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古代より日本の文化の中心的な役割を担っていた福岡。その福岡の歴史と文化を掘り下げて伝えていきます。※RKBラジオで毎週日曜22時から放送中!出演:坂田周大(RKBアナウンサー) 中島理恵(リポーター)番組ホームページ https://rkb.jp/radio/kodai/... more
FAQs about 古代の福岡を歩く:How many episodes does 古代の福岡を歩く have?The podcast currently has 261 episodes available.
January 25, 2020S5 17回目は下関に神功皇后と仲哀天皇がやってきた謎を探ります。今回と次回の⒉回は「神功皇后の謎を探る」の著者、河村哲夫さんに伺います。神功皇后と仲哀天皇は九州で熊襲が反乱したと聞き九州へ駆けつけます。その足がかりとしたところが下関です。二人はここから香椎へと向かいますが、河村さんの話では神功皇后が九州へやってきたのは別の狙いがあったのでは、という話です。というのは仲哀天皇は熊襲の反乱だと聞き九州へやってきます。しかし、神功皇后と武内宿禰は途中で新羅へ出兵を言い出し、反対した仲哀天皇は急死してしまいます。これから考えて、二人は九州へやってくる前から新羅遠征を画策していたのではないかと河村さんはいいます。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
January 18, 2020S5 16回目も下関市の神功皇后ゆかりの地を歩きます。神功皇后の夫、仲哀天皇は香椎で突然なくなります。この後、遺体は密かに下関に運ばれ仮埋葬が行われます。その場所が忌宮神社の南の方角にある日賴寺というお寺の隣にある小高い丘です。円墳状になっています。神社から徒歩で20分ほどの場所です。ここからさらに海岸の方に10分程歩くと豊功(とよこと)神社があります。この神社からは、左手に穏やかな海が広がって二つの形のいい島が見えます。これが満珠干珠の島です。どちらが満珠でどちらが干珠がはっきりしないということでしたが神功皇后伝承の中でしばしば登場する島です。神功皇后はここで潮の満ち引きを自在に操る玉を手に入れ、新羅の軍勢を討ちます。ここは、初日の出を拝める絶好の場所として正月は大変賑わったそうです。※写真は満珠干珠の島 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
January 11, 2020S5 15回目も下関市の神功皇后ゆかりの神社を歩きます。住吉神社から今度は忌宮神社へやってきました。ここは神功皇后と仲哀天皇が九州の熊襲討伐の足がかりとなる拠点、豊浦の宮を作った場所です。ここで注目されるのは楼門の前にある玉垣で囲んだ鬼石です。これは新羅のジンリンなる人物が豊浦の宮を襲撃。仲哀天皇自ら武器を取り撃退した。ジンリンの首は石の下に埋めたという伝説をもった石です。何でもこの下には何かがあるといわれ、たたりを恐れて誰も調べないといわれます。この鬼石を中心に毎年数方庭祭りが行われ、30メートルはあるという竹をふりかざすお祭りがあるそうです。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
January 04, 2020S5 14回目は神功皇后ゆかりの神社を歩きます。神功皇后と仲哀天皇が九州の熊襲討伐のため拠点としたのが下関です。そこで下関のゆかりの神社を歩きました。まず、訪ねたのは長門の国一の宮、住吉神社です。ここの由緒では神功皇后が朝鮮に出兵して勝利したので、戦に従った住吉大神からわが荒魂を穴門に祀りなさいといわれ、神功皇后が建てたといわれます。ここの神殿にお供えする水は、かつては蓋井島にある井戸から毎日運んでいたといわれます。しかし、天気が悪い日は運べないため、山田邑の井戸に移したということです。その井戸が今は中国自動車道の下に残されていました。水を運んだ楠の船は、その後根が生え大きなクスの木となって、今では船楠と呼ばれて大きな枝をのばしています。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
December 28, 2019S5 13回目は日田市で見つかった鉄鏡について現在太宰府の国立博物館では三国志展を開催中ですが、同時に展示されているのが日田市で見つかった「金銀錯嵌珠竜文鉄鏡」という鏡です。これは曹操の墓から見つかった鉄鏡と大変似ているということで話題になっている鏡です。鏡の大きさは曹操の鏡と同じ21センチ、厚さもほぼ同じ2.5センチです。鏡には龍の文様に金や銀が施されています。鏡の製作年代は曹操墓の鏡とほぼ同時代と見られるのです。この鏡は曹操墓の鏡の鑑定に当たった中国の研究者が大変似ていると発言しています。しかし、この日田の鏡の出土状況がよくわからない点が多々あるのです。日田から見つかった鏡は昭和8年に京都大学の先生が古物商から買い、発見者にその時の状況を聞きに行ってレポートを発表したといわれます。曹操墓から出た鏡は位の高い人の所持品だといわれます。一体どのような経路で日田へ持ち込まれたか謎です。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
December 21, 2019S5 12回目も神功皇后伝承の残る神社を訪ねます。福津市にある宮地嶽神社は主祭神に神功皇后を祀り、随従の勝村・勝頼大神を併せて宮地嶽三柱大神として祀ります。神社境内には古墳があります。古墳は大型の円墳で直径は34メートル。横穴式石室の長さは22メートルもあります。この石室に使用されている石材は目の前に広がる玄界灘から船によって運ばれてきたものといわれます。神功皇后はこの神社の近くの宮地嶽に登り、挑戦出兵の勝利を祈願したといわれます。話を「神功皇后伝承を歩く」の著者、綾杉るなさんに伺っています。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
December 14, 2019S5 11回目は神功皇后伝承の残る神社を訪ねます。神功皇后は新羅出兵の準備のため朝鮮半島に近い糸島半島を回ります。染井神社には染井の井戸と呼ばれる井戸があります。ここで皇后は「この井戸水で鎧が赤く染まるとこの戦いに勝てる」いって鎧を井戸に沈めると鎧は真っ赤に染まったという伝承があります。その鎧をかけて干した松は鎧掛け松として現在もありますが、残念ながら枯れた松になって本殿横に置いてあります。本殿はこの井戸から少し離れたところにありますが、参道は苔が美しく、また本殿まわりは森に囲まれた大変静かな場所で心が安まるところです。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
December 07, 2019S5 10回目はみやま市の女山にある神籠石についてみやま市の女山~と書いて「ぞやま」と読みます~には神籠石がおよそ3キロにわたって丁度首飾りみたいに山を一周しています。今回はこの神籠石についてみやま市瀬高郷土史会・会長の熊川猛司さんとみやま市高田町郷土史部・部長の久保田毅さんに伺いました。まず、女山と書いてなぜ「ぞやま」と読むのか、熊川さんに伺うと、一説にはこの地域には昔から女性の権力者が代々統治していて、この辺を女王山といっていた。しかし、それではあまりにも恐れ多いので、ぞやま、というようになったのだという説があるそうです。ですから、神籠石はその霊域を表すもの、という説と山城説の二つが平行して現在もあるということでした。そして、霊域を表すものの一つに神籠石の内側から祭祀に使ったとみられる古い時代の銅矛が見つかっているとのことでした。一体どういう目的で神籠石が作られたのか。謎を秘めた石です。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
November 30, 2019S5 9回目は糸島の巨石を訪ねます。糸島に神功皇后と関係のある巨石があるということで訪ねました。場所はJRの加布里駅と一貴山駅の中間にある神在神社の近くです。神が存在すると書いて神在(かみあり)、これはここを訪れ休憩された神功皇后がこの場所のあまりの静かさと幽玄な雰囲気に、「ここには神がいる」といわれたところから神在という地名がついたんだとか。ここの神社は6世紀ごろには創建されていたという古い神社です。この神社の横手の路地を150メートル程入った竹藪の中に大きな石がごろんと一つありました。まるで恐竜の卵風の丸い石です。外周16メートル、高さが4メートルもある巨大な石です。石の頭のほうにはしめ縄がはってあり、石の小さな割れ目には見学者のお賽銭がたくさん挟んでありました。地元の方の話では石が発見されたのはつい最近のことだといわれますが、既にパワースポットの対象になり、当日見学におとずれた方は沖縄から評判を聞いて見学にきたとおっしゃっていました。※写真は巨石 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
November 23, 2019S5 8回目はみやま市のオルレコースを歩きます。みやま市では11月30日に「九州オルレ みやま市清水山コース」というオルレを予定しています。その前にコースを歩いてみました。ここ女山にはコースの途中に神籠石がたくさんみられます。神籠石は霊域を表しているのか、山城の跡かは現在も意見が分かれるところ。現状は山城説に傾いているといわれます。その神籠石はコースの出発点近くにありました。山から水をぬく排水口の役目だとか。山全体では4カ所ありました。コースはその神籠石をすぎると急な坂道にかかり、まず目の前に高さ30メートル程の竹林が左右から現れます。竹林はかなりの距離ありますし、鬱蒼と茂った中に太陽の光が差し込んで幻想的な雰囲気を醸し出します。地元では神宿る竹林といっていました。 この竹林をすぎると展望台にでます。展望台はまさに360度、はるか雲仙から有明海まで展望でき、すばらしい景色を堪能できます。実施日は紅葉の一番美しいとき、清水寺の庭園の美しさも堪能できたのではないでしょうか。 Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices...more30minPlay
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