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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,428 episodes available.
December 16, 2024アストロスケールのデブリ除去実証衛星が大型デブリに約15mまで接近成功「アストロスケールのデブリ除去実証衛星が大型デブリに約15mまで接近成功」 株式会社アストロスケール(Astroscale)は2024年12月11日、同社の商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェイ)」が観測対象のスペースデブリ(宇宙ごみ)に約15mの距離まで接近することに成功したと発表しました。民間企業が宇宙機のRPO(※Rendezvous and Proximity Operations Technologiesの略、ランデブー・近傍運用)を通じて実際のデブリにここまで接近したのは世界初の事例だと同社は述べています。ADRAS-Jはデブリ除去の新規宇宙事業化を目的とした宇宙航空研究開発機構(JAXA)の取り組みである「商業デブリ除去実証(CRD2)」の実証衛星です。CRD2は大型デブリへの接近・近傍制御と情報取得を実証するフェーズIと、大型デブリの除去を実証するフェーズIIの2段階に分かれており、どちらもアストロスケールが契約相手方に選定されています。現在運用されているADRAS-JはフェーズIを実施するために開発されたもので、日本時間2024年2月18日夜にRocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで打ち上げられました。アストロスケールはフェーズIIの実施に向けて、捕獲用のロボットアームを搭載する実証衛星「ADRAS-J2」の開発も進めています。...more2minPlay
December 14, 2024【更新・再延期】スペースワン、打ち上げ延期した「カイロス」2号機の新たな打ち上げ予定日時を発表「【更新・再延期】スペースワン、打ち上げ延期した「カイロス」2号機の新たな打ち上げ予定日時を発表」 【追記:2024年12月15日10時35分】スペースワン株式会社は2024年12月15日10時29分に「カイロス」ロケット2号機の打ち上げ日程を変更すると発表しました。新しい打ち上げ予定日時は発表され次第改めてお伝えします。【追記2:2024年12月15日12時05分】スペースワン株式会社は2024年12月15日12時0分から記者説明会を開催しました。本日の打ち上げ中止の理由は、昨日に続き射場上空の風速が条件に適さなかったためとされています。説明会の時点では決定していないものの、関係各所との調整や天候条件を考慮の上で、2024年12月18日の打ち上げに向けて準備を進めていくということです。スペースワン株式会社は2024年12月14日付で、同日の打ち上げを中止した「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機の新しい打ち上げ予定日時を発表しました。...more2minPlay
December 13, 2024【更新・延期】スペースワン、「カイロス」ロケット2号機の打ち上げ予定時刻を発表「【更新・延期】スペースワン、「カイロス」ロケット2号機の打ち上げ予定時刻を発表」 【追記:2024年12月14日10時45分】スペースワン株式会社は2024年12月14日10時30分頃に「カイロス」ロケット2号機の打ち上げ日程を変更すると発表しました。新しい打ち上げ予定日時は発表され次第、改めてお伝えします。【追記2:2024年12月14日13時0分】スペースワン株式会社は2024年12月14日12時50分から記者説明会を開催しました。本日の打ち上げ中止の理由は、射場上空(高度10km以上)の風速が条件に適さなかったためとされています。説明会の時点では決定していないものの、天候の条件が満たされれば翌日の2024年12月15日に再度打ち上げを目指すということです。スペースワン株式会社は2024年12月12日付で、和歌山県のスペースポート紀伊から打ち上げられる同社の「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機の打ち上げ予定日時を発表しました。...more2minPlay
December 12, 2024スペースワン、「カイロス」ロケット2号機に搭載する衛星の画像公開 12月14日打ち上げ予定「スペースワン、「カイロス」ロケット2号機に搭載する衛星の画像公開 12月14日打ち上げ予定」 こちらは日本企業のスペースワン株式会社が2024年12月9日に公開した、同社の「カイロス(KAIROS)」ロケット2号機に搭載されるペイロード(搭載物)の画像です。金色のサーマルブランケットに覆われているのはテラスペース株式会社の人工衛星「TATARA-1」で、上部には京都の醍醐寺塔頭菩提寺の依頼によるホステッドペイロードの宇宙寺院「劫蘊寺(ごううんじ)」が取り付けられているのがわかります。TATARA-1の下にある黒い箱状の物体は超小型衛星(CubeSat規格の3Uサイズ)を搭載・放出するための機構で、画像下部に写っているカイロスの液体推進系キックステージに合計4基取り付けられています。カイロス2号機にはペイロードとしてTATARA-1の他に、合同会社Space Cubics(スペースキュービクス)の超小型衛星「SC-Sat1」、台湾国家宇宙センター(TASA)の超小型衛星「PARUS-T1A」、株式会社ラグラポが支援する広尾学園の高校生によるプロジェクトで製作された超小型衛星「ISHIKI」、その他1機の超小型衛星(未公開)が搭載されます。...more2minPlay
December 11, 2024JAXA、「みちびき」6号機を搭載する「H3」ロケット5号機の打ち上げ予定日を発表「JAXA、「みちびき」6号機を搭載する「H3」ロケット5号機の打ち上げ予定日を発表」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年12月11日付で、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」6号機(QZS-6)を搭載する「H3」ロケット5号機の打ち上げ予定日を発表しました。JAXAによると、H3ロケット5号機の打ち上げ予定日は日本時間2025年2月1日、打ち上げ予定時間帯は17時30分~19時30分で、予備期間は2025年2月2日~3月31日です。【最終更新:2024年12月11日15時台】「みちびき」はアメリカの「GPS」との互換性を確保した日本の衛星測位システムです。現在の「みちびき」は4機体制で運用されていますが、内閣府は測位精度のさらなる向上と、他国の衛星測位システムに依存せず「みちびき」だけで持続的な測位を実現するべく、2026年度から7機体制で運用することを目指しています。...more2minPlay
December 11, 2024三菱電機が新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機のサービスモジュール本体を公開「三菱電機が新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機のサービスモジュール本体を公開」 三菱電機は2024年12月10日、新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機のサービスモジュールを報道関係者に公開しました。HTV-X 1号機のミッションは国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送やISS離脱後の技術実証を目的としており、2025年度に「H3」ロケットで打ち上げられる予定です。HTV-Xは2020年まで運用されていた宇宙ステーション補給機「HTV(こうのとり)」の後継機として開発された無人補給機で、主にISSへの物資輸送を行います。HTVが質量4トン・容積49立方mの貨物を搭載できたのに対し、HTV-Xでは質量5.82トン・容積78立方mと1.5倍ほどに向上しています。ISSへの物資補給ミッションにおける係留期間は最長6か月間ですが、HTV-XはISS離脱後も最長1.5年間にわたって単体で飛行可能。物資補給を終えた後は技術実証や実験に対応する軌道上実証プラットフォームとしてのミッションを行えるように設計されており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の担当者は「二刀流」と表現しています。...more2minPlay
December 10, 2024クエーサー「3C 273」の知られざる構造 ハッブル宇宙望遠鏡の観測で発見「クエーサー「3C 273」の知られざる構造 ハッブル宇宙望遠鏡の観測で発見」 こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約25億光年先のクエーサー「3C 273」です。どちらも「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」が観測したもので、上はかつて搭載されていた「広視野惑星カメラ2(WFPC2)」で1995年6月に、下は現在も稼働中の「宇宙望遠鏡撮像分光器(STIS)」で2022年9月にそれぞれ取得されました。クエーサー(quasar)とは、銀河中心部の狭い領域から強い電磁波を放射する活動銀河核(AGN)の一種のことで、活動銀河核のなかでも特に明るいタイプを指します。発見当初はその正体がわからず、恒星のように見えるが非常に遠くにある天体として「準恒星状天体」を意味する「quasi-stellar object」と名付けられ、これを縮めて「quasar」と呼ばれるようになりました。活動銀河核の原動力は超大質量ブラックホール(超巨大ブラックホール)であり、ブラックホールに引き寄せられたガスが周回しながら落下していく過程でエネルギーが解放され高温になって、そこから様々な波長の電磁波が放射されることで活動銀河核として観測されている、と考えられています。3C 273の場合、中心には太陽9億個分に近い質量の超大質量ブラックホールがあるとみられています。...more2minPlay
December 07, 2024NASAがアルテミス計画のスケジュールを再び見直し 有人月面着陸は2027年以降に「NASAがアルテミス計画のスケジュールを再び見直し 有人月面着陸は2027年以降に」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年12月5日付で、アメリカが主導する有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」のスケジュールが変更されたことを発表しました。それによると、Artemis計画初の有人飛行として4名のクルーが月周辺を飛行する「Artemis II(アルテミス2)」ミッションは2025年9月から2026年4月に、同計画初の有人月面着陸が行われる「Artemis III(アルテミス3)」ミッションは2026年9月から2027年半ばに、それぞれ目標時期が延期されています。今回の延期は、地球と月周辺の往復飛行に使用されるNASAの有人宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」の耐熱シールドで確認されていた問題の技術的な原因が特定されたことを受けて決定されました。...more1minPlay
December 06, 2024アメリカや欧州に対抗!? 中国が長期的な宇宙科学計画を策定「アメリカや欧州に対抗!? 中国が長期的な宇宙科学計画を策定」 GDP(国内総生産)でアメリカに次ぐ世界第2位の中国は、製造業の分野で世界をリードするようになりました。そしていま、宇宙科学と宇宙開発の分野でアメリカに迫り、やがて追い越すことを目指しています。中国はこれまで月の裏側への探査や宇宙ステーション「天宮」(CSS)の運用成功などで成果を上げてきましたが、今回中国初となる、2050年を視野に入れた壮大な宇宙科学および宇宙開発計画を発表しました。中国科学院(CAS)、中国国家航天局(CNSA)、中国有人宇宙機関(CMSA)が2024年10月に発表した「国家中長期宇宙科学発展計画(2024-2050)」は、2024年から2050年までの中長期にわたる宇宙科学および宇宙開発の指針を与えています。国家中長期宇宙科学発展計画では、以下の5つの目標が掲げられています。...more2minPlay
December 06, 2024NASA次期長官にJared Isaacman氏が指名される 民間ミッションで宇宙飛行と船外活動を経験「NASA次期長官にJared Isaacman氏が指名される 民間ミッションで宇宙飛行と船外活動を経験」 アメリカのDonald Trump(ドナルド・トランプ)次期大統領は日本時間2024年12月5日未明、アメリカ航空宇宙局(NASA)の次期長官にJared Isaacman(ジャレド・アイザックマン)氏を指名したことを明らかにしました。Isaacman氏は決済処理ソリューションを提供するShift4 Paymentsや、軍の訓練向けサービスを提供するDraken Internationalといった企業を創設した実業家です。2021年にはSpaceX(スペースX)の有人宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」を使用した初の民間人だけの宇宙飛行ミッション「Inspiration4(インスピレーション4)」を実施し、コマンダーとして初の宇宙飛行を行いました。関連記事・スペースX、Inspiration4のクルーが無事に帰還 世界初の民間人のみによる宇宙旅行が成功(2021年9月20日)...more2minPlay
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