関係性デザインを専門とする電通社員、吉田将英さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。
吉田将英/1985年、神奈川県川崎市生まれ。2歳の時に茨城県守谷町(現守谷市)に引っ越し、小学校時代を過ごす。「体育は裸足」「すぐそばに雑木林」「でも三井系の開発ベッドタウン」という昭和末期の経済状況の象徴的な環境で育つ。
中学受験で神奈川の中学に予想外にも補欠で受かってしまい、それをきっかけに町田市に家族で引っ越し。剣道部とゲームばかりの毎日を送る。高校大学一貫校であることも相まって、緊張感のない青春を謳歌(といっても茨城からの引越し時にキャラ設定をしそこない、根暗な陰キャラとして単独行動ばかりの日々を消費)する。
「成績的に選べる一番、ハードルが高かった」というだけで特に夢もないまま慶應大学法学部に進むも、やはり法曹界に興味が持てず、バンドサークルで音楽に没頭。しかし図らずもその経験、「正解がない物事を集団で作り上げる喜びと難しさ」を苦楽共に思い知る。この感覚を仕事でも味わうためにどうすればいいのか模索する中で「プロジェクトプロデュース」「企画業」「クリエーティブ」という概念に行き当たり、広告業界を志向。縁あってADKに入社。
クライアント企業のブランド戦略立案に従事した後、2012年電通入社。特に若者世代のインサイト研究を得意とし、電通若者研究部のメンバーとして10~20代の若年層の心理・動向分析とそれに基づくコンサルティング/プランニングに従事。また、電通ビジネスデザインスクエアでは経営者のパートナーとして、企業の未来創造にまつわるプロジェクトを多数手がける。
現在、社会や組織の課題をそこに関わる全ての人のインサイトと関係性に着目して解決する「関係性デザイン」を専門とし、世の中の「関係性不全」を解決する日々を仲間と送っている。
経済同友会はじめ様々な企業・団体での講演実績あり。ONE JAPANメンバー。PARC CERTIFIED FIELDWORKER (認定エスノグラファ)。著作に『仕事と人生がうまく回り出すアンテナ力』(三笠書房)、『若者離れ』(エムディエヌコーポレーション)、『なぜ君たち就活になるとみんな同じようなことばかりしゃべりだすのか』(宣伝会議) 趣味は映画鑑賞 / サウナ / エッセイ読書。
ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
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