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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
December 30, 2024auスマホとStarlink衛星の直接通信サービス提供開始は2025年春に先送り ベータ版で技術検証「auスマホとStarlink衛星の直接通信サービス提供開始は2025年春に先送り ベータ版で技術検証」 通信大手のKDDIは2024年12月25日、アメリカの民間企業SpaceX(スペースX)の衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」の通信衛星とauスマートフォンによる直接通信サービスの提供開始に向けて、携帯電話端末で衛星直接通信を行うための免許が総務省から交付されたことと、商用ライセンスに基づくStarlink衛星の電波発射をアメリカの連邦通信委員会(FCC)から許可されたことを発表しました。なお、当初2024年内とアナウンスされていたサービスの提供開始時期は2025年春頃からに先送りされており、先行して一部のユーザーを対象としたベータ版サービス2024年内に開始し、全国各地域で技術検証を行う予定であることをKDDIは併せて発表しています。KDDIが提供予定のStarlink衛星との直接通信サービスでは、専用のアンテナなどは不要で、“現行のほとんどのauスマートフォン”で接続できる見込みとされています。2024年10月23日には沖縄県の久米島で実証実験が行われ、圏外の状態にあるスマートフォンが地球低軌道のStarlink衛星と直接通信し、SMSの送受信が可能だと確認されました。...more2minPlay
December 28, 2024ミッション終了から2年 宇宙から撮影されたNASA火星探査機インサイトの今「ミッション終了から2年 宇宙から撮影されたNASA火星探査機インサイトの今」 こちらは火星を周回しているアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「Mars Reconnaissance Orbiter(MRO、マーズ・リコネサンス・オービター)」に搭載されている高解像度撮像装置「HiRISE」で2024年10月23日に撮影された、エリシウム平原のある地点。画像の中央、「C」の字型に黒く見えるエリアの中央にあるのは、2022年12月でミッションを終えたNASAの火星探査機「InSight(インサイト)」です。2018年11月27日に火星のエリシウム平原に着陸したInSightは、火星の内部構造解明を目的に開発された探査機です。着陸翌月の2018年12月に設置された火星地震計「SEIS(Seismic Experiment for Interior Structure)」は、2019年4月に史上初めて火星の地震(火震)を検出して以来、ミッション終了までに合計1319件の地震を検出することに成功。SEISの観測データをもとに、火星のコア(核)が液体であることをはじめ、コアのサイズ、地殻の厚さなどが判明しています。InSightのミッションは着陸から2年間(火星での約1年間)の予定でしたが、2022年12月まで2年間延長されており、2022年5月4日には火星での観測史上最大の規模となるマグニチュード(M)4.7の地震が検出されました。また、SEISは火星に隕石が衝突した時の振動も検出しており、これまでに幾つかの衝突クレーターの位置が特定されています。...more2minPlay
December 28, 2024アルテミス計画の有人月面探査車「LTV」NASA施設でモックアップ使用のテスト実施「アルテミス計画の有人月面探査車「LTV」NASA施設でモックアップ使用のテスト実施」 こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターに集結した有人月面探査車「Lunar Terrain Vehicle(LTV)」のモックアップ。LTVはアメリカ主導の有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」向けに、NASAが選定したアメリカの民間企業3社によって開発が進められている探査車です。写っているのは向かって左からVenturi Astrolab(ベンチュリ・アストロラボ)の「FLEX」、Intuitive Machines(インテュイティブ・マシーンズ)の「Moon RACER」、Lunar Outpost(ルナー・アウトポスト)の「Eagle」の各モックアップです。日本で開発が進められている有人与圧ローバーとは異なり、LTVは与圧されたキャビンを持たない非与圧式の車両で、宇宙飛行士は月面活動用の宇宙服を着用して搭乗します。NASAによると、電力管理、自動運転、最先端の通信・ナビゲーションシステムに支えられたLTVを利用することで、月の南極に降り立った宇宙飛行士は広範囲にわたって探索を行い、科学機器を運び、月面のサンプルを採取できるようになります。また、LTVは遠隔操作に対応するため、宇宙飛行士が月面に滞在していない期間も無人の探査車としてNASAの科学的目標のサポートや商用の月面活動に使用可能とされています。...more2minPlay
December 26, 2024運用終えた月探査機「SLIM」プロジェクト解散を前にJAXAが会見で総括「運用終えた月探査機「SLIM」プロジェクト解散を前にJAXAが会見で総括」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年12月26日、小型月着陸実証機「SLIM」のプロジェクトに関する記者説明会を開催しました。会見にはJAXA宇宙科学研究所(ISAS)所長の國中均さんと、SLIMプロジェクトマネージャーの坂井真一郎さんが登壇。日本初の無人探査機による月面軟着陸、世界初のピンポイント着陸技術実証(精度100m以内)を成し遂げたSLIMのプロジェクトはJAXA内での手続きが完了し次第解散する予定だということで、総括として改めてSLIMの成果や着陸直前のトラブルについての説明が行われました。SLIMは月面でのピンポイント着陸技術の実証を目的とした実証機です。JAXAのX線分光撮像衛星「XRISM」とともに「H-IIA」ロケット47号機に相乗りする形で2023年9月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられたSLIMは、2023年12月25日に月周回軌道に到達。年が明けて日本時間2024年1月20日0時20分頃、日本の探査機として初めて月面に軟着陸することに成功しました。着陸地点は神酒(みき)の海付近にあるシオリ・クレーター(Shioli、直径約300m)の近くです。...more2minPlay
December 25, 2024JAXA「イプシロンS」再地上燃焼試験で爆発した第2段モータの原因調査状況を報告「JAXA「イプシロンS」再地上燃焼試験で爆発した第2段モータの原因調査状況を報告」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年12月25日、再地上燃焼試験で発生した「イプシロンS」ロケット第2段モータの燃焼異常について、原因調査状況に関する記者説明会を開催しました。イプシロンSは前身となる「イプシロン」ロケットを発展させる形で開発が進められている3段式の固体燃料ロケットです。JAXAによれば、イプシロンSでは1段目を「H3」ロケットの固体燃料ロケットブースター(SRB)と共通化することなどによる相乗効果や、衛星受領から打ち上げまでの期間をイプシロンの3分の1程度となる10日以内にするなどの改良を行うことで国際競争力を高め、小型衛星打上げ市場で競争可能な価格帯を実現するとともに、契約から1年以内・年2回の打ち上げ機会提供を目指すとされています。開発完了に向けてイプシロンSの第2段モータ地上燃焼試験が2023年7月14日に秋田県の能代ロケット実験場で行われましたが、点火57秒後に爆発が発生。原因調査と対策を講じた上で2024年11月26日には第2段モータの再地上燃焼試験が種子島宇宙センター竹崎地上燃焼試験場で行われましたが、点火約49秒後に再び爆発が発生しており、JAXAは同日中に原因調査チームを立ち上げてデータの分析を進めています。...more2minPlay
December 22, 2024商用宇宙ステーション「アクシオム・ステーション」建設手順見直し 2028年にも単独飛行へ「商用宇宙ステーション「アクシオム・ステーション」建設手順見直し 2028年にも単独飛行へ」 こちらはアメリカの民間企業Axiom Space(アクシオム・スペース)が地球低軌道(LEO)に建設を計画している商用宇宙ステーション「Axiom Station(アクシオム・ステーション)」の最新の想像図です。5つのモジュールで構成されるAxiom Stationは2030年で運用を終える国際宇宙ステーション(ISS)に代わり、微小重力環境における研究・実験の場を提供することになります。Axiom SpaceはISSに商用モジュールの追加を目指す企業として2020年にアメリカ航空宇宙局(NASA)に選定されています。Axiom Stationはこのモジュールを基礎として建設が始まり、ISSの運用終了前に分離して独立した宇宙ステーションとして運用を始めることが計画されています。今回、Axiom SpaceとNASAはAxiom Stationの建設手順を見直し、当初の予定よりも2年ほど早い2028年から独立した宇宙ステーションとしての飛行を可能にすると発表しました。これはNASAの要請に基づくもので、“足掛かり”となるISSからAxiom Stationを早めに離脱させることで、ISSを軌道離脱させるための宇宙機を係留するなど運用終了に向けた準備を進めやすくなるとされています。...more2minPlay
December 21, 2024ispace「HAKUTO-R」ミッション2のマイルストーンを発表 2025年1月中旬にも打ち上げ「ispace「HAKUTO-R」ミッション2のマイルストーンを発表 2025年1月中旬にも打ち上げ」 株式会社ispaceは2024年12月18日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2 “VENTURE MOON” のマイルストーンを発表しました。打ち上げは早ければ2025年1月中旬の予定で、ミッション1で果たせなかった月面軟着陸に成功するかが注目されます。ispaceは2022年12月に月着陸船の打ち上げが行われたHAKUTO-Rミッション1で日本初・民間企業初の月面軟着陸を目指したものの、ミッションの計画段階で生じた着陸地点の変更にともなうソフトウェアの問題によって推定高度に誤差が生じ、2023年4月26日に試みられた着陸は失敗に終わりました。ミッション2 “VENTURE MOON” は、着陸目前まで進んだミッション1の成果をもとに、ランダーの設計・技術や月面輸送サービスのさらなる検証と強化を目的としています。着陸予定地点は月の「寒さの海(Mare Frigoris)」の中央付近です。ispaceによると、ミッション2ではミッション1で得たデータをもとにソフトウェアの改良や着陸シミュレーションの範囲拡大などを通じて、ミッションの精度の向上を図っているということです。...more2minPlay
December 20, 2024NASAが火星ヘリ「Ingenuity」最終飛行時に起きたアクシデントの調査を完了 史上初“地球外航空事故”調査「NASAが火星ヘリ「Ingenuity」最終飛行時に起きたアクシデントの調査を完了 史上初“地球外航空事故”調査」 アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は2024年12月11日付で、ミッションを終えた火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」の最後の飛行で起きたアクシデントの詳細な調査が完了したと発表しました。いわば“史上初の地球外航空事故”となったIngenuityのアクシデントは、どのようにして引き起こされたのでしょうか。Ingenuityは日本時間2021年2月19日朝に着陸したNASAの火星探査車「Perseverance(パーシビアランス)」の下部に搭載される形で、火星のジェゼロ・クレーターへと運ばれました。火星の環境は地球とは異なり、地表の重力は地球の約3分の1、地表の気圧は地球の約1パーセントしかありません。大気が薄い火星でも動力飛行できることを実証するのがIngenuityの使命であり、当初は30日間で最大5回の飛行が計画されていました。機体は高さ49cm、重量1.8kgと小型・軽量で、幅1.2mのカーボンファイバー製ローター(二重反転式)と太陽電池を搭載。2021年4月19日に実施された初飛行で、Ingenuityは高度3m・30秒間のホバリングを含む39.1秒間の飛行に成功し、火星における航空機の制御された動力飛行が可能であることを初めて証明しました。...more2minPlay
December 20, 2024NASA小惑星探査機「ルーシー」第2回地球スイングバイ実施 未踏の木星トロヤ群へ「NASA小惑星探査機「ルーシー」第2回地球スイングバイ実施 未踏の木星トロヤ群へ」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は日本時間2024年12月13日、小惑星探査ミッション「Lucy(ルーシー)」の探査機による第2回地球スイングバイ(※太陽を公転する惑星などの重力を利用して軌道を変更する方法)を実施しました。NASAによると、公転周期2年の軌道を周回していたLucy探査機は日本時間2024年12月13日13時15分(アメリカ東部標準時同年12月12日23時15分)頃に地球へ最接近し、高度350km(計画値)を通過していきました。これは国際宇宙ステーション(ISS)が周回している約400kmよりも低い高度でしたが、地球低軌道の人工衛星やスペースデブリ(宇宙ごみ)との衝突を回避するための操作は不要と判断されています。スイングバイを終えた現在、Lucy探査機は火星と木星の間に広がる小惑星帯を通過して木星の前方トロヤ群へと向かう公転周期6年の軌道に乗っています。今後は2025年4月に小惑星帯の小惑星「Donaldjohanson(ドナルドジョハンソン)」のフライバイ探査を実施。2027年8月には小惑星「Eurybates(エウリュバテス)」とその衛星「Queta(ケータ)」をはじめとしたミッションの主目標である木星トロヤ群の小惑星のフライバイ探査を開始する予定です。...more2minPlay
December 16, 2024スペースワン、「カイロス」2号機の打ち上げを12月18日に再設定「スペースワン、「カイロス」2号機の打ち上げを12月18日に再設定」 スペースワン株式会社は2024年12月16日付で、15日の打ち上げを中止した「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機の新しい打ち上げ予定日時を発表しました。発表によると、カイロス2号機の新しい打ち上げ予定日は2024年12月18日で、打ち上げ予定時刻は11時0分0秒です。打ち上げ時間帯は11時0分0秒~11時20分0秒で、打ち上げ時刻はこの範囲内で再設定される可能性があります(打ち上げ予備期間は2024年12月19日~2024年12月27日)。カイロス2号機は和歌山県のスペースポート紀伊から2024年12月14日11時0分0秒に打ち上げられる予定でしたが、射場上空の高度10km以上の風速が条件に適さなかったため打ち上げは翌日の15日に延期されました。しかしながら、15日の打ち上げについても14日と同じ射場上空の風速が条件に適さず、同日10時29分に延期を発表していました。...more2minPlay
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