というわけではありません。iPhoneなら指、Macはマウスやトラックパッドで描けます。
ただ、字を書いたりするなら、iPadとApple Pencilの組み合わせが使いやすいです。
ChatGPTに追加されたスケッチ機能は、絵を描くための機能ではなく、文章だけでは伝えにくい内容を補足するための機能です。
Images 2.5のスケッチ機能は、文章、手描き、参照画像、生成後のコメントなど、異なる種類の情報を組み合わせて意図を伝えやすくする機能です。
📌 手描きがAIへの新しい入力になる
ChatGPT Images 2.5では、画像生成の速度や、生成した画像を変えずに修正できるよう改善されました。そこへスケッチ機能が加わり、ChatGPTアプリの中で手描き機能が使えるようになり、そのまま画像生成の指示として渡せるようになっています。
スケッチを使うと、次のようなことができます。
* 文章だけでは説明しにくい構図や余白を手描きで指示
* ラフ作成から画像生成までをChatGPTアプリのみで完結
* 生成後の画像に修正指示を手書きで追加
ということで今日は『ChatGPT Images 2.5でラフスケッチから画像を作る』というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日は『ChatGPTのスケジュールタスクの活用法』について紹介します。
ChatGPTに質問をすると、その場で答えを返してくれます。ところが、毎日決まった指示を出すような作業の場合は、いちいちチャットに書くのは面倒です。
ChatGPTアプリには、こうした作業をチャットで頼み、その後はクラウド側で定期的に実行してもらう「スケジュール」機能があります。「スケジュール」はクラウドタスクとして実行されるので、自分がアプリを開いていない時間に処理が進み、完了すると通知やメールで知らせてもらえます。
以前紹介した、「iPadからGeminiをAI秘書として使う方法」のChatGPT版です。
PC版のChatGPTアプリにも「スケジュール」機能があって、そこにはクラウドタスク以外にもローカルで動かす仕組みを組み込めるのですが、今日はiPhoneやiPadのChatGPTアプリ版の「スケジュール」機能を使って実際に動かしているタスクの紹介です。
Apple製品の値下げ通知、AIニュースのブリーフィング、などに使っています。
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⏰ 「スケジュール」は何をしてくれるのか?スケジュールタスクの設定方法
ChatGPTアプリのサイドバーにある「スケジュール」から、作成したタスクを確認できます。タスクは、決まった日時に1回だけ実行することも、毎日・毎週などの周期で繰り返すこともできます。さらに、Web上の変化を監視し、条件に合う情報が見つかったときに知らせる使い方もあります。
たとえば、次のような依頼です。
* 毎朝、iPadに関する新しいニュースを集めて短く整理する
* Apple製品が指定した価格や割引率になったら知らせる
* 指定した商品の整備済み品が販売されたら知らせる
* 毎日、AIに関するニュースをブリーフィングとしてまとめる
通常のチャット中でも、ChatGPTに「これを毎日決まった時間に実行して」と、繰り返しの条件まで含めて頼むとスケジュールタスクに変換してくれます。
+から新規スケジュールタスク作成、または最初から決まったフォーマットになっているサンプルスケジュールタスクを改造して使うこともできます。
🔎 スケジュールタスクは監視に向いている
このスケジュールタスク機能、「変化があったら教えてほしい」という調べ物をする場合にとても便利です。
価格を確認したい商品があるとしても、毎日ショップを開いて価格を見比べるのは面倒です。Apple製品のように、世代や容量、販売店によって価格とポイント還元が変わるものなら、なおさら確認する項目が増えます。
そこで、「Amazon、ヨドバシ、楽天などを確認し、Apple製品が通常価格より10%以上安くなっていたら、商品名、販売店、割引率、元の価格、現在の価格、商品ページのURLを知らせて」と依頼します。対象のショップや割引率、通知に含める項目は、ChatGPTとのやり取りで調整できます。
自分でプログラムを組めば、より多くの商品を対象にしたり、細かな条件を追加したりできますが、数個の商品を気軽に試すだけなら、最初から大きな仕組みを作る必要はありません。設定してみて役に立つかを確認し、必要、または不要になったら条件を手軽に変更きるところもスケジュールタスクのよいところです。
ただ、やってみて思ったのが、商品価格や在庫の情報は変化が速くて、信用度としてはあまり高くないかも。
📰 毎日読む情報をブリーフィングにする
もうひとつ試しているのが、AIやApple、趣味のソーイングに関するニュースの整理です。
ニュースサイトやSNSの情報など、特にAIに関してなどは情報が多すぎて、いちいち自分で見るには時間もかかります。そこで、1日1回、指定したテーマの新しい情報を集め、重要度の高いものを短いレポートにまとめて送ってもらいます。
単に「ニュースをまとめて」と頼むのに加えて、次のような条件を指定すると読みやすくなります。
* 既報の内容は繰り返さず、変更点がある場合だけ書く
* 自分の仕事やiPadの使い方に関係する理由を1文で添える
* 重要な情報がない日は、無理にニュースを作らない
毎回の出力が好みに合わなければ、結果が表示されたスレッドで「見出しを3つまでにして」「価格の変更を最初に」「噂は公式発表と分けて」と伝えれば、そのタスク自体を調整できます。
実際に出てきた出力結果を見ながら、会話で直せます。
🔔 通知の有無や頻度は自分の生活に合わせる
スケジュールタスクは、実行されるたびに通知を受け取ることもできます。ただ、私は、ChatGPTアプリからの通知を常時受け取らず、必要なタイミングでレポートをまとめて見る使い方をしています。
一応、朝7時にスケジュールしていますが、タスクの実行時刻は指定した時刻ぴったりにはなりません。大体7時10分くらいまでには届くかなという感じです。朝、子供を見送った後、ミルクティーを飲みながら確認することが多いです。
サービスの混雑を避けるため、ある程度の幅が持たせてあるので、アラームのように秒単位の正確さが必要なタスクには向きません。時間がずれて困る予定は、専用のアラームやリマインダーを使うほうが安心です。
スケジュールタスクを試すなら、最初の依頼は失敗しても困らないものがおすすめです。たとえば、自分が普段から読んでいるニュースを集める、気になる商品の価格を確認する、受信メールの中から期限があるものを一覧にする、といった作業です。
クラウド上で実行されるスケジュールタスクには、プランごとに登録できるアクティブなタスク数の上限があります。無料プランとGoは3件、Plusは5件、BusinessとEduは10件、ProとEnterpriseは15件までです。上限に達した場合は、既存のタスクを一時停止または削除してから、新しいタスクを追加します。
こういったスケジュールタスクなどの、AI自動化は、便利な一方で増やしすぎると、今度は通知やレポートの確認に追われていきます。自分の集中を守るためにも、本当に必要なものだけを、必要な頻度で設定することが大切です。
ということで今日は『ChatGPTのスケジュールタスク』というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日は『iPadからAntigravityを動かすリモート機能』について紹介します。
最近は、ChatGPTのCodexを使ってMac上の作業をiPhoneやiPadから進めることが増えました。食後のリビングや外出先から指示を出し、AIがパソコン側で作業し、終わったら手元の画面で確認するといった使い方です。
最近、GoogleのAIエージェント環境Antigravityにもリモート機能が加わりました。Antigravityのリモート操作は、専用アプリを使わず、ブラウザから接続して、パソコンで動いているAntigravityへ指示を出す仕組みです。
病院の待ち時間にiPadから作業を進め、午前中の仕事を終えられました。パソコンを持ち歩かなくても、iPadから指示を出せば、パソコン上でAIが作業してくれます。これまでの「iPadだけでは難しい仕事」もできるようになっちゃいました。
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📱 Antigravityのリモート機能をiPadから使う
Antigravityのリモート機能を使うには、まずパソコン側のAntigravityでリモート操作を許可します。(⚙️Setting>Application>Enable Remote Controlをオン)すると、アクセス先のURLが表示されるので、iPhoneやiPadのSafariからそのページを開きます。
同じGoogleアカウントでログインしていると、WebページにAntigravityのスレッドが表示されます。ここから直接リモート操作が可能です。
表示されたページは、Safariの共有メニューからホーム画面に追加しておくと便利です。
Webアプリとして開くをオンにしておくとアプリのように使うことができます。
ホーム画面にAntigravityのアイコンが置かれ、次回からWebページを開かなくても、起動できます。URLは毎回変わるものではないので、最初にホーム画面へ置いてしまえば、アプリに近い感覚で起動できます。
複数台のパソコンに入っているAntigravityへ接続することもできます。私の場合はM1 Mac miniとM4 Mac miniの2台を使っていますが、そのどちらかを選んで、iPadやiPhoneから作業を依頼します。
手元の端末で見えているのは操作状況や返ってきた結果ですが、実際にファイルを扱ったり、ブラウザを操作したりしているのはMac側です。
iPadで指示したことをMacで進めている様子です。
ネットワーク経由なので、接続がやや不安定になることもたまにありますが、その場合は、接続先を切り替えたり、Safariをバックグラウンドから終了してページを開き直したりすると、続きが表示されます。
🏥 病院の待ち時間に仕事が終わった
実際に、リモート機能を使って病院の待ち時間にニュースレターの執筆から、SNSの自動投稿までできました。iPadからAntigravityへ指示を出し、ニュースレターの下書き、リサーチ、画像生成の確認、ブラウザを使った作業などを、パソコンの前に座らずに進められました。
もちろん、実際は家にあるMac miniが動き続けていて、私はiPadからその作業の進み具合を確認しているだけです。それでも今までは確認のためにパソコンの前にいなければならなかったものが、どこからでも確認できるようになったので非常に便利です。
私の場合、記事を書くとき、まずiPhoneやiPadから「こういう内容を書きたい」と伝えます。AIが過去の資料やルールを調べ、足りない情報があれば質問してもらい、必要な部分だけ音声で答えて書いてもうようなワークフローなのでMac mini+外付けマイクよりもiPhoneやiPadの方が相性がいいという点も大きいと思います。
音声入力や手書きで考えを出し、AIに整理してもらい、Mac上に保存しておいてもらうといった流れがとてもスムーズに行えます。
💻 パソコンに残っている役割
じゃあ一体パソコンの役割とは何なのか?あくまで私の行う仕事の使い方の中での役割は以下のように考えています。
私がパソコンを使いたいと思うのは、AIが作成した文章や資料を見比べながら、自分で細かく直したいときです。iPhoneやiPad miniでは、フリック入力か音声入力が中心になるので、入力そのものはできますが、文章の一部を入れ替えたり、何度も読み返しながら整えたりする作業では、物理キーボードの方が効率よく進みます。M4 iPad ProならMagic Keyboardを付けているのでパソコンと同じような感覚で使えますが、基本的にiPad Proは仕事場に置きっぱなしで、持ち歩きません。
広い画面やキーボードが必要な場面以外では、パソコンを選ぶ理由がかなり減りました。ノートパソコンを持ち歩く代わりに、家にMac miniを置いておき、必要なときだけiPadから接続できるようになった今の環境は、私にとっては、かなり理想的です。
🧭 iPadをうまく使いながら成果物を作れるワークフローを確立する
以前なら、iPadには明確に不得意な作業がありました。Excelの関数やマクロを使う作業、ローカルファイルを扱う作業、プログラムを実行する作業などです。
今は、AIを経由することで、Excelの関数やマクロを自分で書く代わりに、AIへ目的を伝えてデータをまとめてもらうこと、ファイルの移動や、やりたいことを伝えて実行してもらことが可能です。iPadで直接作業はできなくても、作業の指示をiPadから出して成果物をiPadで確認することができるようになったんです。
将来的に、クラウド上に今のMacと同じような処理環境が用意されれば、物理的なパソコンがなくても同じ仕事ができるようにもなると思います。
私の場合は、家に置いたMac miniを作業環境として使うことで、持ち歩く機器を減らせました。必要な作業は、iPhone、iPad mini、13インチのiPad Proを使い分けています。家の中でもPCの前に座っている時間がかなり減ったと思います。
Antigravityのリモート機能を使うと、パソコン側のAntigravityへiPhoneやiPadから接続し、外出先から仕事を進められます。
大事なのは、iPadやiPhoneをうまく組み合わせながら、成果物を作れるワークフローを確立することです。AIへ意図を伝え、進捗や成果物を確認する作業はiPadで行い、処理やローカルデータの操作は家のMacに任せるといった分担で、パソコンを持ち歩かずにできる仕事が増えていきます。
「パソコンかiPadか」という二択よりも、どこを入口にして、どの環境で実行するか。いまは、その組み合わせを自分の仕事に合わせて設計する時期なのかもしれません。
ということで今日は『iPadからAntigravityを動かすリモート機能』というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日は『9FSでObsidianプラグインを作った話』を紹介します。
Obsidianを使い始めて6年ほど経ちます。生成AIとの相性抜群なこともあって、毎日の思考整理になくてはならない存在になっているObsidianですが、たったひとつだけ長年抱えていた不満がありました。それが「iPadでのApple Pencilによる手書きメモ」との連携です。
手書きで書いた図やメモは、そのまま画像として貼るだけでは再編集ができず、参考資料として保存止まりでした。
既存の描画系プラグインも試してみたものの、iPadでの操作性や筆記感に満足しきれなかったのです。
そこで「足りないなら、自分で作ってみよう」と思い立ち、7月のセミナーでも紹介した思考フレームワーク「9FS(9-Field Structure)」を使って要件定義を行い、Obsidianのオリジナルプラグイン「Visual Card」を開発しました。
✏️ Obsidianの「手書きメモ」に対する不満
ここ1〜2年は生成AIとの組み合わせによって、テキストによる知識整理やナレッジベース構築の速度が飛躍的に向上しました。
たったひとつだけ不満があるとすれば、「手書きメモ」の扱い方です。
これまでは、紙やiPadのノートアプリで書いたスケッチを写真に撮ったり画像化してObsidianに貼り付けたり、その画像を生成AIに読み込ませてテキスト化してもらう運用をしていました。しかし、画像にしてしまうと後から線の書き換えや要素の並び替えといった再編集ができません。
Obsidian上でビジュアルを扱うプラグインとして定番のExcalidrawも活用を検討しましたが、自分の思ったように使うことができませんでした。
「それなら、自分が求めているObsidian上で手書きとテキストがいい感じにつながるツールを、AIと一緒に作ってしまえばいいのではないか」と考えたのが、今回のプロトタイプ開発の始まりです。
今回の開発でも、9-Field Structureで思考の枠組みを先に整えたことが、大きな助けになりました。
🧭 9FS(9-Field Structure)でAIに「判断基準」を渡す
生成AI(ChatGPTやClaude)にプロンプトを渡して何かを作ってもらう際、単に「こんな機能がほしい」という箇条書きの仕様だけを渡すと、AIが良かれと思って仕様を勝手に補完し、自分が本当に作りたかったものとは違うアウトプットになってしまうことがあります。
そこで活用したのが、3×3の9マスで目的や判断基準を整理する9FSの思考フレームワークでした。
9FSのマス目を埋めていく過程で、「絶対に譲れない核となる価値(CORE)」「前提となる課題(BEFORE)」「目指したい状態(AFTER)」といった判断基準が自分の中でクリアになります。また、9マスを埋めようとするときにどうしても空いてしまうマスが見つかることで、「自分自身がまだどんな視点を見落としているのか」という思考の抜け漏れに気づくことができます。
🎥 手書き9マスをスクショで渡すだけ!生成AIと「判断基準」を共有するiPad思考整理術
この9FSで整理した明確な判断基準をそのまま生成AIへ渡すことで、AIとの開発における対話が格段にスムーズになりました。AIがどっちを優先したらいいのかな?と迷った場合に、私が最初に渡した判断基準をもとに進めてくれるため、私の求めていたものがそのまま作成できました。
🗂️ 「Visual Card」の裏表構造
そうして生まれたのが、Obsidian用プラグイン「Visual Card」です。
Visual Cardのコンセプトは、1枚のカードの中に「手書き面」と「テキスト面」の両方を持たせること。表側の手書き面にはApple Pencilで描いた図や思考のスケッチを置いたままにし、裏側のテキスト面にはそのカードの要約や関連ノートへのリンクを記述して、裏表をくるっとひっくり返せるような構造を目指しています。
既存のアプリやプラグインを無理して使い続けるのではなく、自分の欲しい機能に絞ったプロトタイプを自作できるのは、生成AI時代ならではの大きなメリットです。
特にObsidianは既存のプラットフォームやプラグインシステムについての公式情報が豊富にあるため、生成AIに作らせる場合も安定して作業が進みます。
現在は、手書きデータとテキストノートの2ファイルを連携させる方式でフリップノート構造を実装、キャンバス機能との連携など、実際の使用感を確認しながらアップデートを重ねています。
🔧 Visual Cardプラグインを導入する方法
Visual Cardは、現在BRAT(Beta Reviewers Auto-update Tool)を使って導入できます。BRATは、GitHubで配布されている開発中のObsidianプラグインを、Obsidianから直接インストールして更新するためのプラグインです。
BRATをインストールする
* Obsidianの「設定」>「コミュニティプラグイン」を開きます。
* 「閲覧」から BRAT または Obsidian42 - BRAT を検索し、インストールして有効化します。
* BRATの設定を開き、Betaプラグインを追加から、次のVisual Cardの配布URLを入力して、「プラグインを追加」を選びます。
https://github.com/haruna1221/obsidian-visual-card
* ダウンロードが終わったら、コミュニティプラグインの一覧で Visual Card を有効化します。
Obsidianの「設定」>「コミュニティプラグイン」>「閲覧」をタップ
BRAT で検索
BRATをインストールして有効化する
Visual Cardプラグインを追加する
BRATの設定画面から「+Betaプラグインを追加」
Visual CardのURLを入力して、「プラグインを追加」をタップ
https://github.com/haruna1221/obsidian-visual-card
コミュニティプラグインでVisual Cardをオンにする
プラグインがオンになると、コミュニティプラグイン項目にVisual Cardが表示され、サイドバーにもアイコンが追加されます
Visual Cardを使い始める
Visual Cardの手書き面を使うには、先にコミュニティプラグインの Excalidraw もインストールして有効化しておきます。(Excalidrawプラグインも、BRAT追加と同じ手順でインストールする)
そのうえで、コマンドパレットから Visual Card: 新しいVisual Cardを作成 を実行すると、新しいカードを作成できます。
タイトルは後からでも変更できるので、空欄のまま作成でもOKです。
日付が左上に入った状態からスタートします。
このままカードノートとして単体で保存しておくこともできますが、ObsidianのCanvas機能を使ってカードを並べる使い方がおすすめです。右上のボタンからテキスト面か手書き面をCanvasに追加できます。
追加先のCanvasは、あらかじめ作成しておく必要があります。(このあたりも今後、もう少し改善していきたいと思っています)
カードを追加したcanvasを開くと、こんな感じでカード同士を自由に並べたり、線で繋いだりできるようになります。
カードの手書き面にはApple Pencilで図やメモを書き、テキスト面には要約や関連ノートへのリンクを置きます。作成したカードは通常のノートと同じようにリンクでき、Canvasに配置してカード同士の関係を眺めることもできます。
Visual Cardの詳しい操作方法などは、土曜日のiPadセミナーで説明します。興味のある方は、事前にプラグインのインストール、自分の環境で動かせるところまで進めておいていただけるとスムーズです。
8月22日開催!8月iPadセミナー「Obsidianビジュアルカード活用術!9FSでつくる読書メモの作り方」
📱 最終ゴールは「iPad専用アプリ」の開発?
実は、このObsidianプラグイン開発自体が最終ゴールというわけではありません。私にとってObsidianプラグインは、「手書きとテキストを融合させたカード型ツールで、本当に必要な機能と使い心地は何か」を一番早く確かめるための「実験」です。
いわゆるMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)と呼ばれる考え方です。最小限の機能でまず形にし、実際に使いながら、本当に必要な機能や使い心地を確かめていきます。最小コストで試行錯誤を重ねてから本格的な開発へ進むことで、無駄な投資や方向性のズレを抑えられます。
最終的に目指しているゴールは、Apple純正の描画フレームワーク「PencilKit」を活用し、iPhoneやMacとも同期できるSwiftベースの「iPad専用アプリ(Visual Card)」を自作することです。あのAppleのメモアプリとかマークアップで使える鉛筆ツールの書き心地がすごく好きなので。
ただ、これを最初から取り入れようとすると、アプリ開発にコストも時間もかかり、途中で挫折してしまうリスクが高まります。そこで、まずはObsidianのプラグインという形で試してみてはどうか、というのがAIからの提案でした。
これも私が最初に渡した、9FSの判断基準に「Obsidianのプラグインを作る」や「手書きのカードアプリ開発」みたいなものではなく、「手書きで考えたものをテキスト化し、思考を育てること」がメインになっていたからです。
コア部分さえしっかり伝えることができていれば、AIと一緒に作業をしていてもあまり迷走することがありません。この方法を使えば、自分が普段使っている道具にちょっとした不満を感じた時、そのまま諦めたり無理に使ったりするのではなく、手軽な実験場でプロトタイプを作りながら試行錯誤することも簡単です。
生成AIという強力な相棒がいる今、そうした「自分だけの理想の道具をつくるプロセス」そのものも、とても楽しい体験になっています。
💡 あわせて読みたいObsidian活用記事
* 📱 Obsidianモバイルの共有シートでデイリーノートを育てる
* 🎬 8月セミナー「Obsidianビジュアルカード活用術」アーカイブ動画と配布データ
* 🧭 9-Field-Structureを使ってフリーボードで考えを整理する方法
ということで今日は『Visual Cardという、Obsidianプラグインを作った話』というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日は『NotebookLMにアプリ図鑑のepubを追加したら、おもしろくなった』という話をします。
『iPadアプリ図鑑2026』のepubデータを、7月中限定で先行販売しています。
* iPadアプリ図鑑2026
* 🛒購入ページ: Stripe
今回このepubを自分でNotebookLMに入れてみたら、思っていた以上によかったです。ただ「電子書籍として読める」だけではなく、本を、自分向けの質問できる資料として使える感じになりました。
もともとNotebookLMは、説明書代わりに使う方法 がかなり便利だと感じていました。今回は、それが本に対してもちゃんと機能しました。
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けて投稿してください。
📚 アプリ図鑑は「順番に読む本」より「必要なところを探す本」
iPadアプリ図鑑は、元々の構想として「図鑑」をイメージした本です。昨年の2025年版から紹介しているアプリ数も増えて、かなり分厚い本になっています。こういう本は、最初から最後まで順番に読むというより、今の自分に必要なところだけを見る使い方のほうが多いです。
たとえば、手書きメモに向いているアプリだけ知りたい時もあるし、AI活用系の章だけ見たい時もあります。仕事効率化の中でも検索や整理に強いアプリを知りたいこともあれば、自分がすでに使っているアプリと次に組み合わせる候補を探したいこともあります。
そのため、アプリのジャンルごと章を分けて、目次から素早く気になるアプリにジャンプできるように作成しています。ただ、年々アプリ数もページ数もどんどん増えて見開き6.5ページ分(13ページ)にまでなってしまいました。目次から探すという行為だけでも結構量が多いんです。電子書籍なので検索機能は使えます。ただし、それはアプリ名や具体的な機能名が正確なときにだけ機能するものです。「どんな言葉で探せばいいか」が先に分かっていないと、結局たどり着けないこともあります。
そこでふと思いついたのが、「これをそのままNotebookLMに入れたらどうなるんだろう?」ということでした。
NotebookLMはepubもソースとして扱えるので、読み込ませることができます。
🛒iPadアプリ図鑑2026のepubファイル購入はこちら
🤖 NotebookLMにepubを入れると「質問できる図鑑」になる
詳しくは→https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-202
🌱こんにちは、はるなです。
今日は、WWDC26の主な発表を振り返りながら、『iPadOS 27で何が期待できそうか』をまとめてみます。
WWDCは毎年6月に開催される開発者向けカンファレンスで、その年の新しいOSや機能の方向性が発表されます。デベロッパーカンファレンスなので、本来は開発者向けのイベントだったのですが、いつからか一般ユーザーも視聴するようなメジャーイベントになりました。
発表の場ではどうしても派手な新機能や見た目の変化に目が向きますが、実際にiPadを使う立場から見ると、いちばん気になるのは「何ができるようになるか」よりも、どういう使い方に変わっていくのかです。
WWDC26の主な発表内容
WWDC26全体を見ると、今年は新機能追加というより、AI・Siriの進化とOS基盤の安定がメインでした。
WWDC26イベントの大きなテーマは、3つです。
* 「Platform improvements」
* 「Trust and safety」
* 「Apple Intelligence and Siri」
「Platform improvements」
1つ目の「Platform improvements」は、Appleの各プラットフォームにおけるデザインの洗練、レスポンスの向上、および利便性を高める新機能が紹介されました。
iPhoneとiPadのアプリ起動が最大30%速くなる、AirDropの転送が80%速くなるなど、安定感を底上げするための改善がメインです。古いデバイスも含めて恩恵を受けやすい部分です。
デザインとUIの改善
* Liquid Glassの進化: 透過度調整スライダーの導入と、視認性・深度の向上
* 一貫したUI: macOSでのツールバー統一、サイドバー拡張、アイコン鮮明化による操作感向上
パフォーマンスの最適化
* 高速化: アプリ起動最大30%、写真読み込み最大70%、AirDrop転送最大80%の高速化
* CPUスケジューラの強化: パフォーマンス効率向上、iPhone 11等の旧デバイスでも最適化
* 検索機能の再構築: SpotlightやMailの検索がより正確・高速に
利便性を高める新機能
* ネットワーク遷移: Wi-Fiとセルラー間のシームレスな切り替え
* 共有機能: iCloud共有アルバムへの他OSユーザー参加、フル解像度共有に対応
* ヘルスケア: 周期に更年期サポートを追加
* Apple Vision Pro: パノラマ写真の没入体験機能、MapsのFlyover機能強化
「Trust and safety」
2つ目の「Trust and safety」は、AIやOSを安心して使うための前提になる話でした。安全で信頼できるデジタル体験を子供たちに提供するための取り組み、ペアレンタルコントロールの強化拡大などです。
主な改善点と新機能
* セットアップアシスタントの導入: 保護者が許可するアプリを段階的に選択・制限し、健全なデジタル習慣を構築
* Ask to Browse: ウェブサイトアクセスにも保護者承認を要求し、全デバイスでシームレスに機能
* コミュニケーションの安全性強化: ヌード画像に加え、暴力・グロテスクな表現を共有前に検知して介入
* スクリーンタイムの再設計と時間制限: 年齢別の推奨利用時間設定や、学校など特定時間帯のアプリ制限を強化
Appleはこれらの機能を通じて、専門家の研究に基づく健康的なデジタル習慣の形成と、保護者による安全管理の向上を目指しています。
「Apple Intelligence and Siri」
3つ目の「Apple Intelligence and Siri」は、新しくなったSiriが各プラットフォームに登場するという話です。「Apple Intelligence」と、それによって大幅に強化された新しい「Siri AI」が発表されました。
Apple Intelligenceの基盤とアーキテクチャ
* Foundation Models: Geminiの技術を活用した独自基盤モデル。オンデバイス処理とPrivate Cloud Computeを組み合わせて実行
* システム統合: 個人コンテキストやアプリ内行動、画面上の情報を安全に連携
* プライバシー: データ保存・共有を行わない設計でプライバシーを最優先
Siri AIの進化
* 会話能力の向上: 文脈を理解した自然な対話と、専用の「Siriアプリ」での履歴参照
* 視覚的インテリジェンス: カメラや画面の内容を理解し、その場で検索やタスク実行が可能に
* 執筆と編集: システム全体でテキスト生成、校正、トーン調整をサポート
アプリと機能の統合
* Safari: 閲覧内容に基づくタブ自動整理と、自然言語でのウェブ要約・監視機能「Notify Me」
* メール・メッセージ・カレンダー: 文脈を理解し、返信案提示や予定調整、情報抽出をプロアクティブに実行
* ショートカットの自動化: 自然言語の指示だけで複雑な手順を自動組み立て
* Image Playgroundと写真編集: 生成AIによる高品質画像作成と、写真アプリの「空間リフレーミング」機能
開発者向け情報
* App Intents: 既存アプリをApple Intelligenceに統合し、Siriから直接機能呼び出し
* Core AI Framework: 独自モデルをAppleシリコン上でローカル実行するための新フレームワーク
WWDC26の発表内容をまとめると、「OSとしての土台の底上げ」「安心して使えるAIの拡大」「Siriによる操作体験の刷新」の3つが大きな柱と言えます。
これらのアップデートが、次期「iPadOS 27」で私たちの日常やiPadの使い方をどう変えていってくれるのかが楽しみです。
iPadOS 27で期待できること
iPadOS 27でまず期待したいのは、Spotlightの使い道がもっと広がることです。
Spotlightの活用の幅が広がる
いまでもSpotlightは、アプリを探したり、ファイル名を入力して見つけたり、ちょっとした検索起点として便利です。ホーム画面のアプリを全く整理整頓しないので、個人的にめちゃくちゃ使ってます。アプリ起動のほとんどがSpotlightからです。
ここがさらにパワーアップするとしたら、ただの検索窓ではなく、行動の起点にできるのでiPadの使い方が変わると思います。
たとえば、目的のファイルをその場ですぐ探せたり、条件に合う資料や画像を絞り込めたり、検索結果からそのまま何かの操作を実行できたりすると、アプリの起動が省けるのでかなり楽です。
Siri AIアプリ
もうひとつが、Siri AIがアプリになることです。
Siri AIがアプリとして開けることで、会話履歴なども残ります。Slide OverやSplit Viewとも相性が良くなります。
ファイルを探してもらったり、ある条件のものを一覧にしてもらったり、何かのファイル操作を実行してもらったり、ちょっとした調べ物を任せたりと、自分の代わりに動いてくれるアシスタント感が強くなります。
📱iPadからPCのAIを操る!ChatGPTアプリのCodex連携
ネットワーク経由でPCのAIエージェントを動かさなくてもiPad単体でできるならそれに越したことはないです。でも結構制約がありそうなので、自由自在に…とはいかないと思ってます。わかってます。
地味めなアップデートほど、じわじわきく
私は、奇数バージョンのOSはどちらかというとマイナーアップデートの印象を持っています。派手な刷新というより、前回アップデート時の大きな変化の調整や、使い勝手を少しずつ改善したりする役割のほうが強い印象があります。今回のiPadOS 27も、今のところはその感覚に近いです。
とはいえ、マイナーアップデートだから価値がないわけではありません。むしろこういう地味めなアップデートの方が日常でじわじわ効いてきて、使用感は良くなることが多いです。
その一方で、AI機能は最新モデル寄りの対応になるはずなので、ここは今後もはっきり分かれていきそうです。
ということで今日は『WWDC26まとめ:iPadOS 27で期待できること』というお話でした。
👋 こんにちは、はるなです。
今日のテーマは『ChatGPTアプリのCodex連携』です。
最近、iPhoneやiPadのChatGPTアプリから、デスクトップ上で動くAIエージェント「Codex」を直接操作できるようになりました。PC上で動かしている作業をモバイル側から確認して、必要なら承認を返したり、追加で指示を書き足したりできます。
以前、iPadからMac上のAIツールを触る方法として、Astropad Workbenchを試したことがありました。あれはあれで面白かったのですが、どうしても「Macの画面をiPadに映して操作する」発想からは抜けきれませんでした。
今回のCodex連携は、画面を遠隔で動かすのではなく、PC側でいま動いているスレッドや作業履歴が見えるようになります。変更された内容も確認できるし、「この操作を続けていいですか?」という承認待ちもそのままモバイルで処理できます。
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📱 ChatGPTアプリからデスクトップのCodexが操作可能に
今回のアップデートは、デスクトップPC上で実行されているCodexの作業状況を、モバイルアプリからリアルタイムに監視し、対話しながら作業を進められるのが特徴です。
最初にアプリとPCの連携を行います。その後は、ChatGPTアプリのサイドバーにある「Codex」からデスクトップのCodexで動かしているスレッドを表示・操作ができるようになります。
具体的には、出先やカフェからでも以下のような操作が可能です。
* 実行タスク(スレッド)の監視: PCで動いている複数の作業スレッドを一覧で確認
* 出力結果のレビュー: AIが書いたコードや処理結果をスマホ画面でチェック
* コマンドの承認: セキュリティ上、実行前に人間の承認が必要なアクションをモバイルから承認
* モデルの変更や新規指示: 使用するモデルを切り替えたり、新しい仕事をその場でチャットから指示
PCの前にいなくても、複雑なファイル処理ができるようになりました。
🛋️ モバイル連携で変わる働き方
今回のモバイル連携によって、「AIエージェント」を、手元のiPadやiPhoneからコントロールできるようになりました。
たとえば、仕事部屋のMac miniでCodexを動かしておいて、自分は別の部屋へ移動する。ミシンを触っていてもいいし、家事をしていてもいい。途中で「ここは書き換えていい?」「このコマンドを実行していい?」と止まっていたら、iPadやiPhoneを開いて承認する。PCの前にいちいち戻らなくてすみます。
しかも、iPadやiPhoneの音声入力と相性がいいのも大きいです。私の使っているMac miniにはマイクが内蔵されていないので、気軽に音声入力しづらいです。でもiPadやiPhoneなら、標準の音声入力がすぐ使える。思いついた指示を手元でそのまましゃべって指示が送れるのは、思っていた以上に快適でした。
iPadだけを持って身軽にカフェやコワーキングスペースに行き、処理はすべて自宅のPCで動くAIに任せる、といった身軽なワークフローが現実になります。
⚖️ Codex、Antigravity、Claude Codeの使い分け
最近はAIエージェント系のツールが増えてきて、どれも似ているようで少しずつタイプが違います。使うモデルによっても多少変わってきますが、マルチなCodex、単純作業なら運用コストを抑えられるAntigravity、めっちゃ正確な作業が欲しい時はClaude Codeみたいな感じです。
ちょっと前までは、Antigravityがメインだったんですが、最近はCodexをメインで使っています。新しいことを試したり、修正方針を考えながら進めたりする場面はCodex、すでにワークフローができあがっていて、順番に処理するだけの仕事はAntigravityといった感じで使い分けています。
基本的には2つとも常駐で、交互に使っているようなイメージです。Claude Codeは自由度も高くて、正確さも魅力ですが、そのぶん運用コストがかさむイメージです。(Claudeに関しては、ごりゅごさんのみ課金で、私は無料プランのままだからClaude Codeは使えていません。)
今回、Codexは、ChatGPTアプリの中にそのまま入っているので、余計なアプリを増やさずに、いつもの流れの延長で使えたのもよかった点です。Claudeにも任意のデバイスからローカルセッションを続行するRemote Controlがあるので、ClaudeアプリからPC上で実行されている Claude Codeセッションに接続できます。
ツールの選び方は、賢さや速さだけではなく、モバイル環境からも操作できるかどうかも、これからは重要な比較ポイントになりそうです。
⚔️ 自律型AIエージェントとiPad
最近のAI業界は、単にテキストでやり取りする「チャットベース」から、AIが自律的にツールやコードを動かす「エージェントベース」へとシフトしています。
そして次は、それを「どうやってモバイルと連携し、コントロールするか」という動きが強まっています。この「自律型AIとモバイルの連携」は、今後のあらゆるAIツールの標準になっていくはずです。
もちろん、すべての作業をiPadやiPhoneなどのモバイル環境だけで完結できるわけではありません。広い画面が必要な仕事もあるし、細かく見ながら触りたい作業もあります。でも、裏で動く処理をPCに任せて、人間はモバイルで意図を伝えたり承認したりするだけなら、インターフェースとしてのモバイル端末の重要度はかなり上がります。
単純にiPhoneなどのスマートフォンに比べて、iPadは画面が大きいぶん、作業内容や成果物をチェックしやすいです。また、ノートPCに比べれば軽くてコンパクトに持ち運べる点でも強みがあります。
AIエージェントが広がるほど、私たちがやるべきことは全部を手で動かすことではなくなっていくはずです。むしろ、どこまで任せるか、どこで止めるか、何を確認するかを決める力のほうが大事になります。
今回のCodex連携を使っていて、少し大げさに言えば「またiPad中心のワークフローに戻るかもしれないな」と感じました。特に、移動の多い人なんかにはめっちゃ便利だと思います。
ということで今日は「スマホからPCのAIを操る!ChatGPTアプリのCodex連携」というお話でした。
👋こんにちは、はるなです。
今日のテーマは『NotebookLMを「説明書」として使ってみたら、思っていた以上に便利だった』という話です。
きっかけは、趣味でやっている洋服づくりでした。型紙をデータ化するソフト「Valentina」を触ることになって、まずはソフトのインストールや初期設定をChatGPTに頼ってみたんです。ソフトの導入まではかなり助かったのですが、そのあと実際に使い始めると、UI名やメニュー名を適当に答えてくるため、全然頼りになりません。
結局は手当たり次第メニューを開いて試すという、泥臭い作業を繰り返していくことになりました。
その様子は以前、「何からやればいい?」をAIで突破する で詳しく紹介しています。ざっくりとした方針相談や、Web上から情報をリサーチしてくる段階なら、万能タイプのChatGPTで十分です。今回のようなソフトの操作方法など、ある程度正確さを重視したい場合は、万能タイプのChatGPTには不向きです。
そこで試したのが、NotebookLMでした。
今回は、私自身が実際に試してみた「自分専用の説明書」の作り方と、具体的な活用法をお届けします。
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⚙️ AIで導入したけれど限界もあった
少し前に新しく「Valentina(ヴァレンティーナ)」というアパレル向けのパターン制作ソフトを使い始めたのですが、これが専門的なツールということもあって、最初は操作方法がさっぱり分かりませんでした。
新しいソフトウェアを導入するとき(特に英語版しかないようなもの)は、ChatGPTによく頼っていました。実際、ソフトのインストール方法や初期設定のような「一般的な手順」を調べる段階では、ChatGPTでも十分に有効です。しかし、いざインストールが終わって、実際の細かい操作に入っていくと、少しずつ雲行きが怪しくなってきます。
ChatGPTに「〇〇という作業はどうやるの?」と聞くと、もっともらしい答えは返ってくるのですが、実際の画面にあるUIの名前やメニュー名ではないものを案内してくることがよくありました。「指示された通りのメニューが画面のどこを探しても見当たらない……」ということが多発します。
ユーザー数が多く、情報量も豊富なソフトであればもう少し違ったと思いますが、何せマイナーソフトなので、情報が少なすぎます。
ChatGPTのような大規模言語モデルは、一般的な知識にはものすごく強いのですが、こういったマイナーな専門ソフトや、アップデートで頻繁に画面が変わるツールの具体的な操作手順になると、どうしても「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」をついてしまいがちです。
そこで、「NotebookLMにマニュアルを丸ごと読み込ませて使えばいいんじゃないか?」と思いつき、NotebookLMの中に自分で情報を入れることにしました。
📘 NotebookLMを「自分専用の説明書」にする
NotebookLMの最大の特徴は、自分が指定したソース(情報源)だけをベースにして、AIが質問に答えてくれる点にあります。
一般的なAIは、インターネット上の膨大なデータから「それらしい一般論」を回答しがちです。しかしNotebookLMなら、Web検索のリンクやPDF、YouTube動画、テキストデータなどをまとめてノートブックに放り込むだけで、その情報だけを徹底的に読み込んだ「自分専用の説明書」をリアルタイムで構築してくれます。
この「一般論ではなく、自分が手元に用意した資料だけを基準にして答えを返してくれる」という仕様が、マニュアルを読み解く場面において圧倒的な強みを発揮します。
まずはネット上にあるValentinaの公式ドキュメントや、使い方を解説しているページをいくつか見つけてきて、その関連ページをまとめてNotebookLMのソースに追加してみました。
後半部分のページは「Valentina Studio」という別のページなのでチェックを外し、読み込まないよう設定した上でインポートします。
すると、それまでChatGPTが間違えていた操作方法や、細かいメニュー、ツール名などを、正確に答えてくれるようになったのです。ソースがあるからこそ、AI特有の「嘘の案内(ハルシネーション)」に振り回されることがなくなり、作業効率がかなり上がりました。
私の実際のワークフローとしては、iPadでNotebookLMの画面を開いておき、目の前のパソコンでソフトを操作しながら、わからない部分を横のiPadでサクッと確認するというスタイルをとっています。この組み合わせが本当に快適なんです。NotebookLMは音声入力にも対応しているので、作業の手を止めることなく「〇〇の作業はどのようにする?」と声でそのまま問いかけるだけで、答えが返ってきます。
ほかのAIツールに比べると、やや回答に時間はかかりますが、正確な手順を教えてくれます。
日本語情報が少ないアプリや資料整理に向いている
この「NotebookLMを説明書にする」というアプローチは、他にもさまざまな用途に応用できます。
まず一番におすすめしたいのが、日本語の情報が少ない海外製のアプリやソフトウェアのマニュアル化です。公式の英語マニュアルのPDFやWebサイトをそのままソースに放り込んでおけば、こちらは日本語で質問するだけで、正確な日本語の操作ガイドになります。
次に、「ソースの明確さ」が何よりも求められる情報の整理です。間違った一般論を混ぜずに正確なリファレンスとして使いたいときにぴったりです。たとえば、私の場合ならApple公式のディベロッパー資料や各Apple製品の仕様書などを追加しておくことで、公式情報のみから簡単に検索できるようになります。
他にも、見つけたレシピ情報、仕事の参考資料、過去に自分が書き溜めたメモといった、「あとで探したくなる情報」の個人倉庫化としても役立ちます。自分で書いた雑多なメモをソースにしておけば、「あのとき考えたアイデアの要点って何だっけ?」と聞くだけで、NotebookLMが過去のメモから探し出し、まとめてくれます。
また、学生の方や資格の勉強をしている人であれば、学習系の素材をまとめて、クイズや要約、復習に使うという流れも作れます。教科書やレジュメのデータを読み込ませて「この範囲から10問テストを作って」と指示すれば、手軽にオリジナルの問題集も作成できます。
⚖️ AIの使い分けとこれからの情報の整理術
世の中にはたくさんのAIアシスタントが存在していますが、それぞれに得意分野と苦手分野があります。AIも、何でも1つのツールで済ませようとするのではなく、目的によって道具を切り替えることが、ストレスなくAIと付き合うコツです。
ChatGPTは、とにかくレスポンスが速く、幅広いアイデア出しや、ゼロから文章の骨組みを作ってもらうような「ざっくりとした相談」が非常に得意です。その反面、情報の正確性に関しては、精度が下がる場合があります。
一方でNotebookLMは、ソースをじっくり読み込む性質があるため、回答の生成に少し時間がかかることがあります。しかし、自分が入れたソースを起点として回答してくれるため、情報の正確性と安心感は比較にならないほど高いです。
アイデア出しや、ざっくりとした相談はChatGPT、正確さが求められる確認や、手元の資料に基づいた調べ物はNotebookLMというように、作業内容に合わせて使い分けています。
これまでは「説明書を読むのが面倒だから、とりあえず触って覚える」か「ネットで検索して誰かのブログ記事を探す」というのが新しいツールを学ぶ時の定番でしたが、これからは「公式マニュアルをNotebookLMに放り込んで、自分専用の対話型説明書を作る」というのが、一番手軽でスマートな方法になりそうな予感です。
ということで今日は『NotebookLMを「説明書」として使うとめちゃくちゃ便利だった』というお話でした。
分厚すぎて読む気をなくしている機材の説明書があれば、ぜひNotebookLMに読み込ませて「これどうやるの?」と話しかけてみてください。きっと、その快適さに驚くと思います。
👋 こんにちは、はるなです。
今日のテーマは『ChatGPT Images 2.0』です。
少し前までは、Googleの「Nano Banana 2」(Gemini 3 の画像生成モデル)が実写と区別がつかないほど凄いと言われていましたが、新しく登場した「ChatGPT Images 2.0」を試してみたところ、そのクオリティを遥かに上回っていました。
ユーザー投票ベースのリーダーボードLMArenaでも、「ChatGPT Images 2.0」はText-to-Image部門とImage Edit部門の両方で1位を獲得。通常、上位のスコア差は僅差であることが多いのですが、今回は2位と100ポイント以上の大差をつけており、圧倒的な実力を見せつけています。
この画像、普通にかわいくないですか?肌の質感や光の当たり方が驚くほど自然です。
こうした画像が、わずか数分で生成されます。再現性も非常に高く、一度プロンプトが決まってしまえば、あとは微調整だけで安定して高品質な画像を量産できました。
今日は、新しい画像生成モデルを私がどう活用しているのか、そしてAIがクリエイティブ作業を代替してくれる時代において、私たち人間に最後まで残される「価値」とは何なのかについてまとめてみます。
🎥 5月iPadセミナーのお知らせ
明日、5月16日(土)10時から、iPadセミナー「NotebookLM×Goodnotesでつくる!AI時代の新しいプレゼン資料作成術」を開催します。
GoogleのAIノートブック「NotebookLM」でスライドの土台を効率よく作り、iPadの「Goodnotes」で仕上げるワークフローを、実演を交えながら紹介します。
AIで効率化できる部分は任せて、その分「どう伝えるか」といった大事な準備に時間を充てる。そんなiPadとAIを組み合わせたプレゼン資料作成のコツをお話しします。
Zoom ミーティングに参加する
📸 「ChatGPT Images 2.0」の何がそんなにすごいのか?
今回話題になっている「ChatGPT Images 2.0」は、単に「写真っぽい画像が作れる」というだけではなく、仕上がりにちゃんと「センス」がある点がすごいところです。
これまで、Googleの「Nano Banana 2」も非常に優秀で、特に写真としてのリアリティにおいては、もはや人間が撮った写真と見分けがつかないレベルに達していました。しかし、実際に自分のビジネスや発信に活用しようとしたとき、私たちが求めているのは、単なる「事実としての画像」ではなく、見る人を惹きつける「魅力的な表現」です。
その点、「ChatGPT Images 2.0」が生成する画像は、「ちゃんとしたフォトグラファーが撮った写真」のようです。光の当て方、モデルの表情、構図やトーンまで、まるで一流のクリエイティブチームが制作したかのような完成度。Nano Banana 2の画像もリアルではありましたが、どこか機械的な冷たさや不自然さが残ることもありました。
プロンプトを改善すれば、Nano Banana 2でもいいものができたのかもしれません。私のような「ざっくりとした指示」だと、ここまでの差が出るというのは、モデル自体の表現力の高さを物語っています。
🧶 AIをパートナーにして、iPadで仕上げる
たとえば、Instagram用の商品画像を作るシーンを想像してみてください。
これまでは、背景紙を敷いてセッティングし、天気の良い時間を狙って撮影。その後、軽くレタッチを施していました。今なら、商品写真をAIに渡し、「この商品を身につけたモデルが、自然光の差し込む場所で」と指示を出すだけ。驚くほど自然で、しかも商品の魅力がぐっと引き立つ宣伝用画像が出来上がります。
天気とか時間とか関係なく、思い立った時に写真を撮って、生成、AIにお願いしたら、数分後にはいい感じの写真が出来上がります。
室内のありふれた場所で撮った商品写真でも、「ファッション雑誌のような洗練されたスタイルで」「モデルが着用しているイメージで」と付け加えるだけで、商品のディテールは保ったまま、でめちゃくちゃ可愛い画像が出来上がりました。
以前のモデルでは、同じプロンプトでも生成のたびに結果が大きく揺れる「ガチャ」のような側面がありましたが、Images 2.0ではそのブレが抑えられている気がします。
ChatGPTで作ったベースの画像に、iPadのProcreateを使って、手書きのニュアンスを足したり、微調整して完成です。AIによる生成からクリエイティブな仕上げまでをiPad一台で完結できるワークフローは、最高にスムーズです。
🌟 AI時代に残るのは、人間の「欲求」
画像生成の進化は目に見えて分かりやすいですが、それ以上に大きな変化は、自分の「やりたいこと」を形にするためのリサーチや段取りといった「裏方」の作業でも、AIが極めて頼れるパートナーになりつつあることです。
AIがあらゆるデジタル作業をこなせるようになった今、じゃあ最後に人間に残る価値って何なんだろう、という話は夫婦でもよくしています。現時点での答えは、「これを形にしたい」という純粋な欲求を生み出すこと、そして最終的な物理的なものを創造することではないかと考えています。
AIは、指示を出せばかなりのものを作ってくれます。しかし、「何を作りたいか」という初期衝動そのものは、自分の中から生み出すしかありません。
私たちが「この生地のかわいさをみんなにしってもらいたい」「こんな便利なツールが欲しい」と願うところから、すべてが始まります。
ごりゅごさんは「Claude Code」などのツールで定型作業を自動化する仕組みを構築し、私はAIに擬似人格をもたせて話し相手にしながら、思考記録やデイリーノートをAIに分析させてアイデアを形にするフローを作っています。やり方は少し違うんですが、根っこには「AIをどう使いこなすか」を考える姿勢があって、その姿勢こそが、現代におけるクリエイティビティの本質なのかもしれません。
もし「AIをどう使えばいいかわからない」と迷っているなら、まずは自分がやりたいことをAIに打ち明けてみるところから始めてみてください。漠然と何かをさせるよりも、「この面倒なリサーチを終わらせたい」「この商品の魅力を最大限に引き出す画像が欲しい」みたいに目的がはっきりしている方が、AIはずっといい感じに働いてくれます。
ということで今日は、「ChatGPT Images 2.0の登場によって、個人の欲求を形にするスピードが劇的に加速した」というお話でした。
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