👋 こんにちは、はるなです。
今日のテーマは3月12日に発売された「iPad Air(M3)とMagic Keyboard」についてです。
3種類のMagic Keyboardを比較します。
https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-154
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✨ 3月12日に発売されたiPad Air(M3)
Appleから新しく、iPad Air(M3)が発売されました。
新しく発売された、iPad系の新製品は3つです。
* iPad Airを購入 - Apple(日本)
* iPadを購入 - Apple(日本)
* 11インチiPad Air(M3)用Magic Keyboard - 日本語 - Apple(日本)
iPad Air(M3)は、M3チップ搭載でパフォーマンスが向上しているのがポイントですが、正直なところ「おおっ!」と驚くほどの進化ではなく、シンプルに「M3になったよ」という感じです。
詳しくは前回のニュースレターにまとめました。
🚀🌈 新iPad Air(M3)登場! 何が変わった? 誰におすすめ?
なので、今回のニュースレターでは、iPad Air向けに新しく設計されたMagic Keyboardを含めた3種類のMagic Keyboardを比較していきます!
⌨️ iPad Air(M3)用Magic Keyboardの特徴
新しく出た、iPad Air(M3)用のMagic Keyboardは、写真中央の白いキーボードです。
左が旧Magic Keyboard、中央がiPad Air(M3)用のMagic Keyboard、右がiPad Pro(M4)用のMagic Keyboardです。(全て13インチ用のMagic Keyboard)
昨年発売された、iPad Pro(M4)用のMagic Keyboardと同じく、上部にファンクションキーが追加されています。画面の明るさ調整や音量調整が物理キーでできるので、音楽再生や映像視聴をする人には便利になると思います。
そしてトラックパッドが少しだけ大きくなっています。横幅は変わりませんが、縦が5mm大きくなりました。iPad Air(M3)用のMagic Keyboardのトラックパッドサイズは縦55mm横98mm。
旧モデルのMagic Keyboardのトラックパッドは、縦50mm横98mmです。
ちなみにiPad Pro(M4)用のMagic Keyboardのトラックパッドは、もう一段階大きく縦65mm横110mmです。
iPad Air(M3)用Magic Keyboardの注意点
ぱっと見ではわからない点としては、今回のiPad Air(M3)用Magic Keyboardにはバックライトキーがありません。
iPad Pro用Magic Keyboardと違い、キーが光らないので暗い場所での作業には不向きです。
設定アプリからハードウェアキーボードを確認すると、キーボードの輝度項目がないことがわかります。
そして背面のカメラ穴が小さく(初期の頃のMagic Keyboardと同じサイズに)なっています。
大は小を兼ねるので、旧Magic KeyboardでもiPad Air(M3)は問題なく使えますが、その逆は不可。つまり、新しいiPad Air(M3)用Magic Keyboardに最近のiPad Proは取り付けられません。
Magic Keyboard+iPadの厚み比較
iPad Pro(M4)+Magic Keyboardの厚みは13.3mm。圧倒的な薄さです。iPad本体がM4から厚み5.1mmと前モデルよりも1mm以上薄くなっているのでその分ですね。
iPad Air(M3)+Magic Keyboardの厚みは15.1mm。
iPad Pro(M1)+Magic Keyboardの厚みは15.4mm。iPad Pro(M1)は本体の厚さ6.4mmですが、iPad Air(M3)は6.1mmなので。その差が出ています。
たかが2mm、されど2mm。少しの差ですが、iPadにMagic Keyboardを取り付けて持った時の感じは結構違います。(重さもかなり関係しますが)
また、iPad Pro(M4)用のMagic Keyboardは、アルミボディになって高級感が増しているのに対し、iPad Air用Magic Keyboardは従来と同じポリウレタン素材です。
🎯 iPad Air(M3)の買い替えをおすすめできる人は
では、今回新しく発売されたiPad Air(M3)は、どんな人に向いているのでしょうか?
とってもかわいそうな比較写真とともにどうぞ。左がiPad Pro(M4)で右がiPad Air(M3)です。
画面の明るさはどちらもマックス状態で、同じ映画のシーンを見比べてみました。
iPad Pro(M4)は、タンデムOLEDでSDR輝度が最大1,000ニト、HDRコンテンツに限っていえば最大1,600ニトの明るさ、2,000,000:1コントラスト比です。
■ iPadの輝度とコントラスト比は高い方がいいの?
iPad Air(M3)は、IPSテクノロジー搭載LEDバックライトのMulti-Touchディスプレイで600ニトの輝度しかありません。
画面の明るさや質感みたいなものは、並べて見比べてしまうと圧倒的な差があります。
2018年モデルのiPad Proは最大輝度600ニトでしたし、iPad Proでも2022年に発売されたiPad Pro(M2)でも、ミニLEDバックライトのMulti-Touchディスプレイです。SDR輝度が最大600ニト、1,000,000:1コントラスト比なので、もう少し差は少ないと思います。
あくまでiPad Pro(M4)のタンデムOLEDディスプレイと並べるとという、かなりiPad Air(M3)に意地悪な比較をわざとやっています。
少なくとも、すでにiPad Pro(M4)を持っている人が新しくiPad Air(M3)を買うケースはないと思います。これは、iPad Pro(M4)とiPad Air(M3)のどちらを選ぶか迷っている人の参考になればと思い、比較しました。
私がiPad Air(M3)購入をおすすめする人は、M1よりも前のiPad Airを現在使っている人(2022年よりも前にiPad Airを買った人)と、現在無印iPad(こっちは世代問わず)を使っている人です。
逆に古いモデルだとしても、iPad Proの名称がついたモデルを使っている人は少し注意が必要です。特に120HzのProMotionテクノロジーはiPad Pro以外のモデルにはついていないし、今後も差別化のためにつかないと思うので。スピーカーの音質とか、マイクの質も変わります。
おすすめできる人
✅ M1より前のiPad Airを使っている人→ 大幅な性能アップになるので買い替えにぴったり!
✅ 今まで無印iPadを使っていた人→ iPad Air(M3)は無印iPadと比べると、ディスプレイの質、パフォーマンス、アクセサリーの選択肢などがグレードアップします。ちょっと良いiPadが欲しい人や13インチの大きな画面サイズが欲しい人に特におすすめ。
ということで今日は「3種類のMagic Keyboardの比較と、実機を触った上で、iPad Air(M3)はどんな人におすすめできるのか?」というお話でした。
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